戻る
8367逃亡者----三章----裕之5/26 20:5:12111cf10eZKtAXptw
プロローグ・一章 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8282.html

二章 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8343.html


前回のあらすじ

カイは、Xの基地に連れ去られ、鎖で縛られて、玉を渡すように要求された。空腹と恐怖がカイを襲っていた。しかし、何者かが、鎖を斬り解き、カイを助けた。その人物こそカイの幼なじみ「リュウ」
リュウは、大晦日の日に行方不明になっていた。カイは、行方不明の理由を聞いたとき、漠然とした。Xに拉致されていたと聞いて・・・
カイはXから逃げ、リュウはX追う。この二人が、新たな展開を生み出す旅を始めた。

裕之5/26 20:16:182111cf10eZKtAXptw||581
まずカイ達は、食料をバッグに詰めた。そして、リュウの住んでいた、デュール森林でしか実らない、「ステューディー」と言う、傷を治す果実も入れた。

カイ「そろそろ出発しよう」

リュウ「おう。じゃあ行くか」

カイ達は、歩き出した。

カイ「どこに向かう?」

リュウ「まず、この森林を抜けたところを西に346歩、東に251歩歩いたところにある地下洞窟に行って、その洞窟を抜けたところにある、深海宮に行こう」

カイ「そこに何かあるの?」

リュウ「ああ そこに居る、「テュール・パール」が作る真珠がある。この真珠は、5回だけ願い事を叶えてくれるという。」

裕之5/26 20:19:532111cf10eZKtAXptw||770
カイ「いっぱい取って帰ろうよ!」

リュウ「そういう訳にも行かないんだ。一回手にしたら、二度手にしてはいけない。
深海宮の守護神「ポセイドン」が怒りを上げてしまう。だから、何個も取れないんだ」

カイ「そうなんだ。じゃあその深海宮に、行こうよ」

リュウ「行こう」

そして二人は歩き出した。未来に恐怖が訪れるとも知らずに・・・

裕之5/26 20:30:482111cf10eZKtAXptw||988
カイ「これで西346歩、東251歩歩いたぞ!ここを掘ればいいのか。」

二人は一生懸命に掘ったが、地下洞窟に繋がる道は一向に見当たらず、もう20メートルも掘り続けた。

カイ「ホントにここで合ってるのかよ」

リュウ「そう書いてある。」

と、その時、一本のはしごが見つかった。

カイ「これだ!よぉーし 掘るぞ!」

リュウ「これか・・・よし!降りるぞ」

そう言うと、はしごを降りた。その瞬間、一斉に、コウモリの大群が、カイを取り囲んだ。

カイ「ぐわっ!イテテテッ・・・魔力の玉が・・・取られる!」

リュウ「ちっ・・・これはXの仕掛けた罠か・・・仕方ない・・・フレア!]

裕之5/26 20:35:272111cf10eZKtAXptw||961
リュウの手のひらから、炎が燃え盛った。

カイ「これが、魔法の力・・・」

リュウ「ヤバイ・・・俺達の行き場、全てが読まれている!行く場所全てに罠が仕掛けられているのか・・・おつでも、その玉を狙っているから、気をつけないとな」

カイ「おう」

そして、二人は歩いた。もう2時間も歩いているが、出口が一向に見当たらない。

リュウ「出口がないなぁー」

そしたら、急に水が流れてきた。

カイ「な・・・なんだ?」

リュウ「バーニング!」

裕之5/26 20:45:72111cf10eZKtAXptw||684
リュウの手から、強烈な炎が広がって、水を全て蒸発させた。

カイ「す・・・すごい・・・」

リュウ「フフ・・・すごいだろ。っと、こんな話はおいといて、ここが深海宮だぜ。
俺も初めて見るんだが、やはりすごい。」

カイ「水の中だけど、酸素があるぞ。あっアレが深海宮奥宮か。」

リュウ「言われてみれば、息が出来るなぁー  そうそう。アレが奥宮だな。早速行ってみるか。」

二人は泳いで、奥宮に入った。そこには、王座があって、その近くには、「テュール・パール」が居た。

裕之5/26 20:53:12111cf10eZKtAXptw||997
ポセイドン「汝は何者」

リュウ「カイの持っている「魔力の玉」を奪ってくる連中がいるので、そいつ達から逃げているんです。その時、幸いから逃れるように、テュール・パールが作る真珠を頂に来ました。」

ポセイドン「汝にこの真珠を授けようぞ。旅にはくれぐれ気をつけるがよいぞ。汝には、水神の書を授けよう・・・いずれ必要になるときが訪れるだろう」

そういい残すと、ポセイドンはどこかに消えてしまった。ポセイドンどころか、深海宮までも、なくなっていた。

裕之5/26 21:6:212111cf10eZKtAXptw||961
リュウ「ここは何処なんだ?」

カイ「ヤバイ!島から離れてる!」

リュウ「えっ!じゃあどうやって帰るんだよ!」

カイ「船しかないかも・・・こんな距離渡れる訳ない!」

リュウ「待て!ポセイドン様からもらった、水神の書は、何なんだ?」

カイ「さぁ?読んでみるか。「ЖΨΘΦΩυηικ・・・」読めない!」

その瞬間、最初の島に戻った。

む!

裕之5/26 21:7:552111cf10eZKtAXptw||23
リュウ「ポセイドン様は、ここに来ることを予測して・・・」

カイ「こりゃすげぇー ポセイドンって、何者!」

リュウ「何とか帰れることは保障できた。さぁこの島を冒険するか。島から離れたら、そう簡単に来ることは出来ないかもな。」

X「っと、今何て言ったのかな?」

カイ「X!」

リュウ「飛んで火に入る夏の虫とは、この事だ・・・ここがお前の墓場だ。」


裕之5/26 21:8:172111cf10eZKtAXptw||21
X「こんなところに逃げていたか・・・この子ねずみ。お前にはもう用はない。カイを連れて行くだけだ!」

カイ「ぐっ・・・離せ!くそっ・・・じゃあこれを使う・・・」

カイは、魔力の玉を握った。カイを薄黒い光が包む。そして、光が獣のように変化して、Xを切り裂いた!

X「ぐぐっ・・・これが魔力の玉の力か・・・素晴らしい!引くぞ!」

Xたちは、何処かへ行った。リュウ「魔力・・・魔力と魔法・・・この力・・・すごい力になるぞ!」

裕之5/26 21:8:232111cf10eZKtAXptw||17
カイ「ああ・・・恐ろしい力になるな・・・」

そう言ってる合間に、もうすっかり夜になっていた。

リュウ「明日に備えて寝るか」

カイ「そうだな!寝るか」

二人は夜空を見上げながら言った。一瞬、流れ星が流れた。この流れ星が、奇跡を生む!

裕之5/26 21:9:32111cf10eZKtAXptw||890
長くなりましたが、これで三章は終。感想は別に無いと思うので、いりません(ナニ

一応書いてください^^;

えくぼ5/28 20:56:142221cfNwZ2pJkflaI||830
4章楽しみだ〜

裕之5/31 16:59:456146cfsMloqeIIWa2||211
えくぼ・・・マジかよ・・・ありがと!


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ
無料ゲーム総合サイト: おもしろフラッシュ総合サイト: PS2:GBA:PSP:NDS:GC:XBOX