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8374『魔法のススメ!』炎髪灼眼の討ち手5/28 3:53:556062cf2Mp.ZYODUNA
はい。
『魔法のススメ!』です。
サイトでは二話いきましたが、こちらでは一話も書いておりませぬ。
ダメだなぁ私。
マクドナルド行って『スマイルください』って頼まれたらにらむ店員くらいダメだなぁ。
まぁそんなわけで、第一話を書くのかもしれません。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:0:436062cf2Mp.ZYODUNA||140
「はぁ・・・・腹、減ったなぁ・・・」

ボロボロの薄汚れたマントを羽織り、とぼとぼと歩いているのは旅人というかこじきに見える。

ここは<大陸>の西北に位置する自治都市である。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:0:516062cf2Mp.ZYODUNA||434
<大陸>というのは、文字通り地面にある大陸で、ほぼ円形をしている。
そこに大体五角形になるように五つの都市が建っている。

そして、先程も言ったが、そのうちのひとつ―――――
西北に位置するこの都市が自治都市、というわけである。

自治都市とは、その名のとおり人々が協力し合い自分たちで都市を治めているところで、
まぁ団結力の高い人々が多い。

そんなことは置いといて、一人の人間が生物的にピンチになっていた・・・・・・
まぁ簡単に言うと空腹なのだ。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:1:356062cf2Mp.ZYODUNA||211
「金もほとんど無いし・・・・あー・・・・腹減ったー・・・・」

この男は、ゼロスという魔術師だ。西南にある魔術都市の人間なのだが、
三年前に旅に出たのだ。

その理由は、というと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(俺って・・・なんで旅に出たんだっけ・・・・・・?)

・・・・・・・・・・・・・・・・忘れているのである。馬鹿ですね。はい。


炎髪灼眼の討ち手5/28 4:2:36062cf2Mp.ZYODUNA||822
(なんか・・・・ジジイと何かあった気がすんだけどな・・・・・)

ここでいう『ジジイ』とは、魔術都市における最高権力者『最長老』である。彼は敬う心というものを持っていないらしい。

(なんとなくジジイに見つかっちゃいけないのと・・・魔術都市に戻っちゃいけないのは覚えてるんだよなぁ・・・

 見つかっちゃいけない・・・・・そうか!俺はかくれんぼをしてたんだ!)

18歳、背は170弱の男がかくれんぼ・・・・まぁありえないことである。


炎髪灼眼の討ち手5/28 4:2:286062cf2Mp.ZYODUNA||86
(どーしよ・・・・もう金は尽きたから魔術都市に帰ろうかなぁ・・・・・)

そんなことを思っていると、急に良い匂いがしてきた。

(これは・・・・自治都市名物『天然黒牛味噌煮込み白胡麻和え』だ!)

匂いだけで分かるのはどうかと思うが・・・その匂いに反応した腹がさらに空腹を訴えてきた。

匂いの出所を探し、嗅覚に全てを任せ全神経を張り詰め世界と一体になるくらい集中して(いきすぎ)とにかく目的の屋台を見つけた。

そして、見つけた。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:2:486062cf2Mp.ZYODUNA||891
(ええ゛ッ!?なんでジジイがここにいんだよ!?)

その屋台の行列の中に『ジジイ』がいたのである。

背は150cmくらいの、小柄な老人だ。白い髭を伸ばし、眉で眼が見えない。どこかほわほわとした雰囲気を出している。間違っても「賢者」には見えない。どうみても「名物料理を食べに来た物好きな老人」にしか見えない。

(・・・・・・あのジジイの事だ・・・・どうせ名物料理を食いに来たんだな・・・)

実際、最長老はおいそれと外出できない。一都市の最高責任者はそう簡単に動いたりしないのだが・・・

まぁ、あの人はそういう人なのだ。と納得するしかない。


炎髪灼眼の討ち手5/28 4:3:376062cf2Mp.ZYODUNA||660
と、そこで閃いた。

なぜ旅をしているか。


三年前・・・いや、正確には二年と十一ヶ月ちょい・・前。

それは、魔術都市で、上級魔術師になって他の町に出て行けるようになったのに縛り付けられていた時期。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:4:46062cf2Mp.ZYODUNA||884
「なぁジジイ・・・いつまで俺はここにいなきゃいけないんだよ・・」

「そういわれてものー・・・・議会でほかの「賢者」たちが魔術都市に残るよういっとるんでのー」

「だからなんで俺が残らなきゃいけないんだよっ!俺はもう上級魔術師になったんだからどこ行ってもいいだろ?」

「いや〜それが・・・おぬしみたいな逸材を魔術都市に残しといたほうが他の生徒の成長がどーたらこーたら言っててのー」

「ハショるなよ」

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:4:116062cf2Mp.ZYODUNA||26
「いや・・そこ聞いてなくて」

「なんで議会の最上段に座ってるジジイが聞いてないんだよッ」

「そういわれてものー・・・・眠くて眠くて」

「寝るなボケ」

そんな不毛な会話をしていた気がする・・・多分。そんで・・確かジジイが・・・・


炎髪灼眼の討ち手5/28 4:4:346062cf2Mp.ZYODUNA||628
「よし。じゃーこうしよう。今からお前は魔術都市から出てっていい。だが、三年以内にワシに見つかったら帰ってくる。で、見つかんなかったら、そのまま帰ってこないって感じで」

「ジジイが『って感じで』とか使うなよ・・・まぁいいや。よし、じゃーそれで。今から三年か・・・長いなぁ・・・」

確かこんな感じだった・・・・・・・と思う。うん。多分。

・・・・てことは・・・見つかったらまた魔術都市で軟禁生活!?

そ・・・それだけは勘弁・・・一刻も早くジジイから逃げないと!アレでも賢者の称号はダテじゃない魔力持ってるからなっ!

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:5:06062cf2Mp.ZYODUNA||547
とにかくダッシュで走るゼロス。そのまま一番近い出口・・・
南口へと走り、そのまま自治都市を抜ける。

(とにかく町から遠ざかる!どこでもいいから遠ざかる!)

と、走っていくと・・・・どこからか低くしわがれた声が聞こえる。

しかし、夢中で走るゼロスには聞こえない。

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:5:306062cf2Mp.ZYODUNA||846
町からかなり離れたところで、ゼロスは立ち止まった。

「ぜぇぜぇ・・・この辺までくればなんとか・・・・・・・・ん?何か聞こえる・・・」

気づけば、周りは木が多い。森へ入ってしまったようだ。そして、そこからは木々のざわめきに紛れて・・・

(呪文・・・・だと!?ヤバイ・・・・間に合わない・・!!)

<・・・・・にて風の戒めとなれ>

急に風が吹いたかと思うと、四肢と首に風が絡まり、身動きできなくなる。

「・・・・・見つかっちゃったか・・・」

ボソッとつぶやいたあと、近くの木の後ろから、先程の老人、『最長老』が姿を現した。

「やっと見つけたぞ・・・・・ゼロス。久しぶりじゃな」

炎髪灼眼の討ち手5/28 4:7:26062cf2Mp.ZYODUNA||288
ふぅ。
完了。
あとは誰かが見に来て感想やら文句やら講義やらしに来るだけだ。

・・・どうせだれもこないですよーorz

まぁなにはともあれ第一話です。
この小説は結構長編になる予感。
機を長くして待っててください読者の皆さん。

・・・どうせ誰も読んでないですよ・・・orz

キーア5/28 8:53:322191cf/cZWdmfTKcw||11
おはようございます〜。
 誰も読む人はいない・・・私が居ますよ。フフフフ腐w
 何の目的で旅をしているのか忘れるなんて・・・どうやら本物の天然ですね。
 最後にはきっちりと思い出してもらわなきゃ・・・。
 それにしても18歳という年頃でかくれんぼ・・恥ずかしくないのかい(・ω・`)
 
次回も楽しみにしています

幕末ニャレン5/28 12:48:206033cf95Qd4QnLdMM||780
どうも。
お久しぶりです(?)
いやぁ、所々の表現がまぁ、上手いですね。
魔法のススメを書いてるところに、フリ仮名があった気がするんですけど、あれってどうすんでしょうか。
教えてくださると、なんか嬉しいです。
次回も楽しみにしています。

炎髪灼眼の討ち手5/30 1:34:416062cf2Mp.ZYODUNA||33
こんにちは〜(という時間帯でわない。
いや〜読んでくれる人がいたとは・・・世も末よのぅ
はい。天然です。そしてニブチンです。そうじゃないと話がすすまないのですorz
目的はもちろん「世界の珍味を探す旅行中」・・・・いえ。嘘です。ちゃんと文中に書きました。多分。
実年齢は18でも心はいつも15歳!大丈夫!ギリギリで遊べる!
キーア様は心も体も若いんだからかくれんぼしよう!

炎髪灼眼の討ち手5/30 1:34:496062cf2Mp.ZYODUNA||704
この文を褒められる貴方は多分すごい才能の持ち主です幕末ニャレン様。
ふりがなのところはー・・・・・どーしよ・・・・(考えてなかった)
いや!?別に考えてなかったわけじゃないでアリマスよ!?
えとー実際どうしましょ。
まーいいやΣ(゚□゚)
フリ仮名は省略させてもらって、知りたい人はホームページから見るという感じで。
いや別にこれでホームページに来る人増えるかなぁとか思ってまセンよ!?

炎髪灼眼の討ち手5/30 1:36:556062cf2Mp.ZYODUNA||395
フォンドベルテ家執事
『http://www.geocities.jp/imagenbreaker/index.html』
小説・魔法のススメ!
『http://www.geocities.jp/imagenbreaker/syousetu.html』

いや別にこれを機にホームページ宣伝してるわけじゃないd(シツコイ


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