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8377天使の歌声#4_正体キーア5/28 10:35:122191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDNIGHT_全1〜26唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html　』

#1_白い羽の持ち主『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8305.html　』
#2_男の子　『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8329.html　』
#3_黒い羽の持ち主『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8356.html　』

お馬鹿なσ（´・ω・｀）は前回予告を書くのを忘れていましたorz
　正体=ﾎﾝﾓﾉとお読み下さい（本当は字が違いますけど･･･）

前回も沢山の感想が･･･とても嬉しいです（*＾＾*）
これ以上増える事は･･･あるかわかりませんが宜しくお願いします
キーア5/28 10:35:282191cf/cZWdmfTKcw||998
この世界には3つの世界が存在する。
　1つは、何の翼も無い足で歩く人間の世界。『人間界』
　2つ目は、白い羽を持つ―ﾎﾜｲﾄﾌｪｻﾞｰ―の住む国。『天使国―エンジェルランド―』
　3つ目は、白羽―ﾎﾜｲﾄﾌｪｻﾞｰ―が悪の心に染まり、白羽と人間を襲う邪悪な悪魔『堕天使国―ﾌﾞﾗｯｸﾌｪｻﾞｰ』

　そして、人を襲う堕天使から人間やﾎﾜｲﾄﾌｪｻﾞｰを守るのが･･･。
選ばれし者であるごく一部の―白羽―ﾎﾜｲﾄﾌｪｻﾞｰの役目なのだ
キーア5/28 10:39:412191cf/cZWdmfTKcw||169
#4.正体

　会場には何の音もない静かな場所に変わった。
　会場の真ん中にポツリと1人と1匹が立っており、周りは人が倒れている。
そのポツリと真ん中に立っている1人がアタシ。アスカ・シェラフだ。
もう1匹は、アタシのさっきできたばかりの相棒（？）珀龍だ。

「ねぇ。皆起きないのかな？」
「そのうち起きるだろ。さっさと羽しまいな、人間が起きたら大変だ」

　アタシは珀龍に言われるままに羽をしまった。
　羽がなければごく普通の人間に見える
キーア5/28 10:42:392191cf/cZWdmfTKcw||552
「あれ？でもなんであんた戻らないの？本も消えたのに･･･」
「一度出たものは死なない限り戻れないんだ」

何て不便な･･･。
これじゃあ、アンタが見られるほうがよっぽど大変だと思う。
アタシは皆が起きる前に、珀龍と一緒に会場から姿を消した。

「･･･････」

まさか、羽を出したままのアタシと珀龍を目にしている人間が居るなんて、
　このときは、気がつかなかった―･･･
キーア5/28 10:45:72191cf/cZWdmfTKcw||785
「ねぇ珀龍。ここって人間界のどこら辺？」
「お前そんな事聞いて場所分かるのかよ」
「･････」

そう聴かれてアタシは黙ってしまった。
例え地図があっても全く分からないだろう･･･。

「もう少しここにいよう･･･」
「ﾊｧ。そう言うと思った」

アタシは例の男の子にもう一度会おうと思い、会場近くまで足を運んだ
キーア5/28 10:47:42191cf/cZWdmfTKcw||976
会場の入り口から顔だけを出すと、さっきまで倒れていた人間が皆起き上がっていて
元のようにﾜｰっと盛り上がっている。

「恐るべし人間･･･」

思わず声を漏らしてしまった。
ふと目をステージに向けると、あの男の子らしき人が遠くからアタシを見ている。
アタシを見たまま目線を変えようとはしない。

「な、何なの？」
「どうかしたか？」
キーア5/28 10:49:532191cf/cZWdmfTKcw||297
珀龍はそんな事一切気付いていない。
ま、まさかね･･･。

その頃、例の男の子は････
（･･･あの女と龍･･･。女は羽があって龍は喋って･･･なんだ？）

そして、コンサートは終わりアタシは会場から出てくる人間の間を恐る恐る駆け抜けながらステージ近くまでやって来た。

（あの男の子･･･男の子は･･･）

その時後から肩を叩かれた。
キーア5/28 10:51:552191cf/cZWdmfTKcw||492
「何をしている」
「!!す、すいません････あ」

後を振り返るとあの男の子だったのだ。
あの時と同じ、ちょっと冷たい瞳だ。

「お前、さっきちっちゃな龍と一緒に居た･･･」
「あ、あれはアタシの喋るぬいぐるみで･･･電池で動かしてるんです･･･はい。」

とっさにごまかした。
勿論、こんな嘘など通用するはずがないと分かっている･･･。
キーア5/28 10:54:12191cf/cZWdmfTKcw||580
「そうなのか･･･すごいぬいぐるみだな」
「そ、そうなんです。特売品の動く喋るぬいぐるみなんです!!」
「オレ　ハクリュウ　ヨロシク」

こんな嘘も通用するんだ･･･。
珀龍もぬいぐるみのふりをしている。
キーア5/28 12:16:32191cf/cZWdmfTKcw||269
まさかこんな珀龍が見られるとは･･･。
ぬいぐるみのふりをしている珀龍はちょっと顔を赤らめた。

「それでさ、俺変な夢見た。お前が天使のような羽を背につけてたんだけど」
「ゆ、夢ですよ〜。アタシ羽なんてありませーん」

アタシは珀龍を抱え、あわててその場から逃げ出した。
や、ヤバイ。
もしかしてアタシの正体がバレタかもしれない･･･。

「おい。なんでいちいち電池で動くぬいぐるみにしたんだよ」
「だって普通のぬいぐるみで動くのは変でしょ」
キーア5/28 12:18:312191cf/cZWdmfTKcw||862
アタシと珀龍は誰も居ないところで喋っていた。
それを誰かが見ていたのだ。

「やっぱり･･･。正体は天使だったのかー･･･」
「捕まえるか？」
「いや、まだ狩るには早すぎる･･･」

それは、さっきの男の子ではない人物だった･･･。
そして、そいつらはあっという間に姿を消した。

「ねぇ、これからどうする？」
「そんな事オレに聴くな」
キーア5/28 12:20:202191cf/cZWdmfTKcw||200
アタシは正体がバレタと思いつつ、会場近くを通らないようにしている。
もしまた男の子と会ったりしたら･･･。

バン

また、曲がり角を曲がろうとした時誰かとぶつかった。

「いたたたたた―･･･」
「････」

アタシはぶつかった方の人を見た。
!!　　　さっきの男の子!!
キーア5/28 12:22:12191cf/cZWdmfTKcw||432
「大丈夫？気をつけなよ」

さっきの男の子と全く性格が逆になっている･･･気がする。

「えっと、さっきの夢は正夢じゃありませんよ〜」

頭がパニックになり、何を言っているのか自分でも分からない。
でも、男の子は違う事を言った。

「夢？･･･もしかして兄さんの事？」
「に、兄さん？？」
キーア5/28 12:25:262191cf/cZWdmfTKcw||153
その男の子は双子で、アタシが最初にぶつかった人は兄さんで･･･。
さっきの夢の話をしていたのも兄さんの方･･･。

この男の子は、後でキーボードをひいていたらしい。

「僕は神崎　龍太′Zさんは神崎　龍＝v
「あ、アタシ･･･」

名前を言おうとしたが、ある事に気がついた。
人間（日本人）って･･･名字が先にあるし･･･漢字じゃん!!
キーア5/28 12:27:452191cf/cZWdmfTKcw||700
「えっと･･･君の名前は？」
「あ、アスカです。この子は単三電池で動いている、最新型の龍のぬいぐるみ珀龍≠ﾅす」
「アスカちゃん･･･。名字は？」

やっぱり名字がいるのね･･･。
すると、珀龍がアタシの耳元で言った

『適当に言えよ。例えば･･･柊　アスカとかさ』
『なんで柊なのよ』
『適当だ適当』

無いよりはましだけど･･･
この場はそう言うしかない
キーア5/28 12:29:92191cf/cZWdmfTKcw||708
「ひ、柊　アスカ＝v
「柊さんだね。ヨロシク」

ハハハハハハ
とりあえず、嵐は去った･･･。
でも、これからこの男の子2人と大きく関わるのは

まだ、先の事。


つづく
キーア5/28 12:37:582191cf/cZWdmfTKcw||998
×次回×
　アスカは弟の龍太≠ﾆ一緒に建物の中を歩いていた。
　しかし、その様子を物陰から覗いている不思議な奴がいる。

それに感づいた珀龍は、アスカ達に気付かれないように、こっそりと
抜け出し、物陰に隠れている奴らの所へ向かうのであった･･･。

　アスカも珀龍が居ない事に気がつき、探し回るのだが･･･。


#5.黒影と珀龍
キーア5/28 12:42:32191cf/cZWdmfTKcw||250
×生徒手帳003×
名前:　神埼　龍太（ｶﾝｻﾞｷ　ﾘｭｳﾀ）
年齢:　14歳
性別:　男
性格:のんびりしてマイペース。
　　　　兄と性格が正反対で優しい。
特技:　ピアノ等をひく事。
苦手:　特になし
特徴:　髪の毛は茶髪でちょっとクセ毛になっている
その他:　神埼　龍　の弟
キーア5/28 12:49:252191cf/cZWdmfTKcw||286
青×アスカの音楽教室〜第3回〜×

Ｑ1曲　珀龍はアスカの事をどう思ってるの？
Ａ.　単純。馬鹿。ドジ。天然。たまに･･･優しいところもある。

Ｑ2曲　moonのメンバーを教えて
Ａ.　ヴォーカルが2人、雄太・龍（神埼兄）って言う人らしいよ
　　　キーボードが龍太くんで、ギターが宏太って人。
　　さっきはいなかったけど、ドラムを蓁哉って人がやってるんだって（計5人）
キーア5/28 12:50:472191cf/cZWdmfTKcw||918
最後の最後にﾐｽをしてしまいました･･･（汗

感想等宜しくお願いします*＾＾*
幕末ニャレン5/28 13:0:336033cf95Qd4QnLdMM||555
こんにちわ。
珀龍が特売品に例えられるなんて・・・・。
↑で思ったのですが、特売品を知ってる・・・。
つまり、天使国にも、お店があるのでしょうか。
次回も、楽しみにしています！
キーア5/28 13:4:192191cf/cZWdmfTKcw||824
＞幕末ニャレン様
　いつも読んでいただき有難う御座います*＾＾*
特売品で売られているなんて･･･
自分で言うのもなんですが、かわいそうですよね。

勿論天使国にもお店の1つや2つあります♪
人間界のようにお店はあります＾＾

次回も宜しくお願いします
一5/28 17:2:62202cfflaWz7oZhNA||213
こんにちわ。

アスカさんと、珀龍さんの、息があっていたのが、面白かったです。
とっさの出来事に、臨機応変で対応できるのは、凄いと思います。
って、そんなに、大袈裟な出来事ではありませんけれど（死

新キャラ・・・一応、前にも出ていたのでしょうが、
兎に角、新しく知り合ったキャラクター、龍太さん。
優しそうな人で、良いですね。
お兄さんとは、本当に正反対で・・・

では、次回も楽しみにしています。
しぃ*5/31 17:3:485913cfuLXSh8n5U0Q||827
こんにちは〜＾＾
先ほどキーアさんの新作を見つけ、最初から全部読み漁ってみました^^*
やっぱり面白いですね、キーアさんの小説は。

なぜ珀龍はとっさの思いつきで柊だったんでしょうね。微妙にウケました。

キーアさんやっぱり才能ありますよ。小説作り＆笑いの(笑)。
これからも頑張ってください。感想書けなくても毎回読みますので^^v
キーア5/31 17:32:242191cf/cZWdmfTKcw||306
＞一君
　今回は君付けで呼んでみましたｖ
毎度感想有難う御座います（*__）
其方様の小説も読みたいところですが･･･時間の都合で見ることができません。
申し訳御座いません。
時間がある時に感想を書かせてもらいますね。

龍太という名前はほとんどが適当で作られました（ぇ
思いつかなかったので、珀龍の「龍」からとって「龍太」と「龍」に決まりましたｖ

次回も宜しくお願いします
キーア5/31 17:34:402191cf/cZWdmfTKcw||733
＞しぃ*ちゃん
　お久しぶりです♪
　最初から･･･大変でしたね･･･有難う御座います（*__）（感謝
柊･･･。
新作を言おうと思っていたときに「柊　アスカ」と名乗っていてしまったのを忘れていまして･･･。
「アスカ・シェラフ」と名乗ってしまい･･･。
人間界での名前にしよう!!と思いついてコレになったのですよ･･･ｗ

これからもよろしくお願いします

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