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8401「_嫉妬心_」メロディ5/31 21:34:211251cfkUFLbuf6RGQ
「こんにゃろ!正、待ちなさいッ!」
「へっへーんっ、由美に追いつかれたら殴られるからヤダもんねーっ」

放課後の教室で笑いつつも軽い殴り合いをしてる男女。
女の方はとても背が低い、百三十四センチで男のような姉御肌。
男の方は標準的な身長で百四十二センチでまぁ女子には人気。

「由美ちゃん、かーえろッ!」
「雪!うんっ、コイツの事粉にしてからでい?」
「あは、いいよ」

その瞬間に頭上にズゴッ、といういい音がして軽い痛みが走る。
正が、お前にやられたら死んじまうよっ、とにっかりと笑い走って帰っていった。
私もにっかり笑って、じゃあ明日粉にするわっ、と言った。

メロディ5/31 21:44:581251cfkUFLbuf6RGQ||313
私の隣でにこにこととても可愛らしく微笑むのは私の友達。
身長は少し高い、百四十六センチ。筋肉がかなりある私とは違いほっそりとした白い脚。
綺麗に整った顔に大きな二重の瞳。男子の好評もなかなか良し。
じいっ、と見つめる私の視線に気がつく。

「なに?由美ちゃん」
「へひゃぁっ!な、なひっ」
「や、どうしたの?そんなびっくりしないでよぉ。」
「んー・・・やっぱぁ?雪って美少女だよねぇ」

私があっさりとそう言うと雪の顔がほんのりと紅色に染まった。
もぉ、と言うがほんの少したつとにっこり笑い、有り難う、と言う。
その顔が可愛くて可愛くて私は背伸びをして雪の頭を撫でる。

メロディ5/31 21:53:81251cfkUFLbuf6RGQ||979
「あ、あのね?由美ちゃん・・・」
「ん?」

家で私の部屋で、コーラの入ったお気に入りのコップをこくこくと飲んでいた。
雪はお菓子のポッキーをぽりっ、と一口食べた。

「由美ちゃんって・・・、正の事、好き・・・?」
ぶほぉッ!!!
「きゃっ!?ゆ、由美ちゃあん?」

ゲホッゲッゴホゴホッ、と言うと口を服のそででゴシゴシと拭いた。
口から飛び出たコーラをテーブルに置いてあった布巾で拭きまくった。

メロディ5/31 21:58:591251cfkUFLbuf6RGQ||205
「ちょっ、なひっ!?あたへが?アイツを!?あひっ、あひぇえね〜〜〜!」
「そ、そーぉお?ってか由美ちゃん大丈夫?」
「だいろーぶひゃ無いぎょおっっ、あひゃひゃひゃひゃひゃッ」

もう雪ですら手を出せない私の大笑い。クラスメイトには私が大笑いをすると、由美の笑い病が移るーっ、と笑う。

「ひーっ、で?何であたひゅにしょんな事ひくわひぇ?」
「え・・・、だ・・・だって、正と由美ちゃん・・・なか、良いじゃない・・・」
「・・・・・・ありゃ?雪顔紅いにょ?分かったッ、雪、正の事好きなんでしょっ!」
「う、うん。」

メロディ5/31 22:5:291251cfkUFLbuf6RGQ||96
顔を俯かせて、こくり、と頷いた。私は昔からみんなの世話をするのが好きで、リーダー的な存在だったから雪を応援したいという気持ちが高ぶった。

「よぉっしィ!由美様に任せてッ、正と雪をくっつければ良いんだよね!」
「くっ、くっつけるだなんて・・・、でも良いの?」
「何が?あっ?もしかして・・・迷惑?」
「・・・そう?なら良いかなぁ。由美ちゃんありがとっ!」

その後はゲームで一緒に通信。五時半まで遊んで、雪は美少女だから襲われるわ!、とかなんだか言ってマンションまで雪をお見送り。手をぶんぶんと振って、また明日!と言って私は家に帰って行った。

メロディ6/1 20:3:252111cfc7.XX3ZoV9w||45
翌朝、私は登校中に雪に会った。

「あっ、雪ッ雪ッ!おはよー」
「おはよう由美ちゃん」
「今日遊べる?遊べたら公園で遊ぼうよ」
「うん、遊べるよ。でも珍しいね、由美ちゃんが公園で遊びたいなんて」
「そーおぉ?」

ニヤッと私は笑った。雪は私に合わせてふふっと笑った。
学校に到着し、教室に入ると正が席に座っていて正の机をドンッ、と叩いた。

「何ッ」
「今日遊べる?てか、遊びなさいッ!あんたらがいつもいる公園ねッ!」
「は・・・、う・・・ん?」

メロディ6/1 20:16:402111cfc7.XX3ZoV9w||297
「じゃ、他の男子らは任せたわよ?」
「・・・・・・お前何様よぉッッ!!」

その言葉が耳に入って、私は脚をピタリと止めた。
目をキッとさせて腰に手をあて、ふんッと鼻を鳴らすと私はこう言った。

はッ?由美様に決まってんでしょおッ!?
「おわっ、つぇえ・・・・・・」

びくっ、と身体を引くと私はにこっと笑った。
私の強さが分かった?、という目をするとスキップしながら自分の席についた。

メロディ6/1 20:26:332111cfc7.XX3ZoV9w||27
「ゆっ、由美ちゃあんッ!正と何話してたのッ・・・?」
「正と遊ぶ約束してきちゃった!雪も行くんだからね!一方的にだけどッ、きゃはっ」
いやぁあ・・・、由美ちゃんて強いザマスわね・・・ふはは

あははっ、と私は笑った。チャイムが鳴って、雪も席に着いた。
雪は正の前。今二人は何か話しをしている。
私は眉を傾げて、じろっと二人を見つめる。良いなぁ、良いなぁ、私も正の近くに居たい、そんな言葉が頭の中に飛び回っていた。
隠してはいたけれど、私は正の事が好きだった。
毎晩毎晩一人になると苦しくて、悲しくて、雪には敵わないって思って、泣いていた。

メロディ6/1 20:33:162111cfc7.XX3ZoV9w||33
放課後————

「遅いッ!!!!」
「何だよっ、お前から誘って来たのに」

あぁ、すっげぇ可愛く無い。女として失格なワレだひょ。

「何する?」

にこり、と笑ったのは雪だった。正の視線がなんとなく雪に向いている気がする。

「ん〜、カタキでいんじゃね?」
「おぉっしぃ!かかってこぉいッッッ!」

メロディ6/1 20:40:172111cfc7.XX3ZoV9w||219
うわぁああぁぁあっっ
ぎゃーーーーーーーッッ!由美が暴走したぁッ

ばんばんッ、と良い音を立てまくって男子らに投げまくる。
気づいた時には男子はゼロ。女子が私の後ろで格好良いーと叫んでいた。

「由美さぁ・・・野球やればぁ?つかやってよ」
「ほえっ?」

正がいててっ、と言いながら身体を起こす。

メロディ6/1 20:43:362111cfc7.XX3ZoV9w||809
「よっしゃあっ!やってやろーじゃな「由美ちゃん」
「え?何?」

こそっと私の腕を引き、耳元で喋る。

「私と正をくっつけてあげるって言ってくれて嬉しいんだけど。正とあんまり仲良くしないで?」
「・・・・・・う、うん。」

その一言から私は必然的に正と話さなくなった。
話したかった、そして触れたい。笑いかけて欲しい。

メロディ6/1 20:46:502111cfc7.XX3ZoV9w||470
私から彼女への嫉妬が溢れ出す。私はそれから荒れだした。
自分を傷つける行動。


    ——————リストカット

それからよくネットで自殺掲示板も覗いてみたりした。でも気持ち悪いから、辞めた。
お悩み掲示板、とやらに何度か書き込んだ。皆同情してくれて、私は浮かれていた。
そして、私の心に決定的に傷がつく事が起きた。

メロディ6/1 20:53:212111cfc7.XX3ZoV9w||791
私が雪と正が仲良くじゃれ合ってる所を見て嫉妬した。
アレ、をしようと裏庭に行った。その時二人の姿が見えた。

「わ、私ね?正のこと、好き・・・なの」
「え・・・と・・・あ、うん。さんきゅ、俺も・・・」

嫉妬が倍増した
私は手に握っていたカッターを取り出し、刃を出して走り出した。
ぶしゅっ、という嫌な音がした。気がつけば、血の海に二人が倒れている。
正を抱きあげると、私は幸せを手に入れたと思った。

私に嫉妬させたら大変・・・ね・・・、ふふっ

そして、意識が無くなる。

メロディ6/1 20:55:282111cfc7.XX3ZoV9w||25
***後書きらしき

今晩は。二日かけて、書かせて頂きました。
そんなに長い作品ではありませんが、書いていた時間帯が
遅かったので辞めました。つーか辞めさせられました。
おわっ、つまんねー・・・。だからと言って
ツマンネ、などの傷つく言葉はめっちゃウルトラスーパーダイナミックにナシで!w
宜しければ、ご感想お待ちしてます。

ラブベリ6/1 22:51:381251cfcWMzT/Act3c||984
お久しぶりです。 
何だかですね、メロディさんのお話はとっても共感できるのです。「あぁ、あるあるっ」みたいなwほんとにおもしろいです。将来はやっぱり小説家なんですか?そうだったら絶対にいい小説家になりますよ^^  

やはり私より一つ下の歳ですね。なぜこんなにすごいものがかけるのですかっ 尊敬してしましますょほんと。メロディさんは学校とかでモテるんですか?なんだかそんな気がしますww
今度お話できる機会があったら話たいです^^
でわ、これからも頑張ってください。応援しています!      

☆愛華☆6/2 15:22:22181cfDifm3U5mB/E||929
メロディ様
きゃあああああああああああああああ(またA狂
リーストカット♪ヽ(*´∀`)ノリーストカット♪ヽ(*´∀`)ノ
リースt(強制終了)
お久しぶりでございます。さっそく新作っすね。
やっぱこう言うグロテスク(グロテスクカ?コレ)は
やっぱ好きです(*´∀`)
私の心内、実は『薬物』がでなかった…。。゚( ゚^∀^゚)σ゚。ヶヶラヶラヶラ(違
今度を楽しみにしておきます(*´∀`)薬物が出る事を祈って…。(マテ
次回作、頑張ってくださいな♪

メロディ6/2 20:55:236023cf9fc1K/rM176||846
***ラブベリ様

お久しぶりです。
あるあるっ、と思って頂けて嬉しいのですが、
実際本当にあった事wほんの少しですがね。
気持ちや心が私のありのままに近いかもしれません^^;

将来は小説家より、詩を作る人になりたいです。
いつもワンパターンな詩ですがっw

尊敬w私の事を尊敬者としては駄目ですw
はひゃ?私がモテるわけありましぇんwでももしモテても
そうです、なんて言う人はなかなかいないと思いますけどw
頭悪いし男っぽいしガサツで乱暴で口悪いし女として終わってます。

そうですね、今度機会がありましたらお話しましょうね。
これからも頑張ります。ご感想有り難う御座いました。

メロディ6/2 21:0:436023cf9fc1K/rM176||384
***☆愛華☆様

きゃあああああああああああああああ(またA狂
リーストカットばーんざいッ♪ヽ(*´∀`)ノばーんざいっ♪ヽ(*´∀`)ノ
リースt(強制終了)
嬉しいお言葉連続なので真似(ぱくり?)させて頂きましたw

お久しぶりです。
今回は最後だけちょっと(・・・として良いのかなぁ)しか
グロくないんで全然自分を許してると思いますが多分作者はかなり馬鹿なので
勘違いだと思います(ぁ

すいませんっ;;;薬物が出てるのは今度書かせて頂くかもしれません。
薬物物語が出来る事を祈って下さいw
次回作も頑張ります。ご感想有り難う御座いました。

ラキシス6/4 20:33:502195cfBgCSzFbvCoo||949
初めましてメロディさん。
ウチ、土・日しかパソコンできません><
すっごくイイです。
リスカとか嫉妬とか恋ですねぇ
凄いこういうハナシうまいですね
ありがとうございました
でぁ

桔梗6/6 17:47:32221cf63gtvY9.d/6||886
メロディさん、初めまして。
メロディさんの作品読んでましたw
けっこうこういう話好きなので
これからもがんばってください!
応援してます(陰ながらですが・・・

メロディ6/7 21:9:131251cffVEPJeYHu22||547
お二人共ご感想有り難う御座います。
これからも宜しく御願いします!


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