8431 | 天使の歌声_#6_偽者―フェイク― | キーア | 6/5 18:32:24 | 2191cf/cZWdmfTKcw |
EMERLDNIGHT_全1〜26唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html 』 #1_白い羽の持ち主『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8305.html 』 #2_男の子 『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8329.html 』 #3_黒い羽の持ち主『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8356.html 』 #4_正体 『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8377.html 』 #5_黒影と珀龍『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8400.html 』 だんだん感想が少なくなってきていると感じるのは私だけでしょうか? というよりも私が読んでいないのが悪いのですがね。 影からでもさりげなく感想を書かせていただきますよ・・・。 |
キーア | 6/5 18:32:39 | 2191cf/cZWdmfTKcw||973 | ||
この世界には3つの世界が存在する。 1つは、何の翼も無い足で歩く人間の世界。『人間界』 2つ目は、白い羽を持つ―ホワイトフェザー―の住む国。『天使国―エンジェルランド―』 3つ目は、白羽―ホワイトフェザー―が悪の心に染まり、白羽と人間を襲う邪悪な悪魔『堕天使国―ブラックフェザー』 そして、人を襲う堕天使から人間やホワイトフェザーを守るのが・・・。 選ばれし者であるごく一部の―白羽―ホワイトフェザーの役目なのだ |
キーア | 6/5 18:35:46 | 2191cf/cZWdmfTKcw||981 | ||
「珀龍が・・・誘拐された」 #6.偽者―フェイク― アタシは、この建物の地下へ急いで行った。 珀龍が誘拐されたとなると話は別だ。 でも・・・なぜ相手がアタシを狙っている? 天使だから?餌にちょうどいいから?それはよく分からない。 悪魔であろうと堕天使であろうと、人間でも誰でもいいはず。なのにどうしてアタシを選んだのだろうか |
キーア | 6/5 18:37:56 | 2191cf/cZWdmfTKcw||351 | ||
*****PM4:55***** まだ、時間には少し早かった。奴等の姿も見当たらない。 時間丁度に現れるつもりなのだろう・・・。 「でも、珀龍がいなかったら戦えない・・・よね」 そう。 謳を謳うのはアタシでも、それを力にして戦うのは珀龍なのだ。 やっぱり珀龍が居ないといろいろと不便なのね―・・・。 |
キーア | 6/5 18:40:34 | 2191cf/cZWdmfTKcw||652 | ||
*****PM5:01***** 奴等は一向に現れる気配を見せない。 「もう1分過ぎてるっつの」 しかし、奴等は現れない。 奴等が現れない中、時だけが進んでいく。 そして、遠くから「コツ コツ コツ」という誰かが降りてくる音がした。 アタシは座っていたが、大勢を整え立ち上がった。 そこに現れたのは・・・ |
キーア | 6/5 18:40:56 | 2191cf/cZWdmfTKcw||779 | ||
―龍太だった― |
キーア | 6/5 18:44:13 | 2191cf/cZWdmfTKcw||911 | ||
「アスカちゃん。珀龍見つかった?」 「ま、まだだけど・・・。龍太くんどうしてここに?」 そうアタシが聞き返すと、龍太はにこ、っと笑うと アタシに近付いてきた。 「そりゃあ、アスカちゃんがこっちに向かっていったからさ」 さっきまでの龍太と様子がおかしい。 確かに天然でボケーっとしているところはあるけどさ・・・。 |
キーア | 6/5 18:46:29 | 2191cf/cZWdmfTKcw||822 | ||
もし、後を追ってきたとしてもなぜ6分という時間がかかる? 走らなければアタシを見失う。 かといって、走ればすぐに追いつくだろう―・・・。 「龍太・・・アンタ何か様子が変じゃない?」 「そう?」 龍太は普通に返事を返してくる。 アタシの気のせいなのだろうか? 龍太はどんどんアタシの方へ近寄ってくる。 |
キーア | 6/6 16:51:10 | 2191cf/cZWdmfTKcw||715 | ||
「り、龍太?」 しかし龍太は黙ったまま、1歩また1歩と近付いてくる。 アタシも1歩1歩と少しずつ後へ下がる。 だが、後へ下がれたのもそこまでだった。ドンっとアタシは壁に背中をつけてしまった。 「なんで逃げるのさ」 固い口がようやく開いた。 もう逃げ場が無い。追い込まれたアタシはどうする事もできなかった。 |
キーア | 6/6 16:53:25 | 2191cf/cZWdmfTKcw||994 | ||
出入り口は、1箇所のみ。 しかもそれは、正反対の場所にある。 勢いよく走っても、すぐに追いつかれるだろう―・・・。 「アスカちゃん。そろそろ締めにかかるよ」 「はい?」 すると龍太(?)はアタシの首を握り持ち上げた。 苦しくてもがくアタシにこう言った。 「よく気付いたよねー。乗り移っている龍太に」 |
キーア | 6/6 16:56:43 | 2191cf/cZWdmfTKcw||146 | ||
「乗り・・・移った?」 息が出来にくく、言葉も出にくい。 今の龍太は、堕天使が堕天使の霊を龍太の中に入れ込み、乗り移った状態なのだ。 これは、悪魔にはできず堕天使にしかできない事だ。 「あ、アンタの・・・狙いは何?」 「狙い?それはだな―・・・」 堕天使の狙いは、自分達を始末させようとする天使だ。 人間は餌にしかならないただのクズだ。 |
キーア | 6/6 17:0:24 | 2191cf/cZWdmfTKcw||892 | ||
それともう1つ。 アタシを狙った訳は、アタシが他の天使と違う特別な力があるからだそうだ。 白くて美しい羽の持ち主は、白い魔の本を使いこなし天使の霊や龍などを操り世界を平和にしたという伝説があるらしい。 それにアタシが白い羽と白い魔の本を使っていた事に、アタシが狙われた理由の1つ。 「世界を平和にして・・・何が悪いのよ」 「天使や人間は・・・自分勝手すぎるのだ」 だめだ息が・・・ |
キーア | 6/6 17:5:49 | 2191cf/cZWdmfTKcw||924 | ||
最後の力を振絞り、相手の腹を思いっきりけり手から離れた。 奴は、龍太の体から抜け霊となって現れた。 「く。よくも・・・」 「フン。どんなもんよ」 さっきの自分勝手すぎるとは、どういう事なのだろうか・・・。 「さっき言ったわよね。自分勝手って。何が勝ってって言うのよ?」 そう答えたアタシに奴は、一瞬だけど下を向いた。 すこし悲しい表情だったようにアタシは見えた |
キーア | 6/6 17:13:25 | 2191cf/cZWdmfTKcw||214 | ||
「人間や天使は、自分の事となるとすぐに相手を頼る。それに自分がピンチになれば、例えそれがどんなに大切な人でも、自分だけ助かろうとする・・・」 彼は真剣だ。 アタシは思った。堕天使だけど、きっと良い堕天使なのだろう・・・と。 「自分が嫌と思ったことも、相手に無理やり押し付ける。人間と天使は、都合の良い時だけ・・・有利な事しかやらない。だからそいつら皆は敵だ!!」 確かに・・・人間の事はよく知らないが、天使はそうだ。 自分がよければそれで良い。相手のことなど考えない奴等がほとんどだ。 |
キーア | 6/6 17:16:33 | 2191cf/cZWdmfTKcw||816 | ||
それが許せなくて堕天使になったのか? 「・・・そのせいで、俺は両親や大切な人・・・友達までを亡くしたんだ!!」 「両・・・・親・・・」 両親と耳にした瞬間、遠い記憶の中から1つの記憶がよみがえってくる。 母さんと、父さん!! 顔までははっきりと覚えてはいないけど、あの時の憎しみは消えやしない・・・。 「人間や天使なんて・・・居なくなればいいんだ!!」 |
キーア | 6/6 17:19:25 | 2191cf/cZWdmfTKcw||879 | ||
アタシも小さい時は言っていた気がする・・・ 「堕天使なんて・・悪魔なんて・・・居なくなれ!!・・・」 あの時は何がなんだか分からずに、堕天使と悪魔に「母さんと父さんを帰せ!!」って思いっきり泣き叫んでいた。 あの時と同じ思いを・・・今でも思い続けている彼が凄い。 アタシはあの時を、あの悲しみを思い出したくないために、逃げていたのかもしれない・・・。 アタシも・・・自分勝手な天使の1人だ。 |
キーア | 6/6 17:22:6 | 2191cf/cZWdmfTKcw||509 | ||
「だから、お前にも消えてもらう」 「ち・・・よ」 「ん?」 「違う。アンタだけが悲しいんじゃない。アタシだって両親を堕天使に・・・堕天使の自分勝手な行動で殺されたんだ・・・」 涙が出てきそうになったが、ここは我慢した。 今までどんなにつらくても、一切泣きやしなかったのだ。 「人間や天使、堕天使、悪魔だって、皆自分勝手な生き物だよ」 |
キーア | 6/6 17:24:58 | 2191cf/cZWdmfTKcw||641 | ||
「でも、アタシが変えてみせる。自分勝手な奴等を・・・皆良い奴に変えるんだ」 自分だって、皆だって今からでも遅くはない。 この世界を自分が変える。 どんなに馬鹿でも良い。この世界から自分勝手をする人が居なくなれば いつかきっと平和が訪れる。 「そんなの無理に決まっている。もう手遅れなんだ」 「そんな事ない!!アタシは決めたもん。誰に言われても絶対やるもんだ!!」 「い、いやそれが自分勝手じゃ・・・」 奴の言葉など気にせず、一方的に攻める。 |
キーア | 6/6 17:26:41 | 2191cf/cZWdmfTKcw||512 | ||
だが奴も、アタシを信じているかのように攻撃をしない。 天使と堕天使、皆絶対に打ち解ける中なんだよ。 アタシは改めて、そう思った―・・・ でも、まだ事件は解決した訳じゃない。 肝心の珀龍がまだ見つかっていない。 そう、事件は始まったばかりなのだ―・・・。 つづく |
キーア | 6/6 17:31:41 | 2191cf/cZWdmfTKcw||688 | ||
×次回× 霊と打ち解けたアスカだったが、まだもう1人の堕天使が居る事に気がついた。 霊が堕天使の居る場所を案内し、辿り着いたのだが・・・。 珀龍の異変がおかしい。 その原因は、堕天使の謳のようで―・・・・。 #7.もう1人の堕天使 |
キーア | 6/6 17:32:17 | 2191cf/cZWdmfTKcw||174 | ||
今回はこれにて終了です。 まかなり書くのが遅くなりましたが、感想等宜しくお願いします |
ライノ | 6/6 18:14:46 | 1252cfCHWgpvUagZA||448 | ||
すっごくおもしろいです次回が楽しみです |
幕末ニャレン | 6/6 19:52:3 | 6046cf9sEjdsLbyyw||33 | ||
珀龍が・・・・。 またまた、アスカのピンチですね。 次回も楽しみにしています |
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