8440 | 消えかかった火に水素とガソリン:(プロローグ?) | 壬生狼 | 6/8 18:52:29 | 6034cfvVYYbCmsFlU |
カエル祭りだから恋愛モノのテスト |
壬生狼 | 6/8 19:10:14 | 6034cfvVYYbCmsFlU||847 | ||
・・・・今でも可笑しいと思うさ。 今、こうしてガラス越しにこの美人の顔を見ていることを・・・ 始まりは俺が新聞配達のバイトに飽きてきた頃の霧の日だった。 霧で少し湿ってしまった、しかし読む頃には乾いているであろう新聞を最後の家に 届け終えた時だ。 霧の向こうからヒタヒタと歩いてくる女、何か持っていると気づいた時にはソイツ が結構な美人である事に気がついたのは言うまでも無い。 ソイツが手に持っていたのは・・・・・ガーデニング用のレンガ。 何も事態が流転することも無いだろうと思い、ただ、美人を見た程度の感覚で自転 車の方向を自宅方面に転換させた。 |
壬生狼 | 6/8 19:43:9 | 6034cfvVYYbCmsFlU||574 | ||
が、次の瞬間に俺の脳はテレビの砂嵐のような映像を認識した。 ソイツが持っていたレンガで殴られたのだ。 気がつくと俺はベッドの上、もちろん自宅ではなく病院のソレだった。 白く眩しい部屋に困惑していると、放任主義公言の母親が入ってきた。 そして一言。 「面会に行ってやれよ」 その一言は、あの女が捕まったことと、俺に特に異状が無いこと、退院の手続きを 終えてあることを一言で示した。 |
壬生狼 | 6/8 19:43:50 | 6034cfvVYYbCmsFlU||160 | ||
俺には父親はいない。正確には物心つく前に死んだか別れたか・・・聞いても答え ない母親に何を言っても無駄なので、確か最後に父親について質問したのは7歳だ ったかな。 その後、あの女の親族らしい人間が2人入ってきたが母親に適当にあしらわれて5 分も待たずに帰っていった。 っとまぁ、あの放任主義の母親が「面会に行け」と言ったのには引っかかるところ があるのでとり合えず、行ってみようと思う。 第一話 完 |
しぃ* | 6/10 20:43:6 | 5913cfuLXSh8n5U0Q||112 | ||
面白そうですね。 これから読ませてもらおうと思います^^♪ やっぱり恋愛モノって書いてあるから、面会に行って何か起こるんでしょうね。 面白そうです。がんばってください^^ |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ![]() ![]() | ||||