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8508__―深紅の心―__法輪6/21 19:34:486112cfEes0V6Hcjqc



窄矢(サクヤ)「 おっはよ〜〜っ 」
教室の扉を 勢いよく開ける美少女。この物語の主人公サ!
足はスラリとしていて細く、スタイルは良い。
季癒(キユ)「サク! おっはよぉ〜っ」
咲矢のことを笑いながら手招きする彼女は 季癒。
窄矢「ナニナニ?新しい情報??」
ワクワクしながら耳を傾ける。
季癒「今日、転校生が来るの!・・・コレは知ってるよね〜?
・・・でね でねっ ソイツ、ちょ〜〜〜美男子なんだって〜!しかも 無口!!」



法輪6/21 19:38:206112cfEes0V6Hcjqc||129
窄矢「うっそォ〜っ!?・・・なんか 楽しみになって来たァっ」
季癒「・・・とね〜ぇ、これは誰も知らないな!
・・・その男子の双子の弟サンも来るんだってーっ」
話が盛り上がってきたところで(?)先生が扉を開ける。
先生「えーっと・・・ん、眠い・・・・
今日は〜・・なんだっけ?・・そうそう、転校生を紹介・・・・・」
先生が言いかけていると、いきなり扉が開く。
そこからは、二人の男の子が入ってくる。

法輪6/21 19:44:516112cfEes0V6Hcjqc||599
椰子鬼(ヤシキ)「うぉーーっ 男子校と違って いいねー?
可愛い女子がたーっくさんいるよーっ・・・なァ 鴈偽?」
鴈偽(ガンギ)「・・・・・・少しは黙ってろ・・」
元気に歩いているのが椰子鬼―双子の弟。
そして 五月蝿そうにしかめっ面をしているのが鴈偽―兄、だ。
鴈偽「・・・・・ガンギ。―言っておくが 質問攻めはお断りだ」
椰子鬼「俺はー、ヤシキ!鴈にいと一緒にすンなよ!」
椰子鬼は、サービスとばかりにウインクをする。
それにつられてか、女子はキャアーッと言う。

法輪6/22 18:29:256112cfEes0V6Hcjqc||996
(途中から 色つけます;)

先生「んーっとなァ・・・じゃ そこで3人席な。」
先生が指したのは、私の隣。
私が間に挟まって(?)鴈偽が右手側に、椰子鬼が左手側に座ることになった。
窄矢「・・・・・・・・・///」
椰子鬼「よろしく♪・・・と?」
椰子鬼は、窄矢に名前を聞く。「窄矢」と静かに答えた後・・
鴈偽「・・・・・・・へえ?・・不思議な名前・・・・・・だな」
この時 窄矢にニコッと笑いかけた鴈偽の笑みに 窄矢は一目惚れしてしまった。



法輪6/22 18:35:436112cfEes0V6Hcjqc||198
(見にくいので 色変えます;;)

昼。 窄矢の学校は 弁当・・・らしい。
季癒「んむ〜〜〜っ サク!ズルイよォーっ!・・」
弁当を頬張る窄矢をポカポカと叩く。
窄矢「しっ、仕方ないよ・・・いたた、痛いってば・・」
季癒「あ、そーだ・・私 先生に用事頼まれてたんだっけー。
食べ終わったし・・・行ってこよ☆ じゃねーっ サク!」

スタスタと去っていく季癒の姿を見ると、ちょっと寂しげに見えた。

法輪6/22 18:54:356112cfEes0V6Hcjqc||413
そして 季癒とすれ違ったのは、走ってこっちに一直線でかける鴈偽の姿だった。
鴈偽「・・・・・・・・・・・くそッ・・・・・・っ」
多分、女子から逃げてきたのだろう・・・かなり息が切れている。
窄矢「・・・がっ、鴈・・偽、・・・・・・クンっ・・!?」
ペタリと窄矢の隣に座り込む 汗だくの美少年がいれば 言葉も詰まるだろう。
さらに、彼はこちらを見てにっこりと微笑んでくるのだから・・・尚更。

法輪6/22 18:58:246112cfEes0V6Hcjqc||267
鴈偽「・・・・ン・・・・・・・どうした・・?・・・・・サク・・・」
窄矢「(いつから「サク」って呼ぶ様になったの!!?
・・・てことは置いといてっ) あッ・・・・う、ううんっ・・鴈偽クンも屋上で食べるの?」

すると 鴈偽は グッと顔を近づけてきた。・・・無表情のまま。
窄矢「・・・・・っ!?/////」
窄矢は 声にならぬ声を発しながら離れた。
鴈偽「・・・・・・・・・・・鴈偽。」
窄矢「・・・は・・・・・??」
鴈偽「・・鴈偽 ・・・・・・って 呼べよ・・・「クン」はいらない・・・・・・・ ね?」


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