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8555never6/29 21:9:42222cf.dRNbOALyK.
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↑第一話 過去
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↑第二話 帝国・・?

では、第3話。
書いて行きます・・。
この章と次の章で募集キャラは全て出し終わる予定です・・。

6/29 21:9:572222cf.dRNbOALyK.||527
「あちー・・・」
「熱帯雨林として有名だしな。修行者達はここで苦行して自らの悟りを開くそうだ。・・にしても・・、鎧の中が蒸れる」
二日前、神風王国の森林地帯、聖域として知られる神魂森に到着したクレンティス援護隊と未來は祭壇へと向かっていた。
地図によればこのまま真っ直ぐ進むと舞踊祭壇と呼ばれる所があるらしいが・・進めど進めど、一行の目に映るのは葉と虫と時たま襲ってくる肉食獣だけだった。

6/29 21:10:132222cf.dRNbOALyK.||451
「大変です!隊長!隊長!」
慌てた兵士の声が後方から聞こえ、隊の歩みは一旦停止した。
「何事だ?」
「こ・・これを・・」
兵士が指差した所を見ると砕け散った木片にまみれて何人かの僧侶が倒れていた、白い修行服は所々血で赤く染まってはいるが幸いな事に全員息があった。

6/29 21:10:402222cf.dRNbOALyK.||141


「・・ありがとう、・・ございます」
僧侶達を手分けして川の近くまで運び手当てを受けていた者が感謝の言葉を口にした。
「大したことじゃないから、平気」
元々医術の道を目指していた為なのかその手つきはなかなかである。
竜牙はその様子を暫く見守った後、口を開いた。

6/29 21:10:592222cf.dRNbOALyK.||572
「一体何があった?」
「・・私達は巫女の守護者・・、です。木片があったでしょう?・・あれは巫女様の乗り物なのです。突然巨大な蛇が襲いかかってきて・・不覚を取りました」
「巫女はどうしたのだ?」
「わかりません、私達が蛇をひきつけている間に・・逃がしたのですが・・ぅっ・・」
「・・ヤバイ・・」
「どうした?」
未來は竜牙にこっそり耳打ちした。

6/29 21:11:182222cf.dRNbOALyK.||883
「毒が回り始めてる、このままだと・・」
「治せんのか?」
「森の薬草で解毒薬を作ったけど・・効果なし。どうやら・・そんじょそこらの毒薬より強い毒性を持ってるみたい」
「・・うむ・・」
竜牙は僧侶の方に向き直ると目を見張った。
段々と肌の色が紫に変色しているのだ。しかも先ほどよりも衰えているように見える。
良く見ると他の僧侶も同じ症状が出ているようだ。

6/29 21:11:372222cf.dRNbOALyK.||720
「できるだけ、・・できるだけ早く情報を聞いて。わたしにはもう・・」
「・・・・・そう、か」
竜牙は俯き加減にそう言うと再び僧侶に向き直った。
「では・・巫女は何処に行ったかも分からんのだな?」
「・・・はい。・・恐らく・・寺院に向かわれたかと・・」
「寺院・・・!」
竜牙の頭に嫌な考えがよぎる。

6/29 21:11:552222cf.dRNbOALyK.||14
「その後、蛇は?」
「なんとか撃退しましたが・・まだ生きています・・・ぅぅ・・」
「大丈夫か?」
「・・・巫女様・・巫女様を・・お願いします・・・」
僧侶は必死に言葉を紡ぐと息絶えてしまった。
すると、見る見るうちに死体が干からびていき・・・最終的には骨だけになってしまった。

6/29 21:12:122222cf.dRNbOALyK.||967
「・・こんな毒・・私たちはおろか・・動物が出せる毒じゃない・・。こんな症状・・」
「行こう、寺院に。巫女がいるやも知れん」
竜牙がそう言うと、兵士達は寺院へと歩き出した。
・・・誰も気付かなかった。兵士達の後を赤と黒が入り混じった色をした巨大な蛇が音も無くつけていたことを・・。


6/29 21:13:132222cf.dRNbOALyK.||20


それから2時間後。
ようやく神魂森を抜け出した大隊はすぐさま眼前に広がる都市へと向かった。
寺院ヴェーダ。そう書かれている看板を見つつ奥に進むと僧兵や武道僧侶果ては一般人までが倒れていた、死体は一番奥の寺院にまで続いている。
空は黒く染まり、今にも雨が降り出しそうな状態だ。
歩みを進めていくにつれ、此処の国のものではない騎士が何人か倒れている。

6/29 21:14:182222cf.dRNbOALyK.||826
「騎士王国、カフネスの正規兵か。・・急がねばならんな」
そうこうしているうちに漸く寺院手前の大広間についた。
目の前には山ほどいる兵士と僧侶が寺院の巨大扉を見張っている。
その軍勢の最前列に赤い鎧を纏った老兵と11人の容姿様々な騎士たちがいた。

6/29 21:14:462222cf.dRNbOALyK.||63
「あれは・・?」
「伝説の13騎士の末裔だな。赤い鎧を纏っておられるのが末裔であり国を治めている国王、ダラス殿だ」
「一人足りないけど?」
「一番強い血を引く者が・・今だ行方不明らしい。・・確か・・聖剣の後継者だったか。自らの邪魔をする者の生きた記録まで消してしまう力を持っていたらしい」
「・・怖・・ん?」
見ると13騎士の中に1人座っているものがいる・・・呑気なことにティーカップ片手に悠々と茶を飲んでいるようだ。

6/29 21:15:582222cf.dRNbOALyK.||474
「アレは?」
「・・アレとか言わん方がいいぞ。奇特な方として有名な13騎士の末裔、爪を受け継いだ飛鳥殿だ」
「へぇ・・獣型、か・・」
飛鳥は茶を飲むたびに耳をピクピク動かし尻尾を揺らしている、どうやら美味しいようだ。
「挨拶に行かねばならぬな、未來殿。一緒に来てくれ」
「ああ、了解」

6/29 21:16:192222cf.dRNbOALyK.||880
そういうと二人は兵士の山を掻き分け老兵の下へと進んでいった。
どうやらその姿は国王ダラスの目にも映ったようで自ら二人の方に向かってきた。
やがて3人が向かい合うと竜牙とダラスが互いに敬礼したので未來も慌ててそれに従う。
「む、ご苦労。クレンティスのものだな?」
「闇内竜牙です。これは・・私の従者です」
「うむ、ダラスだ。・・従者、名は?」
「・・未來・・です」
従者=下っ端という意味なので少し膨れつつ答えた。
竜牙がダラスの目に映らぬよう、慌てて未來を背後に引っ込め、状況を聞いた。

6/29 21:16:392222cf.dRNbOALyK.||630
「かれこれ12時間はこのままだ。兵士を幾度と無く送ってはいるが一兵たりとて戻ってこん・・」
「では、次は我々が行きましょう」
「うむ・・しかし・・平気か?」
「恐らく数で行っても駄目でしょう。ならば強者を少人数送り込んだ方がいい。この後のことを考えると・・そうした方が良いかと」
「そうか・・では我国で唯一暇を持て余しておる者をつける。飛鳥!」
名を呼ばれた例の騎士が茶を右手に、爪を左手に持ちひょこひょこやってきた。

6/29 21:17:42222cf.dRNbOALyK.||20
「成りはこれだがこれでも騎士の1人。役立つであろう」
「ウチは飛鳥、よろしく頼むよー」
間延びした感じで呑気に挨拶を済ませた。
どうやら本気で暇を持て余していたようである。
未來は内心心配だったがどうしようもなく武器を構え3人で内部へと突入していった。

6/29 21:17:362222cf.dRNbOALyK.||400
「・・茶ぁ飲む?ねーちゃん?」
「いらない、いらない」
「・・おいしーよ?ねーちゃん?」
「だからいらないっつの・・」
「・・・・・」
そんな会話をあきれた様子で聞いていた竜牙が扉をゆっくりと開け、中に入る。

6/29 21:18:92222cf.dRNbOALyK.||109
巨大な神像が飾ってある真下でそいつは腰掛けて座っていた。
黒い鎧を纏った小柄な騎士、傍らには変わった形のカマが置いてあった。
寺院は血の匂いが充満し、何十体もの兵士や僧兵の死体で溢れかえっていた。
三人が中まで進むと入り口が音も無く閉まった。
それを確認したかのように黒騎士がカマを片手に数歩歩いて攻撃姿勢を取る。
「・・貴様が・・巫女を要求した者か?」
「・・・いかにも」
「何故そんな事をする?」
「我らにとって必要不可欠な存在だからだ」
「どういう・・意味?」
「知ってどうする、間も無く散る愚か者共が」

6/29 21:18:562222cf.dRNbOALyK.||829
そういうと黒騎士がカマを片手に襲い掛かってきた。
すかさず竜牙がカマを受ける。
未來が剣で突こうとするもバック転で交わされてしまった。
見かけとは違い身軽な騎士のようだ。
「これは・・やな相手やね・・ウチもやるか・・」
そういうと飛鳥が爪を装着し、飛び掛かる。
だが黒騎士はカマを振り回してそれを回避した。
「13騎士の末裔と言うからには・・もう少し骨があるかと思ったが・・見当違いか」
「やっぱし・・やな奴か」
飛鳥が着地しつつ文句を言う。

6/29 21:19:392222cf.dRNbOALyK.||716
「・・仕方ない、これならどうだ?」
そういうと竜牙がポケットから何かを取り出した。
銀で出来た円盤だ。美しい文様が表面に掘られている。
「・・・!何故それを・・!」
「・・・」
竜牙が黒騎士に向かって円盤を放り投げる。すると刃が出て高速で回転し、一直線に黒騎士に向かっていった。
黒騎士はそれを弾き地面に叩きつける・・が、再び高速で回転し黒騎士に襲い掛かる。

6/29 21:20:12222cf.dRNbOALyK.||88
「今のうちだ。あれは壊れるか燃料が切れるまで動き続ける」
「帝国製の・・飛翔刃(ひしょうじん)やね。なんでにーやんあんな物を?」
「生きて帰れたら教えてやる」
そういうと竜牙はハンマーを握り黒騎士の元に向かい慌てて二人もその後を追った。
「馬鹿め・・!」
一瞬何が起こったかわからなかった。
目を開けると竜牙が鮮血を流している姿と飛鳥が座り込み咳き込んでいる姿だった。
竜牙の腹には飛翔刃が突き刺さっている。

6/29 21:21:432222cf.dRNbOALyK.||440
どうやら竜牙が黒騎士の返した飛翔刃をまともに受けてしまったようだ。二人は竜牙の身体に巻き込まれ、入り口の方まで吹き飛ばされてしまったのだ。
「飛翔刃は複数揃って初めて牽制の意味を持つ武器。単体であれば造作ない、甘かったな」
黒騎士がカマを振りかざし未來に向かってきた。
「先ずは貴様から殺す」
顔は見えないが声が笑っていた。
未來は目を瞑ると一筋の涙を流した。

6/29 21:22:42222cf.dRNbOALyK.||881


ガシャン!!

金属音が真上で鳴り響いた。
目を開けると黒騎士はいない、神像の前でひざまずいていた
代わりにいたのは青の目を持ち荒れた風貌を持つ娘だった。
どうやら金属音は彼女が黒騎士を素手で殴った際に鎧が鳴らした音のようだ。
すかさず彼女は竜牙の腹に手を当てる、・・手に光が宿り見る見る傷が癒えていった。

6/29 21:22:342222cf.dRNbOALyK.||683
「・・・巫女ぉ・・!!出来損ないと思っていたが・・くっ・・仏陀宿拳・・取得しているとはな・・」
「・・出来損ないでも、できる事はできるの。甘く見ないでくれる?」
4人が黒騎士に向き直る、黒騎士はまだひざまずいていた。
「どうする?降伏するの?」
すっと黒騎士が立つ、頭全体を覆っている兜の半分が滑り落ちた。
中からブロンドの長髪が出てきた、女だったのだ。
「くく・・馬鹿を言うな。我はまだ・・やれる」
その時だった、神像が崩れ落ちたのだ。瓦礫と土煙が舞っている。

6/29 21:23:272222cf.dRNbOALyK.||78
黒騎士の仕業か、いや違う。
彼女・・黒騎士は未來達に背を向け、カマを振りかざしていた。
瓦礫の中に居たのは赤黒い大きな蛇だった。
「・・貴様等、どうやら森からとんでもない者を引きずり出してきたようだな」
「ば・・バシリスク!?」
「なんなのん?それ?」
この状態でも呑気である。

6/29 21:24:162222cf.dRNbOALyK.||214
「この蛇、巫女の守護者が言っていた蛇に似ているな?」
「うん、・・で、これなに?」
未來が訊ねると苛立った様子で巫女が答えた。
「神話の化け物!・・強烈な毒を持ってる危険な神獣・・、今までいないとされてきたんだけど・・」
「・・そうか、そういうことか!・・くくく・・こいつの処理、貴様等に任せるとしよう」
黒騎士はそういうと素早く崩れた壁から外へ逃げた。
「あ!待て!」
未來が追おうとするも蛇の巨体が壁を塞いでしまった。

6/29 21:26:272222cf.dRNbOALyK.||875
「ねーちゃん、下がれ!寺院からでんと崩れるよ!」
「・・くっ・・」
4人は命からがら扉をぶち破り外に出る。
寺院前の大広間まで行くと誰もいない。
異変に気付いたのか、兵士達が森に退却している姿が見えた。
後ろを見ると寺院が崩れている。
だが降り注ぐ瓦礫をものともせず、バシリスクが後を追ってきている。

6/29 21:26:502222cf.dRNbOALyK.||909
「しかたない、此処で食い止めるぞ」
「正気!?」
「私はやる。このままだと・・街の人もやられるしね」
「つーわけで、ねーちゃん。諦めな」
飛鳥が爪を装着しなおしたのを見ると仕方なく未來もそれに習う。
「はぁ・・じゃ、やろうか・・」
4人の目の前にはまるで嘲笑っているかのごとく鎌首を上げて威嚇しているバシリスクがいた。

6/29 21:27:302222cf.dRNbOALyK.||527
日向 未來

16歳
女性

過去に両親を殺されておりそれからずっと名も分からぬ仇を探している。
双子で弟が居るらしい。
弟は仇に連れ去られて行方不明になっている。
元々弟が剣技を学んでおり彼女は医学を学んでいたがその事件以来学書を捨て剣を取った。
愛用しているのは長剣と盾。

6/29 21:27:462222cf.dRNbOALyK.||229
闇内 竜牙

22歳
男性

農産王国クレンティス第1番近衛隊隊長を務める竜人。
元は帝国で働いていたが方針に嫌気がさして脱走した過去を持つ。
「自分」と自らの事を言ったり相手を「〜殿」と呼ぶのはその名残。
古風な武器である、ハンマーを扱う大柄な男。
常に冷静沈着、臨機応変を心がけている。

6/29 21:30:442222cf.dRNbOALyK.||574
?色巫女

15歳
女性

「出来損ない」と言われたが否定する事も無く戦った。
グロリアの巫女で黒騎士が狙っていた人物。
何故狙っていたのかは不明。
癒しの術と格闘技、踊術を得意とする。
本名は不明。

6/29 21:31:402222cf.dRNbOALyK.||188
巫女

15歳
女性

「出来損ない」と言われたが否定する事も無く戦った。
グロリアの巫女で黒騎士が狙っていた人物。
何故狙っていたのかは不明。
癒しの術と格闘技、踊術を得意とする。
本名は不明。

6/29 21:33:62222cf.dRNbOALyK.||403
四獣飛鳥

14歳
女性

騎士王国の伝説の13騎士の爪の後継者。
紅茶大好きな14歳。
暇さえあれば茶を飲んでおりそれはどっから出してるんだと聞かれてもノーコメントな人。
血を受け継ぐ者の大体がヒト族である13騎士のなかでは珍しく獣型。
軽々動くことを最優先としており騎士の末裔といえども鎧は使わない。
半袖が楽で服装の中では一番好き。ちなみに冬でも半袖。
子供っぽくのんびりとした性格。

6/29 21:36:422222cf.dRNbOALyK.||306
はい、今回は此処までです。
・・・途中ミスってますが流してください(ぁ

あと一キャラ。のみですね。
キャラとしては一番動かしやすそうで好きなのですが・・出す時期を早めるとどうしてもおかしなストーリーになってしまうので・・、考案者様あと一話だけお待ちください・・orz

チェリー姫6/30 20:47:02218cf4CCGL56lSrM||255
あのー,巫女の出来損ないって私のキャラですよね、もしそうなら出してくださってありがとうございます.今までもすべて見てるのですが,なかなか感想が書けなくて・・・,とても面白いです.この話

姫歌7/1 16:52:132195cf6lrAwQDDPOw||351
珠杏の出番はあと1話なり〜♪やったぁ〜♪♪わぁ〜いA!!!!あははははっ♪(うれしさのあまりぶっ壊れた姫歌)いつ見てもいいね〜このお話さいこうぉだぁっ!!!アッハハハハ!!!!!(ねじが1本抜けた…)

沙織7/2 15:28:352181cf0d104I1IE7A||637
面白い〜ww
やっぱり、最高?フフフッ♪

7/2 21:57:322222cf.dRNbOALyK.||786
>チェリー姫様 はい、御察しの通り。次の章で名を明かす予定です。見てくれているだけでもありがたいです。これからも宜しくお願いします・・。

>姫歌様 困った挙句どうにか出せました(ぁ そろそろネタが無くなって来そうな気もしますが精一杯頑張りたいと思います。有難うございました。

>沙織様 有難うございます。・・・正直言って書いてる方も楽しいのですが・・残念ながら次章あまり楽しくないかもしれません。いくらか修正して読める文にはしましたが・・次章は真面目な方向で書いて行きます。


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