8562 | スカイとカイル〜第一章ハト飼いのカイル〜 | 勇旅 | 7/1 10:1:21 | 2205cfo9kUDdyjQL2 |
〜前書き〜 忘れているかもしれませんが、 前回はリタイアを二度もしてすいませんでした。 では、始めます。 |
勇旅 | 7/1 10:2:15 | 2205cfo9kUDdyjQL2||261 | ||
青空に広がる雲が龍の如く、流れ去っていくー。その雲の上には、五羽ほどのハトがいた。先頭を飛ぶは、カイルの操るスカイ。スカイは空という意味もあるが、カイルの名前からとったのが主だ。スカイは全身的に灰色だけど、羽に白い斑点がある。のどもとには長い傷跡が、そして、力強い光を放っている目は黒だ。 「ちぇっ、なんだよ。また、カイルの勝ちか」 |
勇旅 | 7/1 10:8:1 | 2205cfo9kUDdyjQL2||489 | ||
赤毛のグンナルが憎まれ口をきいた。彼は、いつも動き回っていて、なかなか筋肉質な体形だ。 そのグンナルの憎まれ口にカイルはこう答えた。 「いや、こう考えればいい。餌をあまりやっていないおかげで、忍耐力や根性がついたんだとな」 |
勇旅 | 7/1 10:8:47 | 2205cfo9kUDdyjQL2||304 | ||
カイルはにやりとした。そう、カイルには、憎まれ口や皮肉、負け惜しみはいっさい通じないのだ。そして、カイルは青空を飛んでいるスカイに「来い」と短い口笛で命じた。カイルはすぐに反応した。カイルのいる方向へ、ぐぅっと方向転換すると、カイルの伸ばした左手に止まった。ふつうなら、痛いが、カイルはもうなれっこだ。おかげで、左腕に筋肉が相当ついた。 |
勇旅 | 7/1 10:9:24 | 2205cfo9kUDdyjQL2||943 | ||
カイルは、カイルに負けた四人のハト飼いたちの方向を向くと、あばよと手を振った。カイルは、いつものように、口笛を吹きながら、家へ帰った。 カイルの家は木造二階建てで、屋根とドアは青、それ以外は白でぬられている。ハト小屋は屋根裏にある。カイルは青いドアを勢いよく開け、バタバタと音を鳴らしながら、屋根裏へ駆け上がった。屋根裏に通じるところは、カイルの部屋だ。カイルは自分の部屋から屋根裏へと向かった。ハト小屋は五十センチ四方ある小屋だ。それが、三十個以上ある。その中の一つにスカイをいれた。 |
勇旅 | 7/1 10:9:50 | 2205cfo9kUDdyjQL2||228 | ||
「よし、スカイ。今日は日頃のお礼としてチーズをやろう!」 カイルは言った。そして、今度はゆっくりとしたに降りていった。途中、鏡が目に入った。灰色と黒が交じり合った髪の毛に、スカイのように黒い目。カイルは、改めて、自分が一流のハト飼いになるために生まれてきたんだと確信した。 |
勇旅 | 7/1 10:13:25 | 2205cfo9kUDdyjQL2||702 | ||
〜後書き〜 この小説は私のブログにものせてあります。 まったく同じものですが一応、載せておきます。 http://yaplog.jp/sky_cile/ ちなみに後書きと前書き以外ブログから、コピーしましたw(オイ では、コメント宜しくです |
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