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8604敵国の計画書第十二話−兵士−7/9 12:52:212202cfflaWz7oZhNA
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第十二話−兵士−

7/9 12:52:442202cfflaWz7oZhNA||187
オレ達は、とりあえず持ってきた食料を少しずつ出して、敵兵に出した。
すると、恐ろしいスピードで無くなってしまった。

『余程腹減ってたのか・・・』
ラシャンがため息を吐いく。
すると、食料をかじっていた兵隊が、返事を返してきた。

『あぁ・・・ありがとよ。大佐殿は礼を聞いてくれんが・・・』
少し悲しそうな表情をしたが、すぐに食料にかじりついた。

7/9 12:53:162202cfflaWz7oZhNA||94
その時に、ルグウンが、魔物製作の事について、詳しく説明してきた。
実際行ったのは、数人の科学者。

とはいっても、製作機は、荒野にて発見したらしい。
が、何故、そんな機械が、荒野にあったのだろう?

とにかく、それで、科学者が改良して、ついに魔物製作が始まったらしい。
だが、ルグウン達は、必死に反論したらしい。
しかし、元帥の力持ってでも、科学者たちの行動は止められなかったらしい。

一体、どんな科学者なのだろうか・・・
そう話し終えると、ルグウンは、項垂れてしまった。

7/9 12:53:392202cfflaWz7oZhNA||634
暫くして皆落ち着くと、これからの計画を話し合った。

『ここに、”魔王”が居ることは間違いないだろう。』
大佐が、地面に城の図を描きながら呟いた。
ルグウンは直ぐに”あぁ”と返した。

『んじゃ、まずは何処に居るか、だな。』
ルデューが大佐の台詞を、先に言ってしまった。
大佐が少しムスッとルデューを見たが、ルデューは鼻歌を歌いながら、
荷物を整理している。

7/9 12:54:92202cfflaWz7oZhNA||76
『恐らく頂上では。』
ラシャンが考えながら呟いた。

オレは頭をかきながら、呟く。
『地下かもしれないけどな。』
ラシャンが舌打ちをしながら、こっちを見てきた。
『おいおい、忘れたか?こういうステージは、RPGゲームだと頂上にボスがいる。』
『これはゲームじゃないんだぞ。そう簡単にいるか!』
『だが、言ってみる価値はあるだろ?』

オレ達が言い合っていると、レシイが深いため息を吐き、
面倒くさそうに一言言った。

『真ん中の部屋かもよ。』


7/9 12:54:282202cfflaWz7oZhNA||273
結局、一度頂上に行くことにした。
居なかったら、別のところを探せばいい。

『ちょ・・・待て!!休もうぜ!』
ルデューが必死になって、休もうと大佐に抗議している。
『だがな、そんな事をしていては、戦力が薄れる。さぁ行くぞ。』

と、ルデューに大佐が返事をすると、元帥ルグウンが大佐に話しかけてきた。
『我々はどうすればよい?』
『敵とは手は組まん。』

大佐も意地になっているようだ。

7/9 12:54:472202cfflaWz7oZhNA||321
オレはため息を吐いて、大佐に話しかけた。

『大佐。今はそんな意地を張っている場合ではありませんよ。』

『我が国を滅ぼした相手と、仲間になれというのか!?』
『その通りです!今の状況をいい加減分かってくださいよ!!』

大佐はまだ何か言おうとしたが、すぐに口を噤んだ。
『ふん・・・戦力にならないなら来るな。』
大佐はそれだけ言うと、再び壁を開けた。

7/9 12:55:162202cfflaWz7oZhNA||445
外はもう夕暮れだ。
大佐は辺りに魔物が居ないことを確認すると、オレ達に合図をした。
オレ達も警戒しながら大佐に続いた。

此方には元帥が居るため、スムーズに進めた。
意外と簡単な作りの為、元帥抜きでも迷うことは無さそうだが、
居るにこしたことは無い。

暫くスムーズに進んでいるな、と思ったら、ついに敵と出くわした。

7/9 12:55:472202cfflaWz7oZhNA||121
『ちっ・・・こんな所で時間を無駄にするわけには・・・』
大佐が銃弾を込めながら呟いた。

すると、ルグウンの兵が少し考えてから、話しかけてきた。
『大佐殿・・・私達がここで戦います。』

大佐は目を丸くした。
オレも思わず耳を疑った。

『何・・・?』
『元の原因は私達です。後始末の手伝い位、させてください。』
本気の目だ。

7/9 12:56:192202cfflaWz7oZhNA||342
『・・・わかった。では、ここで五・六人、敵と交戦せよ。残りはついてこい。』
大佐は、先程の冷たい言葉ではなく、少し暖かい口調だ。

そして、六人決まると、大佐は別れ際に、兵士に呟いた。
『生き残れよ。』

兵士はすぐさま敬礼したが、大佐はすぐ後ろを向いて歩き出した。
まだ認めたくはないのだろう。

だが、オレ達は敬礼をした。すると、兵士達は後ろを向いて、戦いに集中した。
オレもすぐに大佐を追いかける・・・

7/9 12:57:52202cfflaWz7oZhNA||376
逃げたり隠れたりしながら、ついに頂上までたどり着いた。
やけに静かだ。

少し不安になるが、そんな思いを懐いていてはいけない。
すぐに思いなおした。

大佐は、皆を見回して、頷いた。
オレ達も頷く。


そして、扉を開けた−・・・


第十三話へ続く・・・・

7/9 13:4:12202cfflaWz7oZhNA||622
こんにちわ。

今回も少し短いです。
次回は・・・どうでしょう。まぁ、長すぎると読みづらくなりますしね。
いいですよ!(開き直り

今回は、魔王の部屋まで行くことがメインでしたが、
途中での、敵国の兵士とのやり取り等が、少しずつ、大佐の心境を変えていますね。
今回の敵国編は、魔王退治と同時に、敵国への大佐の思い、なんてのも、
入ってたり、入ってなかったり。

そんな大佐達も、いよいよ魔王の部屋まで、たどり着きました。
しかし、次回は、魔王の強さに、驚かされます−・・・

次回も是非見てくださいね。
又、十二話を読んでいただけた方は、是非、感想を残していってください。

オギワラ7/9 16:24:152212cfBcsmysAsVME||36
こんにちわ〜
国家転覆の原因はマッドサイエンティストですか。何か、狂信的な科学者とか嫌いになりません。いったいどんな科学者なのか自分も気になります。
『生き残れよ。』彼ら、敵国の兵士は死ぬ気だったのでしょうか?敵の本拠地の中で5、6人とは、足止めのつもりだったのかも知れません。しかし大佐殿はそう声をかけました。この人はやっぱり不器用な人なのかな?と突飛な感想を持ってしまいますた。
次回は魔王戦ですね。今回は異世界に飛ばされないよな……とアフォなことを考えつつ、楽しみにさせていただきます^^

キーア7/9 21:13:22191cf/cZWdmfTKcw||984
こんばんは♪
 お。今回は早くも続きがきましたね^^
早速拝見・・・。

・・・意義有。(ぇ
敵兵は牢屋に閉じ込められていて・・・っと、食料をだせばあっという間に無くなって・・。
今までどうやって生活(?)してきたんすかΣ(・ω・`ノ)ノ!
飲まず食わず?
それとも・・・どこかに食料が溜め込んでいたのか(?)
まぁそれはさておき・・。

大佐も意地を張っているかと思いきや、すこしは暖かさというものを取り戻したようですね^^;
次回がどうなるのか気になります

7/9 21:52:295890cfq9RnerVdBZA||784
こんばんは^^

大佐に暖かさが戻ってきましたね*^^*
ちょっとほっとしました!

ラシャンの発言も面白いですが
今回はレシイの「真ん中の部屋かもよ」
というのがツボに来ました^^
あきらかめんどくさそうに言っていますが
それもまたレシイの性格なんですかね??

次回も楽しみに待っています^∀^

グー者7/9 23:40:392102cfbu4DRCegyWM||147
こんばんは^^

少し短い・・・十分では?(ぁ

さて、怪しげな科学者達が出てきましたが・・・正直怖い。(ぁ
色んな話にこういった人たちが出てきますが、やっぱり怖いですね^^;
これも元帥の力の一つですね。元帥怖い(オィ

では、次回も頑張ってくださいねw

7/9 23:42:242202cfflaWz7oZhNA||405
オギワラ様。

こんばんわ。

元々頭の中では組みたっていたのですが、
小説にの方にはかいてなく、大急ぎで、書き加えました。
その通りです。数人の変な人が、国を壊したのです。

敵兵が、どんな思いだったかは知りませんが、
生き残るのは不可能でしょう。魔物も知能を持ってますから、
沢山魔物の増援が来て−・・・
それでも、
奇跡を信じて、”生き残れよ”との言葉をかけたのでは、ないでしょうか。
どちらにせよ、大佐は不器用です(ぇ

はい。今回は、”魔界設定”はありませんので、ご安心を(ナニ
では、次回も見てくださいね。

7/10 0:9:02202cfflaWz7oZhNA||483
キーア様

こんばんわ。
最近は早いですね。しかし、それと比例して、頭は悪くなっていきます(マテ

今回は、質問への回答を。
人間、飲まず食わずだと、三日・四日までは、生き残れるようです。
で、今回の場合、

7/10 0:9:282202cfflaWz7oZhNA||467
一日目では、まだ敵国は崩壊しておりません。

二日目で、夕方頃に、滅びたとの報告。
ブルーヴィンは、敵国と戦争中なので、
勿論常に見張っている故、情報は迅速に届きます。
なので、ルグウン達は、夕方、六時ごろに牢屋へ入れられます。
それで、その晩、ブルーヴィンが、滅びます。
しかし、バルダ達は、生き残り、避難所へ。ここでは、6時間程度、経過。

7/10 0:10:142202cfflaWz7oZhNA||74
そこで、一晩が過ぎ、三日目の昼。ここでは、約18時間経過しています。
更に、会議で一日終了。
で、四日目の朝、出発します。ここで36時間。
それで、バロウンの部屋まで、約6時間。トータルで約42時間程度が、経過しています。
約二日位・・・それで、最初の話。
三日〜四日までなら生き残れる=二日たった=まだ大丈夫
というわけです。

7/10 0:12:352202cfflaWz7oZhNA||319
という事です。見難いかもしれません・・表にあらわすと・・・
(右側が、ルグウンの方です。)
一日目−発見−
二日目朝−長官に見せる− −魔物開発で問題発生−
昼    −公開−       −交戦中−
夕方   −報告−       −崩壊− 
夜    −崩壊−       −6時間−夜0時
三日目  −会議−       −18時間−昼12時(12時間経過)
四日目朝 −出発−       −36時間−朝6時(18時間経過)
四日目昼 −到着−       −42時間−昼12時

7/10 0:13:72202cfflaWz7oZhNA||882
と、いった感じです。
多少ミスがあるかもしれませんが、差し支える物でなければ、お許しを。
少々長くなりましたが、次回も見てくださいね。

余談ですが、ソラ達の登場の仕方。
見参、というのは、また違う意味になるそうなので、
参上で、よかった・・・らしいです。

7/10 0:17:452202cfflaWz7oZhNA||669
武様。

こんばんわ。

大佐は元々、悪い人物ではないのです。
なので、人情がない!というわけでもないのですが、
やはり、自国を破壊した者には、優しく出来ないのが、
上層部の人間らしいところですね。
まぁ、そんな大佐も、少しずつ、敵国を認めていきます。
今後もお楽しみにしてください!

今回は、ラシャンとバルダの言い合いに、レシイは呆れてしまって、
ボソリと呟いたのだと思います。
でも、レシイ自体は、責任感が強く、優しいキャラですよ。

では、次回も見てくださいね。

7/10 0:21:372202cfflaWz7oZhNA||366
こんばんわ。

やはり、そう感じられてしまうのでしょうか・・・
確かに長いかも知れませんね・・・普段は・・もとい、今までは。
でも、中々削られないのが、現状ですので、多めに見てやってください。

どうにも止まらなくなる科学者ってのは、確かに、魔物より怖いかもしれませんね。
何をしでかすか分からない。そんなイカれた者が、世の中で一番怖いのです。
(正確には、イカれてはいませんけれども。)

確かに元帥が生み出してしまった、科学者というのも事実ですが、
それを止めたのも、批難しているのも事実です。
あんまり、元帥の事、嫌いにならないでくださいね(ぇ

では、次回も見てくださいね。

jdf竿7/11 15:14:342111cfMIJVUh/DCug||31
さっさと次だせ糞野郎馬鹿あほどじまぬけ。


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