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8650さよなら、また明日――――@アース$7/18 19:37:305913cfI2GfF.A1RjE
あぁ眠い。眠いっつーのになんで太陽が昇るんだ。あー…太陽だっていい加減燃え尽きる頃じゃねェの…?明日の○゛ョーだって最後は燃え尽きたんだからいいじゃねぇか。


そんなことも言っていられない時間がやってきた。


隊長に怒られる。俺は重い体を起こして城へと向かった。
その日は勿論、隊長本人との手合わせを申し込まれた。

アース$7/18 19:48:25913cfI2GfF.A1RjE||331
「っ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

「どうした。まだこれからだぞ?遅刻魔殿。」

隊長、口では笑っているが目は笑っていない。
……そろそろ体力の限界が近づいてきたようだ。くそっ…。
なんでたかが遅刻でこんなことにならなければならないんだ!!

「さぁ…次いくぞ。炎葉斬!!

っておぃぃぃぃぃ!!!???いきなり必殺ぅー!!!!?????

プツッ

…そこで俺の意識は途切れた。

アース$7/18 20:7:235913cfI2GfF.A1RjE||96
俺が目を覚ますと見慣れた天井があった。が、それは家の天井ではない。今、俺は、この城内の医務室の天井と向かい合っている。

「あら、遅刻魔さんったら…また隊長におしおきされましたの?」

「頼む、そこは強調するな。変な意味に聞こえ…ぁ、痛っ……」

「失礼しましたわね。でも……今は喋らないほうが良いのではありません?」

…俺の一番嫌いなのは隊長に叱られることでもなく、給料を下げられることでもない。(いや、そりゃぁ嫌いってか生活は苦しくなるけど…)
俺が嫌いなのは……………この女だ。

アース$7/18 21:57:175913cfI2GfF.A1RjE||381
恨みを買ったわけでもないのに俺だけには『腹黒い』。俗に言う『お約束』の野郎だ。今更だけど、なんでこんな仕事についたんだろう、オレ。
一人思いにふけっている俺の部屋の中に一番会いたくない人物がやってきた。

コンコン

「失礼する。」

「ぁ…………おはようございます、隊長…;」

そう、俺をこんな目に合わせた張本人だ。
隊長はニッコリと笑って俺に近づいてきた…。

アース$7/18 21:59:505913cfI2GfF.A1RjE||39
隊長は俺の耳元で…小さな声で言った。

今回、貴様が王の護衛を勤めることになった。極秘任務だ。

「…………ぇ………なにぃぃぃぃぃーーーーーーー!!!???

「医務室で騒がないでくださいっっ!!!!!」

騒がないで住むならばもとから騒いだりはしない!!
一体どういうことだ…意味がわからない……。
俺のような遅刻野郎に…。(自覚はしている)
大体今までで一番大きな依頼だぞ……いや、もう依頼ですらないか………。
やはり断るべきか否か!?!?


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