8675 | 遙かなる風の向こうでU | 足立りょう | 7/21 18:8:34 | 2111cfiSDfoVMsEd2 |
え〜・・・・・・ 前回書き込ませていただいた小説なんですが、 読み切りのつもりだったのに、何故か続きが思いついちゃいまして。 明らかにあの終わり方は主人公(?)が可哀想だろうと 個人的に勝手に思いまして、続きを書かせていただきます。 ※注 801が含まれる可能性が(かなり)あります |
足立りょう | 7/21 18:12:5 | 2111cfiSDfoVMsEd2||430 | ||
あれから2週間・・・・・・・。 8月の第2週に、大輝を抜いたメンバーは、予定通りに俺の家に泊まりにきた。 でも、俺にとっては、苦痛以外の何物でもなくて・・・。 俺は、あれから自分自身が、抜け殻のようになっていくのが嫌と言うほど理解できた。 生きることがこんなにもつらいなんて・・・・・・・・。 |
足立りょう | 7/21 18:22:40 | 2111cfiSDfoVMsEd2||408 | ||
後期の夏季補習が始まった。 久しぶりの学校でも、どこかで俺はみんなを避けていて、 俺は早く授業が始まって欲しかった。 担任が入ってきた。そしてその後に・・・・。 転校生だろうか、同い年と呼ぶにはあまりにも幼い印象の強い、 少年だった(いや、俺も少年なんだろうけど・・・)。 そいつは、担任に言われて自己紹介を始めた。 「藤谷蒼也(ふじたにそうや)です。よろしくお願いします」 クラス中から拍手と聞こえてくる「かわいい」の嵐。 俺は、どこかで藤谷に大輝の面影を重ねていた。 |
足立りょう | 7/21 18:28:18 | 2111cfiSDfoVMsEd2||72 | ||
コワイ・・・・・・。 大輝を思いだしてしまいそうで・・・・・・・・怖い。 「じゃぁ、藤堂(とうどう)の隣に座って」 ん、今俺の名前呼んだのか? 気がついたら藤谷が俺の隣に座っていた。 「よろしくね♪あ、え〜と・・・」 「藤堂聖悟だ。聖悟でいいよ」 クラス中から痛い視線を浴びせられている気がするのは気のせいなんだろうか? それに・・・・あまりにも大輝に似ている藤谷を見て、 胸が痛くなるのは・・・・・・・・・・・・何故だろう? やっぱり、藤谷が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怖い。 |
足立りょう | 7/21 20:38:21 | 2111cfiSDfoVMsEd2||408 | ||
昼休み、こっちにきてから初めての友人である三原に呼び出された。 「藤堂、お前・・・今日変だぞ」 突然ストライクゾーンをついてきた。 「色々・・・あってな」俺は、何とか誤魔化してその場から離れようとした。 「幼馴染み・・・・・か?」 こいつは・・・・・・どうしてピンポイントばっかり・・・。 「なんで・・・知ってるんだよ」 否定はしなかった。そして・・・・初めての、肯定。 |
足立りょう | 7/21 20:50:40 | 2111cfiSDfoVMsEd2||808 | ||
「お前のとこに前の学校の友達来てたろ。そのときに」 「あいつら・・・・・ばか・・じゃ・・ねぇの?」 何故だろう・・・・涙があふれ出てくる。 初めて大輝の死を認めた自分への同情なのか、 あいつらの優しさに対してなのか・・・・・・・・・分からなかった。 ガチャ・・・・・ 「あ・・・あの・・・」 突然屋上にやってきたのは藤谷だった。 |
足立りょう | 7/21 20:58:54 | 2111cfiSDfoVMsEd2||68 | ||
あとがき? はい、続きます。今回は前回の続きですが、 まぁ、読んでいなくても大丈夫かなぁ、と。 あと、2・3話続くかもしれません。 ついでに、不快感を覚えた方がいらっしゃいましたら、 次からは見ない方が念のためかと思われます。 (今回はそういう内容ではないですが) では、次回もお会いいたしましょう。 2006・7/21 風にながれて |
足立りょう | 7/21 20:59:35 | 2111cfiSDfoVMsEd2||438 | ||
ちなみに、前回は、 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8637.html です。 |
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