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8680BestＦrend*凛李*7/22 14:56:216124cfBApjC33zy16
☆登場人物☆

★主人公♀：綾瀬雪乃（あやせゆきの）
★友達♀：早川絵里菜（はやかわえりな）
★友達♂：坂口拓斗（さかぐちたくと）
★友達♂：池上隼人（いけがみはやと）
*凛李*7/22 16:23:386124cfBApjC33zy16||757
あの出会いは10年前の事だった････そう。私が7歳の時････
私は小学生の頃よくイジメられていた。もちろん友達なんていなかった。

そんなある日････学校帰り、1人で歩いていると後ろから視線を感じ振り向くと
同じクラスの女子と男子だった。私は逃げたい気持ちでいっぱいだった。
また私が歩き出した瞬間クラスの子たちが私を囲んだ。

そして、ある1人の女の子が通りかかった････
*凛李*7/22 16:30:306124cfBApjC33zy16||360
多分、その頃の私と同じような年の子だった。
私はその子に「助けて!!!!」と叫んだ･･･
その女の子は立ち止まり、私を囲んでいた子たちにこういった。。。
「やめなよ。その子が可哀想だよ」
私はその一言でホッとした･･･

女の子「さ、早く逃げよう!!」
*凛李*7/22 16:37:526124cfBApjC33zy16||537
雪乃「う、うん。」
私たちは、もの凄いスピードで走っていった･･･
女の子「大丈夫だった？？」
雪乃「う、うん。あ、ありが･･･」

その頃の私は人に”ありがとう”なんて言った事が無かったせいでも
あり、その言葉がなかなか出てこなかった。

女の子「でも、怪我してないみたいで良かったよ。」
雪乃「ぁ、ぁの･･･お名前なんて言うの？？」?1色終
*凛李*7/22 16:45:186124cfBApjC33zy16||633
女の子「早川絵里菜・・・」
雪乃「絵里菜ちゃん･･･じゃもう私たち友達だよね!!」

女の子（絵里菜）は、うなずいた。
私は、その時初めて友達が出来て涙が出そうなほど嬉しかった･･･

雪乃「また会えるよね？？」
絵里菜「うん。きっと会えるよ・・・」

その時の絵里菜の顔がとても寂しそうに見えたのが印象的だった
*凛李*7/23 17:54:516124cfBApjC33zy16||624
そして、10年後･･･

私は高校2年生になった･･･

先生「今日は転校生を紹介します。」
雪乃『この時期に転校生なんてめずらしいなぁ･･･』
先生「自己紹介してください」
転校生「ぁ、はい。早川絵里菜といいます。よろしくおねがいします」
雪乃『絵里菜･･･聞いたことある名前･･･あの子も絵里菜って名前だったよね』
*凛李*7/23 18:7:406124cfBApjC33zy16||662
先生「早川さんは昔ここに住んでいたんですが海外に引越して、またここに戻ってき　　　たそうです。」
先生「えっと早川さんの席は･･･綾瀬の後ろに座ってね。」
転校生「はい。」
雪乃「早川絵里菜ちゃんだっけ？よろしくね＾＾」
転校生「う、うん。」
雪乃「小さい時の友達に絵里菜ちゃんって子居たんだ。でもその子は居なくなち　　　　　ゃって･･･」
転校生「そ、そうなんだ････私も小さい時に雪乃ちゃんって子居たよ。」
*凛李*7/23 18:14:376124cfBApjC33zy16||466
雪乃「なんか不思議だね＾＾」
転校生「うん。なんて呼べばいい？？」
雪乃「雪乃でいいよ。そっちは？？」
転校生「ぁ、じゃぁ。絵里菜で･･･」

なぜか絵里菜が泣きそうな顔していた。

雪乃「ど、どうしたの？なんかあったの？」
絵里菜「なんでもないの･･･ゴメンネ」
雪乃「なんかあったら、なんでも私に言ってね。相談乗るから」
絵里菜「・・・・。」
*凛李*7/23 18:27:16124cfBApjC33zy16||310
拓斗「おい、綾瀬イジメんなよぉ。」
雪乃「ちょい拓斗静かにして。」
拓斗「はいはい。分かりました。早川さん大丈夫？？」
絵里菜「あ、ありがとう。坂口拓斗くん。」
絵里菜「心配かけちゃってゴメンネ。皆ありがとう」
雪乃「いえいえ。泣きたいときは我慢するより泣くのが一番だよ。」
絵里菜「うん。そうだね。」

*凛李*7/23 18:38:106124cfBApjC33zy16||912
転校生が来てから2日後･･･

隼人「俺さぁ。転校生の子居るじゃん。あの子の事好きっぽい･･･」
拓斗「それ、真面目な話？えっと、早川絵里菜だっけ？？」
隼人「あぁ。真面目な話。」
拓斗「ぇ。で俺に何してほしいの？」
隼人「協力してほしいんだよ。俺ら親友だろ!!」
拓斗「じゃ俺のも協力してくれるんだったら良いよ。」
隼人「お前の好きな子って誰だよ!!」
*凛李*7/23 18:42:346124cfBApjC33zy16||603
拓斗は隼人にこしょこしょっと言った。

隼人「ま、マジで？」
拓斗「あぁ。マジだ･･･」

ｶﾞﾁｬ。

雪乃「あ、拓斗と隼人くんじゃん。なに秘密の話？」
拓斗・隼人「秘密の話。」
雪乃「気になる〜。」
*凛李*7/23 18:45:586124cfBApjC33zy16||80
キンコーンカンコーン、キンコーンカンコーン

雪乃「わぁ。チャイム鳴っちゃった＞＜2人とも急げ!!」
拓斗「ぉ、ヤベッ!!」
隼人「走れ〜!!」

ドン

雪乃・拓斗・隼人「遅れてすいませんでした＞＜」
*凛李*7/23 18:51:526124cfBApjC33zy16||882
絵里菜「雪乃遅れちゃダメじゃん。」
雪乃「ぇへへ。ゴメンネ。」
絵里菜「ねぇ。雪乃･･･秘密を絶対守る人ってこのクラスに誰が居る？？」
雪乃「うーん。隼人くんかなぁ。ぁっと、坂口隼人ね」

絵里菜は少し嬉しそうな顔をしていた。もしかしてとは思ったけど違うよね。。。
これから楽しみだなぁ。
*凛李*7/23 19:43:156124cfBApjC33zy16||334
★ＢestFrend第１話終了★

感想いただくと嬉しいです＾＾*

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