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8701EMERLDKNIGHTPLUS_逃亡者キーア7/25 10:54:372191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT_全1〜26唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html　』

第10唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8657.html　』
（第1唱〜第9唱アドレス有）
第11唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8679.html　』

次スレは、特別編ですｖ
このお話で少しはキリがいいかな？と思いつつ･･･。
本編スタートです
キーア7/25 10:54:582191cf/cZWdmfTKcw||459
風よ我に紡ぎ　心なりけり鳥なる　風になる鳥になるなり　共にゆく・・・

人は時に善になり、時に悪になる

時に人は傷つけあう

この物語は、平和な世界を求め旅をするたった1人の勇者ソラと
　支えていく仲間が、戦い・平和にしていく冒険の記録である―･･･。
キーア7/25 10:58:172191cf/cZWdmfTKcw||82
ソラが居ない今、どうすればいいんでしょうか･･･。
体がボロボロで動きにくい今･･･絶対絶命です･･･････。

第12唱　謎の狼人間　〜逃亡者〜

しまった!!
少し考えているうちに･･･捕まってしまった。

私としたことが･･･情けない。ここは戦闘に集中しなければいけないのに･･･。
ふと、私は下を向いた。
すると、アルフィーの覆っている布の内側にキラキラ輝く物が入った、
瓶を目にした
キーア7/25 11:7:562191cf/cZWdmfTKcw||116
もしかしてアレは･････。
一か八かだ。多分だが、あれは記憶の結晶･･･。間違いない。
しかし、アレを私が奪ってしまえば･･･私は確実に殺（や）られるに違いない･･･。

だが、考えるより先に体が勝手に動いた。

リナ「ラコル!!受け取れ」

私はバッとアルフィーの布の内側にあった瓶を奪うと、ラコルに向かって投げた。

アルフィー「な!!フラット」
キーア7/25 11:10:342191cf/cZWdmfTKcw||932
テン「リナさん!!」

フラットは瓶を取り返しに、素早い動きでどんどんと瓶に迫っていく。
そしてアルフィーはリナの首元に剣を少しずつ、切りつけていく。

誰もがもうだめだと思った。
しかし、その時だった。

ゴォォォォォォォォォォォォォン!!

僕のすぐ横を蒼い光の弾が通り過ぎたのだ。
物凄い速さで･･･。
キーア7/25 11:13:352191cf/cZWdmfTKcw||899
そして、その蒼い光の弾はフラットとアルフィーの丁度真ん中の地面に辺り、
バコン!!という音に包まれ爆発した。

辺りに砂埃が立ち、フラットとアルフィーは目をこすっていた。
その隙にリナはアルフィーから逃げ出し、瓶を素早く取ってテン達のいるところへ行った。

ヴィラ「なんなんだ･･･」

そして、僕達5人の間を物凄い速さで通り抜けて行った影があった。
僕達の少し前に立った。
キーア7/25 11:16:232191cf/cZWdmfTKcw||732
その影の正体は、
一見人間のようにも見えるが、人間の形をしていて
耳はピンと張った狼の耳。
口先は狼のように出っ張っていた。
手足も膝、ひじ辺りから狼のような毛が生え、手先はすこし大きく鋭い爪も生えていた。
髪の毛はちゃんとした人間の髪だった。

「グルルルルルルルルルル」

そいつは狼のように唸った。

光狼「狼一よりもすごいアルヨ･･･」
キーア7/25 11:18:412191cf/cZWdmfTKcw||299
フラット「何よー!!･････。だ、誰なのよ」
アルフィー「お･･･狼？人間か」

そしてそいつは、足を拡げ両手を右へよせ、右手を上に左手を下にして
少し隙間を作ると次第に蒼い光の弾が出来てきた。

さっきのはコイツが作ったのか･･･。

次第に弾は大きくなっていく。

ラコル「一体･･･どこから」
キーア7/25 11:20:232191cf/cZWdmfTKcw||305
フラット「や、やばくない？アルフィー･･･」

あれほどクールだったアルフィーも少し焦った様子だった。

「グワウ!!」

そう唸った瞬間蒼い光の弾は投げつけられた。
危険を感じたアルフィーとフラットは、

アルフィー「退却だ」

消えていった。
キーア7/25 11:22:292191cf/cZWdmfTKcw||976
蒼い光の弾は地面に当たり、また砂埃が立った。

テン「貴方は･･･一体」
リナ「っていうか･･･人間なのか？」

しばらくして、その狼人間は光に包まれた。
そして光が抜けていくと狼の耳や、手足、口などが全て無くなりたった一人の人間に変わった。

そして、少し間が空くとそいつは喋った。

「ハァー。終わったのか？」
キーア7/25 11:24:222191cf/cZWdmfTKcw||986
その声を聞くと、皆は少しハッとした。

ラコル（･････この声は･･･）

記憶の結晶を取り戻し、記憶を戻したラコルは、感じた。
リナさん･･･テンさん･･･ヴィラさん･･・。

ヴィラ（････まさか･･･な）

そいつは振り返った。
そして誰もが目を大きく開けた。
キーア7/25 11:27:192191cf/cZWdmfTKcw||261
テン「･････ま、まさか･･･ソラですか？」

そうだ。その人間は死んだはずのソラだった。

ソラ「おうよ。ソラ＝リンクス参上！」
光狼「･･･ソラ、アンタ死んだはずじゃないアルカ」
ソラ「死なせたのはどっちだよ」

ソラは刺された直後、まだ生きていた。
ココ最近まともに寝ていなかったため、大きく目を閉じた瞬間睡魔が襲ってきたのだ。
そして必死で目をおきようと、手を動かしていたのだが、とうとう寝てしまったらしい･･･。
キーア7/25 11:30:172191cf/cZWdmfTKcw||2
その後、しばらくして目が覚め、傷口の血も手当てをして埋めていたため、
大丈夫だった。
そしてテン達が居ないのに気がつくと、ソラは急いで探した。
アルフィー達を見つけると、リナが捕らえられていた。
すると、なんだか知らないが自然に怒りが増し、狼人間になっていたという。

その時の記憶は全く無いらしい･･･。

ソラ「全く、砂に埋もれて大変だったんだぞ。本当に死ぬかと思ったよ」
テン「･･･ラ･･･ソラ!!」

皆は俺にいきなり飛びついた。
テンやラコルはすでに泣いていた。
キーア7/25 11:46:152191cf/cZWdmfTKcw||424
その後、皆はしばらく俺から離れなかった･････。


　　　　　＊＊＊＊＊
□黒影本部

団長「どういうことだ!!勇者は生きて居るではないか」
手下「任務失敗という事になりますね」

黒影本部では、勇者が生きている事を特殊画面で確認していた。
そして、団長と呼ばれる奴こそが、黒影のボスであった。
キーア7/25 11:49:102191cf/cZWdmfTKcw||730
スタ　スタ　スタ
　スタ　スタ　スタ

黒影本部の廊下に2つの影と足音があった。
それはアルフィーとフラットの姿である。

フラット「何なのよーあの狼人間。あいつ等の仲間かなー？アルフィー」
アルフィー「さあな。どっちにせよ、全員を殺せばいいのだ」

廊下の角を曲がった時だった。
そこには、団長と話していた手下でもある、副団長ともいえる存在の奴だ
キーア7/25 11:51:442191cf/cZWdmfTKcw||713
足を止めたフラットとアルフィー。

「君達は任務を失敗したようだね」
アルフィー「何を言っている。勇者はちゃんと始末した」

そいつは手の平にあるモニターを出し、アルフィー達に見せた。
そこに移っていたのは勇者ソラと仲間だった。

アルフィー「そんな馬鹿な!!この俺が･･･剣で奴を殺したはず･･･」
「任務失敗だ。団長命令でお前達の始末を頼まれてな」

そいつは腰につけていた武器をとると、アルフィー達に向けた。
キーア7/25 11:55:282191cf/cZWdmfTKcw||743
しかし、それに気付いたフラットは、アルフィーの手を握り
瞬間移動をした。

「ち。････まあいい。すぐに追いつくだろう」

そういうと、奴もまたどこかへ消えた。
黒影のやつらは、ほとんどが本部へしか瞬間移動できない。
だが、アルフィーとフラットだけは特別だった。

二人の妖術の1つはどこへでも想像したところに、瞬間移動できるのだ。
キーア7/25 11:59:72191cf/cZWdmfTKcw||615
フラット達は、今、ソラ達の近くに居た。
ソラ達には気付かれていないようだが･････。


そして、ソラの居る今僕達はとても幸せです。
本当に･･･幸せです。

僕達は嬉しさに笑った･･････。


つづく
キーア7/25 12:2:442191cf/cZWdmfTKcw||874
＊＊＊あとがき＊＊＊

　皆様こんにちは＾＾
ソラ生きてましたね（ぁ
え？前回死んだって言った？･･･あれは少しお話を面白くするためにですね･･･（蹴

しかし、これからアルフィー達はどうなっていくのでしょうか？
そのお話は、特別編が終わってからのようです･･･。

次回からは特別編の連続ですｖ
前編・後編と続いた後、もう1本違うｴﾒﾗﾙﾄﾞﾅｲﾄとは関係のない小説をお送りします。
その後に13唱を載せますｖ
ライノ7/25 16:22:211252cfNse2BVmsP96||792
こんにちわ〜読みました〜
ソラが生きていて本当によかったです＾＾
でも、ソラが狼人間になっているなんてわかりませんでしたね〜
次回の特別編楽しみに待ってます
一7/25 16:23:572202cfflaWz7oZhNA||151
こんにちわ。

前回言っていた、”新たな主人公”とは、
誰になるのかな？と見ていたら、
なんとソラが生還。
しかし、眠気のみで、死んでしまったと勘違いされたとは・・・
テン達は、ちゃんと脈や息等を調べなかったのでしょうかね。
でも、まぁ生きていて何より。

ですが、ここで一つ疑問が・・・何故、狼になってしまったのでしょうか。
後々、この謎が解ける日を待っております。

では、アルフィー達の行動も注意して見ながら、今回はこの辺で。
次回も楽しみにしています。
キーア7/25 20:8:122191cf/cZWdmfTKcw||651
＞ライノ様

こんばんわｖ
読んでいただき有難う御座いました(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ
ソラが狼･･･。
その案は、自分の装備をみて「あ。これ使えるかも」といった
くだらない話です；；

次回も宜しくお願いします
キーア7/25 20:11:202191cf/cZWdmfTKcw||338
＞一様
こんばんわです＾＾

新たな主人公とは生き返った（違　ソラの事でした。
私も睡魔が襲ってきたら我慢できずにそのままぐっすりですよ（;´▽｀A``
んー。脈をはかることをしていなかったですね。はい。
手の動きが止まった事で、死んだと確定したのでしょう･･･。

うん。生きていたんだから気にしない気にしない♪
あれ？でも、土の中って･･･息できないよね（ぁ

何故狼になったのか？それは13唱で明らかになる･･･予定。

次回も宜しくお願いします
オギワラ7/26 8:29:122212cfBcsmysAsVME||864
おはよう御座います^^
例の人。生きてたって、とんでもなく驚きましたΣ(ﾟдﾟ;)

最初。決死の覚悟で記憶の結晶を奪うリナさん。
いや、格好いいです。
そして剣を弾き飛ばした蒼い弾。それを出したのは死んだはずのソラだったのですから驚きです。

しかし、狼形態のソラは強かったですね〜
何故にこんなに強いのか？
そして、何故に狼？そこらへんは、光狼との関係とかあるんでしょうか

とりあえず、ソラが生きていて一番驚いたのはアルフィーとフラットだったと思いますがｗ
では、次回の特別編も楽しみにさせていただきます。
メアリ〜7/26 9:27:171241cfwuFJHkKz16M||478
おはよう御座います。
ソラさん、…そんな所で寝ちゃ駄目です。誤解を招いてしまったじゃないですか…。

前回分たった今見てきました。先程はソラが死んでしまって落胆していたのですが…。
今此処に来てこれを読んで、一安心でした〜。
ラコルさんの記憶も戻り、リナも危機一髪。

勇者（ソラ）が生きていたという事実を知って、アルフィーとフラットのリアクションも気になる中、特別編もとても楽しみです。
キーア7/27 20:41:02191cf/cZWdmfTKcw||182
＞オギワラ様
こんばんわ♪
例の人、生きてましたねｖ
よーく思い出してくださいな。いつの日かこのキャラは一生はなしませんよ
のような事を言ったのを思い出しまして。
一生離さないつもりですので、死にはしませんｗ

狼の姿に変わってしまった理由は･･･次回の次回の次回の次回（？）です（長
んー、あんまり光狼とは関係なさそうな気もしますが、その辺はまた次回にでもｖ

アルフィーとフラットがこれからどうなるのか、次回の（略）に分かるかもしれません
キーア7/27 20:43:282191cf/cZWdmfTKcw||479
＞メアリ〜様
こんばんわでございます（ぁ

でもよく痛みをこらえて寝ることができましたね＾＾；
と、自分でも思ってしまいます。
朝早く起きて眠気がある時よりも酷い状態の睡魔だったのでしょう･･･。

ラコルの記憶をあんなに簡単に戻してよかったのだろうか･･･。
本当はもっと先まで延ばすつもりだったのですがね（;´▽｀A``
もう1回記憶が取られる可能性大なんです。

次回の特別編も宜しくお願いします(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ

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