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8786____________憂々とすべき言未鈴8/1 14:45:242191cfB/jai/.Efz6


同じ此処に、不確かであっても在る此の躰を
何時か貴方が証明してくれるのだろう。

淡い希望にも似た其れを私は今も放せずに居るというのに。

そして鈍く錆び始めた感覚神経の全てが感じる。
途切れた会話に煙る、此の愛しさを。

此の寂しさを。


未鈴8/1 14:47:482191cfB/jai/.Efz6||348







                        
「僕は薄い羽根だから」








未鈴8/1 14:50:542191cfB/jai/.Efz6||858
毟った残骸に火を付けて
燃えない其れに苛立って
飾り気の無い其れで焔を拭う











「まとわりつく鱗粉から逃れられないのなら」







彼の初めの言葉は此れだったか

未鈴8/1 14:54:582191cfB/jai/.Efz6||579


__..  そう僕は。
其れなら逃げずに羽織ろうか
其れでも付いてまわる擬態への空虚が
息苦しくさせるだろう
どうせ抱き合うのなら
蝶の其れよりも蝉の鱗粉が良いな


                     「君は」



未鈴8/1 14:58:522191cfB/jai/.Efz6||126


.


_________.. 私に言える言はとても、そう。とても少ないの。
貴方の幼稚な脳では理解し難いかも知れないわ。
口で嗤うしか出来ない此を、どうか許してあげてね。
腐り欠けの躰はひどく痛むだろう、だから。


.


.


.


                                 そうね..

未鈴8/1 15:5:162191cfB/jai/.Efz6||401


「Dont confuse the ideal with the real.」


「I think so.」


.


繋がりは無いのだろうか


.


.


続かない会話が切り貼りされて行く
編んだ後の映は暗闇に反射する

未鈴8/1 15:8:132191cfB/jai/.Efz6||863
逆流する体内に溢れる血液と
眩しさを受け止められない虹彩

許容量は既に超えて居る筈なのに
彷徨い始めた意識を抱きしめる

もう誰も愛してはくれないの?

未鈴8/1 15:8:322191cfB/jai/.Efz6||995


同じ此処に、不確かであっても在る此の躰を
何時か貴方が証明してくれるのだろう。

淡い希望にも似た其れを私は今も放せずに居るというのに。

そして鈍く錆び始めた感覚神経の全てが感じる。
途切れた会話に煙る、此の愛しさを。

此の寂しさを。


未鈴8/1 15:9:552191cfB/jai/.Efz6||725


.                        


.


「僕は薄い羽根だから」


.


.


未鈴8/1 15:11:172191cfB/jai/.Efz6||710
毟った残骸に火を付けて
燃えない其れに苛立って
飾り気の無い其れで焔を拭う


.


.


「まとわりつく鱗粉から逃れられないのなら」


.


.

彼の初めの言葉は此だったか

未鈴8/1 15:11:392191cfB/jai/.Efz6||891
そう僕は。
其れなら逃げずに羽織ろうか
其れでも付いてまわる擬態への空虚が
息苦しくさせるだろう
どうせ抱き合うのなら
蝶の其れよりも蝉の鱗粉が良いな


                     「君は」



未鈴8/1 15:12:582191cfB/jai/.Efz6||409
私に言える言はとても、そう。とても少ないの。
貴方の幼稚な脳では理解し難いかも知れないわ。
口で嗤うしか出来ない此を、どうか許してあげてね。
腐り欠けの躰はひどく痛むだろう、だから。


.


.


.


                                 そうね?

未鈴8/1 15:18:442191cfB/jai/.Efz6||911
逆流する体内に溢れる血液と
眩しさを受け止められない虹彩

許容量は既に超えて居る筈なのに
彷徨い始めた意識を抱きしめる

もう誰も愛してはくれないの?

もう君は愛してはくれないの?


失せた想いを馳せても、
決して涸れない涙も声も、
何故此処迄空虚を引きずり込むのか。

哀しくは無い。
唯々其れが、時々ひどく痛むだけ。

何処までも行き着かない答えが眩しい。
そうなのだ。
幾ら哀愁が満ちても泣く事の出来ない

.

其れが嫌でまた堕ちる深み。

未鈴8/1 15:22:52191cfB/jai/.Efz6||364


「ねぇ、私達が出逢ったのは何時だったかしら」


「さぁ、僕が誰かの硝子の靴を拾った時かな」


少しだけ女は嗤う。
少しだけはにかむ男も、女にさえも胸から抜けた虚しい穴は消えず。


「・・・そうね」

未鈴8/1 15:36:242191cfB/jai/.Efz6||346


**アトガキーヌ**
こんにちわ。

此は、「現代版シンデレラ」をテーマとし、書きました。
登場人物に姫が居る童話は、幾つかありますが、
私はシンデレラが二番目に好きです。
汚らしい根性が透ける主人公が、其れらしく振る舞う姿が醜くて、
如何にも女臭くて、極論した場合のモチーフのような気がするのです。
屈折した愛し方なので、
一般的に出回っているお話が好きな方には嫌がられてしまうかしら;



未鈴8/1 15:36:512191cfB/jai/.Efz6||148


「Dont confuse the ideal with the real.」
此は、此の作中でシンデレラが口にした言葉です。
「理想と現実を混同してはならない」
という意味で書きましたが、間違っていたらすみません;;
辞書を捲っていたら偶然発見した言葉ですが、
シンデレラに恐ろしい程嵌っています★
もしかしたらお気に入りかも知れないです,。



未鈴8/1 15:37:02191cfB/jai/.Efz6||901


・・・随分語ってしまいました。なにせ思い入れが深いものですから。
今回は文体というか形体というか、其れらしきものを変えました。
故意に、という訳では無いのですがね。
BLACKな彼女が少しでも伝われば、と思います^^*

**アトガキーヌ・エンディング**




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