8801 | ハ〜トの耳飾りは恋のきらめき<第一章> | あややん | 8/4 11:29:23 | 2192cfECpvrIvzRqY |
未熟ですが、お話をかかせていただきます。 登場人物 主人公・?色桃アンジュネリー・ブランカ 主人公の恋人・ジルベール・リンダその他 ・バルキン・リンド(リンド公) ・リヨン ですちょっと長いですがよんでくださいm(__)m |
あややん | 8/4 11:37:45 | 2192cfECpvrIvzRqY||919 | ||
胸が、痛い・・・。 これはいつもの痛みではない。 なぜだかなつかしい甘い痛み。 私の目にふいに涙がにじんだ。 くちびるが勝手に動く。 だ・れ・か・の・名・前をつぶやいているようだが、 その名前がわからない。 涙が頬を伝わっていく。 |
あややん | 8/4 11:39:9 | 2192cfECpvrIvzRqY||219 | ||
<第一章>革命の養女たち |
あややん | 8/4 11:53:28 | 2192cfECpvrIvzRqY||418 | ||
十月十四日。わたしがこの屋敷を出て行く日。 ぶあついカーテンで、体をかくすようにして私は窓の外をみていた。 「革命バンザーイ!」窓の外を血の気 の多い若者たちが、大声をあげて通り過ぎていく。 若者たちは肩を組み合って、民衆の革命の歌となった”ラ・マルセイエーズ”を口ずさんでいた。 1月に、国王ルイ16世が処刑された。まさかこの国の王が、民衆によって裁判にかけられて、断頭台に送られるなんて。 ふいに胸が苦しくなってきて、私は両手で胸を押さえた。 |
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