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8875【ボク的学園ライフ】〜特別編だよっ!〜炎髪灼眼の討ち手8/10 17:49:326062cf2Mp.ZYODUNA
さて。
さてさて。
さてさてさてさて(トマレ

特別番外短編収録も3話目になりました。
そろそろ本編でも書こうかな・・・とか思いまして。
今までの分をイロイロと思い出してるところです。
もしかしたら、本編復活・・・・・もあるかもしれません。
彗星が地球に降ってくるくらいの確立ですがねw

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:3:336062cf2Mp.ZYODUNA||740
もしこの世に天国がるとしたら、きっとここにあると思う。
いつもは洋服などで見えないスーパーミラクルビューティフルボディが、今はラインまでクッキリ見える。
ここはプール。
そして、マリンナ、マリカ、プチは水着を着ていた。
「大志クン、コレ似合ってるかな・・・?」
「大志さん・・・少し恥ずかしいのであまり見ないでください・・・」
「・・・・・ジロジロ見てンじゃねえっ!<ズシャァ>」
顔を真っ赤にしたプチが僕にコークスクリュー。
2メートルほど吹っ飛び、壁に頭をぶつける。
ブラックアウトしつつある頭で思った。

・・・・・前言撤回。

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:8:536062cf2Mp.ZYODUNA||980
コトの発端はお隣さんだった。
近くにあるプールの入場無料券が四枚あるが、別に使わないからあげちゃおうというコトで
その券をもらってきたのである。
ちょうど四枚で、今家にいるのも四人なので、さらにいつもどおり暑かったので、
プールに行くことにしたのです。
ソレダケデスヨ?
別に皆の水着が見たかったとかそういうワケではナインデスよ?

と、まぁそんなわけである。

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:14:526062cf2Mp.ZYODUNA||626
とりあえず「夏休み中、私達がいないからその分のお金。」と親に渡されたお金で
水着を買った。
マリンナが下着っぽい形で胸の中心部に花の飾りで止めてあるタイプ。
マリカは上はマリンナと同じで、下は水着の上にさらにスカーフっぽいやつをかけるもの。
プチは・・・・・・・ヒモ。
約一名が特に説明不足な気がするけど、そこは皆の想像力でカバーしてください。

買ってる途中に鼻血が吹き出そうになったが、そこはなんとか乗り切って。
プールへと急いだ。

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:19:346062cf2Mp.ZYODUNA||429
で・・・・今。
僕はさっきの攻撃で脳震盪を起こしてるためマリカの膝枕にお世話になっていま・・・
え?膝枕?
「ええッ!?なんでそんなオイシイシチュエーションになってるの僕!?」
急に起き上がってマリカの頭に頭突きをかますところだったがそこは何とかよけ、
一瞬で立ち上がった。
と、急に立ち上がったせいか、頭がクラクラしてきた。

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:24:406062cf2Mp.ZYODUNA||500
「あ、大志さん。まだダメですよ〜
 もうちょっと横になっててくださいね」

そういって僕を引っ張り、膝枕をさせようとする。

ちょっとパニくってもしょうがないですよねこの状態では。
いま、大志の頭の中では、

ええ!?いやそんなもういいから大丈夫でも膝枕は逃しがたいいやしかし!そんなことをしている場合じゃないああでもなぁ膝枕されてると気持ちイイんだよねそうじゃなくてそうじゃなくてそうそうアレアレ!傍目から見るとオカシイですよオカシイっていきなりなんでこんなコトにいいいぃぃぃィィィィィィィィッ!?

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:30:376062cf2Mp.ZYODUNA||319
そんなことを考えていると。
「大志さん・・・?ちょっと顔が真っ赤で・・・汗もたくさん出てますよ?
 ・・・・本当に大丈夫ですか?お熱はかりますね」

そう言って、マリカは自分の額を僕の額へと・・・・・・・・・・・

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:31:276062cf2Mp.ZYODUNA||19

ひィィァァぁああああああ!?そんなに近づかれると僕ハ!僕ハァァァァァァッァ!!!
じゃなくて正気を保て大志!ここであせってどうする落ち着け!落ち着くんだ!そしてそのまま額をコツンだけじゃなくてそのまま勢いで唇を奪っ・・・じゃない!そんなことしてる場合じゃない!てかそれしたらダメ!即死!何が即死かわからないけどいきなりバットとか飛んできそう!危険だから!とにかくここから逃げなくては!ってあれちょっともう顔が近い近い接近してますよTyottootituiteyameteyameteyamete------ッ!!!!!

炎髪灼眼の討ち手8/10 18:34:16062cf2Mp.ZYODUNA||66
ものスゴイ勢いでマリカの手を振り払い一瞬で離れると、
「いやもう僕はダイジョウブさァ!ハッハッハァ!心配かけてゴメンネそれではプールはいってくるからじゃあね!」
と三秒ほどで言い、速攻でプールへと向かった。

―――周りの人の冷たい視線を受けながら。

炎髪灼眼の討ち手8/10 19:24:296062cf2Mp.ZYODUNA||546
それから、泳ぎに行った(と思われる)マリンナとプチを探し、プールをさまよった。

流れるプールで巨漢の中年(悪く言うとデブのオッサン)につぶされてもめげず、
遊泳用プールで泳いでる人にぶつかって怒られてもめげず、
飛び込み台でノリで一番高いところまでのぼって落ちてもめげず、
「いくらなんでもそれはメゲるから!もう無理!」

波のプールにたどり着いた。

炎髪灼眼の討ち手8/10 19:44:136062cf2Mp.ZYODUNA||90
波のプールにマリンナはいた。
いや、二人ともいたのかもしれないが、マリンナしか見えなかった。
とにかく、殴られた文句を言おうと思ってマリンナへとざばざば進む。
そして波にあそばれてきゃっきゃ言っているマリンナの正面へ行った。
「あれ?大志クン?何でこんなところにいるの?」
「何でじゃなくっ」
<ザバァ>
そのとき偶然、強い波が大使を襲った。
そのまま波に飲まれ、押し倒される。
しかし、大志の目の前にいるのはマリンナ。

炎髪灼眼の討ち手8/10 19:47:76062cf2Mp.ZYODUNA||498
当然―――――――マリンナへと倒れこむ形になる。
そして胸元へと―――――<ゴツ>
水着の花飾りにぶつかる。
と。
何の因果が狂ったか。
それともただの不良品か。
<ぷつん>
胸の花飾りが。

とれた。

炎髪灼眼の討ち手8/10 19:52:236062cf2Mp.ZYODUNA||28
飾りによって固定されていた水着が真ん中から二つに分かれた。
その瞬間水着という壁に阻まれていたマリンナの豊満な胸が、
外界へと飛び出すように開放へ――――――
「とわァッ!」
大志の「これ以上先を見たら確実に殺される」という思いがソレを止めた。
水着の端と端を指で止めたのだ。
しかし。
「はわっ」
指で押さえたのはいいが、抑えたのは胸の水着の一部。
もちろん、マリンナの体も一緒に押すことになる。
体―――つまり胸。

炎髪灼眼の討ち手8/10 19:55:96062cf2Mp.ZYODUNA||542
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一瞬でマリンナの顔が真っ赤に染まり、大志を殴り飛ばすため手を振りかぶる。
が、その手が止まる。
ここで大志を吹っ飛ばすと。
水着が、とれる。
その状態のまま固まってしまうマリンナ。
もちろんこの状況をどうすればいいかわからない大志も固まっている。

炎髪灼眼の討ち手8/10 20:0:256062cf2Mp.ZYODUNA||601
「・・・・そっ・・・・そのまま水着押さえてて・・・・」
真っ赤にした顔をすこし下げて、言った。
もちろん、大志はそのままどうすることもできないので、押さえたままにする。
しかし、少し余計な力が入ったか。
「は・・・うっ・・・・ちょ・・ちょっとあんまり力入れないで・・・」
ますます顔を赤くするマリンナ。
大志はただ顔をコクコク上下に振る。
マリンナは震える手をゆっくりと胸元に持っていき、自分で水着を押さえる。
大志は、その手を離す。
マリンナはその水着の端と端を結び、顔を上げた。
とびっきりの笑顔を向けて。
顔中に怒りマークをつけつつ。

炎髪灼眼の討ち手8/10 20:4:16062cf2Mp.ZYODUNA||499
「は」
大志は悟った。

殺 さ れ  る。

いやでも波が悪いのであって別に僕が悪いというわけではーッ!
弁解は声にならず、ただ口がパクパクと動くだけ。
そして。
マリンナは笑顔のまま、拳を振りかぶった。
そして神速―――まさに神業ともいえる、格ゲーだったらほぼ最強レベルのパンチを放った。
大志は、マンガみたいに水しぶきを上げつつ放物線を描き、空の星となって消えた。

炎髪灼眼の討ち手8/10 20:5:586062cf2Mp.ZYODUNA||152
「・・・・・・・・・・・・・・・・もう、ホントに・・・・バカなんだから・・・・」
少し頬をそめる紅は、怒りか、それとも・・・・・・

炎髪灼眼の討ち手8/10 20:9:126062cf2Mp.ZYODUNA||960
大志の飛び散った血か。


あ。すいません。終わりです。
ちょっとアレでしたね。
なんつーかお決まりパターンってかわざとらしいっていうか。
ま、いっか(ヨクナイ

もし本編が復活できそうなら、一回今までのあらすじを書こうかと思います。
その時はよろしくお願いします〜

最近は全然更新してませんが、こちらの小説もよろしくお願いします〜
http://www.geocities.jp/imagenbreaker/

ではでは。


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