8881 | 魂狩りっ | 足立りょう | 8/10 20:16:26 | 2111cfiSDfoVMsEd2 |
今回からは、別世界に行っちゃいます。 ついでに、死神仲間の紹介なんかも。 あとは、消えちゃった人たちの行方の推測なんぞも。 では、今宵も死神の物語にお付き合いください。 序章と第1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8738.html 第2話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8761.html 第3話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8814.html |
足立りょう | 8/10 20:53:6 | 2111cfiSDfoVMsEd2||738 | ||
永久に生きゆく者どもの〔黒名簿〕 《粉塵への誘い》スィス 重傷 《逃走不能の飛脚》ディス 健在 《精霊の祭壇》稲瀬弘也 失神 《隻眼の雷》カラッフェ 軽傷 《瑠璃の宝玉》トトゥス 軽傷 《黒煙の塔》カティク 健在 《空の番人》クリタ・レルタ 軽傷 《時の功》レッタ 軽傷 《月下の氷天》トゥアナ 健在 《凍る風》リファー 軽傷 《五神霊》 ? 〔御方〕 ? |
足立りょう | 8/10 20:53:24 | 2111cfiSDfoVMsEd2||308 | ||
目が醒めたら、見慣れた顔があった。 「弘也ぁ・・・・・」 ディスが涙目で覗き込んでいた。 「ディ・・・ディス?」 「良かったよぉ・・・」 俺は全然意味が分からない。 「ディス・・・惚れたね」 ふと、気高そうな女の声がした。 |
足立りょう | 8/10 20:53:43 | 2111cfiSDfoVMsEd2||147 | ||
「へ・・・・?」 またもや俺は、疑問符を浮かべる。 「アタシは《隻眼の雷》カラッフェ。以後よろしく」 女―――カラッフェが笑みを浮かべる。 「ど・・・うなってんの?」 「〔御方〕と《五神霊》が、居なくなったのよ」 悲痛な表情を浮かべたスィスが、言った。 「ど・・・どこに行ったんだよ?」 「多分・・・《処分場》」 まるで禁忌とでも言わんばかりに、カラッフェが言った。 |
足立りょう | 8/10 20:53:58 | 2111cfiSDfoVMsEd2||108 | ||
「しょ・・・《処分場》?何それ!?」 「手っ取り早く言えば、《冥土》の奥深くにある、必要のない魂の《死に場所》」 途端、周りの空気が、凍った。 「・・・・・・・・・・・トゥアナ」 何処か寒気を生んでいる少年が、相棒に話しかけた。 「・・・分かったのね?リファー」 トゥアナと呼ばれた女が、問う。 「うん、《冥土》の奥深くに、邪気を感じる」 「そう・・・・・だ、そうよ」 後半は、仲間達に向けての言葉。 「行くわよ・・・・」 カラッフェが一言、呟いた。 |
足立りょう | 8/10 20:54:8 | 2111cfiSDfoVMsEd2||72 | ||
《冥土》とは、死者の行く国。 そこで魂は《選定》され、《生まれ変わる》か《処分場》へ送られる。 《処分場》は、滅多に誰も足を踏み入れない。 《処分場》に行く魂は、300年に1つ2つあるかというくらいだからだ。 だから、誰も詳しいことは知らない。 誰も―――。 |
足立りょう | 8/10 20:54:56 | 2111cfiSDfoVMsEd2||438 | ||
「早々簡単には行かせられないね」 舟守が、呟いた。 「なんなら、通行料をもらおうか」 「通行料?」 カラッフェが、問うた。 「その男の・・・・・魂」 空気が、沈んだ。 「ふざけるな!!」 スィスが吠えた、そのとき |
足立りょう | 8/10 20:55:9 | 2111cfiSDfoVMsEd2||312 | ||
『行かせよ・・・』 声が、した。 「なんだと!?貴様ごときの言うことを聞くとでも思っているのか!?」 『忘れたのか?今のお前の主人は、誰だ?』 「・・・・・・・・・分かった」 道は、開けた。 第4話『いざ―――』 |
足立りょう | 8/10 20:58:30 | 2111cfiSDfoVMsEd2||334 | ||
あとがき? えぇ・・・唐突な展開、急展開、スイマセン。 結局、何を伝えたいのか僕の中でもぼやけてきました。 でも、手探りでも、見つけ出したいと思います。 最後まで、見つけられない可能性もありますが・・・。 しかし、何かしらの想いが伝わるよう努力したいと思います。 では、また会いましょう。 2006,08,10 |
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