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8949EMERLDKNIGHTPLUS_怒りの謳キーア8/21 17:50:92191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT_全1〜26唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html 』
特別編『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8749.html 』
第1唱〜9唱↓
第10唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8657.html 』
第11唱〜16唱↓
第17唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8926.html 』

キーア8/21 17:50:192191cf/cZWdmfTKcw||444
風よ我に紡ぎ 心なりけり鳥なる 風になる鳥になるなり 共にゆく・・・

人は時に善になり、時に悪になる

時に人は傷つけあう

この物語は、平和な世界を求め旅をするたった1人の勇者ソラと
 支えていく仲間が、戦い・平和にしていく冒険の記録である―・・・。

キーア8/21 17:56:592191cf/cZWdmfTKcw||98
第18唱 テンVSピコランファ 〜怒りの謳〜

リナ、ラコルが一勝ずつして、残り5人となった。

ラコル「私の妖術の1つ、銃消弾―見えないゴム― で相手の動きを把握していた私は素晴らしいでしょう」

ラコルは自分の妖力について語り始めた。
誰も聞いては居ないのに―・・・。
そして、次は誰がいくか話しているとまたまたスッと手が挙がった。

キーア8/21 18:0:222191cf/cZWdmfTKcw||379
テン「はいはい!!僕が行きます!!」

目を輝かせ、手を挙げているのはテンだった。
俺達は「え」っと言う顔をして、テンを見ていた。
一番心配な奴なんだが―・・・。

アルフィー「ほ、本当に大丈夫か?」
テン「はい!全然任せてください」

リナやラコルの苦労は水の泡になってしまう予感がしてくる・・・。
天然で、馬鹿なテンが・・・本当に大丈夫だろうか?

キーア8/21 18:2:532191cf/cZWdmfTKcw||533
ヴィラ「まぁ・・・、見てようぜ」
ソラ「あ、あぁ・・・」

テンが前へ出ると、いつものように正面の扉が上へ上がって行く。
そして、中から影が出てきていた。

コイツはお前にピッタリの敵かもしれぬ

そこから出てきたのは―・・・。

ソラ「ピ・・・ピコランファ?

キーア8/21 18:6:02191cf/cZWdmfTKcw||592
そう、前から現れたのは、さっきリナと戦ったあのピコランファだった

コイツ(ピコランファ)は、相手の体に巻きつくと、
巻きつかれた奴と正反対の属性になる
(本人が光であれば、コピーは闇に属す)
そして、巻きつかれた奴と同じ能力を持ち、何もかもが同じなのだ。

テン「ぴ・・・ピコラン」
光狼「テン、ピコランファ見て、涙目になてるアルヨ」

テンは目をウルウルさせ、ピコランファを眺めていた。
何故に見つめてる?

キーア8/21 18:9:82191cf/cZWdmfTKcw||960
ソラ「何してんだよ!!さっさとやっちまえ」
テン「無理ですよ!!ピコランは僕の大好きな犬です!!」

俺は吐き出しそうになった。
い、犬!!!!!!?
どっからどう見てもスライム見たいな物体だろう。
例え見間違えたとしても、犬には見えないぞ。

リナ「ありゃあ・・・危ないともいえないな」
ラコル「テンさん。とにかく戦うのです」

テンは一向に戦う気配を見せない

キーア8/21 18:13:322191cf/cZWdmfTKcw||448
ピコランファがテンに詰め寄ってくる。
それを見てテンはさっきよりも目を輝かせていた。

ピコランファは一瞬にしてテンに巻きつくと、全身を覆った。
だが、すぐに離れコピーテンとなった。

テン「ピコランファが僕と同じに」
アルフィー「もう手遅れだ」

すると、コピーテンはすぐに攻撃してくる。
テンは驚きのあまり後ろへ下がった。

キーア8/21 18:18:212191cf/cZWdmfTKcw||53
テン「ピコランファ!!?」

攻撃してくるコピーテンにテンは避け続ける。
これでは到底攻撃などしないだろう・・・。

      *****

それから1時間後...
何も変わりなく避け続けるテン。
何も変わりなく攻撃し続けるコピーテン。

ソラ「あぁ・・・もう早く攻撃しろよ」

キーア8/21 20:2:02191cf/cZWdmfTKcw||703
テン「だ、だってピコランファが・・・」

まだ言ってるよ・・・・・コイツ。
俺達は壁にもたれながら言った。

すると、今まで喋らなかったコピーが喋った。

コピー「ハヤク コウゲキ シネエカ。 シネエト オマエノ ナカマ ヤル」

そう言った。
片言だが、ちゃんと聞き取れた。

キーア8/21 20:3:362191cf/cZWdmfTKcw||65
テン「ぴ、ピコランファ?」
コピー「オマエ コウゲキ シナイ  ボク ソラタチ ヤル」

そして俺達を睨むと、テンの持っている剣のコピーを手に
俺達へ向かって走ってくる。

ソラ「やばくないか・・・・・コレ」

そして剣を振り下ろした。
俺達は避けた。

キーア8/21 20:6:112191cf/cZWdmfTKcw||657
光狼「スリル満点アルね」
リナ「というよりも、これ反則だろ」

テンは下を向いていた。
手はこぶしを作った状態で、少し震えているようにも見えた。
コピーは俺達に攻撃し続ける。

テン「・・・・・な。それ以上ソラ達に手を出すな!!

以外だった。
あんなにのんびりとした性格のテンが、きれていた。
そして、コピーは言った。

キーア8/21 20:9:272191cf/cZWdmfTKcw||449
コピー「オマエ コウゲキ シナイ  ナラ コッチ ヤル マデダ」
テン「もう・・・ゆるしません」

テンはいつもと違い、妖力のオーラがいつもより増して
強くなっていた。

テンは1つの謳を謳い出した。

テン「神に聴きしや 我の手に  我に死神呪いせば  地の果てまでに
      おいきしや  全てをかける 時となりせば......

キーア8/22 8:20:422191cf/cZWdmfTKcw||496
すると、すさまじいオーラがテンから発し、
 鋭い爪が生え、目もいつもと違いキッとしていた。

コピー「ナンダ コノ イヤナ カンジワ」

妖力のオーラは妖術を使える者にしか見えない。
コピーも妖術くらいは使えるはずなのだが・・・。

テン「仲間に傷つける奴は・・・俺が許さない」
ラコル「あれは・・・・・怒りの謳・・・」

キーア8/22 8:28:182191cf/cZWdmfTKcw||296
怒りの謳・・・・・自分の怒りが最大を越した時、頭によぎる謳。
       その謳を謳う事ができる者は一握りの人間だけだと言われている。
       謳を謳い終わると、その人物の性格は、どんなにおっとりしていても、
       強気な性格になり、我を忘れ戦ってしまう。

リナ「・・・・・、テンの逆襲?」

コピー「タタカウキニ ナッタカ ナラバ イクゾ」

するとコピーは、剣を手にテンに襲い掛かった。
だが、テンは近付いてきたコピーを見て、目を大きく見開き上へ飛んだ

キーア8/22 8:31:162191cf/cZWdmfTKcw||877
テン「俺の怒りは誰にも止められやしない」

そう言って、右手を左ひじ辺りに持っていくと、コピーに向かって
振った。

すると勢い欲爪から針のように、素早く飛んでいった。

アルフィー「これぞハリセンボンだな・・・」
ソラ「いや、のんきに言ってる場合かよ」

テンの攻撃は止まらない。
次々にテンは攻撃する

キーア8/22 8:34:52191cf/cZWdmfTKcw||523
コピーも必死に剣でガードしている。
攻撃しない訳がないコピーは、何とかテンまで近付き剣を構えた。

テン「そんな物、俺には通用しない」

そういって、爪のとがった両手でバツ字のような形から切り裂くようにして、
剣を切ってしまった。

何と言う威力だ・・・。
あのどでかい剣を爪で切り裂くとは・・・

ヴィラ「テン・・・恐るべし」

キーア8/22 8:37:302191cf/cZWdmfTKcw||55
そして、驚くコピーを狙って針で攻撃した。

見事コピーは消えていった。

・・・怒りの謳が謳えるとは・・・

そして、テンは後ろへばたりと倒れた。
そのテンは、いつも通りのテンに戻り、寝ていたのであった・・・・・。


つづく―・・・・・

キーア8/22 8:42:572191cf/cZWdmfTKcw||33
***キーアの小話6 昇進?の巻***
 こんにちは〜。キーアどすえ☆
PCの調子が悪いにも関わらず何とかINしている私です^^;
いや、PCはまだ調子が悪いですよ?
小説だけは書きたいので、何とかPCをつけております・・・。

今回、ピコランファが再登場☆
実はテンがピコラン(あだ名)が好き。という設定にしておりまして―・・・。
それで戦闘させちゃいました(;´▽`A``
意外なテンの一面もありながら、ピコランは、サブタイトルにまでなって・・・
昇進したのでしょうかね(笑

今回はお返事がかける・・・かと思いますのでよろしくおねがいしますv

すみれ☆8/22 18:41:92204cfnacloQpOVtw||732
こんばんは^^&初めまして☆
キーア様の小説を、最初から読ませていただきました^^
ピコランファをどう見たら、犬になるんでしょうね^^;
テンが、キレましたね…。
怒りの謳は、恐ろしいですね(´▽`;A)
次回も楽しみにしてます^^

オギワラ8/23 16:56:102212cfBcsmysAsVME||90
こんにちわ^^
ピコランファなにげに再登場ですね。
テンは何もしないまま、前の二人の苦労が水泡に帰すのか。
最初のソラの危惧どうりになるかと思えた試合ですが、テンが覚醒。怒りの唱でピコランファを瞬殺です。

怒りの唱を見て、時の番人が驚いてますが怒りの唱の詠唱者って珍しいんでしょうか?
そして次回は闇光封印師のVですかね。こちらも楽しみにしています。

キーア8/23 18:28:242191cf/cZWdmfTKcw||911
すみれ☆さん
 さ、最初からですか―・・・・・。
ご苦労様でした(;´▽`A``
わざわざ読んでいただきとても感謝しております。
ピコランファは見る人によって違うのかな・・・と自分でも考えておりますv
猫だったりパンダだったり・・・。

テンが切れたら性格が逆上してしまう事が分かり、恐るべしですね。
次回は違う話ですが宜しくお願いします♪

キーア8/23 18:33:402191cf/cZWdmfTKcw||641
>オギワラさん
 ピコランファは、かなり考えて作った名前なので、再登場させてみました☆
と、いうよりも・・・。
テンの対戦相手が考えつかなかったと言うのが本当の所なんですけどね(;´▽`A``

最初はテンが負けてリベンジしに来ようかと話を考えていたのですが、
話が長くなるのを避け、性格が逆上するのも面白いかな―・・・。
と、そんなこんなでこの唱につながりましたv

怒りの謳の詠唱者はかなり珍しいようです―・・・。
ソラにも怒りの謳が謳えるかどうかは分かりませんが・・・。

次回は闇光封印師です♪
寝ながらも必死で考えてますノ∀`*)

8/23 21:22:32202cfflaWz7oZhNA||88
こんばんわ。

いよいよ、テンの出番!どんな戦いになるのか!と思っていた途端、
ピコランファ出現。
挙句にテンは攻撃できない。
なんとも奇妙な絶体絶命(?)に見えましたが、
新技、怒りの謳で、ピンチを脱出・・・

しかし、正直テンに、これ程の力があるとは、思っていませんでした。
何気に凄いキャラなのかもしれませんね、テンは。
更には、一部の人間にしか使えないとか。
又、新たな技とか、楽しみにしてます。もとい、テンの活躍を期待しています。

では、次回も楽しみにしています。


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