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8970闇光封印師Vキーア8/24 14:33:22191cf/cZWdmfTKcw
プロローグ[ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8772.html ]
 第1術  [ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8838.html ]
 第2術  [ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8901.html ]

最近、テレビの影響でか怖い話を書きたくなって参りました。
と、言うわけで怖いというか怖くないかは別として、
「夏休み最終すぺしゃる企画」をやっちゃいますv
とりあえず、違うお話を3本同じスレに描いちゃおうと思います☆

中身は大体考えてますが―・・・ね。

キーア8/24 14:33:202191cf/cZWdmfTKcw||938
この世に本当の闇と光なんて存在しない―・・・

 たとえ存在したとしても それは偽だ―・・・

俺達の居る場所は [真空の世界]と呼ばれている―・・・

 偽の闇と光を見つければ 俺はそいつらを封印する

俺は今 [闇光封印師]という仕事をしているのだ―・・・

キーア8/24 14:36:182191cf/cZWdmfTKcw||9
第3術  ― 第二次試験開始 ―

一次試験が終わり俺はあれから寝ていた。

「ん・・・ん〜。・・・!!試験は」
「クーヤはん、丸一日ほど寝てましたで」

丸・・・一日?
体のあちこちが痛くて動きたくない。
そうだ、一次試験で妖怪に肩や腹を食いちぎられ、傷だらけなのだ。

「試験はもうすぐ始まるはずやで」

キーア8/24 14:40:282191cf/cZWdmfTKcw||602
しばらくして、足音がある扉の向こうから聞こえてきた。
そして、扉が音を立てながら開くと、扉の向こうから背丈の高い男が現れた。

「これより、第二次試験を開始する。二次試験の試験管、ヒギラスと申す」

ヒギラスと名乗った男は、この試験の試験管らしい。
試験管は全員プロの封印師だ。
階級はプロといっても1から3ぐらいだという。

「二次試験では、1人ずつこの扉の向こうに入ってもらい、1体の妖怪を封印してもらう」

キーア8/24 14:42:452191cf/cZWdmfTKcw||684
そういうと試験管は中まで入っていった。
そして、1人の男が扉の前に立ち受験者を呼んでいく。
おそらく、1人が終われば呼ぶのだろう。

「29番入れ」

そして次々に呼ばれていく。
入る途中3枚のお札を手渡される。
3枚以内で封印しなければ失格らしい・・・。

俺は一秒でも長く体を休めるように、壁にもたれかかって休憩していた。

キーア8/24 14:45:32191cf/cZWdmfTKcw||868
だんだん人が居なくなっていった。
ついには、二人にまで減った。
もう1人は俺と同い年と思われる少年だった。

少年は俺を見ると言った。

「君、名前は?歳いくつ?」
「えっと、クーヤ。10歳だよ」

男の子は「ふーん」という顔をしていた。
狐丞にも気付いている様子だ。

「俺はシオン。同い年」

キーア8/24 14:46:592191cf/cZWdmfTKcw||943
すると、試験管が

「101番入れ」

と言ったので、シオンという少年が立ち上がった。
そして、行きかけながら振り向き俺に言った。

「最終試験で会おうな」

初めて同い年の子と・・・子供と話した。
島には俺以外の子供は誰一人居ない。
大抵が30代くらいの人や老人が多い

キーア8/24 14:49:302191cf/cZWdmfTKcw||990
「139番入れ」
「はい!!」

俺は狐丞と一緒に扉の向こうへ向かった。
しばらく暗い闇に包まれた。
長い通路だ。
しかし、少し光が見えまた扉が現れた。

俺はその扉を前へ押した。
すると、前には何かのケースに入れられた妖怪と、周りに試験管一同が集まっていた。

キーア8/24 14:52:522191cf/cZWdmfTKcw||193
そこへ足を踏み入れると、狐丞は別の場所へ誘導された。
二次試験には、武器と己以外は戦闘に使ってはいけないらしい―・・・。

そして、笛の音と同時にケースからお札がはがされ、妖怪が飛び出た。

俺は一歩後ろへ下がった。

「クーヤはん!!攻撃して弱らせるんや」
「こ、攻撃!!?」

武器といえば、両腰に差し込んであるヌンチャクに近い武器が二本・・・。
持つところはヌンチャクのような黒い棒状のモノで、
そこから鎖が長く付いていて、その先にはクロスのようなものが付いている

キーア8/24 14:56:112191cf/cZWdmfTKcw||447
そのクロスは他にもへんけするらしい・・・。

そんな風に考え込んでいる間にも妖怪は俺に襲い掛かる。
何とか一発目は横へ避けたが、一次試験で受けたケガが痛み思い通りの行動ができない。

妖怪はまた俺に襲い掛かる。
鋭い爪を使い攻撃してくる。俺は左腰にさしてある一本のブラックロス(さっき説明した武器)

妖怪に向かって投げつけ、クロスの部分から鎖の所までを妖怪に巻きつけた

キーア8/24 17:35:332191cf/cZWdmfTKcw||120
少しは動きを止めれたものの、奴は爪だけで攻撃ではなく、
口からも何かを吐き出す。
その吐き出したモノが地面に直撃し、その地面の部分が溶け出していた。

「え・・・」

妖怪とは色んな属性、種類と様々な妖怪が生息する。
コイツはかなりやっかいだ。

「クーヤはん頑張ってくださいや」

俺は何とか奴の吐き出す攻撃をくらわないように、避けた。

キーア8/24 17:52:302191cf/cZWdmfTKcw||492
しかし、やはり一次試験の傷口がかなり痛む。
ブラックロスも肩の痛みで思うようにコントロールできない。
そんな中、妖怪は攻撃を止めやしない。

「アイツ、もう終わりだな」

試験管が言っていた。
しかし、そんな事を聞いている余裕などは無い。
俺は一か八かお札を投げつけた。
だが、貼り付ける何処ろか逆に跳ね返された。

「やっぱりダメか・・・・・」

キーア8/24 17:55:572191cf/cZWdmfTKcw||365
残るお札はあと2枚・・・。
これに失敗すれば、試験が終わってしまう。
そう・・・終わりに・・・。

ほんの一瞬だけでも隙があれば・・・お札を貼り付けられる。
一瞬・・・・・・・・・・!!

そうだ、ブラックロスで捕らえた時一瞬だが爪での攻撃は防ぐ事ができた。
口からの攻撃だけに気をつければ何とか・・・。

最後のチャンスだと思い、ブラックロスを投げつけた。

キーア8/24 17:58:82191cf/cZWdmfTKcw||92
運よく妖怪に巻きついた。
そして、お札を投げつけた。
だが、口からの攻撃でお札が溶けてしまった。

「やっぱりだめか・・・」

俺は右腰にあるもう一本のブラックロスを取り出した。
そっちのブラックロスの先には三角の槍の先のような形をしたモノがついている。
これも色んな形に変化する。

「これで顔も抑えれば・・・」

キーア8/24 18:0:402191cf/cZWdmfTKcw||536
今度は両方を使って、奴を捕らえた。
左手に両方のブラックロスを持ち、右手でお札を投げつけた。

今度は顔からの攻撃もできず、ピタリとはりついたのだ。
俺は唱えた。

闇・・・光・・・封・・・印・・・絶!!

闇と光の力が封印され、ついには妖怪が封印され1つの駒になった。
その駒を見て、試験管が合格。と言い、右と左にあるドアのうちの左のドアを開け、
「進め」といわれたので進んだ。

キーア8/24 18:2:292191cf/cZWdmfTKcw||762
また、暗闇のような所を歩き続けた。
さっきの妖怪を封印した駒を手に・・・。

「しかし、ようやったな。そのケガで」
「へへっ。まあね」

そして、前にあったドアを前へ押した。
すると、そこには数人の人が壁にもたれたりしていたのであった。
あたりを見回せば「シオン」と名乗った少年も座っていた。

「お、クーヤ。やっと来たな」

キーア8/24 18:4:272191cf/cZWdmfTKcw||400
物静かな空気の中、シオンは俺に向かってきた。
そして俺をジロジロと見てくる。

「おっ前すっごいケガだな。何したんだよ」
「試験でこうなったんだい」

シオンは無傷だった。
周りにいる人も無傷な人は1〜3人ほど居る。
大抵は少しはケガをしていて、俺みたいな凄いケガの奴は1人もいなかった。

「とりあえず、最終試験も頑張ろうぜ」

キーア8/24 18:6:292191cf/cZWdmfTKcw||617
「うん」

こうして第二次試験が終了した。
次の試験が・・・最終試験となる。
最終試験はどんな課題だろうか・・・・。
今までよりもはるかに難しいのであろうか・・・。
色々と不安もあったが、また体を休めるのであった―・・・。


 第3術    ― 第二次試験開始 ― 完

キーア8/24 18:12:112191cf/cZWdmfTKcw||928
―闇光封印師 封印術講座― 其ノ参 〜キャラ紹介2〜

名:狐丞(妖怪)
性:♂

狐と龍が何らかの事件で合体してしまい、妖怪となった。

名:シオン・ディアス(人間)
性:男

クーヤと同い年の男の子
シオンの親がどこにいるかなどはまだクーにはわからない。

キーア8/24 18:15:402191cf/cZWdmfTKcw||686
***あとがき***

こんばんにちは(=´ー`=)ノ
上の挨拶は、昼と夜の中間である夕方の挨拶です(自作。
それはさておき。

今回のお話は最初の何も関係ない話が長すぎてしまい、試験内容が
かなり縮小されてしまいました(__A;)アセアセ...
シオン君初登場☆ と、あってやはり男の子。
女性キャラはいつまで出てこないんでしょうね(母、婆ちゃん除く)

とりあえず、次のスレに「夏休み最終すぺさる」(しゃるじゃなく、さるですv)
をやっちゃいます。

すみれ☆8/24 20:43:102204cfnacloQpOVtw||561
何気に一番乗りです^^
シオン君は、無傷ですか〜。
強いですね(´▽`)
他の、1〜3人の人も、強いですね…大人でしょうね。年寄りか…。
クーヤより、シオンの方が、強いんですね。
【夏休み最終すぺさる】を楽しみにしてます^^

キーア8/26 13:27:62191cf/cZWdmfTKcw||970
すみれ☆さん
一番乗り有難う御座います(ぇ
シオンの他にも数名無傷な人は居るようですね(;´▽`A``
その中にシオンも入っているとは、かなりの使い手のようですね。
クーとシオンの他には子供は居ません。
若くて17〜ぐらいです。
シオンには秘密がある(?)らしいですが、その設定は未だ未定。
[夏休みすぺさる]怖くも無く面白くも無いと思いますけど―・・・。
次回も宜しくお願いします♪

オギワラ8/26 15:15:172212cfBcsmysAsVME||135
こんにちわ^^
1次試験で負った傷が完治していない状態での2次試験でしたが、辛くも突破できたようです。
しかし、気になったのが試験官の言動。
「アイツ、もう終わりだな」とか言って試験官としてどうなんですか?
闇光封印師とは組織員の風紀とかに無頓着だったりするのでしょうかね。

ヌンチャクのような武器もなかなか便利ですね〜
これを使いこなせるようになれば、かなり強そうです。
このヌンチャクってやっぱり正規の装備だったりするのでしょうか。

これまた、かなりの使い手であるシオン君の言動にも期待です。
次回の夏休みすぺさるも楽しみにしています。


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