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8979虚空の歌を永遠に〜作戦会議〜グー者8/25 14:16:572102cfqws2Aj6vge6
33話です。今回は何の動きもない・・・?かもです(ぇ

では、書きますw

グー者8/25 14:28:212102cfqws2Aj6vge6||598
クライムを残し、心無のメンバーは空想のテントで一番広い大広間に集まった。まず最初にティンクが気づき言う。

「兄さんは?それにフィルネは?」

「手順を考えて話すから落ち着いて。」

斜橋乃はすぐに言い止めた。そして会議が始まった。

「今回の作戦は、三チームに分かれてもらうことにする。一つは敵残党の打破。一つは香賀里 爽秋及びフィルネ・ソフィリアの開放。そしてもう一つは・・・クライム・ソフィリアの魂開放、さらなる進化をさせ、そして敵首領を打破させる為の援護だ。」

グー者8/25 14:37:562102cfqws2Aj6vge6||402
「何だって・・・?」

大怪我を負った憲太が驚く。残された六人には厳し過ぎる作戦だった。

「打破には援護が入ることから見て三人。救出には一人で十分だろう。残りはクライム君の中に入った悪を討ってくれ・・・僕は打破のメンバーに入ろう。他に希望がある者はいるか?」

すると、マリアとティンクが一番に手を上げる。

「私は・・・彼を救います。闇に沈んだクライムを・・・」

「僕も・・・兄さんを守ります!」

グー者8/25 14:44:262102cfqws2Aj6vge6||537
「わかった・・・頑張ってくれ。」

斜橋乃は優しく答えた。すると、ケインが飛び回りながら発言する。

「あたしはフィルネと爽秋さんを助けるわ!他にも助けなくちゃいけない、コウル、ファロン、メイノの三妖精も助けなくちゃいけないのよ!」

「・・・任せたぞ。」

ケインはその言葉に小さな拳を強く握り締めた。斜橋乃は残った憲太とキリに共に付くよう言うと・・・

グー者8/25 14:47:442102cfqws2Aj6vge6||170
「わかりました。でも、クライムを本当にマリアとティンクだけで大丈夫なのですか?」

憲太は斜橋乃に聞いた。すると、斜橋乃は優しい顔をして答える。

「大丈夫だ。というよりも、二人でないと駄目なのだ。」

「・・・?」

憲太には理解ができなかった。だが、斜橋乃の言葉に全てを任せた。

「よし、用意ができた所から行動に移ってくれ。・・・解散!」

グー者8/25 14:50:592102cfqws2Aj6vge6||476
全員一度部屋に戻った。それぞれの想いは堅くなっていた。

ケインは飛び回り落ち着かない。

「大丈夫かな・・・皆に早く会いたいなぁ・・・」

斜橋乃はシュッリパーの帰ってくるのを見た。その背には誰もいなかった。

「やはり現世へ行ったのか?何の為に・・・それにあの人達は転身キーを持っていないはずだが?」

グー者8/25 14:55:302102cfqws2Aj6vge6||169
憲太はバッグの中から一枚の写真を出し、見つめていた。その写真には多くの子供と一人の男が移っていた。

「ヴァルテ・・・それにレジェンさん。二人の為に戦います・・・」

キリは二つの銃を丹念に磨いていた。その一つにはゼロとの戦いでついた血がついていた。

「ゼロ・・・あんた、まだ死んでいなかったのかしら・・・まだあいつの声が聞こえてくる様だよ・・・あたしは可笑しくなっちゃたのかね・・・」

グー者8/25 14:58:542102cfqws2Aj6vge6||772
ティンクは自分の手を見つめていた。

「僕は戦えない・・・僕は兄さんを救う為に此処にいるんだ・・・!兄さんとフィルネを救う為に此処にいるんだ!賢者の力なんていらないんだ!」

マリアは、まだ使っていないハープを見て思っていた。

「ついに、これを使う時が見たみたい・・・ヴァルテ・・・貴方の無念は私が晴らして見せます。」

グー者8/25 15:3:182102cfqws2Aj6vge6||791
クライムは天を仰いでいた。夢で終われと思っていた。人格もたまに奪われそうになっていた。

「やめろ・・・止せ・・・クク・・・消えろ!・・・無駄だ・・・やめてくれ・・・我は支配者だ!クハハ・・・キエロ!!」

数々の想いを背に最後の作戦が始まった。

グー者8/25 15:7:242102cfqws2Aj6vge6||445
一方、城の内部でも戦いは始まっていた。

三大神の一、神戀は完全に朽ちていた。謎の男は呟く。

「転身キーさえあれば現世へいけるのだが・・・ジュノンとは対峙しないで済む方法を考えねば・・・」

香賀里が背負っていたフィルネはようやく目を覚ます。

「爽秋さん・・・ここは?」

「ここは、敵の本拠地の城だ。しかし、あまり話している暇はないようだ。」

グー者8/25 15:10:372102cfqws2Aj6vge6||975
ウインシュトがついに香賀里達に追いついたのだった。

「見つめたぞ、預言者。さぁ、今度こそ殺し会おうではないか・・・!アイラよ、末裔を討て!」

「はっ!」

敵の弓使いは、香賀里の背中から降りたフィルネを瞬時に横の部屋に投げ飛ばした。ウインシュトは微笑し、構えた。

「これで邪魔者は消えた。本物の預言者を決めようじゃないか・・・!」

グー者8/25 15:13:352102cfqws2Aj6vge6||679
香賀里もまた構え、微笑む。

「あぁ・・・お前とだけは本気と戦いたいと思っていた。この長くて広い廊下を最大限に使わせてもらう。・・・いくぞ!」

「雷の力はあの程度のものじゃないぞ・・・こい!」

二人の強者が再び合い間見えた・・・終わらない戦いが再び始まった。

グー者8/25 15:17:452102cfqws2Aj6vge6||149
今回はここまでにします。長めです、自分的に長めです。(ぇ
これからは二局面くらいを同時に描くので長くなるかも知れません。敵を倒したり、もうすでに開放してるけど、ケイン一人の行動も見たり、クライム頑張ったり、レジェンが遊んでみたり、二大首領がワイン飲んだりしちゃったりするかも知れませんね(オィ
とにかく次回もお楽しみにw

では、感想お願いしますw

オギワラ8/26 15:22:132212cfBcsmysAsVME||528
こんにちわ^^
最終決戦に向けて各々思うところがあるようですね。
いろいろ懐かしい面子もでてきましたし、城の中でも様々なことが起こっているようです。
謎の男の正体とか気になりますよ〜。
ウィンシュトも戦闘に突入しましたし、次回を楽しみにしています。

グー者8/26 23:0:212101cfTtKsuRvYaDs||284
オギドン感想ありですw

今回は、戦い自体はなかったのですが、ほぼ全ての場所でストーリーが流れました。
謎の男の圧勝。そして、爽秋とウインシュトの因縁の再戦。これからの見所もたくさん出てきて濃い内容になりました。

次回も是非読んで下さいねw

グー者8/26 23:2:362101cfTtKsuRvYaDs||134
追記

誤字を発見しました。
7レス目のマリアのセリフに、「ついに、これを使う時が見たみたい・・・と、書いてありますが、正確には、「ついに、これを使う時がきたみたい・・・です^^;

すみませんでした^^;


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