9003 | 虚空の歌を永遠に〜狂気乱舞〜 | グー者 | 8/28 9:33:10 | 5914cfAwIASG3O.Gg |
34話、いきます。前置き書くことないのでさっそくいきます。(ぇ では、書きます。 |
グー者 | 8/28 9:38:34 | 5914cfAwIASG3O.Gg||794 | ||
憲太が衰弱するクライムをテントの外へ投げ出した。すかさず斜橋乃がテントを閉じ、全員が外へ出た。 「何をするんだ・・・?」 クライムが弱々しい声で言う。憲太は突き放す声で言う。 「お前がこのテントにいると邪魔なんだ。戦う意志のない奴なんているだけ無駄なんだよ!」 クライムには何も言う事ができなかった。これが事実だったからだ。 |
グー者 | 8/28 9:44:49 | 5914cfAwIASG3O.Gg||291 | ||
「一応、転身キーを渡しておこう・・・ティンク君、マリア。頼んだよ。」 斜橋乃は二人に残りのキーを渡し、城へと向かっていった。そして、残されたのはクライム、ティンク、マリアだけとなった。マリアがハープを取り出し、ティンクに耳打ちしてやることを言った。ティンクは反論する。 「そんな・・・!僕が兄さんとなんて!」 「やるのです。あなたの力が必要なのです。」 マリアはハープを弾き始めた・・・綺麗な絵色だった。そして、歌も歌い始めた。 |
グー者 | 8/28 9:55:24 | 5914cfAwIASG3O.Gg||827 | ||
「荒れ狂う力 見えぬ物を今ここに 現わし悪を打たんこと 奇跡の力 潜む者を今ここに 現わしを悪に喰らわぬことを・・・」 マリアの奏でる音色と歌によって、クライムがもがき苦しみ始める!そして・・・ 「ぐはっ・・・ハァ!やめろ・・・出てくるな!」 強制的に解放状態になってしまった。今までには比べ物にならない程おぞましくも怪しく美しき賢者の姿だった。マリアは命令を下す。 「ティンク、今です!解放してください!」 |
グー者 | 8/28 10:2:33 | 5914cfAwIASG3O.Gg||690 | ||
「僕はそんなこと・・・」 ティンクがたじろぐ隙に、狂気したクライムがマリアに襲い掛かる。それを見たティンクは決意を決め、解放しようとする。 「えっと・・・かい、解放せよ!」 制限リングをつけていないティンクは解放を操る事ができず、最大解放をいきなり使った。それによって、ティンクもまた心を無にしていた。マリアの作戦は完全に失敗してしまった。 |
グー者 | 8/28 10:9:46 | 5914cfAwIASG3O.Gg||528 | ||
マリアは手を合わせ祈る。 「クライム、早く内部のランクシェルを倒して・・・そうしないとどちらかが死んでしまうわよ・・・」 クライムの魂は、クライムの中に閉じ込められていた。クライムは正体不明の世界に不思議を覚えていた。 「ここは、何処なんだ?ランクシェルを倒した所までは覚えているだけど・・・」 「久しぶりだな・・・クライム・ソフィリア。」 クライムは解放しようとした。だが、この世界ではそんな事はできなかった。 |
グー者 | 8/28 10:15:53 | 5914cfAwIASG3O.Gg||349 | ||
「どうなってるんだ・・・来るな!」 クライムは謎の男に、怖れ後退しようとした。だが、後ろに動くこともできなかった。 「どうなってるんだ・・・?」 謎の男は説明してあげることにした。 「ここは、お前の内面の世界。外面を有するお前がこの世界に干渉することはできないのだ。」 |
グー者 | 8/28 10:20:58 | 5914cfAwIASG3O.Gg||603 | ||
全てを知るこの男の正体が知りたかった。クライムは思い切って聞いてみた。 「あなたは・・・味方ですか?」 男は答えた。 「私は、ジュノン=ディオノーシスの兄、アルハルト=ディオノーシスだ。お前の・・・味方だ。」 「良かった・・・もしかしたらここに神風も。」 「待たせたな。」 |
グー者 | 8/28 10:24:10 | 5914cfAwIASG3O.Gg||697 | ||
クライムは言葉を失った。倒したはずの敵が自分の中にいたことを・・・ 「ランク・・・シェル!」 ランクシェルは間髪も入れずにクライムに襲い掛かる。しかし、アルハルトが止めに入る。 「お前の相手はこの私だ。」 「支配された者が、支配した者に勝てると思うな!」 |
グー者 | 8/28 10:37:46 | 5914cfAwIASG3O.Gg||217 | ||
クライムとティンクの戦いは激化していた。クライムは虚技で、ティンクは接近戦で迫り来る。 「荒狂う氷竜。アイスラ・ドラグーン。」 氷の竜がクライムの腕から突如現れ、ティンクを襲う。だが、すでにそこにはティンクはいなかった。逆にティンクは接近し、生み出しておいた鉤ツメで切り裂いた。だが、それは氷で作った分身であった。切り裂いた右腕は氷に挟まり動かない。マリアはその戦いを見て、呟いた。 「このままじゃ・・・ティンクが負けて、クライムが乗っ取られてしまう。」 マリアはハープを手に取りもう一曲歌い始めた。 |
グー者 | 8/28 10:38:58 | 5914cfAwIASG3O.Gg||722 | ||
今回はここまでです。次回クライムどうなるか?ティンクは勝てるか負けるのか? マリアの歌はカラオケで歌うと何点なのか?(ぇ では、感想お願いしますw |
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