9009 | *ビフォアサンライズ* | 月影の夢ミスと | 8/30 4:1:50 | 2201cf1D.9/Daz.Go |
今回もたぶん急に終ってしまうかもしれません。 途中まで読んでたのに終って気持ち悪いなと思う方は読まないことをオススメします。 感想レスは読むと満足してしまって終ってしまう可能性があるのでお断りいたします。 HOMEに手紙でいただければありがたいかも^^ |
月影の夢ミスと | 8/30 4:2:38 | 2201cf1D.9/Daz.Go||246 | ||
毎日がつまらない。 この夏休みで感動したことはとくになかった気がする。 夏休みも来週で終わりだ、秋の文化祭は楽しめるのだろうか。 俺の名前は星川 薫、今年市立の高校に入ってまだ1年目 タイミングを逃してしまったからか今はよく言う帰宅部である。 家に帰っても離れ離れになった中学校時代の友達とメールして、漫画読んで宿題して寝て・・・ |
月影の夢ミスと | 8/30 4:3:25 | 2201cf1D.9/Daz.Go||727 | ||
「おっメールだ、誰だろう。」 夏休み前に友達になった進藤からであった。 自由英作文のテーマに悩んでいるらしく、明日よければ学校の図書館で一緒に勉強しないかという誘いであった。 俺もまだ読書感想文が終ってなかったので図書館でいい本が見つかればいいかと思い承諾した。 |
月影の夢ミスと | 8/30 4:4:16 | 2201cf1D.9/Daz.Go||574 | ||
次の日、暑いのにご苦労なことだと思いながら練習中の野球部の横を通り図書館に入った。 「ほしかわ〜 こっちこっち。」 図書館でそんな大声出すなよと思いながら進藤のいるテーブルに近寄った。 「それで何かテーマ決まった?俺は中学校の教科書にあったような環境問題っぽいの書いておいたけど。」 進藤のレポート用紙は白紙でまだテーマについて考えていた。 「俺は読書感想文まだだから、ちょっと小説探してきていいかな?」 進藤は俺が真横にいたことを今気づいたのかのように言った 「あぁ いいよ。ついでになんかテーマによさげなのあったらよろしくー。」 |
月影の夢ミスと | 8/30 4:29:1 | 2201cf1D.9/Daz.Go||737 | ||
俺は図書館の奥の小説コーナーに行き、どれにしようか悩んでいた。 「夏目漱石のこころをもう一回読んでみようかなぁ。前は中途半端に読んでよく分からなかったし。」 本を一冊取り、進藤のいるテーブルに戻ろうと思ったとき背後からかすかな声が聞こえてきた。 「お前はこの世界に満足しているか。自分の知らない世界の存在を知ったときお前はどうする・・・」 声が聞こえてきたらしい本を取った、『テイルオブブルームーン』という洋書であった。 適当に進藤の自由英作文にアドバイスして、俺は2冊の本を借りて家に帰った。 |
月影の夢ミスと | 8/30 4:29:18 | 2201cf1D.9/Daz.Go||793 | ||
洋書なんて英和辞典があったって容易には読めないだろうと思い読書感想文の夏目漱石のこころを読みふけっていた。 するともう一冊の本からまた声がした。 「この本はお前の世界とあちらの世界を繋ぐ扉 お前がお前の世界で満たされぬ思いを抱いているなら開くがよい。」 恐る恐る開くと本の全ページが白紙になっていた。 そんなばかな、夢かと疑ったが実際夢を見ているときに夢かと疑ったことはないと思った。 そっと白紙のページに指を触れた瞬間、自分の体がなにかあたたかなものに包まれたかのように本に吸い込まれた。 |
月影の夢ミスと | 8/30 4:52:15 | 2201cf1D.9/Daz.Go||598 | ||
気づくと俺は真っ白な霧が立ち込める場所にいた。四方八方真っ白だ。 天から聞こえる優しそうな女性の言葉にふと耳を傾けた。 「私はこの世界の女神 あなたは異世界の者。 一体この世界に何の用があるのでしょう?」 「俺にもわからない。 あの本に触れたらここに・・・。」 女神はしばらくだまっていた。 「本ですか・・・。 異世界の者よ、私が思うにこの世界に来ようと思ったのはあなた自身。 あなたが帰ろうと思えばあなたの世界に帰ることもできれるでしょう。」 急に突風が吹き霧が晴れたら俺は古びた教会の前に横たわっていた。 そのときの自分はこの世界で何が待ち構えているかは知る由もなかった。 |
月影の夢ミスと | 8/30 23:25:11 | 2201cf1D.9/Daz.Go||196 | ||
〜著者のたわごと〜 ダメだ〜最終章はできているんだが中間が思いつかない・・・。 中間をしばらく考えるため、完了ぽちっとなw 続きはしばらくお待ちくださいませ |
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