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9025虚空の歌を永遠に〜自らを凌駕する者〜グー者9/2 12:8:272101cfQDZC4iAyKxc
35話・・・前回誰もレスありませんでしたが、めげません。(ぁ
では、書きます。

グー者9/2 12:19:152101cfQDZC4iAyKxc||785
マリアは二曲目を奏で始めた。

「戦いに君が行けば 僕も彼方を想ひ歌い続けよう
 傷を負うのは僕でいい 君は迷わず戦い給え」

ティンクに狂喜したクライムの攻撃が直撃した。しかし、傷は負うことはなく、そのままクライムに殴りかかった。しかし、クライムにも傷はない。ティンクは睨む様にマリアを見た。マリアは、この歌の効果を言った。

「この歌は、攻夢の歌と言って、聞いた者は1時間の間だけ、傷を負う事はありません。ただし、その代償として、演奏者に100分の1のダメージが来るのです。」

ティンクはそれを知り、避ける事に専念し始めた。

グー者9/2 12:22:572101cfQDZC4iAyKxc||448
心の中のクライムはランクシェルとアルハルトの戦いを見守っていた。その心中は不安だった。なぜなら・・・完全に劣勢だからだ。

「くっ・・・やはり強い!」

「甘い・・・甘いな。死を持って弱さを知れ。支配される者よ!」

ランクシェルはアルハルトの周りを鋭利な氷で囲み、技を放つ。

「時を止めろ氷の如く、マインド・エイジ。」

ランクシェルは見る見る内に氷漬けにされてしまった!

グー者9/2 12:27:582101cfQDZC4iAyKxc||81
「お・・・おじさん!」

クライムの嘆きの叫びは届かなかった。ランクシェルはクライムに近づいてくる。

「終わりだ、クライム・ソフィリア。外面の肉体を支配した。居場所が完全に入れ替わったのだ。後はここにいる貴様を殺すのみ・・・それでお前の全てが終わるのだ。」

・・・入れ替わった?前に奴は言っていた。外面を支配する者は、内面で力を使うことはできない・・・そして、俺はここにいる・・・手が動く。足も動く・・・

クライムは虚技を放つ・・・唯一知る虚技を。

グー者9/2 12:32:312101cfQDZC4iAyKxc||417
「光輝け・・・ヘレンウィーン!」

「虚技を解放もせずにだと・・・?そもそも何故動ける?そして、この光はなんだ・・・?」

「立ち去れ・・・ランクシェル!」

ランクシェルは完全に消え去った。クライムが内面から消えようとするアルハルトが声を掛ける。

「また会おう、賢者。風の青年も待っている・・・いつでも来るとよいぞ。」

グー者9/2 12:36:542101cfQDZC4iAyKxc||739
外面のクライムの口から黒い邪気が放たれていた。ティンクは自発的に解放を解く。そしてマリアに問いかける。

「あれは一体!?」

「おそらく敵の魂。もしくはクライムの弱かった何かでしょう。とにかく彼は勝ったのですよ。自分に、自分自身に!」

クライムはやがて目を覚ました。クライムは自分が何をしていたのかマリアに聞いた。マリアは優しく答えた。

「あなたは自らの光を探していたんです。そして見つけることができた。さぁ、行きましょう、強くなったあなたの力が必要です!」

三人は先に行った仲間を追った。

グー者9/2 12:37:522101cfQDZC4iAyKxc||107
今回はここまでです。光を見つけたクライム・・・最終決戦の時は近し!

では、感想お願いします。


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