9041 | ・敵国の計画書・第二四話−袋の鼠− | 一 | 9/4 21:54:9 | 2202cfflaWz7oZhNA |
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一 | 9/4 21:54:42 | 2202cfflaWz7oZhNA||91 | ||
とりあえず、最初の行き先は、武器庫に決まった。 丸腰で魔王と戦うわけには、いかないだろう! だが、それにも、一つ問題があった。 『もしも、武器庫に行くまでに、戦闘があった場合だが・・・』 リーダーシップを取っているスクワーズが、重々しく、口を開いた。 その言葉に、エーデミが少し考え、答えた。 『やっぱり、逃げるしかないんじゃないの?』 |
一 | 9/4 21:55:12 | 2202cfflaWz7oZhNA||375 | ||
それに続き、オレとドワンも賛成意見を述べた。 『オレもそう思う。戦える状態ではない。』 『おれもそう思うなぁ・・・戦うなら、是非やってみてくれよ。スクワーズ。』 ドワンの皮肉に、スクワーズが舌打ちをする。 だが、現に、その方法しかないだろう。 『だが、追ってきて、追ってきて、追い詰められるか、 武器庫に火でも放たれたらどうする?』 確かに、スクワーズの言うとおり、そうなってしまったら、一巻の終わりだ。 しかし、現状、どうする事もできないのだ。 |
一 | 9/4 21:56:8 | 2202cfflaWz7oZhNA||135 | ||
『強いて言えば・・・撒けばいいんじゃないか?それに、他に方法も・・・』 オレが言うと、スクワーズは暫く考えて、それしかない、と、 ようやく決め込んだ様だ。 『・・・ここで、ずっと話しているわけには行かないか。 ようやく牢屋から出られたというのに・・・』 オレ達は、牢屋から20メートルも離れてはいない。 『んじゃ行くか!』 今度は、ドワンが前に出て、進み始めた。 |
一 | 9/4 21:56:21 | 2202cfflaWz7oZhNA||812 | ||
武器庫への道は複雑だ。 途中までは、スクワーズ達が道(時々部屋も通った) を覚えていてくれると思っていたので、ただ素通りしていたが、 途中で新事実が明らかになった。 『お前ら、よくこんな地形覚えていられるな。』 その言葉にビクッとして、エーデミが、ゆっくり振り返った。 |
一 | 9/4 21:56:49 | 2202cfflaWz7oZhNA||743 | ||
『・・・ごめんなさいね。隠していたわけじゃないんだけど・・・』 どうやら、スパイ等の防止の為に、道が時々変わるらしい。 けど、それなら、普段はどうやって武器庫等に、行っているのだろう。 『それは、本部との無線を持って行ってね、 道を本部で操作してもらって空けてもらうの。 最も今は、操作できる機械がパスワードに掛かって無理だけど。』 なるほど。それなら合点が行く! って、そんな場合じゃない。どうやって帰ったらいいのだろうか。 |
一 | 9/4 21:57:28 | 2202cfflaWz7oZhNA||699 | ||
そんな事を考えていると、魔物バッと見えた。 オレは驚いて声を上げそうになったが、何とか防ぐ。 しかし、そんな事お構い無しに、魔物は目の前を走って、通り過ぎていった。 『何だ・・・?』 オレがボソリと呟くと、ドワンが、耳元で話してくれた。 『オレ達じゃない、他の何かを探しているらしい。これは好都合だぞ!』 ドワンは上機嫌だが、何か、とはなんだろう? だが、今、そんな事を相談している暇はない。 スクワーズは隙を見つけ、ちょこまかと、道に入っていった。 |
一 | 9/4 21:59:18 | 2202cfflaWz7oZhNA||924 | ||
暫く進んでいると、やっと武器庫に到着した。 『ふー。バルダも好きなものを選んでくれ。』 ドワンが武器を見渡しながら、声を掛けてくれた。 オレはとりあえず、リュックの変わりになりそうな物を探した。 暫く探していると、ここの国のリュックが見つかった。 オレは早速、マシンガンを一つとマシンガンの弾を大量にリュックへ詰め、 更に、拳銃と、 拳銃の普通の弾・強化された弾・カスタム用の部品、もリュックに詰めた。 念のために、手榴弾も二、三リュックに入れたが、 ルデューが居るし、必要ないだろう。 |
一 | 9/4 21:59:58 | 2202cfflaWz7oZhNA||252 | ||
そんな時、スクワーズが、奥の扉を開けた。 『何処へつながるんだ?』 オレが、サーベルを腰に括りつけながら聞くと、倉庫だ、と答える。 どういう意味だろう? オレはサーベルを手荒く腰に括りつけて、スクワーズについていく。 すると、中には大量の食糧・薬があった。 『ここは、武器庫兼他倉庫だ。』 ドワンがニヤリと笑って、食べ物を漁りに行く。 オレもつい笑いが出てきてしまう。 食べ物を腹に収めたのは、敵国で兵士と食べた時以来だ! オレも、早速パンにかぶりついた。 |
一 | 9/4 22:0:27 | 2202cfflaWz7oZhNA||506 | ||
ようやく腹がふくれたので、非常食と薬を手当り次第リュックへ詰めた。 解毒剤、傷薬、鎮痛剤などなど。 大体、必要な物が揃ったので、スクワーズに言おうとした最中、 倉庫の扉が、勢いよく開けられた。 『誰だ!』 オレが大声で叫ぶと、乱入者は、耳障りな声で、笑い出した。 『キキキキキ。優雅なひと時を邪魔して悪いが、私にも事情があってね。』 この笑い声、この声・・・間違いない。 |
一 | 9/4 22:0:51 | 2202cfflaWz7oZhNA||149 | ||
『ハシン!』 オレは、ありったけの大きな声で叫んだ。 オレの反応からして、敵だと判断したスクワーズ達が、一斉に武器を手に取る。 だが、まさか生きていたとは、驚きだ。 『何故、いつもオレ達が行く先に、いるんだ?』 オレはマシンガンに手を掛けて、ハシンに問う。 ハシンはニヤリと笑って、指を二本立てた。 |
一 | 9/4 22:1:25 | 2202cfflaWz7oZhNA||981 | ||
『私の目的は二つ。一つはレドウェン大佐を始末すること。 二つ目は、ブルーヴィンの兵士を皆殺しにすることだ。』 ハシンの答えに、ゾッとした。 ブルーヴィンの兵士を皆殺しだなんて・・・ 『後ろの方々。貴方達は無関係者。下がっていれば、何もしません。』 つまり、これは一対一で戦わなければならないのか・・!? そんな事お構い無しに、ハシンは、キキッと笑うと、猛スピードで突っ込んできた。 オレはマシンガンで撃ったが、情けないことに手が震えて、まともに撃てない。 大佐と対等に戦う魔物なんかに、勝てるわけがない・・・ |
一 | 9/4 22:1:45 | 2202cfflaWz7oZhNA||893 | ||
気づくと、ハシンは目の前で、手の甲から出した刃を、オレに突き刺そうとしていた。 オレは頭の中が真っ白になった。 これで終わりか?ハシンに刺されて、オレは死ぬのだろうか−・・・・? ”パァン!” 後ろから銃声が聞こえた。 其れと同時に、怒鳴り声が聞こえた。 『何してるんだよ!戦え!』 オレは驚いて、後ろを見た。 |
一 | 9/4 22:2:15 | 2202cfflaWz7oZhNA||857 | ||
声の主はドワンだ。 『お前こそ何してるんだよ!お前らは戦いに無関係って・・・』 オレは怒鳴り返したが、途中でドワンがキッと睨んできた。 『撃たなかったら死んでただろ!それに・・・』 ドワンは何を言おうとしたのだろう。 ハシンもドワンとオレとの戦いに耳を貸している。 |
一 | 9/4 22:2:41 | 2202cfflaWz7oZhNA||89 | ||
『おれ達はもう仲間だろ?無関係なんかじゃない!』 ドワンの言葉に何も言い返せない。 けれど、嬉しい。少ししか話してないのに、協力してくれるなんて・・・ そこで、スクワーズが鼻を鳴らした。 『俺達には関係ない、私怨の戦いだろ。それなら手を出すな。』 ハシンがニヤリと笑う。 『だが』 スクワーズが続けて叫んだ。 |
一 | 9/4 22:3:16 | 2202cfflaWz7oZhNA||961 | ||
『貴様は俺達の国をこんなにしたのに、手を貸したんだろ? だったら、俺達にも戦う理由がある。』 ハシンがチッと舌打ちをする。 ドワン達の励ましで、いつのまにか、体の震えが消えた。 もう戦える! 『だが、お前ら四人で、私達を倒せるかな?』 ハシンがニヤリと笑った。 |
一 | 9/4 22:3:43 | 2202cfflaWz7oZhNA||293 | ||
『お前、頭悪いな。一人じゃ 達 なんて使わないぜ。』 ドワンが厭きれた顔で、ハシンに言う。 『馬鹿はどちらかな?』 ハシンは、そういって指をパチン!と鳴らした。 すると、倉庫の入り口からゾロゾロと、大量に魔物が入ってくる。 『な・・・』 オレは再び、絶望を感じた。 三人が居なかったら、倒れていたかもしれない。 『今更、命乞いをしても、遅いぞ。リレデウンの兵士達よ。』 ハシンは恐ろしい笑みを浮かべると、大量の魔物と共に、突っ込んできた! |
一 | 9/4 22:4:31 | 2202cfflaWz7oZhNA||528 | ||
『チッ!』 スクワーズは舌打ちすると、マシンガンで、前の敵を一気に撃ちまくる。 それを合図に、オレは一気にドワンの所まで下がった。 『おいドワン!』 銃声が響く中、オレは大声でドワンに声をかけた。 ドワンはマシンガンに弾を詰めていた所で、パッと此方を向いてくれた。 『扉はあそこしかないのか?』 続けて、質問する。 ドワンが、苦笑しながら頷いた。 つまり、完全に袋の鼠になってしまったのだ! 第二五話へ続く・・・・ |
一 | 9/4 22:12:22 | 2202cfflaWz7oZhNA||490 | ||
こんばんわ。 お久しぶりです。 前回は返信できずに、本当に申し訳ありませんでした。 少々忙しくなってたりして、全然見てませんでした。 これからはできる限り返信したいとおもうので、よろしくおねがいします。 僕と共に、お久しぶりなハシン。 何気に気に入ってるので、出します。出します。 そして次回はいよいよ彼の登場です。 次回もぜひ見てくださいね。 又、第二四話を見て頂いた方は是非、感想を残していって下さい。 |
武 | 9/4 23:59:22 | 5892cfpjivDQYKFF2||318 | ||
こんばんは一様^^ 久しぶりの魔物はハシンだったのですね^^ スクワ―ズがいいこと言いましたね〜^^ マシンガンが手に入り、すこし楽になりそうですね^^ さすがに丸腰じゃきついですから…。 魔物たちが探している他の何かとはなんでしょう? 疑問がいっぱいです(笑 次回も楽しみに待っております^^ |
一 | 9/5 20:49:7 | 2202cfflaWz7oZhNA||428 | ||
武様 こんばんわ。 そうです。ハシンです。 彼には色々と大役を勤めさせていきますが、 気にしない 気にしない(ぇ スクワーズは捻くれてますから 捻くれた事しか言えないのです。 一応そうなのですがそれでも、持ち物全部取られてしまいましたしね・・・ 楽になったかは怪しいですね・・・ 魔物達が探しているのは意外なモノ・・・です。 次回発表なので、次回も是非見てくださいね^^ |
グー者 | 9/6 23:29:8 | 2101cfDutxYTa.SMU||501 | ||
お久しぶりでw一殿がこない内にオギドンも感想くれなくなてしまいましたorz ハシン、確かに久々な様な気もしますね。戦闘も開始され、なんか荒れそう・・・しかし、スクワーズのキャラは相変わらず健在だ!(ぇ 前回も言いましたが今回も・・・頑張れ、スクワーズ!(ぁ では、次回も楽しみにしていますw |
一 | 9/9 12:16:33 | 2202cfflaWz7oZhNA||811 | ||
こんにちわ。 お久しぶりです。 オギワラさんは何かと忙しいようですからね^^;どんまいです。 まぁハシンのことは、記憶の隅に置いておいてくれれば、 又出てきた時に感動できる・・・かも(ぇ スクワーズ、きっと後々おいしい出番が待っているはず! では、次回も見てくださいね。 |
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