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9059闇光封印師Wキーア9/8 19:45:202191cf/cZWdmfTKcw
プロローグ[ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8772.html ]
 第1術  [ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8838.html ]
 第2術  [ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8901.html ]
 第3術  [ http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8970.html ]

何となく久しぶりの封印師です(*´ー`*)
何となく続く予感の掛け持ち小説―・・・。

作成中のHPでも、載せてみたり―・・・。

本編にゴーです(;´▽`A``

キーア9/8 19:45:472191cf/cZWdmfTKcw||523
この世に本当の闇と光なんて存在しない―・・・

 たとえ存在したとしても それは偽だ―・・・

俺達の居る場所は [真空の世界]と呼ばれている―・・・

 偽の闇と光を見つければ 俺はそいつらを封印する

俺は今 [闇光封印師]という仕事をしているのだ―・・・

キーア9/8 19:49:242191cf/cZWdmfTKcw||881
第4術  ― 最終試験開始 ―

 二次試験終了から2日が経った。
未だ最終試験の内容も告げられず、受験者は建物の中で待っていた。
大半が大人だったが、全員男だという事は確かだ。

最初の頃は、女性の受験者も何人かは居たが、一次と二次で脱落してしまった。
そんな中に今、俺は居るんだ。

「クーヤはん。いよいよ最終試験やで。頑張りや」
「うん。わかってる」

キーア9/8 19:53:372191cf/cZWdmfTKcw||567
一体、最終試験はどんな事をするのだろ・・・・・。
今まで見たいに命がけの試験になるのだろうか?それとも
命の安全を保障してくれる試験になるのだろうか?

そんな事は全くわからない。
しばらくして、いつものように扉の向こうからやってきた。
今度は1人ではなく、今までの試験管と、メガネをかけた若そうな男が出てきた。

「只今から、最終試験を開始する。試験内容はコレだ」

メガネの男が合図をすると、他の二人の試験管がある布を取った。
その下から現れたのは、大きな板のようなボードだった。

キーア9/8 19:58:542191cf/cZWdmfTKcw||448
「何だよコレ・・・・・」

シオンも訳の分からないまま、ボードを見ていた。
そのボードには、こう書いてあった。

------------------------------------128・103 
               U
101・139  ------------------------------------ 35・97

50・113 ------------------------------------ 88・43

キーア9/8 20:2:162191cf/cZWdmfTKcw||77
「最終試験の内容は、受験者二人でペアを組み対戦する。
 勝者はそのまま封印師への資格を、敗者は負けたもの同士が対戦する」

つまり、その戦いに敗れて合格できないのは2人・・・・・。
俺はボードへ目をやった。
二桁の番号の人は、なんだか強そうだ。
俺の相手は二人とも二桁―・・・。

「クー。どうやら俺達がコンビだな」
「あ、そっか」

俺達が負ければ128・103の人と戦う事になるのか―・・・

キーア9/8 20:7:192191cf/cZWdmfTKcw||595
しかし、俺にはひとつ大きな問題があった。
それは、一次と二次で大きなケガを作ってしまったからだ。
体のあちらこちらが痛くて、とてもじゃないが、まともに戦える体で無いことは
確かだ。

足の裏からヒリヒリとしていたい。
手には包帯を、体の大半が包帯をつけている。

「ま、クーは休んでな。その体じゃ無理だろうし、どうせ俺1人でも勝てるだろうし」
「やだ!」

思わず叫んでしまった

キーア9/8 20:10:592191cf/cZWdmfTKcw||999
シオンも口をぽかんと開けて俺の顔を見ていた。
俺はしまったと思い、口に手を当てた。
少ししてから口から手を離し、続きを言った。

「これは俺の試験だ。だから俺もやらないと意味が無いんだ」
「・・・・・ったく。勝手にしろよ」

それから試験が始まるまで、シオンとは一言も喋らなかった。
きっと俺のためを思って1人で行く。といったのだろうけど、人に頼って
合格するのは俺自身が許さなかった。

キーア9/8 20:22:442191cf/cZWdmfTKcw||640
そして、ついに試験が始まった。

「両者が先に降参した方が敗者となる。妖怪は2人につき1体のみ使用可能。
 戦闘中の妖怪を出す行動は違反とみなし、即失格とする」

妖怪を使ってもいいのか―・・・・・。
相変わらずシオンは腕を組んだまま、黙っていた。
何も出さないようなので、俺は狐丞を出すことにした。

「相手の妖怪を封印してもよし、破壊してもよい。
  相手を死にすると即失格とみなす」

キーア9/8 20:26:82191cf/cZWdmfTKcw||597
試験開始の笛の合図と共に、試験が始まった。
相手は背丈の高い男と、少し太めの体型の男の二人だった。

「へ。ガキが二人か・・・、これはちょいと簡単すぎやしないか」
「俺達が勝つのが決まったもんだ」

いろいろと言っているが、シオンは何も言わずに歩いていく。
シオンが近付いてきてもビクともしない男達。
きっとなめられているのだろう

キーア9/8 20:31:432191cf/cZWdmfTKcw||990
しかし、男の前に立つとシオンはスッと上へ飛んだ。
それを見れば一瞬消えたようにも見えた。
二人の男は慌てていた。だが、シオンは後ろから何かに攻撃された。

「ぐっ!!」

それは、相手の妖怪だった。
その妖怪は鳥のように空を飛んでいて、くちばしが鋭くとがっていた。
シオンの背中からは血が出ている。
俺がかけだそうとしたとき、一人の男が俺の前に立ちふさがった。

「坊主の相手は俺だ」

キーア9/8 20:42:582191cf/cZWdmfTKcw||966
それは背丈の高い男だった。

「俺の名はジスラン。悪いが、ガキにも容赦はしねえ」
「クーヤ!大丈夫か」

シオンが声をかけるが、俺は「大丈夫」と答えておいた。
あっちだって大変そうなのに、俺1人でもできるところを見せたかったのかもしれない
俺は両腰に差してあったブラックロスを手に取ると、攻撃態勢に入った。

相手はナイフを一本右手に持っていた。
怖かった。
間近でナイフを向けられた事のない俺は、足が震えるほど怖かった

キーア9/9 8:14:592191cf/cZWdmfTKcw||740
「落ち着け 怖くない」と、心の中で何度も自分に言い聞かせた。
震えている手をもう片方の手でしっかり握った。

しかし、その反面で俺は怖さもあったが、ワクワクしていた。
あの、一次試験のときのような―・・・・・。

「どうした小僧。怖くなって負ける気にでもなったか」

俺は落ち着くために深呼吸をした。
だいぶ落ち着いてきて目をカッと開いた。
相手は容赦なくナイフを突き出してくる。

キーア9/9 8:33:452191cf/cZWdmfTKcw||203
何とか避けるが、足の痛みが酷くなってきたため、もう我慢の限界にも近付いてきた
何か、何か無いのかとあたりを見回す。

そのとき、ジスランが俺に何かを投げつけた。
お札のようにも見えるが、お札に貼り付けてある文字が違っていた。

「善 時 素 緑 天 隠!」

そう言い終えた途端、俺の背中が燃えるように熱かった。
いや、既に背中の一部を焼かれていた。
一瞬だけど炎が上がったのだ。火はすぐに消えたけど、重症をおってしまった。

「お札はこういう使い方もあるんだよ」

キーア9/9 8:43:02191cf/cZWdmfTKcw||212
お札は人間にも仕えるのか―・・・。
そうだ、これならダメージを・・・・・。

俺は相手にお札を投げつけ、貼り付けた。

「封印しようったって無駄だぜ。人間は封印なんか出来ない」
闇・・・光・・・封・・・印・・・・・滅!!

するとお札を貼った場所が爆発した。
そう、絶ではなく滅を使えば、爆発がおこる。
封印した妖怪を消滅させるための手段だ。

キーア9/9 8:47:472191cf/cZWdmfTKcw||214
その一発が効いたのか、奴は倒れそのまま負けを宣言した。
かなりの重症を負わせてしまった。
俺は、ジスランを壁にもたれ掛けさせると、シオンの所へいった。

さすがに2対1ではキツイらしく、苦戦していた。
狐丞は相変わらずだったが、相手の妖怪は隙を付いてシオンを攻撃してくる。

シオンは傷だらけだった。
そこへまた、妖怪が襲い掛かる。
俺はその妖怪へお札を投げつけた。

闇・・・光・・・封・・・印・・・・・絶!

キーア9/9 9:56:512191cf/cZWdmfTKcw||120
妖怪は簡単に封印された。
シオンも最後の殴りにかかり、奴を倒した。
そして、俺達は顔を見合わせて笑った。

しかしシオンは、後ろを向いていった。

「悪かったな。怪我してるお前が俺より先に2体も倒せるなんて思ってなかった」
「ううん。シオンは強いよ。俺の最高のパートナーだよ・・・・・」

すると俺は前へ倒れた。
シオンが俺に気付くと、慌ててかけよった

キーア9/9 9:59:322191cf/cZWdmfTKcw||698
「クーヤ!!・・・・・なんだ・・・・寝てるのかよ」

疲れ果てた俺はそのまま眠りに付いた。
ケガもまた増えてしまい、回復にはしばらく時間がかかりそうだ・・・。

こうして無事クーヤは試験を終えた。
しかし、まだ一人前の封印師となっている訳ではないという事は、
まだ二人には知らないことだった―・・・・・。


 第4術    ― 最終試験開始 ― 完

キーア9/9 10:5:262191cf/cZWdmfTKcw||334
―闇光封印師 封印術講座― 其ノ四

【闇光封印滅】
・まず相手を封印する。
・次に封印した駒に向かってお札を投げ、【闇光封印滅】と唱える。
・するとお札と共に消滅する。

【効果】
・『闇光封印絶』=人間不可  妖怪=可能
・『闇光封印滅』=人間・妖怪=可能
・『闇光封印解』=人間不可  妖怪=可能

キーア9/9 10:8:132191cf/cZWdmfTKcw||270
***あとがき***
 こんにちは!キーアですヾ(≧ε≦*)
長い長い話もようやく終わりました〜。クーも試験を無事終了に・・・。
でも、まだ話は始まったばかりですよv
なんたって、まだ一人前の封印師な訳ないですから(=`▽´=)ノケッケッケ

これから女性キャラが出てくるかどうか・・・。
またキャラ募集とかしちゃいますよ☆

9/9 13:3:42202cfflaWz7oZhNA||14
こんにちわ。
お久しぶりです。

合格・・・なのでしょうか。
おめでとうございます(ぇ
なかなか難しかった試練を無事(?)に合格できて良かったです。

とは言っても、やはりこれは試練。
死に至りそうな場面もあったものの、封印師となれば、
それ位は当たり前になってきてしまうのかもしれません。
やはり、この道は険しそうです。

クーヤの底力に驚きながらも、次回を楽しみにしています。

すみれ☆9/9 20:7:342204cfnacloQpOVtw||418
こんばんは^^

クーヤは、ケガを負っているのに、スゴイですね〜。
シオンの敵の方が強かったのでしょうか?
ケガを負っていて、2体倒すなんて…倒れるのは、当然ですね^^;
無理しちゃいけないのに…。
頑張って(?)早く回復してくださいな^^

次回も楽しみです^^


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