9116 | 夢見草咲くころ―第五話― | Kozue | 9/17 14:54:8 | 2184cfZSwYXgc./CU |
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9020.html 第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9044.html 第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9069.html 第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9093.html 第五話です!とうとう沙姫の秘密が明かされると思います! では、始まりA〜 |
Kozue | 9/17 14:55:18 | 2184cfZSwYXgc./CU||17 | ||
沙姫「琴音さん・知花さん・紗都子さん。 今日はお越しいただいていたなんて存じておりませんでしたわ。」 琴音「まあ、沙姫さん!あら?そちらのお嬢様はどなた?」 沙姫「私のお友達ですの。」 菜々「初めまして。私、前野菜々と申します。」 知花「菜々さんとおっしゃるのね。お可愛らしいお名前ですこと。」 |
Kozue | 9/17 14:56:6 | 2184cfZSwYXgc./CU||894 | ||
紗都子「菜々さんのお父様はどんなお仕事をなさってらっしゃるの?」 菜々「(ただの会社の営業だってば…。)私もよく分かりませんわ。 家にいないことが多いんですもの。」 知花「まあ、謙遜なさってらっしゃるのね。きっと会社の社長さんでしょう?」 紗都子「あら、違いますことよ、知花さん。弁護士のお偉いお方なのでは?」 琴音「いいえ、きっと銀行の頭取でらっしゃるのよ。 だからあまり家にもいらっしゃらないんだわ。」 |
Kozue | 9/17 14:57:26 | 2184cfZSwYXgc./CU||587 | ||
沙姫「あら、そうかもしれませんわ。いいわね、菜々さん。」 菜々「いいえ、本当に分からないんですの。お恥ずかしいわ。」 紗都子「菜々さん、お家はどちらに?」 菜々「(はァ?何聞いてんの?!ただの普通の住宅地だよ!) 恥ずかしくて言えませんわ、そんなこと。」 知花「また謙遜なさって〜。そんなに遠慮せずともいいですのに。」 琴音「菜々さんは奥ゆかしいお方なのですわ。」 |
Kozue | 9/17 14:58:15 | 2184cfZSwYXgc./CU||238 | ||
知花「あら、そういうことなのね。」 沙姫「ねぇ皆様、ちょっとよろしくて?」 紗都子「まあ、何ですの、沙姫さん?」 沙姫「菜々さんは今日初めてこのお屋敷にいらっしゃったから、 他のお部屋やお屋敷をみせてあげようかと思いますの。 さっき来たばっかりですけど、少し抜けてもいいかしら?」 知花「それもいいですわね。異存はありませんことよ、沙姫さん。 他の皆様もそうでしょう?」 紗都子「私もそう思いましてよ。」 |
Kozue | 9/17 14:59:17 | 2184cfZSwYXgc./CU||561 | ||
琴音「ええ。このお屋敷は見るだけで価値がおありよ。 菜々さん、楽しんでらしてね。」 沙姫「では、私このお屋敷を案内して参りますわ。 菜々さん、行きましょう。」 菜々「ええ。では皆様、ごきげんよう。」 菜々「息がつまるかと思った…。もうダメ…。」 沙姫「アタシも疲れた…。あの三人ったら、育ちがいいからねぇ。 いちA疲れるよ…。」 驫木「お嬢様、達也さまが羽磨の離宮に移られました。お嬢様も行きましょう。」 |
Kozue | 9/17 14:59:38 | 2184cfZSwYXgc./CU||748 | ||
沙姫「そうだね。菜々、羽磨の離宮に行くよ。」 菜々「楽しみだなぁ〜(´∀`*)」 |
Kozue | 9/17 15:0:39 | 2184cfZSwYXgc./CU||839 | ||
驫木「ここが、羽磨の離宮でございます。 お部屋は全て畳みで、池には鯉が泳いでいます。 中では小さいお屋敷ですね。」 菜々「…うわぁ…。古き良き日本!って感じだね…(´∀`*)」 達也「おーい!」 菜々「…うわぁ…。古き悪きガキ!って感じだね…(--メ)」 達也「何が“悪きガキ”だよ!」 沙姫「お父様にあった?」 達也「そんなこと恐れ多くてできねぇよ…。 こんなお屋敷立てちゃうお方によォ。」 |
Kozue | 9/17 15:1:26 | 2184cfZSwYXgc./CU||295 | ||
驫木「旦那様は本当に偉大な方です。一代でこのお屋敷をお立てになりました。 奥様もかなりお金持ちであらせられますからね。」 沙姫「お母様は元国会議員のご令嬢。 この家建てるとき、丁度おじいさまが死んじゃってね、 そりゃもう莫大な遺産が入ったんだよ。 それで、この屋敷も建てられたってわけ。」 驫木「お嬢様、がめついですよ!」 栄一「沙姫。」 沙姫「お父様、ただいま帰りました。」 |
Kozue | 9/17 15:3:15 | 2184cfZSwYXgc./CU||500 | ||
栄一「ふむ。菜々殿・達也殿、ゆっくりしていきなさい。」 菜々「はい。」 達也「は・はい(・o・;)ゞ」 沙姫「お父様、篠葉(シノハラ)の部屋は空いていますか?」 栄一「空いている…………ピョ〜ン!!!」 菜々達也「はァ?!」 驫木「旦那様、ベルサイユにお戻りを…。」 栄一「ああ。」 菜々「…っ?!」 達也「(゚д゚;)」 |
Kozue | 9/17 15:5:17 | 2184cfZSwYXgc./CU||906 | ||
*――――――――― 達也「おい、なんなんだよ、あのピョ〜ン!!!って?!」 沙姫「お父様は、いつもは厳格で、上品なんだけど、 時々あーいう感じになっちゃうんだよね…。 ネジがはずれちゃうのかなぁ。」 菜々「びっくりした…。」 驫木「お嬢様、篠葉の間の準備が整いました。」 沙姫「はい。菜々、タツ、行こう。 そこで、ちょっと話したい事があるから。」 |
Kozue | 9/17 15:5:54 | 2184cfZSwYXgc./CU||134 | ||
沙姫「いいよ。アタシじゃちょっと説明できない事もあるかもしれないし。」 菜々「もしかして…トップシークレットのこと?」 沙姫「そう。」 菜々「とうとう…っ!(゚□゚〃)三(〃゚□゚)」 |
Kozue | 9/17 15:7:6 | 2184cfZSwYXgc./CU||494 | ||
〜篠葉の間〜 沙姫「さぁて…。」 菜々「ゴクっ…!」 達也「なぁ、トップシークレットって何だ?一体何の話だ?」 沙姫「まあいいから、聞いてて。」 菜々「余計なこと言わないでねっ!」 達也「はァ…。」 沙姫「まず、お父様の職業は…。」 菜々「職業は…?」 沙姫「暴力団・天野組の組長。」 |
Kozue | 9/17 15:7:54 | 2184cfZSwYXgc./CU||836 | ||
菜々「えぇっ?!」 達也「はァっ?!」 驫木「驚かれるのも無理ありません…。 私も、最初は全く存じておりませんでした。」 達也(つーか知ってたらこんなとこで働かないよなぁ、普通…。) 沙姫「お父様のお父様のころ、つまりアタシのおじいさまの代は、 本当に暴力でなんとかしようとする、典型的な暴力団だったわけ。」 菜々「ふんA」 |
Kozue | 9/17 15:8:53 | 2184cfZSwYXgc./CU||330 | ||
沙姫「でも、そのおじいさまはね、お父様が16歳の時死んじゃったの。 後を継いだのは、たった16歳のお父様。まだ若すぎたわけ。 高校もまだ卒業してないんだから、世の中のこともよく知らないだろうし。 そのうえ、お父様はあまり喧嘩が好きじゃない。 暴力団組長としては、不足だった。」 驫木「そのころ、他の組が天野組を狙っているとの情報もあったようですし、 組は不安定だったわけです。そこで、旦那様はお考えになりました。 ならば、いっそ暴力団らしく無い暴力団にしようではないか、と。」 |
Kozue | 9/17 15:11:48 | 2184cfZSwYXgc./CU||846 | ||
沙姫「そんなわけで、天野組は、セレブかつ上品、 暴力は一切使わない、違法行為も決してしない暴力団になったわけ。」 達也「ホントに暴力団?」 驫木「いいえ、もう反社会的存在ではありません。 暴力団を名乗っているのは、明治以来の伝統を大事にしているからです。」 沙姫「今の仕事内容は、色々なトラブルを、セレブかつ上品に、 天野組の名において解決するくらい。慈善事業に協力するように 各暴力団に指示したり、あんまり悪質な違法行為をしてる暴力団は、 取り潰したりするの。」 |
Kozue | 9/17 15:12:36 | 2184cfZSwYXgc./CU||853 | ||
菜々「取り潰すって、どうやって?」 沙姫「そこに何人かで行ってね、違法行為はダメだ、 立派な人間として生きるんだって、諭しまくるわけ。 そうすると、相手は、感激して泣いて謝るんだよね。 話術のプロを雇ってるから、そんなのわけないよ。」 菜々「驫木さんは?組員なの?」 驫木「私も組員です。しかし、組員の多くはこのお屋敷で運転をしたり、 掃除をしたりしています。ですが、私も、いざとなったら出動いたします。」 |
Kozue | 9/17 15:13:20 | 2184cfZSwYXgc./CU||483 | ||
達也「セレブかつ上品…。沙姫、お前の父ちゃん変わってるなぁ。」 沙姫「確かにね。普通そんな事考える組長なんて誰もいないし。」 菜々「うーん…。なんか天野組って、すごく謎だね…。」 驫木「私も、未だになぜこの組が存続しているのか全く分かりません。 伝統を尊重する気持ちがよっぽど強いのでしょうか…。」 沙姫「まあとりあえず、そんな感じ。だから、アタシは、 柔道・剣道・合気道・太極拳・天野拳を一通りマスターしてるんだよね。」 |
Kozue | 9/17 15:17:7 | 2184cfZSwYXgc./CU||937 | ||
達也「何だ、天野拳って?」 沙姫「お父様が考えた、セレブかつ上品な戦い方。 さっと身をかわし“ごめんあそァせ!”といって敵の足を引っ掛けたり、 “そういうことは、よくないですわよ”って言いながらバクテンして 指をピッと立てたり…。かなり馬鹿馬鹿しいんだけど、 お父様がどうしてもやっとけって言ったから…。」 驫木「私もマスターいたしました。奥様もマスターされております。」 菜々「お母さんまで?!」 |
Kozue | 9/17 15:18:22 | 2184cfZSwYXgc./CU||527 | ||
沙姫「うん。お母様が、“私もやってみとうございますわ。” とか言って、やり始めたんだよ。 ものすごくマスターするの早かったね…。」 驫木「奥様は、運動神経のとてもよろしい方なのです。 テニスや水泳も、とてもお上手ですよ。」 菜々「ねぇ、沙姫か驫木さん、やってみて!」 沙姫「え〜…。うん、仕方ないな。驫木、やろう。」 驫木「私もなのですか?私はお嬢様ほど上手ではありませんが…。」 沙姫「じゃあアタシの相手役ね!」 驫木「(゚д゚;)それは…ちょっと…。」 |
Kozue | 9/17 15:50:58 | 2184cfZSwYXgc./CU||358 | ||
**ちょっと休憩** とうとう沙姫の秘密が明かされました!! いいんでしょうかねぇ。 感想お願いしますm(_ _ *)m |
ミル | 9/17 16:21:9 | 2194cfWgF97ahQAeQ||643 | ||
暴力団だったなんて・・・;しかも上品な・・・; まあ、沙姫がなぜ男っぽいのか分かったような気がする・・・。 天野拳って;ちょっといやだ;ごめんあそばせって;オイ; 私だけでしょうか。沙姫のお父さんは異常なくらい変だと思う。 私だけ・・・天野拳を人前でやるには、少し勇気が必要だと思う。 私だけ・・・天野拳のお手本をやる驫木が可哀想に思えてくる・・・。 私だけ・・・次回がとっても楽しみです。 だいたひかるのネタでやってみました(笑 |
すみれ☆ | 9/17 17:16:43 | 2204cfnacloQpOVtw||990 | ||
一番乗り逃したぁ! こんにちは^^ 沙姫、あなたの猫かぶりは、お父様知っているの? お母様には知られてないようだけど。 お父様…「ピョ〜ン!!!」 ![]() ネジが外れるってどうよ。 ケンカ嫌いなのは、良し。 「ピョ〜ン!!!」って奥様知ってて結婚したの…? 天野拳をマスターするのは…ちょっと…。 驫木、負けるの分かってても、頑張れ。 沙姫、手加減はしてあげなよ。 次回が楽しみです^^ |
チェリー姫 | 9/18 10:50:41 | 2218cf4CCGL56lSrM||511 | ||
久しぶりですなぁ、梢殿 てか感想書くの初めてじゃね、うち キャーごめんなさい、てかものすごく感想書くの苦手なん、許して>< 絶対、今までのすべて読んでるから、感想書いてないだけ(ぉぃ 毎回楽しみにしてるよ、こんかいもすごいなぁ、ゼレブ・・・、うらやましいぃー、うちは貧乏的庶民ですから・・・・・天野拳、こりゃ独特なって感じだなぁ、面白そう、やるのはちょっとご勘弁って感じだけど、 お父さん面白すぎ、ピョーンってなんだよって思わずつっこみたくなる様な・・ツッコミ役ではないんですがね、うちはいつもボケ役です、天然ボケなので、リアルでいつもツッコミ役の友だちと一緒にいます^^; |
Kozue | 9/18 11:36:30 | 2183cfxkrm18yX7sk||999 | ||
**ミルへ** 作者「感想ありがとう!!とうとう沙姫の秘密が明かされましたね〜。」 沙姫「別に大した事じゃないよ。」 菜々「はァ?(゚д゚;)あれだけひっぱっておいて何言ってるの?!」 沙姫「…。お父様、変だって言われてるけど。」 栄一「何を言うか。私は普通だ。」 作者「…。次回もお楽しみに!」 |
Kozue | 9/18 11:39:6 | 2183cfxkrm18yX7sk||867 | ||
**すみれへ** 作者「感想ありがとう!沙姫さん、質問がきてますけど。」 沙姫「お母様はアタシの本性をご存じないよ。お父様は知ってるみたいだけど。」 作者「栄一さん、夢子さんはあなたの本性を知ってますか?」 栄一「…。」 作者「…。ということで、次回もお楽しみに!」 |
Kozue | 9/18 11:41:48 | 2183cfxkrm18yX7sk||380 | ||
**チェリーへ** 作者「とっととホム茶解放し―。いえ、感想ありがとね!」 沙姫「チェリー姫殿、セレブがゼレブになってるよ(〃´艸`)」 作者「…。次回、天野拳の一部が明かされます!」 驫木「私はひどい目に合います…。」 作者「…。乞うご期待!」 |
チェリー姫 | 9/18 20:12:42 | 2218cf4CCGL56lSrM||561 | ||
悪いけど、もう解放まじかですから^^ |
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