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9156★掲示板☆ミル9/20 23:2:542194cfWgF97ahQAeQ
作者「ねた切れが迫っているのに早く次の作品を載せたがる&・・・
   最近観想が少なくて悲しんでいる作者でーす。
   皆様の感想は私の元気の源・・・読んだ方、ぜひ感想を下さい」

登場人物
住田 直彦(すみだ なおひこ)

並木 幸(なみき さち)

金井 竜太(かねい りゅうた)

須藤 泰子(すどう やすこ)

※「ご感想をお書きください」とレスがあるまでレス禁止です

ミル9/20 23:4:502194cfWgF97ahQAeQ||735
☆ぜひ見てください★

妖精のこぃ(最終回) http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9039.html

永久な恋 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9067.html

死神は猫 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9106.html

DevilAngel http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9132.html

では、物語スタート

ミル9/20 23:5:542194cfWgF97ahQAeQ||806
俺はいつも図書館に通っている高校2年生の直彦。
大学受験のために僕は一生懸命勉強している。
バレンタインも近いからか、彼女を作ってチョコをもらおうとしているやつが多い。
そんな奴馬鹿だ。信じられない。今の俺にとってはそれしか思えない・・・。

ミル9/20 23:6:172194cfWgF97ahQAeQ||742
直彦「・・・」

今日も図書館で勉強していた。俺が勉強している場所はいつも決まっている。
誰も来ない奥の方にあるところだ。そこの席を使っている人は俺を含めて4人。
中学1年生の金井 竜太。高校生2年生の並木 幸さん。ОLの須藤 泰子さん。
それと俺。なぜそのことを知っているかと言うと、勉強している机に秘密がある。

ミル9/20 23:7:112194cfWgF97ahQAeQ||48
――3ヶ月前のことだった。
いつものように勉強している俺は机の端に何か書いてあるのに気がついた。
「おれの名前は金井 竜太 中学1年。言っておくが、ぜったいに消すな!!おれは中学生になってからこのせきで勉強するようになった。おれのほかにだれかこのせきで勉強している人がいるか気になってここに書き込んだ。これに気がつく人なんて少ないと思うけど・・・。このせきを使っているやつ!いたら下に名前を書き込んでくれ!!!良かったら友達になろうぜ!!まあ無理だと思うけど・・・。おれダチいないからさー。」

ミル9/20 23:8:212194cfWgF97ahQAeQ||172
直彦(なんだこれ?くっだらねー落書きだな〜・・・。
   この席使っているやついたんだ・・・。よし、書き込んでやるか)


そう思った俺はそのやたらひらがなが多く、汚くてとても読みにくい字の下に名前を書いた。

「俺の名前は住田直彦、高校2年。面白そうだったから言われた通り書き込んだ。」

ミル9/20 23:9:02194cfWgF97ahQAeQ||90
1日たったらそこにはまた文章が増えていた。

「私の名前は須藤 泰子〜。まだピチピチの22歳ОLです♡よろしくね〜(><)」

直彦(増えてる・・・。意外だ・・・)

これが掲示板の始まりだった。

ミル9/20 23:9:432194cfWgF97ahQAeQ||252
数日後、その文はすべて消されていた。しかし、また新たな文章が立てられていた。

「またまた竜太でーす!!へ〜。住田直彦さんと須藤泰子さんね。よろしく〜。
ところでしゅみは何?おれはゲーム」

「泰子で〜す♡私の趣味は〜・・・お酒を飲むことかな〜。2人とも未成年だからお酒は飲めないけど・・・20になって飲んでみな!!!うまいから!!!!」

ミル9/20 23:10:72194cfWgF97ahQAeQ||24
俺もそれにつられるように机の端に書き始めた。

「俺は読書かな?by直彦」

新しい話題を書くたんびに、古い話題の文章は消された。
消すのは大体金井 竜太だった。ほとんど新しい話題を書くのは彼だからだ。

ミル9/20 23:10:302194cfWgF97ahQAeQ||389
だんだん慣れてくると名前で呼び合うようになった。
図書館に行く楽しみが1つ増えたのだった。
毎日図書館に通っているのに2人らしき姿を見たことが無かった。
それを疑問に思い、初めて俺が新しい話題を書いた。

「ところで気になったんだけど、皆図書館にいつごろ来る?
俺は毎日、6時半〜7時ごろまで by直彦」

ミル9/20 23:11:72194cfWgF97ahQAeQ||848
次の日、やはり返事は来ていた。

「私は夜〜。一週間に5回、8時〜9時まで〜 by泰子♡」

「おれはたまにしかこないし、時間も決めてないよby竜太」

ミル9/20 23:11:492194cfWgF97ahQAeQ||6
この奇妙な掲示板を始めてから1ヶ月がたったときだった。
新しい話題がたっているわけでもないのに、古い話題が消されていた。
俺は疑問に思い受付の人に聞いてみた。
しかし、受付の人もそこに席があることは知らなかったのである。

直彦(いったい誰が・・・あの2人が消すなんて・・・)

ふと横を見るとノートがあった。
ノートには「★掲示板☆」と丁寧な字で書いてあった。明らかに2人の字ではない。

ミル9/20 23:12:362194cfWgF97ahQAeQ||357
ぺら・・・
開いてみるとそこには今まで3人が書いたことがすべて書いてあった。
話題ごとに区切られていてとても見やすい。

直彦(いったい誰が・・・)

ある文章が目に留まった。

ミル9/20 23:13:162194cfWgF97ahQAeQ||574
「机で掲示板やっていたらやりづらいでしょ?」

とても丁寧な字だった・・・。
俺はその字に惹かれたのだった。

「君は誰?」

俺は気がついたらノートにそう書いていた。

ミル9/20 23:13:542194cfWgF97ahQAeQ||775
次の日

ノートを見ると返事があった。

「私?私の名前は並木 幸。高校2年生」

並木・・・幸・・・

ミル9/20 23:14:332194cfWgF97ahQAeQ||896
なぜか2人の返事は無かった。
このノートに気づいていないのだろうか?
俺はすこし不安になり、机の端に

「ノートが置いてあるだろ?そこが俺たちの新しい掲示板だby直彦」と書いておいた。

しかし、1週間たっても返事が来なかった。

直彦(どうなってるんだ?)

ミル9/20 23:15:442194cfWgF97ahQAeQ||796
数日後
ようやく竜太と泰子さんから返事が来ていた。

「ごめん、ごめん!!変事が遅くなっちゃって・・・(-□-;)by泰子」

「わりー!!!おれも最近事情があっていけなくなってきてる!!!
それより、おれたち会ってみない?もう1ヶ月以上こうやって書いてる仲だし・・・いいべ!?by竜太」


俺はノートのことに何も触れていない2人のコメントに怒った。

「新しい掲示板はノートだ!!!!近くにある青とピンクの水玉模様のノートにこれから書け!!!後、並木 幸さん(高校2年生)も加わったから、よろしく☆by直彦」

ミル9/20 23:16:32194cfWgF97ahQAeQ||230
次の日
消されていた。その代わりノートに話題が書いてある。

こうして、机に書いていた掲示板はノートに書くようになった。

ミル9/20 23:16:302194cfWgF97ahQAeQ||707
ある日のことだった。

1月25日

「あさっておれの誕生日なんだよね。会わない?by竜太」

「いいね♪私はOK。誕生日楽しみ♪by泰子」

「俺もいけるよ。待ち合わせ場所は?並木さんは行ける?」

ミル9/20 23:16:572194cfWgF97ahQAeQ||921
次の日

「待ち合わせ場所は、ここ。午後3時なんてどう?日曜日だし・・・。 by竜太」

など、いろいろな返事が来たが、並木 幸さんからは来の返事は無かった。

結局、次の日になり竜太と泰子さんと顔を合わせた。

ミル9/20 23:17:292194cfWgF97ahQAeQ||191
皆会った瞬間

泰子「うっそ〜!!私の予想してたのとぜんぜん違う!!!」

竜太「それは、いい意味ですか?悪い意味ですか?」

泰子「いい意味に決まってるでしょ♪」

ミル9/20 23:18:232194cfWgF97ahQAeQ||342
直彦「並木さん・・・来なかったね・・・」

2人とも下を見つめた。
10秒くらいたった時だった。

泰子「しょうがないよ。最近来てないみたいだし・・・。
   とにかく、気を取り直して・・・行きましょう♪」


直彦(そうだ・・・きっと事情があったんだ・・・)

そう心に言い聞かせて、竜太の誕生日を盛大に祝った。

ミル9/20 23:18:522194cfWgF97ahQAeQ||271
数日後
2人はある理由で1ヶ月以上こられなくなるらしい、俺と並木さんの二人の掲示板になった・・・。

「幸でいいよ。by幸」

「幸はどこの学校?by直彦」

ミル9/20 23:19:332194cfWgF97ahQAeQ||854
「浦賀青空高校だよ。by幸」

「浦賀青空!?俺も!!by直彦」

「そう・・・ by幸」

俺はどうしても幸に会いたかった。しかし、探しても「並木 幸」という名前の人は
学年にいなかった。もちろん、学校にも居なかった・・・。

ミル9/20 23:19:562194cfWgF97ahQAeQ||903
そして今日・・・
バレンタインまで後2日・・・
2人(竜太と泰子さん)はいまだに帰ってこない。

どうしても幸に会ってみたかった。

ミル9/20 23:20:222194cfWgF97ahQAeQ||348
勉強を一休みして、ノートを開いてコメントを書いた。

「幸、一度会ってみないか?俺、どうしても幸に会ってみたいんだ。
今度俺の誕生日なんだ。祝ってくれよ。 by直彦」


誕生日なんて嘘だった。俺はただ幸に会いたいだけだ・・・。

俺は勉強が終わってもずっと図書館にいた。
幸は毎日ここに来てコメントを書いている。俺はそう思った。
証拠は無かったが、信じていた――。

ミル9/20 23:20:512194cfWgF97ahQAeQ||827
次の日

直彦「ぅ・・・ん・・・」

俺は寝てしまったみたいだ。

ミル9/20 23:21:192194cfWgF97ahQAeQ||751
直彦「ぁ!!!幸!!!!!!」

俺は立ち上がった。
ドサ・・・

俺が立ち上がるとタオルケットが床に落ちた。
誰かが寝ている俺にかけてくれたらしい。

ミル9/20 23:21:502194cfWgF97ahQAeQ||505
机の上にチョコと手紙があった。

手紙を見てみた。

ミル9/20 23:22:292194cfWgF97ahQAeQ||432
「住田 直彦様
誕生日お祝いできないで・・・、会えなくて・・・ごめんなさい。
私、本当は25歳なの。でも、25歳の並木 幸は存在しない・・・。
意味分かんない事言ってごめんね。実は私・・・高校2年生で死んでるの・・・。
私も浦賀青空高校にいた。ここでいつも勉強していた。
けど、今日・・・私はここで誰かに殺された・・・。
お念が残っている私は、ここに浮遊霊として存在しているの。そして、死んでから今日が8回目の誕生日なんだ・・・。

ミル9/20 23:22:402194cfWgF97ahQAeQ||12
あなたたちが机に書き込んでいるのを見て、面白いと思った。だから書き込んでいた。なんか、だましたみたいでごめんね。今日バレンタインデーだよね!?
チョコ・・・置いておいたから。あ!!!!義理チョコじゃないからね!!!
私も心のどこかであなたに惹かれていたみたい・・・。
                      並木 幸」

ミル9/20 23:23:32194cfWgF97ahQAeQ||359
信じられない真実を次々と知った俺は、思わず床に座り込んでしまった。

俺は泣いた。泣きながらチョコを食べた。チョコはとてもおいしかった。けど、とてもしょっぱかった。

ミル9/20 23:24:12194cfWgF97ahQAeQ||780
落ち着いた後、俺は近くの墓を転々まわり、並木 幸の墓を探した。

やっと幸の墓を見つけたのは手紙を読んでから10時間がたったときだった。
もう外は真っ暗だった。

直彦「幸・・・」

俺は線香を置いた後つぶやいた。

直彦「ハッピーバースデー・・・幸。8回目のお誕生日おめでとう」

俺の初めての恋はむなしく終わったのだった。

ミル9/20 23:24:172194cfWgF97ahQAeQ||238
竜太と泰子さんには幸は遠くに引っ越すことになって、もう二度と会えないなど
適当に言っておいた。

過去の新聞で幸についての事件をいろいろと調べた。

犯人はフリーター。金を奪おうとしたら抵抗したので思わず殺してしまったらしい。
幸の顔写真が載っていた。とても優しそうな顔だった。その写真に載っている幸は笑顔だった。

掲示板は2年間も続いた。しかし、皆忙しくなり解散することになった。

★掲示板☆
   終わり

ミル9/20 23:26:522194cfWgF97ahQAeQ||103
作者「あ;最後の★掲示板☆の部分・・・色付けするの忘れた;
   と、その前に・・・中途半端なとことで終わってすいません!!
   えー・・・。次回の作品は
             「あなたと過ごした日々・・・」です。
   これはバッドエンドです。ある少女の不幸な人生を描きました。
   次回は楽しみにした方がいいのかな・・・?
   ご感想をお書きください」

すみれ☆9/22 21:10:372204cfnacloQpOVtw||206
こんばんは^^
一番乗りかな?

竜太すごいねぇ〜。
そんなこと書く人あまりいないよ^^;

泰子は、20歳か〜酒好き…。
そんな女は嫌われっぞ〜(ォィ

幸…可哀想に…。
怨念が残って…ね。

直彦あんた調べたの!?
スゴッ!

次回作も楽しみにしてます^^

すみれ☆9/22 21:12:452204cfnacloQpOVtw||991
呪魔&魔狐って気ぃ強ッ!
悪魔が気ぃ強いだけか?
と、思ったよ(笑)

ミル9/23 20:52:282194cfWgF97ahQAeQ||978
すみれ☆
一番乗りおめでとう^^
竜太「そうか?」

作者「これを作った理由が、友達が通っているN塾では、机の端に掲示板見たいのを書いて、
   アンケートをとったりしているという話を思い出したからそれを膨らまして書いてみたんだよね〜。
   そういう奴いるんだー!!と思ったけど、
   そういう奴が居るなら、そういうキャラ作っちゃおう!!と思って・・・。
   それに、そういうキャラが居ないと物語が始まらないじゃん?」

ミル9/23 20:56:322194cfWgF97ahQAeQ||233
泰子「嫌われる!?何言ってるのよ!!これでも最近彼氏作ったんだから!!」

作者「意外!!と思ったかもしれないけど・・・。今泰子が言っていることは嘘です(笑」

泰子「作者うざー!!」

作者「幸かわいそうだよねー。本当に・・・。自分で言うのもなんだけどね^^;」

直彦「気になるからな・・・。何で幸は殺されたのか・・・。
   それに、幸の顔見てみたかったから・・・」


作者「次回はめちゃくちゃバッドエンド!!アニメ化したら泣くかもよww」


ミル9/23 20:57:492194cfWgF97ahQAeQ||404
作者「親子似ただけだよww悪魔なのに気が弱い人はいっぱい居るから^^」


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