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9198〜白い蝶〜美知9/26 12:28:452191cf6JRfeG888Q.
 あるところに、超有名な泥棒と、超有名な警察がいました。
泥棒の名は「冬香」(ふゆか)と言い、
警察の名は「翼」(つばさ)と言いました。
この二人の間には小さな子供がいました。
名前は「羽架」(うか)と言う、とっても可愛い女の子でした。

このお話はその女の子、羽架の物語――

美知9/26 12:37:32191cf6JRfeG888Q.||744
主人公の羽架は中学2年生。私立の共学に通っていた。
羽架は頭もよく、運動神経も良かった。
しかも、可愛かったからクラスの人たちの憧れの的となっていた。
クラスのみんなは、羽架の父があの有名な警察であると知っていた。
だから余計に近寄りがたい子だと思われていた。
しかし、誰一人として羽架の母があの有名な泥棒であることは知らなかった。

美知9/26 12:37:62191cf6JRfeG888Q.||900
そんなわけで、羽架はいつも一人だった。
羽架は理由を知っていた。
だから、余計に悲しかった。
その理由とは、「羽架ファンクラブ」である。
羽架と仲良くなろうものなら容赦しない。
羽架を誰かに独り占めされることを防ぐクラブだ。
羽架は、この人たちにガードされながら学校生活を送っていたのだった。

美知9/26 12:39:572191cf6JRfeG888Q.||587
まさか自分が可愛くて、頭も良くて、運動神経も抜群で
父親が警察だからなんて、考えていなかった。
羽架ファンクラブのことだって、
「名前だけで、きっと私をいじめようとしてるんだ」と
いつも考えていたのだった。

美知9/26 12:44:482191cf6JRfeG888Q.||113
こんにちは^^*
初めてお話を書いています^^;
これからも、どんどんお話が進んでいく予定です
ここでお願いがあります。
・感想などはグランデュール北町533番地に送ってください。
・批判はしないで下さい。
そしてただいま金欠なため、
少しでもいいのでお金を送ってくださると光栄です。
それでは、続きをお楽しい下さい

白梅9/26 18:40:315914cf53vXUQR7ZKk||119
なんかいい感じのお話だと思います!!

美知9/26 20:40:82191cf6JRfeG888Q.||535
ありがとうございます^^*
明日また続きを書くので待っていて下さいねぇ

美知9/27 18:55:162191cf6JRfeG888Q.||276
そんなある日、白い蝶が飛んでいくのを羽架は見た。
そして羽架はそのモンシロチョウについていった。

モンシロチョウは裏庭に行くと、近くにあった花に止まった。
そして、人が入ることが出来ない細い道を通っていってしまった。
羽架はそれをじっと見ていた。
そして、教室に戻ろうと後ろを向いた。
すると、女の子がしゃがみこんでいた。
女の子は羽架の事を見ていた。
羽架はチャンスだと思い、話しかけた。
「ねぇ。何してるの?」

美知9/27 19:1:242191cf6JRfeG888Q.||327
女の子は少し怯えていた。
それに気が付いた羽架は隣にちょこんと座った。
「私、羽架っていうの。中2なんだ。貴方は?」
羽架が女の子の顔を覗き込みながら言った。
女の子は下を向いたまま言った。
「私は・・・斗空(とあき)・・・中2・・・」
「斗空かぁ。同い年だね」
そういうと羽架はえへっと笑った。
「ねぇ。友達にならない?」
羽架が斗空に聞いた。
斗空がビックリしていた。

美知9/27 19:4:472191cf6JRfeG888Q.||7
「あぁ。やっぱり私は嫌われてるんだ・・・」
羽架がそう思った。
すると、斗空が目を丸くして言った。
「私・・・そんなコト言われたの初めて・・・」
今度は羽架がビックリした。
二人は目を丸くしてお互いを見ていた。
そして、目が合った時、二人は一緒に笑い出した。
何がおかしいかも分からない。
だけど、何かがおかしかった。

だが、この時は二人ともお互いの事などまったく知らなかったのだった――。

美知9/28 16:48:362191cf6JRfeG888Q.||367
二人で話していると、同じクラスである事が分かった。
二人は喜びながら同じ2組の教室に入っていった。
それをみたクラスの人たちは何かを騒ぎ始めた。
だが、羽架は特に気にしていなかった。
それに比べ、斗空はとても気にしていた。
「何か、聞かれてはまずい事なのだろうか・・・?」
羽架はそう思い、出来るだけ聞かないようにしていた。
二人の席は以外にも近かった。
○○ ○○ ○○
○○ ●○ ○○
○○ ○○ ○○
○○ ○● ○○
○○ ○○ ○○  上の●が羽架、下の●が斗空

美知9/28 16:55:232191cf6JRfeG888Q.||188
チャイムが鳴り、授業が終わった。
羽架は今回の授業をしっかり聞いていなかった。
友達が出来たコトが嬉しくて嬉しくて、
先生の話なんて聞こえなかったのだ。

羽架は斗空のところに行き、
まず1番気になっていた事を聞いてみた。
「ねぇ、友達ってこの学校にいる?」
「うん。いるよ」
そういった斗空の顔が可愛かった。
「えっ友達になろうって言われた事なかったんでしょ?」
羽架が不思議そうに聞いてみた。
「うん。普通言わないよね・・・?」
その答えを聞いて、羽架が噴出してしまった。
「キャーハハハハハ」


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