9208 | 死神騎士―第六話 | 武 | 9/27 23:18:54 | 2201cfQWYk9SDpvFA |
「プロローグ」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8993.html 「第一話」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9014.html 「第二話」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9035.html 「第三話」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9063.html 「第四話」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9134.html 「第五話」 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9164.html ―鉄骨とガラクタの隙間から微妙に明りが差し込んだから 俺ははっきりと「バグ」なんてものを 目の当たりにしちまったんだな。 しっかし、何で明りが…? |
武 | 9/27 23:25:21 | 2201cfQWYk9SDpvFA||683 | ||
俺は飛び掛ってきたバグをなんとか避け、 元キッチンだった場所まで猛ダッシュで逃げてきたんだが… あの暗闇に明りが差してきたことに納得がいかねぇ。 まだ朝の時間には早いし、このあたりで死神といえば 「ディン=スカイル」くらいだろうが…。 アイツなら今ごろ糞ジジイと談話中だ。 お偉いサマはなんかあると長い話をしたがる。 フン。と鼻を鳴らしあくびをしかけたところで…慌てて自分の口に手をやる。 |
武 | 9/27 23:32:18 | 2201cfQWYk9SDpvFA||229 | ||
今俺は何してるのかを忘れちゃいけない。 そう。テーブルだったと思われる板と床までの狭い間に …まるで挟まるかのようにして隠れているのだった。 バグは見かけによらず鼻がわるい。 そのかわりかしらねえが耳はいいようだ。 ってことで― 音を立てずに静かにひっそりと残骸の中から出ることが出来れば ―助かる。 マシンガンか「シャドーエレメンツ」があれば 一匹くらいなら、かるくのしてやるんだが。 今は…武器と呼べるものはナイフぐらいなもんだし、なにより狭い。 防具もねえ。戦うのは最後の手段だな。命がかかってくる。 |
武 | 9/27 23:41:38 | 2201cfQWYk9SDpvFA||673 | ||
そんなことを考えながら、目の前を這っていくなんかの幼虫を眺める。 『ミシッ…』 何かを踏みにじる小さな音が聞こえた。 目の前を長く鋭い爪を携えた、灰色の足が通り過ぎる。 俺は今うつぶせ状態になっているから…あっちは気付かないはずだ。 だがそんな俺の期待とはうらはらに、なかなかこの場から離れようとはしない。 隙間からみえるふらふらと揺れる尻尾が妙に目に止まった。 二本の灰色尻尾の先には、妙な紋章が刻まれてやがる。 白の十字に斜めからの黒のラインが二本。 今までで見たことの無い紋章だが…。 バグについてるって時点で、まともな家の紋章じゃないのは間違いない。 |
武 | 9/28 14:19:43 | 2201cfQWYk9SDpvFA||663 | ||
足音が遠ざかり、向こうのほうで何かが倒れる音がした。 どうやら…また奥のほうへ戻っていったようだ。 気付かぬうちに握り締めていた手をゆっくりと開く。 強張った手は少し痙攣しながらも大きく広がった。 ―今のうちに出るか…。 何もしないでいたら見つかって…考えたくも無いな。 俺は両手を隙間からそろそろと出し、目を凝らしてバグがいないことを確認する。 よし。 両手でしっかり体を支え、腹に力を入れた。 足でゆっくり、慎重に…前進していく。 |
武 | 9/28 14:23:51 | 2201cfQWYk9SDpvFA||147 | ||
「かさっ…」 かすかにたった衣擦れの音…あたりを急いで見渡す。 大丈夫だ。こねえ。 そろそろと隙間から這い出ると、まだ動いてる壁掛け時計を目を凝らして読む。 ――後一時間で…「シティン」が差して来る。 「シティン」てのは太陽のようなもの。光源体…って言うらしい。 奥のほうからは「クルルル…」というバグのいびきか何かが聞こえてきた。 夜行性のバグは眠ってるのか…? 好奇心に駆られそうになるがそんな場合じゃねえ。 |
武 | 9/28 14:32:37 | 2201cfQWYk9SDpvFA||73 | ||
急いで入り口に向かうが…そう。 バグのことで頭がいっぱいだったから忘れていたが― 入り口は鉄筋でふさがっていたのだ。 「…。」 思いっきり顔をしかめてみるが鉄筋は動かない。 仕方ないのでそろそろと腰を床に下ろす。 どうするか…ああ、メンドクセエ。 考えることまでめんどくさくなってきやがったな。 気を紛らわすために膨らんでいるポケットにゆっくりと手をいれ、中を探る。 『こつん…』 指先がなにか硬いものに触れた。 思い当たる節が――ある! いそいで取り出してみると…ほらな。 透き通った小瓶の中に入っていたのは―火付け灰。 |
武 | 9/28 14:38:8 | 2201cfQWYk9SDpvFA||22 | ||
どうやらまだ―幸運の女神サマとやらは、俺に味方してるらしいな。 信じたこともねえ女神様とやらに深く感謝でもしておこうか。 火付け灰…そう、なにもかもを焼ききってしまう代物だ。 こっちでは一家に1瓶はあるだろうな…。 ふたを開け、指で中の粉をほんの少しつまむ。 入り口をふさいでやがる鉄筋にソレをふりかけると 音を立てないように気をつけて後ろに下がった。 かけただけじゃ、炎は上がらない。 適当にそこらにあるもんを…投げつければいい。 |
武 | 9/28 14:43:28 | 2201cfQWYk9SDpvFA||405 | ||
なんか無ぇかな…。 辺りを見渡すがここらへんには適当なもんが―無い。 またキッチンだった場所に戻らないと…でられないということだな、こりゃ。 どうするか… バグに見つかる危険もあるが、まずは避難経路の確保が先だろ。 頭の中で行われた会議の結果、また俺はキッチンまで戻ることになった。 ったく…本当にメンドクセエ。 俺は中腰になると、出来るだけ音を立てないように気をつけながら ―また、戻っていった。 |
武 | 9/28 14:44:46 | 2201cfQWYk9SDpvFA||175 | ||
+++あとがき+++ 今日は^^お久しぶりです。 今回はご無沙汰だったので少し長くしてみました。 ちょっと辻褄あわせの文があったりして、読みにくいかもしれません^^; それでは感想、よろしくお願いいたします。 |
MR.かずき | 9/28 16:20:36 | 5914cfQHiMaEtXyOw||607 | ||
チビ2をやってる間に新しいのがw また新しい物が…シャドーエレメンツとは一体?!!次回を待とう!! |
武 | 10/2 1:4:0 | 2201cfQWYk9SDpvFA||463 | ||
こんばんは、MR.かずき様^^ シャドーエレメンツとは「影風魂」というものが練りこまれた…(中略(コラ; 簡単に言うと「フェンシングの剣」のようなものです^^ いつも感想有難うございます。 それでは次回に。 |
MR.かずき | 10/4 18:34:46 | 5914cfQHiMaEtXyOw||856 | ||
フェンシングの剣とわ?!!(聞いた事ねェw) 最近ダイアモンド(ポケモンのねw)にはまって、ここあまりこないようになっていますww 2もやっているのでしたら、私の名前は、マッハかずき、名前検索して、 新作出したら手紙下さいなw ではまた〜 |
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