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9208死神騎士―第六話9/27 23:18:542201cfQWYk9SDpvFA
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―鉄骨とガラクタの隙間から微妙に明りが差し込んだから

俺ははっきりと「バグ」なんてものを

目の当たりにしちまったんだな。

しっかし、何で明りが…?

9/27 23:25:212201cfQWYk9SDpvFA||683
俺は飛び掛ってきたバグをなんとか避け、
元キッチンだった場所まで猛ダッシュで逃げてきたんだが…

あの暗闇に明りが差してきたことに納得がいかねぇ。

まだ朝の時間には早いし、このあたりで死神といえば
「ディン=スカイル」くらいだろうが…。

アイツなら今ごろ糞ジジイと談話中だ。

お偉いサマはなんかあると長い話をしたがる。
フン。と鼻を鳴らしあくびをしかけたところで…慌てて自分の口に手をやる。

9/27 23:32:182201cfQWYk9SDpvFA||229
今俺は何してるのかを忘れちゃいけない。

そう。テーブルだったと思われる板と床までの狭い間に
…まるで挟まるかのようにして隠れているのだった。

バグは見かけによらず鼻がわるい。
そのかわりかしらねえが耳はいいようだ。
ってことで―

音を立てずに静かにひっそりと残骸の中から出ることが出来れば

―助かる。

マシンガンか「シャドーエレメンツ」があれば
一匹くらいなら、かるくのしてやるんだが。

今は…武器と呼べるものはナイフぐらいなもんだし、なにより狭い。
防具もねえ。戦うのは最後の手段だな。命がかかってくる。

9/27 23:41:382201cfQWYk9SDpvFA||673
そんなことを考えながら、目の前を這っていくなんかの幼虫を眺める。

『ミシッ…』

何かを踏みにじる小さな音が聞こえた。
目の前を長く鋭い爪を携えた、灰色の足が通り過ぎる。
俺は今うつぶせ状態になっているから…あっちは気付かないはずだ。

だがそんな俺の期待とはうらはらに、なかなかこの場から離れようとはしない。
隙間からみえるふらふらと揺れる尻尾が妙に目に止まった。

二本の灰色尻尾の先には、妙な紋章が刻まれてやがる。

白の十字に斜めからの黒のラインが二本。
今までで見たことの無い紋章だが…。
バグについてるって時点で、まともな家の紋章じゃないのは間違いない。

9/28 14:19:432201cfQWYk9SDpvFA||663
足音が遠ざかり、向こうのほうで何かが倒れる音がした。
どうやら…また奥のほうへ戻っていったようだ。

気付かぬうちに握り締めていた手をゆっくりと開く。
強張った手は少し痙攣しながらも大きく広がった。

―今のうちに出るか…。

何もしないでいたら見つかって…考えたくも無いな。
俺は両手を隙間からそろそろと出し、目を凝らしてバグがいないことを確認する。

よし。

両手でしっかり体を支え、腹に力を入れた。
足でゆっくり、慎重に…前進していく。


9/28 14:23:512201cfQWYk9SDpvFA||147
「かさっ…」

かすかにたった衣擦れの音…あたりを急いで見渡す。

大丈夫だ。こねえ。

そろそろと隙間から這い出ると、まだ動いてる壁掛け時計を目を凝らして読む。

――後一時間で…「シティン」が差して来る。
「シティン」てのは太陽のようなもの。光源体…って言うらしい。

奥のほうからは「クルルル…」というバグのいびきか何かが聞こえてきた。
夜行性のバグは眠ってるのか…?
好奇心に駆られそうになるがそんな場合じゃねえ。

9/28 14:32:372201cfQWYk9SDpvFA||73
急いで入り口に向かうが…そう。
バグのことで頭がいっぱいだったから忘れていたが―

入り口は鉄筋でふさがっていたのだ。

「…。」

思いっきり顔をしかめてみるが鉄筋は動かない。
仕方ないのでそろそろと腰を床に下ろす。

どうするか…ああ、メンドクセエ。

考えることまでめんどくさくなってきやがったな。
気を紛らわすために膨らんでいるポケットにゆっくりと手をいれ、中を探る。

『こつん…』

指先がなにか硬いものに触れた。
思い当たる節が――ある!
いそいで取り出してみると…ほらな。
透き通った小瓶の中に入っていたのは―火付け灰。

9/28 14:38:82201cfQWYk9SDpvFA||22

どうやらまだ―幸運の女神サマとやらは、俺に味方してるらしいな。

信じたこともねえ女神様とやらに深く感謝でもしておこうか。
火付け灰…そう、なにもかもを焼ききってしまう代物だ。
こっちでは一家に1瓶はあるだろうな…。

ふたを開け、指で中の粉をほんの少しつまむ。
入り口をふさいでやがる鉄筋にソレをふりかけると
音を立てないように気をつけて後ろに下がった。

かけただけじゃ、炎は上がらない。
適当にそこらにあるもんを…投げつければいい。

9/28 14:43:282201cfQWYk9SDpvFA||405
なんか無ぇかな…。

辺りを見渡すがここらへんには適当なもんが―無い。
またキッチンだった場所に戻らないと…でられないということだな、こりゃ。
どうするか…

バグに見つかる危険もあるが、まずは避難経路の確保が先だろ。

頭の中で行われた会議の結果、また俺はキッチンまで戻ることになった。
ったく…本当にメンドクセエ。
俺は中腰になると、出来るだけ音を立てないように気をつけながら

―また、戻っていった。

9/28 14:44:462201cfQWYk9SDpvFA||175
+++あとがき+++

今日は^^お久しぶりです。
今回はご無沙汰だったので少し長くしてみました。
ちょっと辻褄あわせの文があったりして、読みにくいかもしれません^^;

それでは感想、よろしくお願いいたします。

MR.かずき9/28 16:20:365914cfQHiMaEtXyOw||607
チビ2をやってる間に新しいのがw
また新しい物が…シャドーエレメンツとは一体?!!次回を待とう!!

10/2 1:4:02201cfQWYk9SDpvFA||463
こんばんは、MR.かずき様^^

シャドーエレメンツとは「影風魂」というものが練りこまれた…(中略(コラ;
簡単に言うと「フェンシングの剣」のようなものです^^
いつも感想有難うございます。

それでは次回に。

MR.かずき10/4 18:34:465914cfQHiMaEtXyOw||856
フェンシングの剣とわ?!!(聞いた事ねェw)
最近ダイアモンド(ポケモンのねw)にはまって、ここあまりこないようになっていますww
2もやっているのでしたら、私の名前は、マッハかずき、名前検索して、
新作出したら手紙下さいなw
ではまた〜


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