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9213EMERLDKNIGHTPLUS＿風の丘キーア9/29 19:23:502191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT_全1〜26唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html　』
特別編『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8749.html　』
第1唱〜9唱↓
第10唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8657.html　』
第11唱〜16唱↓
第17唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8926.html　』
第18唱〜22唱↓
第23唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9148.html　』
第24唱『　http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9169.html　』
キーア9/29 19:24:42191cf/cZWdmfTKcw||619
風よ我に紡ぎ　心なりけり鳥なる　風になる鳥になるなり　共にゆく・・・

人は時に善になり、時に悪になる

時に人は傷つけあう

この物語は、平和な世界を求め旅をするたった1人の勇者ソラと
　支えていく仲間が、戦い・平和にしていく冒険の記録である―･･･。
キーア9/29 19:31:402191cf/cZWdmfTKcw||681
第25唱　風が消えた丘　〜風の丘〜

俺達は、時の塔から西の方向にある“風の丘”を目指して旅を続けていた。
“風の丘”には、風の精霊が居るらしい。そいつにあって、時のカードを手に入れなければいけない。

テン「あれ？ソラ、それは何ですか」
ソラ「ん、コレか？」

テンが俺の首飾りを見て言った。
コレは、時の塔を降りる前に、時の精霊から受け取った物だ
キーア9/29 19:35:212191cf/cZWdmfTKcw||96
コレを身に着けている限り、狼人間の姿へ変わることは無い。
ただし、この首飾りを取った時、今までよりも恐ろしい力が目覚めるという―･･･。

リナ「見ろ!!風の丘だ」

リナが指を差した方向へ、俺達は一斉に駆け出した。
少し上がった丘へ俺達は並んだ。目の前には、キレイに光る丘があった。
丘と言うよりも、一つの村と言ったほうがいいかもしれない

光狼「早速行くアルネ」

俺達は、風の丘へ走って行った。
キーア9/29 19:37:462191cf/cZWdmfTKcw||910
この時はまだ、この丘の異変に誰一人として気付いていなかった―･････。

＊＊＊風の丘＊＊＊

ヴィラ「んー･･･。懐かしい外の空気だ〜」

風の丘にはお祭りのような出店が並んでいた。
沢山の人達でにぎわっているこの村―･･･。
そしてラコルは、ある異変に気がついた。

ラコル「ソラさん―･･････」
ソラ「何だ？」
キーア9/30 8:30:322191cf/cZWdmfTKcw||124
ラコル「この村―･･･、風が吹いてませんよ」

皆は足を止めた。
確かにココに付いてから何分と経つが、1つも風が吹いていなかった。
少しの風さえもが通っていない。

その時、一つの音が鳴り響いた。
それと同時に、家の中に居た住民達が一斉に外へ集まった。

アルフィー「何だ･････何が起こるんだ？」
キーア9/30 8:34:442191cf/cZWdmfTKcw||61
すると、音が鳴ってから何秒と経たないうちに、大きな風が吹き起こった。
それが5分ほど続いていたのだった。

リナ「どうなってんだよ―･･･」
「おや、君達観光かい？」

すると、住民の1人が話しかけてきた。

「この村から早く出て行ったほうがいいよ」
ソラ「どういう意味だよ」

その人が言うには、ある日突然大きな黒い影と共に風がピタリと止まってしまった。
キーア9/30 8:37:432191cf/cZWdmfTKcw||390
その所為で、風車も止まり村全体から風がなくなってしまった。
そこへ、この村の精霊が風を起こし、1時間おきに5分間だけ風を送らせてくれるのだ。

ヴィラ「つまり風の精霊にあえば良いんだよ」
テン「行ってみますか」

俺達は、風の精霊が居ると言われるある風車へと進んでいった。
キーア9/30 12:4:332191cf/cZWdmfTKcw||629
ラコル「ところでソラさん、足の回りに風が巻き起こってませんか？」
ソラ「ああ...これはな...」

コレは、闇の力を封印している首飾りの所為か、
飛んだりすると、自分の足の周りに風が起こる。
少し時間が経てば元に戻るのだ。

光狼「風の風車ネ」

風の元、風の風車へ俺達は辿り着いた。
そこへ俺達は足を踏み入れた
キーア9/30 12:45:192191cf/cZWdmfTKcw||198
ガチャッ

ドアの向こうには、小さな龍の姿があった。
コイツが風の精霊―･･･。

「何者だ」
ソラ「え･･･っと、ソラです」

普通に名前を言っては通じるはずが無いが、
ソラといえば勇者に繋がるかもしれない。
キーア9/30 15:20:382191cf/cZWdmfTKcw||765
「ソラ･････時の精霊の言っていた奴か...」

その時、精霊が倒れた。
俺達は慌てて駆け寄り、精霊を起こし挙げた。

ラコル「酷い熱です!!どうしてこんな･･･」

この村に風を吹かせているのは、風の精霊だ。
しかし何故、風が吹かないか？それは、黒組織が動き始め、時が止まった事が原因でもある。
時がとまると同時に、風の丘から風が消えてしまったのだ
キーア9/30 15:24:212191cf/cZWdmfTKcw||998
アルフィー「これでは次の風が起こせぬぞ」
ソラ「それなら俺がやる」
光狼「そんなの無理ネ。この村に風吹かせる、とても大変アルヨ」
ソラ「俺だって勇者だ。こんな事ぐらいやってみせる」

　今、風を吹かせる事が出来るのは俺だけなんだ。
このまま風の丘に風が吹かず、村人達を困らせる訳にはいかないんだ。
俺は、風を渡らせる風車の前へ立った。
両手を前に出し、深呼吸をした。

ソラ「よし。行くぞ」
キーア9/30 15:38:282191cf/cZWdmfTKcw||704
テンが鐘を鳴らした。村中に鐘の音が鳴り響いた。
5分。たったの5分風を出し続けるだけでも大変だ。
塔での疲労などが残っている所為もあるかもしれないが、
それ以上に大変だ。

5分後

ヴィラ「大丈夫かソラ」
ソラ「だーじょーぶ。だーじょーぶ･････」

目の前が真っ白になり、俺はﾊﾞﾀﾝと倒れてしまった。
キーア9/30 15:42:342191cf/cZWdmfTKcw||241
テン「そ、ソラ!!?」

その時だった、後ろから何かが現れた。
テン達はとっさに後ろを振り返った。
そこには、宙を浮いている少年の姿があった。

“へへへ。ソラっちみーっけ”
リナ「お前･･･誰だ」
リック「僕？僕はリック。ソラっちを迎えにやってきましたー」

何と言う幼稚な奴なんだろうか―･････
キーア9/30 15:52:552191cf/cZWdmfTKcw||756
しかし、只者ではないという事だけは確かだ。
普通の人間ではない･･･黒影か？

光狼「アンタ何者ネ」
リック「僕は忍（しのび）の者だよーん」

忍？
そんな名前を聞いた事はなかった。

リック「忍はね、めずらしーい宝や財宝を全て盗む事を仕事としてるんだ」
キーア9/30 15:56:342191cf/cZWdmfTKcw||850
それって･･･。
盗賊？でも、忍と言うくらいだから、どこかで聞いた事のある、
“忍者”に近いはずだ―･･･。

リック「勇者であるソラ＝リンクスを捕獲して、僕達の仲間にすれば、
　　　　　一気にお宝ガッポガポなんだよねー」

ソラは目を覚まさないまま気を失っている。
そして新たな敵、忍があらわれテン達、
どう戦うのであろうか―･････。


つづく
キーア9/30 15:58:352191cf/cZWdmfTKcw||660
＊＊＊詩＊＊＊　 〜空〜

　そらはどこまでもつづく

どんなに　どんなに　おいかけても

そらには　おいつかない

どんなに　どんなに　てをのばしても

そらには　とどかない
キーア9/30 16:0:92191cf/cZWdmfTKcw||254
どんなに　どんなに　みつめても

そらのうえには　たいようと　おつきさまがいるんだよ

どんなに　どんなに　みつめても

そらは　わたしたちを　みまもるよ
キーア9/30 16:3:212191cf/cZWdmfTKcw||859
＊＊＊キーアのコバナシ13　詩の巻＊＊＊
　ちはっ！キーアですヾ（≧皿≦＃）
何だか話が思いつかなくなってきました〜（殴
途中へんな場面もありながら、新キャラ“リック”参上です☆
あらたな敵（？）忍（しのび）のキャラを考えるのは大変ですorz

よければ皆さんにご協力を〜（о＿＿）
名前だけでも結構です。（外国風に）
よろしくおねがいします☆

何とか頭を360度ひねって考えて見ます（あ
キーア9/30 16:4:502191cf/cZWdmfTKcw||900
続）そして詩。
　私のなんとなくの詩を載せて見ました（ほとんど思いつき。
私に詩などに合わないのですが、よければ詩の感想も頂ければ、
私は大はしゃぎして、地球を1週してしまうほど（しませんが＾＾；）嬉しいです。
すみれ☆9/30 20:9:122204cfnacloQpOVtw||49
こんばんは＾＾

か、風が吹かない!?（ﾟДﾟ）
非常事態発生ですねぇ。

ソラって、そんなに有名人だったとは…。
賞金首!?

リックくんは幼稚ですねぇ＾＾；
セリフには必ず「ー」が付いてますね。

次回も楽しみです＾＾
すみれ☆9/30 20:12:372204cfnacloQpOVtw||524
詩は、優しい感じです。

「そら」はどこまでも、どこまでも続くんですよね。
宇宙と空の境目ってどこなんでしょう…。
気になります…。

手を伸ばしても、いくら伸ばしても…届かない…それが「そら」なんですね。

キーア様に詩が似合わないなんて、そんなことないですよっ！
キーア10/1 7:40:222191cf/cZWdmfTKcw||234
＞すみれ☆さん
おはようございます（*´▽｀*）

よく風のこない町とかありますが、大抵は大きな壁とかができた所為。
などとあるパターンですが、コチラの場合は“忍”が関係しているようです。

ソラは一応勇者なので、悪の組織の中では賞金首になっているのかもしれませんね＾＾；
しかし、“忍”はソラを仲間にしようとしていますので、
殺しを目的とはしていないようです。

リックは、ソラ達よりも年下なので、幼児っぽい言い方なんですね
キーア10/1 7:42:302191cf/cZWdmfTKcw||618
詩の感想を頂けてとても感謝ですﾉ∀｀*）

空は果てしなく続くんです〜。
このお題は“ソラ”くんから頂戴しました＞＜
いつも見ている空を詩にしてみたのです☆

私にはやはり詩などは向いていない、似合わないかと思いますよ（*ﾉﾉ）
次回も宜しくお願いします♪
すみれ☆10/1 19:54:552204cfnacloQpOVtw||62
ふぅ〜。ソラ、良かったですね＾＾
殺し目的ではなく、仲間目的で･･･。
まぁ、ソラには適わないと思いますが。。。

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