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9381どぅ_ゆぅ_きる―みぃ?10/29 20:20:236121cfHpK.a2sBWOs
「Do you kill me?」

あの子のことは誰も知らない。
銃を構えた俺達に…

たどたどしい英語で、そういった少女のコトは…誰一人知らない。


…いがみ合う両国に、無駄な戦争をやめさせる王は居なかった。
思慮深い奴は素早く外国に逃げた。
女子供も老人も外国に逃げ延びた。

そして兵士とは名ばかりの俺達だけが、戦場に残された。

10/29 20:33:296121cfHpK.a2sBWOs||522
「貴方には―妻子はいますか?」

俺の頭に銃を突きつけつつ、気品のある敵の兵士は訪ねた。
一瞬面食らったが頷く俺を見てゆっくり微笑むと
彼は銃をおろし、苦笑した。

「私は貴方を殺せません。」

そのまま両手を挙げ、地に膝をついた彼を…俺は殺せなかった。

「なにをしている!!」

いきなり響いた野太い声。
鳩尾に拳をくらい、視界が朦朧とする。

「上官殿…」
「さっさと殺すのだ!」

腐った卵のような匂いを放つ拳でもう一発、俺を殴る。
どうなっても殺す気はないと察した名ばかりの上官は…。
俺の手に銃を握らせ、引き金を彼に向けて―引いた。

10/29 20:42:306121cfHpK.a2sBWOs||932
彼は死んだ。あっけなく。

上官は彼に痰を吐きかけると去っていった。
震える手から銃が…落ちる。
急いで駆け寄ると彼は一言…呟いた。

「君は悪くない・・。」

―違う、俺が殺したんだ…。

俺が 彼ヲ コロシタンダ…!!

「うわああああああああ!!!!」

彼の体から温もりをうばってしまった。命を奪ってしまった。
もう二度と彼が、生きることはないのだ。
「生きる」というかけがいの無いことを―奪ってしまったのだ。

10/29 20:48:196121cfHpK.a2sBWOs||425
狂ったかのように頭が熱い。
いくら自分に刃をつきたててもおさまらない。
五日前のコトが―頭から離れない。
ふと右手をみると…そこにはあの人の命を奪った銃。

その右手はまるで誰かに操られているかのようにゆっくりと―…引き金を引いた。


―若き兵士は自ら…命を絶った。


彼のポケットには二つの写真があったそうだ。

―気品ある男性の家族の写真と、彼の家族の写真だった。

10/29 20:55:286121cfHpK.a2sBWOs||533
「Do you kill me?」

あの子の頭を撫でた若き兵士。

「No,I'm not.」

そう答えたのは何故だろうか。

涙を流しながら抱きしめたのは…何故だろうか。

流れた涙が何を意味するのか…。

それは誰にも…分からない。


無駄に時間をかけた短編―END

10/29 20:57:266121cfHpK.a2sBWOs||978
++++アトガキ^^

今日は。
なんか短編を書きたくなったので書いてみましたが…
終わり方がおかしいですね。

しかも英語の会話がおかしいですね(あ

読みにくいところもありますが、目をつぶってやってください。

それではここまで読んでくださり、有難う御座いましたm(__)m

ゆうじい10/29 21:7:31211cfQK0itncwLug||794
こんばんは武さん
感想としては 悲しい の一言です
殺す気は無かったが命を奪ったのは紛れも無い事実・・・
そんな感じがしますね。
PS 武さんのおかげで小説のアルテミスは順調です^^

ミル10/31 15:47:372194cf0t25W75q4.w||232
こんにちは
読ませていただきました。
なんか・・・読んでいると悲しい気持ちになりました。
まだ若いのに・・・。
はぁ〜・・・他の意味で目をつぶりたくなりましたよ^^;
ではでは〜・・・♪

11/1 14:31:406121cfHpK.a2sBWOs||766
こんにちはゆうじい様^^

ご感想有難うございます^^
何が彼にそんな道を歩かせてしまったのでしょうかね;

アルテミスの方、感想をお書きできなくて申し訳ないです^^;

11/1 14:32:366121cfHpK.a2sBWOs||41
ミル様、こんにちは^^
目を瞑りたくなりますが、背けてもいけないのでしょうね^^;

ご感想、有難う御座いました^^

あきよしひじり11/6 17:39:171242cfqx7JHapC8vA||912
太まったり同好会♪?色太終


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