9402 | LIFE! | ピマ | 11/3 20:0:14 | 2219cfzQXzY1fm16Y |
「へっ、よく分かんねえけど、相手は強そうだなっ」 |
ピマ | 11/3 20:14:30 | 2219cfzQXzY1fm16Y||407 | ||
「no.2230B-冥、…熱反応確認…、コロス…」 冥は、3mを軽く超えるTD(TrickDoll)を見上げると、お手柔らかにね、と付け加えた。 「早く来いよ、俺は魔法型じゃないからテメーが近くにいないと攻められないんだけどな」 「no.2230B-冥、ダマレ。オマエ、コロシテモイイ?」 「どーぞ、勝手に呪文でも唱えとけば?」 TDは、設定されている呪文を唱えた。 すると、TDの目は赤く燃え上がり、TDな目からはスーッと赤い光線が、発射された。 |
ピマ | 11/3 20:27:44 | 2219cfzQXzY1fm16Y||223 | ||
それを冥は、宙を舞うようにかわし、刀をすばやく構えた。 次々と休む間もなく光線は赤く燃え上がった状態で発射された。 冥は何も言わず、かわし続けた。 「なあ、TD30d、休憩は、ないのか?」 「ナゼ ナ ガ ワカッタ?」 TDは疲れ果て、冥も手は汗ばみ刀が滑りそうだった。 「いやあ、AIT-Bに自称天才指令官がいんのよ、そいつがテメーらについて俺に語った」 「ナルホド…」 |
ピマ | 11/3 20:44:38 | 2219cfzQXzY1fm16Y||939 | ||
「そして勿論俺は…、…テメーの弱点を聞いた」 そう、冥は言うと、 とんっ、とんっ、とんっ、と上手く空気を蹴って刀を振り下ろした。 「no.2230B-冥、オマエ ハ ドウシテ タタカウ?」 「知らねえ、自分で考えとけ…ってか、俺にとってテメーが初めての敵なんだよね」 …テメーの弱点は頭だ。 |
ピマ | 11/3 20:48:3 | 2219cfzQXzY1fm16Y||225 | ||
「あえて言うなら戦わなきゃいけないから、とでも伝えててくれるかなっ」 止めの一発…ということになる。 TD30dは口をひらくこともなく、消えた。 |
ピマ | 11/3 20:48:33 | 2219cfzQXzY1fm16Y||445 | ||
ピマ | 11/3 21:15:30 | 2219cfzQXzY1fm16Y||699 | ||
「no.2230、攻撃はまだがむしゃらに近いが、動きは猿並だ…」 ☆ 「アスカ!聞いてくれよ!俺、TD30dを倒したぞ!」 「初仕事、ご苦労。…仕事中です、私語はつつしみなさい」 無線機の向こう側の声の主はアスカという女である。 「no.2230B-冥、仕事を終えました。って、そんな冷たいこと言わなくても〜」 「冥、あんたはTDを使って世界を制服しようと企んでいる団体、【Little】から人々の未来を守る仕事に就いてるのよ」 |
ピマ | 11/3 21:24:1 | 2219cfzQXzY1fm16Y||305 | ||
「まだ16歳ですけどね、AIT-Bの天才指令官サマのアースカさん」 冥はアスカを茶化した。 無線機からはため息の音が聞こえた。 「話かわるけど、AITってランク分けされてるんだよね?」 「冥は、新人だからEランクね。でも頭が良ければ新人も何も、関係ないんだけどね」 「そうなのかあ、俺いつかSSランクになるんだ!」 冥は大声をあげた。 分かったから、静かにして頂戴とアスカがこっそり言った。 |
ピマ | 11/3 21:28:16 | 2219cfzQXzY1fm16Y||291 | ||
「ま、あたしはSSまで後1歩のSですけど♪」 アスカは自慢気に言った。 「あれっ?」 「どうしたの?またTDなの?」 「いや、さっきと影の向きが違うんだ!なぜなんだ?」 ぶちっ 無線機の切れる音がした。 |
ピマ | 11/3 21:36:24 | 2219cfzQXzY1fm16Y||639 | ||
☆AIT講座☆ 1. AITは、AブロックからGブロックまである。 noの横に表記されるアルファベットで何ブロックか分かる。 2. AITはTDを何体か倒すことにより昇進できる。 ++次回は冥講座をお送り致します++ |
ピマ | 11/3 21:54:35 | 2219cfzQXzY1fm16Y||50 | ||
×+アトガキ、かもしれない…1+× 記念すべき第1話。 ちょっと沢山のアルファベットがでてきますが、 …軽く流しても良い感じみたいです(笑) 出来れば感想も頂きたい、…贅沢なピマでした。 ×+THAT'S ALL+× |
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