9421 | 魔法使い戦争4 | みみら〜 | 11/7 20:7:58 | 2182cf3Ce7lsWgysk |
双(ならび):主人公的な役割になるかも。 櫛(くぎり):サブ主人公的な役割になればいいと思ってた 1= http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9311.html 2= http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9332.html 3= http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9358.html 4= http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9389.html |
みみら〜 | 11/7 20:15:45 | 2182cf3Ce7lsWgysk||303 | ||
死体から参上したソレは「無」であるハズなのに重力を感じさせる足跡を残している。 「まったく・・・その自信はどこから来るのかねぇ・・・」 まぁ櫛の自信過剰な所も状況がコレではうらやましくもなる。 「理由の無い自身ほど恐ろしく、頼もしいモノはないだろう。それに俺達は対堕主篭手をつけているのだろう?」 お前はあの時恐ろしい形相で睨みつけてきたけどな。 |
みみら〜 | 11/7 20:20:27 | 2182cf3Ce7lsWgysk||240 | ||
土煙は晴れて、堕主は歩みをこちらへ進める。 あぁ・・・嫌だ・・肌が死体から蒸発した油でベタベタだ・・・・ と、そんな事を考えながら俺は櫛に疑問をぶつける。 「何か策はあるのか?」 櫛は少し思案してから口を動かす。 「あぁ、ある。いつも通りいくぞ。」 それは策が無いと言わないか?普通 |
みみら〜 | 11/7 20:26:24 | 2182cf3Ce7lsWgysk||857 | ||
堕主の攻撃もいつもと変わらない。 ただ、威力と範囲が桁違いだが。 雷を放てば地面を引き裂き、炎を放てば大気を震わし焦土を作る。 「ははっ、たいしたバケモノじゃないか。なぁ櫛」 前衛職の櫛は紙一重でかわしていて、しかしそれでもダメージを少しづつ溜めていく。 空気が燃えて喉が痛い、または死体の血が気化して張り付いているのかもしれない。 |
みみら〜 | 11/7 20:30:58 | 2182cf3Ce7lsWgysk||593 | ||
さて、どうしたものか。篭手の使用可能まで時間が無いだろう。 というか、もう使用可能だ。いまだ誰も倒せていないには、それなりの理由もあるはずだ。 少し様子を見るか、発動してみるか。 「おい!双!発動しろ!」 櫛が考え無しにヤジを飛ばしてくる。 それだけ必死か・・・・ |
みみら〜 | 11/7 20:36:54 | 2182cf3Ce7lsWgysk||660 | ||
哀れなヤツだと笑うより、俺は櫛の思いを汲んでやろう。 限主術術式の展開を開始する。 最大の範囲をもって。 最大の威力をもって。 俺の持つ能力の全てをもって発動を、開始する。 ヴァイス級を包む術式は太陽の輝きさえ奪う勢いで肥大し、大地を飲み込むように破壊していく。 今流れる音楽は一つ。 |
みみら〜 | 11/7 20:43:4 | 2182cf3Ce7lsWgysk||284 | ||
それは堕主の悲鳴。 怒りを破裂させたような。 悲しみで貫くような。 痛みを拒むような。 どんな音楽家もこの音には勝てないだろうう。 けっして美しくないが、全てを圧倒する力を持つ。 第2奏は少しのスキも無く入り込む。指揮者は櫛。演奏家は引き続き堕主。 悲鳴は断末魔を孕み、大気は鳴く。 |
みみら〜 | 11/7 20:47:37 | 2182cf3Ce7lsWgysk||950 | ||
限主術による疲労に耐え、堕主に目を向ける。 堕主の体にはヒビが走り、パラパラと破片が舞い始める。 が・・・・倒れない。ヤツの歩みは止まらない。 俺が驚愕している時に櫛がつぶやく。 「なるほどな・・・そういうカラクリか・・・」 櫛の対人篭手の宝玉が赤く輝く。 |
みみら〜 | 11/7 20:54:17 | 2182cf3Ce7lsWgysk||60 | ||
そして目に飛び込む映像さえ歪ませる強大な衝撃波を放つ。 まるで津波のように襲いかかり、蛇のように喰らいつく。 波に飲まれた堕主は浜辺に作られた砂の城のように崩れていく。 俺にはまるで理解できない。この結果が。 「呆けた顔をしているな。俺の仮説を聞かせてやろう。」 不服だが致し方ない。 |
みみら〜 | 11/7 21:0:27 | 2182cf3Ce7lsWgysk||277 | ||
櫛がもったいぶってから口を開く。 「俺の仮説はこうだ。多くの大地を奪い去った堕主は半実体化して・・・」 櫛が黙る。 「おい・・・・気付いているか?」 俺はその言葉を聞いて異様な感覚に襲われた。 大量の殺気。矛先は俺達・・・か? その刹那、銀に輝く刃が弧を描いて襲い掛かってきた。 |
みみら〜 | 11/7 21:8:0 | 2182cf3Ce7lsWgysk||190 | ||
刃は俺達の目の前に落ちた。 剣・・・その剣は十一翼の・・・騎士の帯剣。 太い声が俺達に伝える。 「お前達は運が悪かった。」 声の主は続ける。 「ヴァイス級を消したヤツを生かしておく事は出来ない。」 大量の殺気は、巨大な殺気だと分かったのは、声の主が櫛の背後に現れた瞬間だった。 |
みみら〜 | 11/7 21:13:5 | 2182cf3Ce7lsWgysk||143 | ||
大男。 第一の感想がそれだ。 第二の感想は憎むべき相手。 大男はもう1本の剣を鞘から引き抜き、櫛に向かって振り下ろした。 櫛は篭手で防ぐが、対堕主の篭手は1撃で破壊された。 圧倒的な力の差。 すさまじい速さの剣は櫛を。 |
みみら〜 | 11/7 21:19:10 | 2182cf3Ce7lsWgysk||319 | ||
貫いた。 俺は理解できない現実と言うものを始めて感じた。 「双・・・・逃げろ・・・・」 その声に俺は現実を取り戻した。 櫛は苦悶の表情とともに対人篭手で粉塵を作り上げた。 「双・・・双・・・逃げろ・・・逃げろ!!!」 音も無く崩れ落ちる櫛。 |
みみら〜 | 11/7 21:22:48 | 2182cf3Ce7lsWgysk||251 | ||
今は敵わない。 逃げなくてはならない。 太い声が宣誓する。 「逃げるか!それもいいだろう!せいぜい惨めに隠れて生き延びるがいい!!」 俺はまだ何も考えられない。 逃げ延びる以外は。 |
みみら〜 | 11/7 21:23:16 | 2182cf3Ce7lsWgysk||970 | ||
以上!第5話終了! |
みみら〜 | 11/8 20:38:19 | 6034cfkclr8xx.WfY||639 | ||
追伸:戦争に・・・できるかなぁ・・・ 追伸の追伸:魔法使い戦争4じゃなくて魔法使い戦争5だったりします。 |
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