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9476秋と言えば読書の秋_小説の秋ミル11/20 19:48:462194cf0t25W75q4.w
こんにちは♪
↑のイベントに参加してみました〜^^

いじめに関する小説です。

題名は「タイムマシーン

※「ご感想をお書きください」とレスがあるまでレス禁止です。

ミル11/20 19:56:272194cf0t25W75q4.w||730
登場人物
中居 智明(なかい ともあき)12歳。小学校6年生。独りぼっちのいじめられっ子。
ライキ(らいき)17歳。とても明るい性格。智明のことをなぜかよく知っている。

では、物語スタート

ミル11/20 19:57:22194cf0t25W75q4.w||825
――学校のトイレ

智明「うっ・・・うぅ・・・ひっく・・・」

今日も僕は、いじめられて泣いていた。

智明「どうせ・・・僕なんか・・・」

そう思った僕は、ボー・・・としながら屋上へ向かった。

――屋上

智明「僕は・・・誰にも必要とされていないんだ・・・。死のぅ・・・」

僕はそういいながら、屋上の壁を乗り越えようとしたときだった。

ミル11/20 19:57:462194cf0t25W75q4.w||709
「待て!!!!!!!!」

僕は驚いて声のするほうに目をやると、風変わりな服を着た青年がいた。

僕は一瞬先生かと思ったが、そいつは見たことない人だった。

智明(ふ・・・不審者・・・!!!!)

僕がそう思った瞬間、体が震えだし、腰の力が抜けて、地べたに座り込んでしまった。

「お・・・おい;そんなにびっくりするなよ!!!不審者でも何でもねーからよ〜;」

僕がおびえていると、男は近づき、手を差し伸べた。

「安心しろよ・・・。智明」
智明「何で・・・僕の名前を・・・」

男はその質問に答えず、笑顔で手を差し伸べたままだった。

僕は男の手に捕まり、立ち上がった。

ミル11/20 19:59:12194cf0t25W75q4.w||960
智明「名前は・・・?」

僕はなぜかその男にすんなりと話しかけてしまった。
とても話しやすい、どこかで見たことあるような顔だったからだ。
男は僕に名前を聞かれた瞬間、焦り始めた。

「ぇ・・・;な、名前は・・・とも・・・じゃなくて・・・」
智明「?」
「!!!!」

男はひらめいたような顔をすると、自分の名前を言った。

ライト「俺の名前は・・・ライト!!!」

ライトがそういった瞬間。涼しい風が吹いた。
ライトはハッとした顔をしていた。

智明「らい・・・と」
ライト「あぁ・・・;よろしくな^^」
智明「・・・ぅん!!!よろしくね。ライト^^」

ミル11/20 20:5:222194cf0t25W75q4.w||204
僕とライトはしばらく、屋上で話をしていた。

ライト「智明・・・お前、いじめられっ子だろ?」
智明「え・・・!!何でその事知っているの!?」
ライト「俺もな・・・昔、いじめられていたんだよ。智明ぐらいのとき・・・」
智明「ぇ!?こんなに明るい性格のライトが・・・!?」
ライト「あぁ・・・」

僕とライトはすごく気があった。
なので、すぐ仲良くなれたのだった。

ミル11/20 20:6:12194cf0t25W75q4.w||944
智明「ライトはもういじめられてない?」
ライト「あぁ・・・。今では・・・」
智明「どうして、今はそんなに明るい性格なの?」
ライト「教えてくれたんだよ・・・。恐れちゃダメだ。いつも笑顔で明るくいろ・・・とな」
智明「ライトはそれができたから、今はもういじめられてないの?」
ライト「あぁ。そうだ^^だから、智明もこれができれば大丈夫だ☆」

僕は下を向いて半泣きしながらいった。

智明「ダメだよ僕は・・・。だって僕・・・。弱いもん・・・」
ライト「弱気になっちゃだめだ!!!だからいじめられるんだよ!!!!
     皆に積極的に明るく話しかければ・・・大丈夫だから。やってみろ」
智明「僕にも・・・できる?」

ミル11/20 20:6:362194cf0t25W75q4.w||704
ライトは僕の両肩に手を置いた。

ライト「大丈夫。智明だったらできる・・・。だって、俺ができたんだから」
智明「・・・」

その言葉は僕を優しく包み込んでくれた。

ライト「明日早速やってみろ!!!」
智明「うん!!!」

僕は明るくうなずくと、授業があるので教室に戻っていった。

―――放課後

僕は急いで屋上に向かった。

智明「ライト!!!!!」

しかし・・・ライトの姿はどこにも無かった。

智明「もう・・・帰っちゃったのかな〜?一緒に帰ろうとしたのに・・・」

ミル11/20 20:15:132194cf0t25W75q4.w||445
―――次の日

僕は勇気を振り絞って、昨日ライトに言われたことにチャレンジした。

智明「ぉ・・・おはよう^^」

男子「はぁ!?お前、俺にけんか売っていんのかよ」

僕は怖い顔をされたので、思わず後ずさりしてしまったが、ライトの言葉を思い出た。

智明「・・・別に喧嘩なんて売ってないよ^^別にあいさつしただけ♪」

その台詞を聞いた男子の目は点になっていた。
いつもの僕だったら、半ベソをかきながら屋上などに逃げてしまうからだ。

僕はその男子の顔を見た瞬間大喜びした。が・・・

ミル11/20 20:16:82194cf0t25W75q4.w||696
―――休み時間

智明「ぅゎぁああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!」

僕は大声を上げながら教室から屋上まで走ってきた。

ライトはびっくりした。

ライト「どうしたんだよ!!!!!」

僕は泣きながら事情を話した。

実はその後、他の男子が
「ニヤニヤしてキモイ!!!」といって僕を殴ったり蹴ったりしたのだ。

ライト「おぃ〜!!!そんなことでいちいち泣いていたら、意味無いだろ!!!
     こういうことで泣くなよ!!これからもっと嫌な事されるんだから、けど、
     それに耐えたとき、いじめられなくなるからな^^」

ライトはそういって僕の頭をなでてくれた。

ミル11/20 20:19:12194cf0t25W75q4.w||310
智明「・・・うん。わかった。僕、泣かない!!!!」

そういって僕は笑顔を見せた。

ライト「よしっ!!!!その息だ!!!」
智明「うん!!!!」

僕は元気欲返事をすると、教室へ帰っていった。

その後、僕は毎日、ライトに言われたことを守って、一生懸命皆に話しかけた。
そして、いつものようにいじめられて、ライトのところに言って励ましてもらった。

そんなことを繰り返していたある日・・・。

ミル11/20 20:19:192194cf0t25W75q4.w||810
―――放課後

男子「ぉい・・・。智明!!!」
智明「な・・・ぁ!!!!!」

話しかけてきた男子は、僕に今まで何度も嫌がらせをしていた奴だった。

僕はびくびくしながら「なに?」と聞いた。すると・・・

男子「今日・・・遊ばねーか?一緒に・・・」

男子は顔を赤くしながらそういった。

僕はその言葉の意味が少しわからず、混乱して黙っていた。

男子「なんだよ。黙ってたら、遊んでやんねーぞ!!!!」

男子は怒った声で言ったが、とても優しい声に聞こえた。

智明「ぇ・・・ぁ、うん^^遊ぶ♪」

僕はその日以来、皆とよく遊ぶようになった。

ミル11/20 20:21:252194cf0t25W75q4.w||281
―――屋上

ライト「どうだ?皆にもういじめられなくなっただろ?」
智明「うん^^これもライトのおかげだよ」
ライト「何言ってんだよ。智明!!!これは俺のおかげでもなんでもない。
     智明の力だよ^^」
智明「僕の・・・力・・・」
ライト「あぁ・・・。そうだとも・・・」

僕は自信をつけ、ライトに会う回数も減ってきた。

――卒業式。

皆別れを惜しみ、泣きじゃくっていた。

幼稚園でもいじめられていた僕は、別れなど惜しくないので、卒園式では泣かなかった。
逆にうれしかった・・・。

しかし・・・
勝手に涙が流れた。皆と分かれてしまうと思うと、勝手に涙が溢れ出してくる・・・。

ミル11/20 20:24:442194cf0t25W75q4.w||347
―――卒業式終了

僕が泣いているときだった。

男子「智明!!!」

1人の男子が近づいてきた。

その男子は、今まで僕に何度もお金を奪った奴だ。

智明「なに・・・?」

男子は封筒を差し出した。
その封筒はとても分厚かった。

僕は一様、その封筒を受け取った。

智明「これ・・・は?」

ミル11/20 20:25:242194cf0t25W75q4.w||90
男子は泣きながら言った。

男子「今までいじめてごめん。お前から奪った金だ。確かに返したぜ」

僕が驚いて中身を見ると、5万以上の札束が入っていた。

智明「ダメだよ!!!こんなの受け取れない!!!」

そう僕が言ったときだった。

男子は睨んでいった。

男子「受け取れよ!!!もともとお前のものだったんだから!!!
    智明は優しいから、皆にいじめられていたんだよ!!」

男子はそう言い残すと、さっさと帰っていってしまった。

智明「優しいから・・・」

その後、次々に僕の前にいじめていた男子が現れ、
謝ったり、今まで奪ったものなどを返してくれた。

ミル11/20 20:27:492194cf0t25W75q4.w||23
―――屋上

智明「ライト・・・。ライトのおかげで、
     この1年がとてもすばらしい1年に生まれ変わった。ありがとう」
ライト「礼なんていらねーよ^^」
智明「ライトは、僕のたった1人の親友だよ^^ありがとう☆」
ライト「おぃおぃ。これからもっと親友をつくれよ♪」
智明「中学校へ行っても、僕を見守ってね」
ライト「あぁ・・・」
智明「1つ気になっていたんだけど、ライトって何者なの?」
ライト「はは・・・^^それは時が経てば、わかることだ」
智明「時が・・・経てば?」
ライト「あぁ・・・」

ミル11/20 20:28:262194cf0t25W75q4.w||424
―――中学校になり、

僕は今までのように、ライトの言葉を励みにしてがんばった。
いつの間にか僕はクラスの中心にいた。

ライトには中学生になってから会わなくなってしまった。

ライトと最後にあった日から5年がたった・・・。

俺は17歳になった。

俺は科学に興味を持ち、タイムマシーンをつくったのだ。

そして、タイムマシーンで、過去へ行った。

           5年前の僕に会いに行くために・・・

ミル11/20 20:30:92194cf0t25W75q4.w||3
―――・・・。

タイムマシーンが到着したのは、5年前の学校の屋上だった。

なっつかし〜な〜・・・。

そう思っていたときだった。

僕の目に飛び込んできたのは、自殺をしようとしている自分だった・・・。

智明「待て!!!!!!!!」

俺は思わず止めてしまった。

智明(・・・!!!ヤベッ;)

何とか自殺を食い止めることができた。

そして、過去の自分に話しかけたときだった。

なぜか懐かしい会話がよみがえった。

過去の自分「名前は・・・?」

ミル11/20 20:30:332194cf0t25W75q4.w||546
智明「ぇ・・・;な、名前は・・・とも・・・じゃなくて・・・」

過去の自分にそう聞かれたとき、俺は戸惑った。
まさか、本当に過去の自分に会うと思っていなかったから・・・。

智明「!!!!」

俺は思わず、たった1人の親友の名前を叫んだ。

智明「俺の名前は・・・ライト!!!」

このとき、涼しい風が吹いた・・・。
俺はこのとき初めて知った。

    たった1人の親友。ライトは・・・
        タイムマシーンでやって来た、未来の自分だったことに・・・。

タイムマシーン
     終わり

ミル11/20 20:32:432194cf0t25W75q4.w||949
ふぅ〜・・・;
20レス超えるか不安だったけど、これでちょうど20♪
さて、白黒で詠みにくかったと思いますが、ご感想をお書きください♪

ゆうじい11/21 0:6:531211cfGT6FeSkIGCg||955
こんばんは、読ませていただきました
結構感動です、最初はライトの正体に
凄く興味を持ちましたが、こういうことでしたか^^
タイムマシーンで過去に来て昔の自分を励ます、
凄い感動です読んで本当によかったです。

ゴーレム11/21 0:38:592212cfvRTGx/AvrgU||272
少し文句言うとしたら、5年後にという世界に 
タイムマシーンを形作れるだけの状景が欲しかったように思えました。

それを除けば、かなり良い作品だと思います!!!
期末勉強でちょっとイライラ気味だったんですが、かなり気持ち吹っ飛びましたぁ!
また素敵な物語を作ってくださいね^^

すみれ☆11/21 20:37:52204cfnacloQpOVtw||620
こんばんは^^

ミルっち、タイムマシーンとは思い切りましたなぁ…。
本当にあればいいのにな…。

自殺しかけて、未来の自分に助けて貰って良かったじゃない?
「とも…」ぐらいで、気づけない智明が凄い(笑)

次回作も楽しみにしてるね^^

ミル11/23 13:0:432194cf0t25W75q4.w||391
皆さんご感想ありがとうございます^^

ゆうじいさん
ありがとうございます♪
凄く感動したなんて・・・嬉しいです。
もう、お褒めの言葉がいっぱいで♪
私は嬉しくて嬉しくてたまりません!!!
ちなみに、ライトではなくライキです;
まぁ、ライトだとあれと名前かぶっちゃうので・・・;

ミル11/23 13:1:462194cf0t25W75q4.w||866
ぁ、て;
登場人物の名前だとライキなのに、
ライトになってますね;
やっぱりライキは違和感あるから、自分でも・・・;(恥;
申し訳ございませんでした;

ミル11/23 13:4:12194cf0t25W75q4.w||869
ゴーレムさん
あぁ〜・・・確かに、そういう状景があったほうがよかったですね。
アドバイスありがとうございます^^
参考にしたいと思います。

期末勉強ですか・・・。私はあと少しで定期テストです;
勉強・・・していません;0rz
素敵な作品だなんて♪嬉しいです。
ありがとうございました〜^^

ミル11/23 13:8:522194cf0t25W75q4.w||610
すみれ☆
本当にタイムマシーンが存在するのならば、
タイムマシーンが本当にあったら、過去の自分より未来の自分に会いたいですな♪

ホントだよ。もしあの時とめなかったら、今の自分は存在しなくなっちゃうからね!!
確かに;「とも・・・」で普通気づきそう;
まぁ、「とも〜」て名前は多いから^^;智之とか智一とか・・・;

次回はちゃんとラブ☆カードの続きだからね♪
お楽しみに〜^^

MR.かずき12/20 16:16:165914cf4fdKuum1srw||675
ァ…ライキだったんですね^^;ライトでも全然違和感がなく、楽しみたいので登場人物を見ない僕が馬鹿でしたorz
タイムマシン本当にあったら俺は何してるんだろ…(笑
ライキの正体は、何か昔から知っている友達か、何かそんな感じがしたんですが、そういうことだったんですね…
もう一回読み返したらしっかりとタイムマシンで来たと言うヒントがありましたね。
もうこちらを見ていないかもしれませんがw読まさせていただき、ありがとう御座いました


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