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9576悪の大陸Lucifer12/10 17:28:351252cf1EU7DcB5i8.
歴史の章
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Lucifer12/10 17:34:351252cf1EU7DcB5i8.||597
「そして、石と氷と木と日の成分で出来た富の大陸アルワイスは、ホムンクルスが最後の最後に願いを言い賢者の石が叶えた、そして呪いをかけ、海が暴れ、空が騒ぎ、風が悲鳴をあげた、それからその大陸には魔物が住み着き行ったものは帰って来ない、それを見た人々は言う、悪の大陸と・・・」
パタン、と本を閉じた。目をギュッと揉み解した。
この者なはアルフォイド・ジョーンズ、名の知れた賞金稼ぎ、神は信じないタイプ。
そしてフーッ、とため息をついた。
「嘘っポ」
吐き捨てるように言った。
「そんな島、地図にのってねぇよバーカ、依頼人は何考えてんだ、この本を届けにきて、おまけに、オシャレなんかしちゃって。

Lucifer12/10 17:48:311252cf1EU7DcB5i8.||5
本には職人技の美しい模様が施されていた、そしてラピスラズリが模様に埋めこまれ、中央に、読めない文字が書かれてあった、サッパリ分からない。
「ハァ〜、ささっと内容言ってくれればこっちも楽なのにっと」
椅子から立ち上がり外に出かけた、車が道路にビュンビュンと走る。
木枯らしが吹き思わず身震いした、マフラーが肩にかかり、帽子が飛びそうになった。
そして商店街を通り右に曲がるとサロンがあった。
用心棒がここで待機してある、腕のいいもの選ぶには、プロの勘ってのが必要だ。
そしてまっすぐ進む、道路に両側に木が並んでいる、ガリガリのとデブデブの二タイプに分かれていた。

Lucifer12/10 18:5:291252cf1EU7DcB5i8.||541
すると大きい屋敷が道路をふさぐかのように立っていた。
そしてインターホンを鳴らした。
監視カメラがそこらじゅうに作動していた。
「なんでしょうか」
今にも倒れそうな老人の声がした。
「アルフォイド・ジョーンズという者です、本を返しに来ましたそれと・・」
「アルフォイド・ジョーンズさんですな、いまドアを開けますので少々お待ちください」
老人は無理やり言葉を切らせ、ドタドタをと走り回る音が聞こえ、ガチャン、とドアの鍵が開く音が5回ぐらいなった。
ドアが開いた。

Lucifer12/10 18:36:341252cf1EU7DcB5i8.||215
「来たか、で・・」
「この本は返す、解読するのに28時間かかったんだ、おまけに題名は解読不可能、俺は任務を聞ければ十分だ、さぁ言ってもらおう本題はなんだ?」
「まぁ、そぅ慌てるな、俺は逃げない」
「早く言わないと、この話を無かったことにするぞ」
「どうやら、慌ててるんだな」
「当たり前だ、一週間以内に金がねぇと、ローンを返せねぇんだ」
「まだ一週間あるではないか、それに腕次第でいつ終わるか違う」
「ともかく、言え」
「それが物事を人に頼む態度か?もっと礼儀正しく」
「言ってくださいませ、伯爵さん?」

Lucifer12/10 22:5:382182cfTJSYLOC5aZQ||34
「名前を言え」
「えぇ〜っとアレックス公爵?」
「いいだろう」
「って、そんなことより、何故本を読ませた?」
「すこし知ってもらわないと困るんでな、今回のことで」
「まさか、なんか細胞をもってこいと?偽りの大陸で」
「実際にある大陸だ」
「根拠は?人工衛星にでも乗らなかったんだ、知ってるんだぞ、これでも名の知れた賞金稼ぎだからな、そしてあるメルヘンチックな大富豪が調べにいったんだが、戻ってこなかったと、証拠は何一つとない」
「帰ってこなかったんだろ?サーチから消えたんだろ」
「・・・・しかし、原因がいくつかも考えられる」

Lucifer12/10 22:12:212182cfTJSYLOC5aZQ||135
「その一つが悪の大陸、確率が0.00001」
「・・・・・そのわずかな可能性にかけるって言うのか?」
「そうだ」
「しかし、命かけてまで行くわけには行かない」
「4年前は何故行ったんだ?生還確率0.0001%の前代未聞の依頼、神の手の者を殺す暗殺に行ったのは何故だ?」
「俺の家壊したから、あとローン5年分残っていたのにな」
「ハハハ、この任務成功できれば、いまのボロボロの家じゃなくて、島一個買えるものだぞ」
「いいだろう、喜んで」

Lucifer12/10 22:16:192182cfTJSYLOC5aZQ||368
アルフォイドはどうせ行くのだから、すこし確かめたかっただけだった。
「で、いくらだ?」
「500億6000万9000G・・・だ」
「太っ腹だねぇ〜、内容は?」
「大陸の存在を確かめること、賢者の石を持ち帰ること、ホムンクルスの存在を確かめること・・だ」
「へぇ〜、そのうちの二つは出来そうじゃないな」
「そうすると一つ減れば3分の1減る、それだけのことだ」
「まぁ、やらなくても結構ってことか?」
「別にそういうことじゃない、出来そうじゃない二つが重要なんだ」

Lucifer12/10 22:22:502182cfTJSYLOC5aZQ||202
「何故?」
「それは、成功してからだ」
「へぇ〜、いつ行けば?」
「今すぐだ」
「でも一人じゃ不安だなぁ〜、用心棒がいないとねぇ〜」
「なら、近くにサロンがあるだろう、そこに行って、誰を買い、東に進め、海が見えてきたら船に乗って、悪の大陸があると考えられるところにいってそこから開始だ」
「分かった、まず、地図を頂こう」

始まりの章 終

Lucifer12/10 22:23:92182cfTJSYLOC5aZQ||780
感想書き込んでくれれば嬉しいです。

takuku12/11 20:22:262214cfhTwCDZxCvPs||453
とても、面白いです。かなり、手の込んだ、作品ですね。

エリン12/11 20:56:372192cfBkVEKUKuVbY||325
こんにちは。ヽ( ・ω・)ノ
名前募集、ありがとうございました。
ってことで読ませていただきました。

ストーリーは、これからって感じだしまだわからないけど、次がどうなるのか気になります。

あと、なんかちょっと読みにくいです^^;
話がかわったり会話だったりする時に一行あけるとかすると読みやすくなる・・・
と、思・・われ・・・ま・・・・・す・・・・・・・・?多分・・・・。(自信無

何はともあれ、面白そうなのでこれからも読ませていただきま〜す^^

Lucifer12/11 21:15:162182cfAENfBnwCzb6||62
もうちょっと自信だしてくだせぇよぉ〜
まぁ、そうですね、もうちょっと見やすいように区切りをつけたほうが見やすいかもしれません。

まぁ、話の方はだんだんつまらなくしないようにしようと頑張りたいと思います。

今後ともよろしくです。

Lucifer12/13 21:32:582201cf9j8dP5kQGuI||675
まだまだ感想募集です。
アイデアがあればたぶんよければ採用しますので、そこのところもよろしくです。


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