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9609EMERLDKNIGHT+PLUS++参拾六キーア12/17 20:18:72191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT_全1〜26唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html 』
特別編『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8749.html 』
1唱〜26唱↓
第27唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9277.html 』
28〜32↓
第33唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9522.html 』
第34唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9567.html 』
第35唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9588.html 』
キャラ募集『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9394.html 』

キーア12/17 20:18:322191cf/cZWdmfTKcw||674
人は皆、心に闇を持っている

それは 憎しみや怒りから出来た 黒い心だ

すべては自分が作り出しているのだ 

闇が心を支配する時 自分も支配されると同時に 全てをなくしてしまうことになる

この物語は、一人の少年“ソラ”とソラを支える仲間たち
“テン”“リナ”“ヴィラ”“ラコル”“光狼”“アルフィー”
達との勇敢な冒険の記録である

キーア12/17 20:22:482191cf/cZWdmfTKcw||403
第36唱 まっすぐ前を見て歩け そうすれば道は開ける

 俺達はまた、時空が歪んだ場所から裏世界へと姿を現した。
久しぶりの匂いに、俺は少し落ち着いた。
あっちの世界で約1日。コチラの世界では約1週間が経っているのだ。
テンが俺達を案内した。
まっすぐと突き進んで行くと、人の姿が見えた。

テン「あそこの帽子をかぶっているがラコルさん。あちらのローブで顔を隠しているのがアルフィーさん。
  そして、あの1つに束ねている髪をしている人がリナさんです」

キーア12/17 20:25:182191cf/cZWdmfTKcw||122
 テンが一人ひとりを紹介した。
記憶を失って以来、初めて見る人ばかりだった。
ヴィラが焚火をつけ、皆は円の様に座った。
そして、全員がソラと出合った頃の話をした。

テン「僕は・・・、ソラがこの世界にきて初めて会ったのが僕です。
   それからずーっと、今まで・・助けてもらったりして・・これからも一緒にいる仲間です」


テンはそれからしばらく、どんな事があったかを語った。
そして、話が終わると、今度はリナと言う少女が語った。

キーア12/17 20:28:442191cf/cZWdmfTKcw||607
リナ「私は、緑核石(エメラナイト)だ。特別な力を生まれ持ち、誰からも
  好かれた事が無かった。勿論、誰にも相手にされなかった」


その事を聞いて、俺は少ししんみりとした。
リナは緑核石のことを少し説明したあとに、また言葉を付け足した。

リナ「そんな時、競技場でソラ達に出合った。初めて親切にしてもらって・・・。
  だから契約(リロード)した。いつも助け合えて・・・嬉しかった」


ほんの一瞬笑みを俺達に見せると、話を続けた。
謳を謳って敵を倒したり、契約した話などを・・・

キーア12/17 20:31:252191cf/cZWdmfTKcw||496
ヴィラ「俺は、盗賊だった。でも、ソラのおかげで今の俺が居る」
ラコル「私は、迷惑をかけているのですが、見捨てないでいてくれました」
光狼「私だって・・・一人じゃできない事、手伝ってくれたアルヨ」
アルフィー「妹を・・・フラットを助けてくれた・・・」

全員が俺に向けて昔の俺について語った。
どれも俺がした事なのに、今でも信じられない。
いつも暇そうな顔をしていて、めんどくさがりで・・・でも、人を守るとなると、別人のようになると・・・

キーア12/18 19:49:472191cf/cZWdmfTKcw||915
その時だった。
大きな揺れと同時に穴から人魔獣(ホムンクルス)と人の姿が現れた。

リンラ「黒影(ブラックアント)のリンラ様参上〜」
テン「何故、黒影がここに」
リンラ「それは、忍があんた達を追うのを辞めて、他の仕事に移ったから〜
   変わりに私が来てあげたのよ」


リンラは何故かハイテンションで人魔獣(ホムンクルス)を手でなぜていた。
そして、リンラこちらを向くと言った。

キーア12/18 19:52:462191cf/cZWdmfTKcw||7
リンラ「何故忍がアンタを仲間にしようとしたかは、分からないわ。
   でも、私達は違う。貴方を抹殺しに来た」


そう言うと、人魔獣を指示し、僕達に攻撃を仕掛けてきた。
左右、大きな金棒のような大きな物体。
僕達は次々と倒されていった。

リンラ「あ〜ら、勇者の仲間ともあろう人がこんなに弱いなんてねぇ・・・。
   リーダーは記憶喪失?人魔獣ちゃんさっさとやっちゃいなさい」


人魔獣は再び僕達に攻撃を仕掛けてきた。
ソラは・・・ソラはじっと目を大きく開け、僕達を見ていた。

キーア12/18 19:56:282191cf/cZWdmfTKcw||996
そしてフラフラした足をなんとか剣を杖に立ち上がった。

リンラ「さっさと諦めたら?無意味よ。リーダーだってあれなのに?」
テン「記憶喪失でも・・・僕達の大将です」
光狼「そうネ。ソラは一人じゃ無いネ。私達いるヨ」

そうして何度も戦いに走った。そのたびに全員が倒される。
俺の頭には、あの時の全員の言葉が語りかけてきた。
そう、俺と皆がどんな事情で出合ったか・・・。

全員がとうとう立てなくなってしまったとき、人魔獣(ホムンクルス)がテンに向かって剣を振り下ろそうとした。

キーア12/18 19:59:562191cf/cZWdmfTKcw||796
僕はとっさに目を大きく開け、もうだめだ・・・と思った。
その時、振り下ろす直前に、僕の目の前に影が入ってきた。
 その影は、左手に剣を持ち、上から来る剣を押さえ、右手にランス(槍)を持ち、
左からくる金棒の攻撃を脇腹辺りで押さえていた。(クロス状態)

リナ「そ・・・ら?」
リンラ「何やってんの?記憶が無いくせにさあ〜。ばっかじゃない?」
ソラ「あぁ?うっせえんだよババアが」

その言葉にリンラが切れた。
ソラはそのまま剣とランスをクロスに引き裂き、人魔獣との距離をとった。

キーア12/18 20:4:212191cf/cZWdmfTKcw||479
リンラ「あいつ等を犠牲にして、世界を守れば?そうした方がよっぽど楽よ?」
ソラ「俺はなぁ・・・いつも世界を平和にしてるとか口にしてるけど・・・。
  そんな事出来る訳が無い。いつも周りに居る奴等守るのだけで精一杯なんだ」


その言葉に周りの人々は言葉が無かった。
全員が黙って、2人のやり取りを聞いていた。
そして俺は話を続けた。

ソラ「だから・・・だから俺は、今守れる奴を守るんだ!!」

キーア12/18 20:6:372191cf/cZWdmfTKcw||674
俺はランスを思いっきり人魔獣に刺した。

ソラ「全部を守れるとは思ってねぇ。自分が守れる精一杯を尽すだけだ。
   それが俺の決まり(ルール)だ」


そういうと人魔獣は消えた。リンラは悔しそうな顔をして姿を消した。
そして俺は、ポケットに手をつっこむと、皆に背を向け言った。

ソラ「行くぞ。次の精霊に会わなきゃいけねえ。さっさとこねえと置いてくぞ」

キーア12/18 20:7:442191cf/cZWdmfTKcw||759
そして前へと歩いて行った。
その背中は、いつもの・・・いつものソラの背中だ。
僕達は顔を見合わせて、軽く笑うとソラの後を追った。

いつものソラに戻った。
僕達は次の場所へ・・・移動した。


つづく

キーア12/18 20:11:442191cf/cZWdmfTKcw||46
***ミニミニ小説***
  月夜の晩に・・・

 少女は教室へ足を踏み込んだ。中で椅子に座っていた少年少女達は、全員少女を見ていた。
隣の人と話す人も居れば、私を見て独り言を言う人も少なくは無かった。
そして、教師が私を紹介する。

「コチラは、天宮 時音。現在、三森の家で世話になっているそうだ」

“三森”と言った瞬間に、生徒は“三森”と言う生徒に視線を変えた。

キーア12/18 20:14:492191cf/cZWdmfTKcw||235
三森光哉。それは時音がお世話になっている少年だ。
そして、生徒は時音に視線を移した。

「天宮、あの空いている席へ着け。10分後に授業を開始する」

私は丁度、右端の空いている席へと移動した。
光哉の席は、その席の右側の列の前から3番目だった。
教師が教室から出て行った時と同時に、クラスの女子生徒から隣のクラスの女子生徒が、
一斉に私へ向かってきた。

キーア12/18 20:18:152191cf/cZWdmfTKcw||820
話しかけられる内容は大体同じ。
 「三森君とはどういう関係?」
 「どこから来たの?」
 「前の学校は?」
などと言った内容や、趣味など普通の質問もあった。
それに対して時音は・・・
 「親戚だ」
 「三森の家からだ」
 「行っていない」
と、全てを答えた。
 しばらくして、チャイムが鳴ると同時に「また、後でね」と言い席に着く
学校とはこういうものなのだろうか?

キーア12/18 20:18:482191cf/cZWdmfTKcw||926
 時音は静かに、意味の分からない授業を受け、
1日を過ごすのだった・・・

つづく

キーア12/18 20:21:142191cf/cZWdmfTKcw||73
***キーアのコバナシ22 HPの巻***
 コンバンワ´▽`
早速ですが、この度チビファンタジーのサイト様にリンクを貼らせて貰いました〜。
ソラの旅。です☆
その中にも小説をチョビチョビ載せたり・・・と、
そこで、皆様の作品を展示してみたいなー・・・と思ったりも・・。
企画を立てたりしてるのですb

んでもって本編。
ソラ・・・なかなか良い言葉言うね(殴
短いですが、これで・・・

エリン12/18 21:47:102192cfBkVEKUKuVbY||17
かんそーでーすヽ( ・ω・)ノ
ソラの記憶は・・・戻ったのでしょうか?
それとも、感覚だけ戻ったのでしょうか??
疑問であります^−^;
でも、リンラさんを追っ払えて良かったですねぇ( η´∀`)y━┛~~

ミニミニ小説のかんそーですヽ(´ー`)ノ
時音様、喋り方が男っぽいです^^;
意味がわからない授業・・・ってさぞかしつまらんでしょうなぁー▽ー;
では、次もまた・・・

すみれ☆12/19 19:54:72204cfnacloQpOVtw||427
こんばんは^^

なんだか、ソラ君いきなりすっごい態度になった気が…。
記憶喪失の時のソラ君に慣れてしまったから…?
なんとなく、違和感が(汗

リンラは、おばさんなんでしょうか?
おばさんなんでしょうね。
ソラが「ババア」って言ってますし(笑)

次回も楽しみにしてます^^

すみれ☆12/19 19:57:552204cfnacloQpOVtw||836
月夜の晩に・・・

一瞬、光哉がモテているのかと、勘違いを…(殴

と、隣のクラスの女子まで!?
スゴイですねぇ…。

時音チャン…意味の分からない…うんまぁそうだね。
2006年ですし。

次回も楽しみにしてます^^

リトラー12/19 21:10:441251cfzIJNNMT8XWk||83
こんばんは^^

体調崩してる間に話が進んでるw
ソラ君態度がでk(蹴
ババアは、酷すぎませんか(ぁ
せめておばさn(ry ぐらいにw
っと、あと2週間で正月ですね〜(ぁ
っと、今回も楽しく読ませて頂きました

次回も楽しみにしてま

キーア12/20 14:25:42191cf/cZWdmfTKcw||863
>>エリンサン
 コンニチワ(*´▽`*)
毎度感想有難う御座いますm(__*)m
ソラは完璧に記憶を戻したので御座いますv
絵であれば分かりやすくお伝えする事ができたのですが・・・。
残念ながら小説となると、それなりに難しいのです(・・A;

元々、時音はクールな性格なので男の様な口調になってしまうみたいです。
よくそんな人、居ますけどね(笑)

キーア12/20 14:27:312191cf/cZWdmfTKcw||574
>>すみれ☆サン
 コンニチワ(о´ー`о)ノ
記憶喪失のときのソラは、なんだか控えめな性格だったのですが・・・。
記憶が戻れば以前のソラに変わっちゃったのです〜。
 いつもはぼけ〜っと眠そうな顔をしているのですが、何かに真剣になると、
凄いですよ・・・。

2100年には学校やら勉強やらなかったので、時音には意味が分からないようです。
習う事といえば、戦い方とかしかないみたいです。

キーア12/20 14:31:372191cf/cZWdmfTKcw||875
>>リトサン
お久しぶりです〜☆☆
 体調大丈夫ですかΣ(Д´〃)
最近、ノロウィルスとかはやりだしてますもんねぇ〜・・・。
手洗いうがいを忘れずに。

リンラは一応・・・何歳でしょうか(笑)
急遽作った女性キャラなので、年齢とか詳しい設定はしていませんでした。
(実際、“黒影”の名前も忘れていた私ですから・・・)
お正月、月日が経つのが早くなりましたねぇ・・・。


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