9656 | あたしはナポレオン。+第四話+ | Kozue | 12/23 19:43:0 | 2184cf1I7c/yJyWv. |
あたなぽ第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html あたなぽ第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html あたなぽ第三話 シェリトリンド最終回 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9565.html 夢見草咲くころ最終話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9239.html あの時(コンテスト参加作品)http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9474.html 感想が少なくて凹んでいます… |
Kozue | 12/23 19:43:38 | 2184cf1I7c/yJyWv.||310 | ||
【ファーストプレイス―洗濯小人の里のはずがトリゼット村】 |
Kozue | 12/23 19:44:10 | 2184cf1I7c/yJyWv.||320 | ||
ヴェール「一代…一代…。」 一代「う…ん?あれ、モンデントさまは?」 一代は、ゆっくりと起き上がった。 ヴェール「何かわかんないけど、消えちゃった。ねぇ、アタシたち、これからどう すればいいのかな。」 一代「ドラゴン―スアは?どっかにいるはずじゃない?何か知ってるかも。」 |
Kozue | 12/23 19:44:47 | 2184cf1I7c/yJyWv.||374 | ||
ヴェールは辺りを見渡した。 ヴェール「うーん、見当たらないけど…。」 スア「どこ探してるんだよぉ!空を探してよぉ!」 一代「ん?あー!!ドラゴンッ!(゚ロ゚;)」 スアは、少し頬を膨らませた。 スア「モンデントさまが言ってたんだから、当然だろぉー!」 ヴェール「スア、降りてきてよ!乗りたいA!(゚∀゚*)」 |
Kozue | 12/23 19:45:22 | 2184cf1I7c/yJyWv.||303 | ||
スア「神様なんだから、飛べるだろー!ヒトを乗せるの、大変なんだからなぁ!」 ―モンデントさま、何でこんなの(=スア)をインストラクターにしたんですか…。 一代「少なくとも、アタシは人間だから、飛べないんだけど…?」 スア「ぶー!仕方ないなぁ、乗せてあげるよ。ペールもどう?」 ヴェール「ペールじゃなくてヴェールッ!」 |
Kozue | 12/23 19:45:53 | 2184cf1I7c/yJyWv.||200 | ||
嵐の予感・・・。はァ。お母さん、アタシ、いつになったら戻れるのかな。 ヴェール「一代ッ!すごいよ!アハハ!」 スア「うわぁぁぁ!僕の上でそんなに揺れないでよッ!クスグッタイ!アハハハ!」 一代「ちょっとヴェール!そんなに押さないでよ!落ちるってばぁ!うっわぁ!」 三人で大騒ぎをした後、少し落ち着くと、スアが言った。 スア「まずさ、洗濯小人の里に行くんだよ。」 一代「洗濯小人??」 |
Kozue | 12/23 19:46:29 | 2184cf1I7c/yJyWv.||734 | ||
ヴェール「川が近くにあるから、しょっちゅう洗濯してるの。だから洗濯小人。」 一代「小人って、あの小人?」 ヴェール「うん、普通の小人だよ。」 一代「普通の小人…。」 スア「一代、見たことないんだ?」 一代「あ、うん。アタシのとこ(=ルーラ・マンティー)では、小人ってただの伝 説の生き物だから。」 ヴェール「うん。お母様が言ってた。」 |
Kozue | 12/23 19:47:11 | 2184cf1I7c/yJyWv.||325 | ||
砂漠が見えてきた。 スア「あ!マンチュヌー砂漠!」 一代「マンチュヌー砂漠?」 ヴェール「マンチュヌー砂漠の真ん中に、ブルッハムンっていう町があって、そ の町の中央の神殿に、お父様が住んでるんだ。」 一代「普通の人間と一緒に住んでるの?」 ヴェール「うん。身の回りの世話も、ヒトがやってるんだよ。お父様は男神だか ら、そんなに神聖に思われてないの。女神のほうが、格上なんだよ ッ!」 |
Kozue | 12/23 19:47:36 | 2184cf1I7c/yJyWv.||883 | ||
ヴェールは誇らしげに言った。 スア「ゼウサラノさまって、神っていうか王さまって感じだよね。」 ヴェール「独裁者って感じだよ。」 一代「ヴェール…。(゚∀゚;)」 ヴェール「お父様、ホントダイッキライ!お母様を困らせて!」 |
Kozue | 12/23 19:48:16 | 2184cf1I7c/yJyWv.||987 | ||
ヴェールが本気で言っていないことくらい、分かる。どんな人でも、父親である事 に変わりは無い。一代だって、覚えていない父親を、少し恨めしく思うのと同時に、 自分の父親である事に何かしら親しみを感じるのだった。 一代「アタシのお父さんもさ、お母さん捨てて、どっか行っちゃったんだよ。笑っ ちゃうよね〜。野垂れ死んでりゃいいのに。」 スア「一代もヴェールも、どうしたの?お父さんなんだよ?そこまで言わなくて も…。」 |
Kozue | 12/23 19:48:42 | 2184cf1I7c/yJyWv.||199 | ||
スアには分からないだろう。私たち二人の苦しみなんて。 ヴェール「ッもう!スアには関係ないってばぁ!」 スア「何だよぉ!」 スアが体を揺らした。 一代「スア!!落ちるよ!!」 ヴェール「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 |
Kozue | 12/23 19:49:18 | 2184cf1I7c/yJyWv.||19 | ||
一代とヴェールは、マンチュヌー砂漠に真っ逆さまに落ちた。 一代「…ッ!あれ?ここどこ?」 体のあちこちがヒリヒリする。側には、ヴェールが転がっていた。(ぇ。 一代「ヴぇール、ヴェール!起きてったら!ヴェール!」 ヴェール「あ〜!!もうッ!何?!ってココどこ?!」 一代「スアは?いないね…。」 ヴェール「―ねぇ、もしかしてさぁ…。」 一代「…アタシたち、スアから落ちた…?」 |
Kozue | 12/23 19:49:46 | 2184cf1I7c/yJyWv.||178 | ||
目の前は真っ暗。 一代「どうしたらいいんだろ…。インストラクターとはぐれちゃった…。」 ヴェール「あー!クヨクヨしててもしょうがないし!とりあえず!お父様んとこ 行こ!」 一代「もしかして歩いていくの?!無理じゃね?!」 ヴェール「気にしなーい!行くよ!」 本当に、アルヘンティーを救えるのかな…。 |
Kozue | 12/23 19:50:21 | 2184cf1I7c/yJyWv.||926 | ||
一代「し・しかし…暑い…。」 ヴェール「え?何で?全然暑くないよ?」 一代「はァ?何で?!」 ヴェール「神様だからかな…。」 ヴェールは悲しげに言った。 ヴェール「あたしも、ヒトとして生まれてきたかったな。神様なんてめんどくさ いし。正直、ブルッハムンになんて住みたくないし。」 |
Kozue | 12/23 19:50:44 | 2184cf1I7c/yJyWv.||68 | ||
一代「でも、神様なんて羨ましいよ。何でも思ったとおりになるんじゃないの?」 ヴェールは歩くのをやめた。 ヴェール「じゃぁ、それは幸せな事だと言える?いいことだと言える?何でも思 い通りになっちゃったら、面白くないと思わない?」 ヴェールの言うとおりだ。何でも出来てしまう人生なんて、そんなの面白くないか もしれない。 |
Kozue | 12/23 19:51:18 | 2184cf1I7c/yJyWv.||328 | ||
一代「そうかぁ…。」 二人は黙って歩く。いつまで歩けば、ブルッハムンにつけるのかさえ分からない。 おまけに、一代の体力は限界に近づいていた。 一代「ヴェール、ちょっと休もうよ…。」 ヴェール「疲れた?」 一代「うん…。」 ヴェール「どうしよう…。休むところなんてないし。」 見渡す限り、砂漠が広がっている。町の影は、微塵も見られない。 |
Kozue | 12/23 19:51:46 | 2184cf1I7c/yJyWv.||777 | ||
一代「ねぇ、どっかにヒトいないわけ?」 ヴェール「あー…。確かどっかにはヒトの里があるはずだけど…。場所は分かん ないや。」 一代「絶望的…。」 一代ががっくりと肩を落としたときだった。一代の杖が光った。 一代「え?何ッ?!」 杖は、光りながら東の方向を指した。 |
Kozue | 12/23 19:52:13 | 2184cf1I7c/yJyWv.||37 | ||
ヴェール「東に行けってこと?」 一代「行ってみるしかなさそうだね。」 ヴェールは力強く頷いた。 東に歩くにつれ、杖の光はますます輝きを増した。しばらく歩いていると、目の前 に村が見えた。 一代「あ!ヴェール、村があるよ!」 ヴェール「杖が…。」 |
Kozue | 12/23 19:52:45 | 2184cf1I7c/yJyWv.||858 | ||
一代の杖は、輝きをなくした。 一代「ヴェーダ様とヴェーラ様のお力…。」 村から、何人かが二人へ向かって走ってきた。 村人A「モクリュー!」 一代「も・もくりゅ?」 ヴェール「ヒュシィルグンネ語だよ。アルヘンティーの共通語。」 一代「もくりゅってどういう意味?」 |
Kozue | 12/23 19:53:14 | 2184cf1I7c/yJyWv.||792 | ||
ヴェール「ようこそって意味だよ。イア マ ヴェール。(私はヴェールです)」 村人A「ジ サーシュ?(こちらのかたは?)」 ヴェール「イシュ シィ カズヨ。(この人は、一代だよ。)」 村人B「カズヨ…?シィ イシュ ターグ レティシヴ?!(一代…?もしかして、 偉大なる訪問者ですか?!)」 ヴェール「セィー。(うん。)ドュア イア マ スデューク リヤー。(あ と、あたしは神の継承者なんだよ。)」 |
Kozue | 12/23 19:53:48 | 2184cf1I7c/yJyWv.||469 | ||
村人B「スデューク リヤー ドュア ターグ レティシヴ?!(神の継承者と偉大 なる訪問者?!エノリーエベ!エノリーエベ!(皆、皆!)」 一代「あのぉ…全然分かんないんだけど…。ヴェールは何で話せるわけ?!」 ヴェール「神様だからだよッ!」 村人たちは、二人を村長のところへ連れて行った。 |
Kozue | 12/23 19:54:13 | 2184cf1I7c/yJyWv.||809 | ||
村長「モクリュー ターグ レティシィヴ ドュア スデューク リヤー。(ようこ そ、偉大なる訪問者殿と神の継承者殿。)イア マ サーシュ フィーヒュ フォ イガリブ、ぺリオ。(わしはこの村の村長のぺリオですじゃ。)エザエ ルプ ウォルス。(ゆっくりしていってくだされ。)」 村長ぺリオは、深々と礼をした。年は幾つくらいなのだろう、頭の毛は、全て真っ 白で、顔には深い皺が寄っている。 ヴェール「クナヒュ!(ありがとう!)」 |
Kozue | 12/23 19:54:56 | 2184cf1I7c/yJyWv.||467 | ||
村長「カズヨ、エオ トナ クラト ヒュシィルグンネ?(一代殿、ヒュシィルグン ネ語はお出来になりますかね?)」 一代「んあ??」 ヴェール「カズヨ トナ エオ クラト。(一代はしゃべれないんだよ、ヒュシ ィルグンネ語。)」 村長「コー!(そうですか!)一代殿、失礼致しました。」 一代「日本語喋れるんですか?!何で?!(゚д゚;)」 村長「私は全ての言語を操れますのじゃ。日本語なんて容易いもんですじゃい。 (´ー`)」 一代「さようで…。」 |
Kozue | 12/23 19:55:28 | 2184cf1I7c/yJyWv.||52 | ||
どうやらこの村長、ただ者じゃない。 ヴェール「あの、すいませんけど、ここはどこですか?」 村長「ここは、トリゼット村ですじゃ。もう少し行った所に、ブルッハムンがありま す。」 一代「マジですか?!」 ヴェール「一代!もうちょっと頑張ればいいんだよ!じゃぁ、村長さん、お邪魔 しました♡」 ヴェールが腰を上げようとした、その時だった。 マルコス「ウオ エラ オー?!(お前たち誰だ?!)」 |
Kozue | 12/23 19:56:4 | 2184cf1I7c/yJyWv.||86 | ||
突然、男の子の声がした。 ヴェール「イア マ スデューク リヤー!(アタシは神の継承者ッ!!)ドュア イシュ シィ ターグ レティシィヴ?!(そんで、こっちは偉大なる 訪問者なんだよッ?!)エティルオ エブ!(礼儀を弁えなよ ッ!!)」 マルコス「トアー?(何?)ヤラエ? レタフデュナー?(ホントか?じいちゃ ん。)」 村長「セネデュル!マルコス!(失礼じゃぞ!マルコス!)」 一代(…(゚д゚;)) |
Kozue | 12/23 19:56:34 | 2184cf1I7c/yJyWv.||640 | ||
何だコイツ。何か、ヴェールは怒ってるし…。 村長「おう、一代殿、失礼致しましたな。こいつはわしの曾孫の、マルコスですじ ゃ。これ、挨拶せんか!」 マルコス「オン!(やだねッ!)ヤー オドュ イア エバ オト!?(何でしなき ゃなんねーんだよ!?)」 |
Kozue | 12/23 19:57:18 | 2184cf1I7c/yJyWv.||881 | ||
村長「マルコス!!トアー エラ ウオ グニアスッ?!(何を言ってるんじゃ ッ?!ヤー エラ ターグ レティシィヴ ドュア スデューク リヤー!! (この方々は偉大なる訪問者と神の継承者であらせられる方々じゃ!!)一代 殿、ヴェール殿、失礼致しました。全く仕様がない孫ですわい…。」 一代「はァ…。」 一代は、マルコスのパワーに押し潰されそうだった。 村長「一代殿、一体どのような理由で、大いなる女神様に呼ばれ申したのですかな? 何か…深い訳があるとお見受けするが…。」 |
Kozue | 12/23 19:57:47 | 2184cf1I7c/yJyWv.||599 | ||
一代「モンデントさまがおっしゃるには、このアルヘンティーに大いなる危機が 訪れる。危機を乗り越えるためには、アルヘンティーに住む全ての種族の心 を一つにしなければならないみたいで…。その使者として、呼ばれたんで す。」 そうだった。あたしは大変な使命を持っている。今更ながらに、ことの重大さが分 かった。 村長「ほう…。では、これからどこへ行くつもりでしたのかな?」 |
Kozue | 12/23 19:58:20 | 2184cf1I7c/yJyWv.||15 | ||
ヴェール「実は、モンデントさまからインストラクターとして、ドラゴンのスア をつけてもらったんですけど…。私たちスアから落ちちゃってー…。」 スア、今頃どうしてるだろう。ああ、モンデントさま、やっぱりあたしにはできな い…。やってみせると思っていたけど、案外難しいみたい…。お母さん、まだあた し、帰れそうにないよ。 マルコス「キーヒーッ!(だっせぇー!!)」 ヴェール「ト・トアー!!(な・何をッ!!)」 |
Kozue | 12/23 19:58:35 | 2184cf1I7c/yJyWv.||885 | ||
一代「あ・あの村長さん…さっきからマルコスさんは何を言ってるんですか…?」 意味の分からない言語で交信なんかしないで欲しい。混乱するから。 村長「ふー…。失礼な事ばかり申し上げているんですよ。全く…。」 なにやら、ヴェールとマルコスは話し込んでいる。数分後、マルコスは羨ましそう な声で、旅をしてるのか、と言った。 |
Kozue | 12/23 19:59:0 | 2184cf1I7c/yJyWv.||490 | ||
マルコス「ピルトゥ…(旅かぁ…。)レタフデュナー、(じいちゃん、ナク イア オグ オ フティ?(俺も付いて行っていいか?)」 村長「トアー?(はい?)ヤー?(何でじゃ?)」 村長・ぺリオは混乱した。―何でじゃ?いきなり?まあ、こいつにはそういうとこ ろは少なからずあるが…。(馬鹿じゃないのか、わしの曾孫は…) マルコス「イア トナ オ オグ スオイラ エカルッ!(冒険してみたいんだよ ッ!) ナク イア オグ フティ レタフデュナー?!(なぁ、じいちゃ ん、行っちゃだめか?!)」 |
Kozue | 12/23 19:59:46 | 2184cf1I7c/yJyWv.||440 | ||
村長「マルコスッ!トゥ ウオ エラ ラエティス グヌオー。(じゃが、まだお前 は若すぎるじゃろうが。)ウオ トナ プレフ メトゥ?(お前には、一代殿 やヴァール殿をお助けする事ができないんじゃないか?)」 マルコス「ウー…。(それは…。)」 マルコスは、俯いた。 ヴェール「フイア ウオ エポー オ エモク フティ ス、イア ウォッラ。 (もしあんたが本当にあたしたちと一緒に行きたいなら、付いてきても いいよ。)」 |
Kozue | 12/23 20:0:13 | 2184cf1I7c/yJyWv.||931 | ||
―え? 一代「ホント?!」←だんだんヒュシィルグンネ語が分かってきた。 ヴェール「セィー。(うん。)トア エラ ウオ グニクニ、マルコス?(さ ぁ、どうする、マルコス?)」 ヴェールは、悩んでいるマルコスを面白そうに見ている。 マルコス「イア エディセドゥ!(俺、決めた!)イア リウ オグ オ スドゥニ ク フォ セカルプ!(こいつらたちと一緒に、いろんなとこ行くよ!) レタフデュナー、オスゥ…(じいちゃん、だからさぁ…。)」 |
Kozue | 12/23 20:0:33 | 2184cf1I7c/yJyWv.||841 | ||
最後のお願いを、村長・ペリオにしてみる。 村長「ウー…(ふーむ…。)レゥ コー。(よし、いいじゃろう。)」 マルコス「クナヒュ!レタフデュナー!(ありがと、じいちゃんッ!!)」 一代「レッテ、マルコス。(よかったね、マルコス。)」 ヴェール「つーか話せるようになってるし…。」 (ということで、ここから先は普通に書きます。) 村長「まずは、スア殿をお探しする事が先決じゃが…。」 |
Kozue | 12/23 20:1:12 | 2184cf1I7c/yJyWv.||999 | ||
一代「とりあえず、ブルッハムンに行きます。何か分かるかもしれないし。」 村長「ふむ、それがいいですじゃろ。マルコス、ブルッハムンまで、ちゃんとお届け 申すのだぞ。」 マルコス「そんなんできるよ!ブルッハムンには、何度行ったことかッ!」 ヴェール「なら、絶対迷わず行けるよね?マルコス?」 ヴェールは、少し嫌味を含ませて、マルコスに言った。 |
Kozue | 12/23 20:1:52 | 2184cf1I7c/yJyWv.||549 | ||
マルコス「そッ…そんなの当たり前だろッ!!」 村長「こうしてはおれぬ。一代殿、ヴェール殿、今日には、この村を出たほうが良か ろう。」 一代「分かりました。あ、一つ質問していいですか?」 村長「どうぞ。」 村長・ぺリオは優しく微笑む。 一代「アルヘンティーの色々な種族の心を一つにするには、どうしたらいんです か?何か分かる事があれば…。」 |
Kozue | 12/23 20:2:7 | 2184cf1I7c/yJyWv.||800 | ||
村長・ペリオは、少し遠い目をした。 村長「こういう言い伝えがありますじゃ。 『大いなる危機、アルヘンティーに訪れん時、 偉大なる訪問者と神の継承者、世界を救う 世界に散らばるグレートユニコーンの鬣が再び集まりし時、 大いなる女神、美しき力を得るであろう 』」 村長・ペリオは、ゆっくりと節をつけて歌った。 |
Kozue | 12/23 20:2:27 | 2184cf1I7c/yJyWv.||190 | ||
一代「つまり、アルヘンティーに散らばるグレートユニコーンの鬣を集めればい いんですね?」 村長「おそらくそういうことじゃろうと思いますが…。」 一代は、村長の家をぐるっと見回してみる。 一代「この村には、何か噂はありませんか?誰か持ってるとか…。」 村長はハッとした顔をした。 |
Kozue | 12/23 20:2:54 | 2184cf1I7c/yJyWv.||976 | ||
村長「この村の一番端に住む、ユウイという女がいます。その女がおそらく持ってる じゃろうと思いますが…。」 村長は下を向く。 村長「それは、ユウイの許婚からの、贈り物なもんじゃから、人には渡さんと思いま すじゃ。」 一代「それって、そんなに大事な物なんですか、ユウイさんにとって。」 |
Kozue | 12/23 20:3:17 | 2184cf1I7c/yJyWv.||351 | ||
村長「そうなのですじゃ。ユウイの許婚は、丁度3年前、この村を出て行ったきり、 帰って来んのです。つい最近までは、死んだんじゃないかと思われてましたん じゃが、この間、ある男が、他の村でユウイの許婚―マハラといいます―が、 別の家庭を持っているらしいという噂を聞いてきましてね。以来、わしらはも う、ユウイにマハラのことは忘れろと言っておるんじゃが…。なかなか忘れら れんようで、わしらも困っておるんです。」 |
Kozue | 12/23 20:3:41 | 2184cf1I7c/yJyWv.||996 | ||
何でこう、自分の周りには、勝手な男の人が多いんだろう…。一代は、少しため息 をついた。 ヴェール「お父様とそっくりなことしてるんだね、マハラさんって。」 一代「女を残して去るなんて、あたしの父親にも似てるよ。」 マルコス「ふーん…。お前らも、苦労してんだな。」 村長「この村では、夫婦はみな仲良く暮らしておるんです。そんな秩序をマハラ1人 に乱されては、困るんですじゃ…。」 幸せな村だ。 |
Kozue | 12/23 20:4:6 | 2184cf1I7c/yJyWv.||938 | ||
一代「とりあえず、ユウイさんのとこに案内して下さい。会って、話し合ってみ ます。」 村長は、マルコスの方を向いた。 村長「マルコス、お前ならユウイの家が分かるじゃろ?早速お役に立ってくるんじゃ ぞ。」 マルコス「分かってらぁ!!」 |
Kozue | 12/23 20:5:44 | 2184cf1I7c/yJyWv.||865 | ||
壁│A`){ちょっと休憩} まだまだあるんですけど、長すぎるので切ります。 またおバカなヤツが増えた…。 達也みたい…。 マルコス「(゚∀゚*)え?馬鹿?」 あー、馬鹿だ…。 感想お願いしますm(__*)m |
チェリー姫 | 12/24 2:17:2 | 2218cf4CCGL56lSrM||751 | ||
こん、一番乗り?っていうか、こんな時間にちびやってるとかマジであたしあり得んし、寝ろよって感じ、でも、あたしの冬休みの生活形態は3〜4時にかけて眠りお昼の12〜1時くらいに起きるという最悪生活モードなのです。ほっといてね、馬鹿だから。マルコス以上に(笑 今回すごく長かったね、新しい登場人物たくさん出たし、ヒュシィルグンネ語ってすべて梢が考えたの?そうなんだったらめちゃくちゃすごいよね、新しい語を考えだすなんて尊敬するよ。今回お父さんに関すること多かったけど、うちの父は単身赴任で土日にはかえるみたいな感じかも。変なやつです(笑 じゃぁ、続き楽しみにしてます^^ |
Kozue | 12/24 10:33:41 | 2184cf1I7c/yJyWv.||706 | ||
壁│A`){チェリー} 感想あり♪ 何時に起きてるんだΣ(´д`;) その時間はウチはグッスリだよw ニュー登場人物が多く出ましたねぇ。 マルコスという馬鹿キャラも… マルコス「んあ?」 ヒュシィルグンネ語は、法則性があります。 探してみてねー(何。 父親の存在ってのは、全体を通してかかれます。 次回もお楽しみに♪ |
Kozue | 12/24 20:51:11 | 2182cfzjx3BjE16BY||478 | ||
はぁ… やっぱり感想少ない…。 |
すみれ☆ | 12/25 19:58:36 | 2204cfnacloQpOVtw||890 | ||
こんばんは^^ かなり遅れ気味の感想…(汗 ヒュシィルグンネ語…? 何がなんだか(@0@*) マルコスやぃ…日本語喋れないの? 村長さん喋れるんですけど!(関係なし) 次回も楽しみにしてるね^^ |
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