戻る
9683飴と花と恋雨芽12/26 17:47:582202cfqqqInwppg/w
*〜1〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9189.html
*〜2〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9212.html
*〜3〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9237.html
*〜4〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9258.html
*〜5〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9303.html
*〜6〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9333.html
*〜7〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9367.html
*〜8〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9397.html
*〜9〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9422.html
*〜10〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9443.html

雨芽12/26 17:48:432202cfqqqInwppg/w||627
*〜11〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9471.html
*〜12〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9510.html
*〜13〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9544.html
*〜14〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9566.html
*〜15〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9591.html
*〜16〜* http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9640.html
***END***
の後に感想お願いします♪

雨芽12/26 17:52:352202cfqqqInwppg/w||244
「―――・・・・・は?無理。」

五十嵐のその言葉を聞いて、何が何だか分からなくなった。

今のじゃ絶対OKなんてことないし――・・・
んでもそんなに軽く振るってありえない――・・・

「んじゃ。」
五十嵐はくるりと踵を返し、友達の所へ帰ろうとした。

「――ちょ、ちょっと待って!」

私は五十嵐の襟元をグイっと掴んでいった。

「この事誰かに言ったら殺すよ。」

雨芽12/26 18:3:222202cfqqqInwppg/w||576
こんなこと他の人にバラされたりしたら――・・・
もう学校行けない。

「・・・わーかったって。」
五十嵐は嫌そうに私の手を無理矢理離し、走っていった。


「・・・――はぁっ。」
大きな溜め息をつくと、さっきより落ち着いた。
それと同時に、あることが私の胸にズシっと乗っかった。

「私――・・・・フラれた。」

雨芽12/26 18:7:462202cfqqqInwppg/w||988

涙なんて出てこなかった。
それどころか、なんか清々しい気分。

私は、冨田さんの所に走っていった。


冨田さんは友達と喋っていたけど、それを引き離してしまった。
でも、早く伝えなきゃ、と思ったから、言った。

「―私、五十嵐に告白した。」

冨田さんは、やっぱり吃驚していた。
私が冨田さんの告白に吃驚した様に。

「んでっ、どうなったの!?」
私はニコっと笑って言った。

「フラれた。」
「え――・・・」

雨芽12/26 18:14:22202cfqqqInwppg/w||740
その後の帰り道、冨田さんに詳しい告白の状況を説明した。

「――んで、五十嵐が『は?無理。』って言ったんだよーー!!!
 ひどくない!?」
「はーーー!?!?ひっどーーーー!」
こんな感じで、楽しく話した。

冨田さんと別れた後、すごく気持ちが軽くなっているのに気がついた。
だから、走って家へと帰った。

涙は流さなかった。
すごくすごく「告白してよかった」って思ったから。

雨芽12/26 18:18:462202cfqqqInwppg/w||3
そりゃ、「付き合ったら『祐太』って呼びたいな〜」とか、
「デートとかして、手ぇ繋ぎたいなぁ」とか、色々考えてたけど、
振られたんだから仕方ない。

でも、1つだけ気になる事があった。
「なぜフラれたか。」
それが分かんなかった。
でも聞く勇気がなくて、しかも春休み中だから会えもしなかった。

だから、冨田さんに相談してみた。

雨芽12/26 18:22:32202cfqqqInwppg/w||957
「ねぇ、私フラれた理由が分かんなくて、五十嵐に聞いてみたいんだけど・・・」

「じゃあ、電話で聞いてみたら?」

「でも・・・聞く勇気ないんだ・・・」

冨田さんは笑顔でこう言ってくれた。

「私聞くよ!」

雨芽12/26 18:46:02202cfqqqInwppg/w||388
私は嬉しかった。
「友達っていいな」なんて、幼稚だけど、すごく思った。


「でも・・・私五十嵐の電話番号知らないし・・」
「五十嵐のお兄ちゃんと私のお姉ちゃん同じ学年だったから、電番知ってるかも!」
そう言って冨田さんは部屋を出ていった。

ちょっと経つと、冨田さんが戻ってきた。
「あったよ!!え〜と、○○-△□○○だよ!」
「あ、ありがとっ!」

その後、冨田さん家の電話を借りて、五十嵐に電話した。

雨芽12/26 19:30:372202cfRNQm5xQ8LOg||3
[プルルルーッ・・・はい五十嵐です]
電話の向こうで、五十嵐の声が聞こえた。

「冨田ですけど〜・・」
[冨田かぁ。何?]
「この前、山田さんに告られたんでしょ?」
[・・・・あぁ。]
「なんで振ったの?」
[・・・・好きじゃなかったから]
「・・・・ふうんっ。んじゃ。」
[おう。――ツーツーツー・・・・・]

冨田さんが顔を上げた。
「聞こえてた?」
「・・・うん。」

ちょっとガッカリだった。
だって、そりゃ好きだったら振るなんてことしないでしょうよ。

もっと、「好きな人がいる」とか、「女として見れない」とか、
ピンとくる答えが欲しかった――・・・・

雨芽12/27 21:16:322202cfItggM5zgrWM||329


・・・――でも、まあいいや。
可愛くなって、色々頑張ったら好きになってもらえるかもしれない。
それ以上に、いつものイライラがスキっと無くなって、いい気分だし。


五十嵐とは多分中学で別れる。
家は結構遠いから・・・
卒業するまであと1年、それまでに好きになってもらえる保証なんてない。
でも、努力する。

明日なんて遠くて見えないけど、すぐにやってくる。
同じ様に、卒業だってすぐやってくる。

でも、精一杯楽しく過ごしてやる!!

雨芽12/27 21:18:542202cfItggM5zgrWM||446
***END***
さっぁああと1年!20話まで行くんでしょうか・・・・??
あと3話。あっ、行きそう(*´∇`)ノ
行けたあかつきには小さな拍手をお願いします〜。。

感想お願いします♪

すみれ☆12/28 19:26:432204cfnacloQpOVtw||772
こんばんは^^
久しぶりの感想になってしまいました―が!いつも影から見てたんですよ(*´▽`)

葵は、前向きですね^^
今は、「いつか、自分をふった事を、後悔しろ!」的な思考が見られます(笑)

五十嵐…そんなんだったら、一生彼女出来ませんけど?

次回も楽しみにしてますね^^

雨芽12/28 21:52:402202cf0ZELkSppHf6||299
感想ありがとうございます^^
影からでも応援して下さって、嬉しい限りです(゜ーÅ)

「人生、前向きでなきゃ生きていけんよ。」的なポジティブさが売りの葵ですw
それに対抗(?)し「メンドくせーからやだ」と引き下がる五十嵐なのです。。

次回は・・・
どうなるんでしょうか!?全く計画立てて無いです・・・
すいません、頑張ります。


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ
無料ゲーム総合サイト: おもしろフラッシュ総合サイト: PS2:GBA:PSP:NDS:GC:XBOX