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第4話ですよっ。 ついに、三人の目撃者たちが集合しますよっ。 そして、矛盾が生まれますよ・・・っ。 読んでくださいねさもないと泣いちゃう(カッテニシロ |
エリン | 12/28 10:7:51 | 2192cfBkVEKUKuVbY||242 | ||
主人公O石崎 彩(イシザキ アヤ)22歳(名前を考えてくれた人・ゆうじい様) 警部O池崎 裕太郎(イケザキ ユウタロウ)52歳(作者) 刑事O菅井 恭平(スガイ キョウヘイ)23歳(ピマ様) 目撃者O近藤 涼太(コンドウ リョウタ)30歳(Lucifer様) 目撃者O平宮 琉依(ヒラミヤ ルイ)22歳(ピマ様) 被害者O村木 理美(ムラキ リミ)故人(作者) 容疑者O井上 綾(イノウエ アヤ)29歳(ねぎ様) |
エリン | 12/28 10:8:51 | 2192cfBkVEKUKuVbY||159 | ||
第4話 悲劇のマンション六階、六○ニ号室のリビングルームで、平宮・近藤・池崎そして私がこしをかけた。 池崎のそばには恭平が立っている。 「私は、マンションから横断歩道で渡ったところの角から、長ズボンの誰かがスカートにハイヒールの誰かを刺しているところを見ました。」 緊迫した雰囲気の中、私は言った。 その後に、近藤が続いた。 「俺は、マンション脇から、長い髪の女性が理美を刺しているのを見ました。 犯人は後ろ姿しか見えませんでしたが・・・理美の顔ははっきり見えました。」 理美・・・被害者の名前か。 何故知っているのだろうか。 |
エリン | 12/28 10:9:11 | 2192cfBkVEKUKuVbY||273 | ||
「近藤さん、理美・・・さんとは・・・?」 近藤は、質問に答えずうつむいた。 代わりに、池崎が言った。 「近藤さんは、被害者の村木理美さんと恋人関係でした。さぞかし、お辛いでしょう・・・」 近藤の声は、間違いなくあの時の怒鳴り声だ。「あんた、なにやってんだ」っていう、あの怒鳴り声。 恋人が刺される瞬間を見た・・・か。 何のつもりで、こんなウソをついたんだろう。 |
エリン | 12/28 10:9:28 | 2192cfBkVEKUKuVbY||172 | ||
池崎が言い始めた。 「被害者は村木理美さん、容疑者は看護婦の井上綾です。 容疑者は事件当時、長ズボンをはいていました。これは、石崎さんの証言と一致します。 しかもその後、被害者のそばにいるところを近藤さんに目撃されて、取り押さえられていますから・・・ 井上が犯人であるのは確実だろうと、我々は見ております。」 「ちょっと待ってくださいよ!それじゃ、私が言ったこと、全然入ってないじゃないですかっ!」 反論したのは平宮。 彼女は、何を目撃したのだろうか・・・? |
エリン | 12/28 10:9:56 | 2192cfBkVEKUKuVbY||235 | ||
「平宮さんは何を見たんですか?」 「それ!それですよ、それを聞いて欲しかったんですよっ!! 私、本当に見たんです!スカートの人が、長ズボンの人に切りつけるところ!!」 「えっ!?」 予想もしなかった証言だ。 池崎は私を見て、ほらと言うように目を細くした。 ・・・しかし、彼女はかなり自信たっぷりに言っている。 ウソをついているようにも、勘違いしているようにも見えない・・・ いや、その前に一つ、やることがある。近藤のウソを暴く! |
エリン | 12/28 10:10:21 | 2192cfBkVEKUKuVbY||992 | ||
「石崎さん、信じてくださいっ!本当なんですよっ!!」 平宮はしつこく言ってくるが、私はそれを無視して近藤に聞いた。 「近藤さん、理美さんの顔を見たというのは本当ですか?」 「本当ですよ。間違いありませんが、何か・・・?」 「それはおかしいんじゃないかと。」 部屋にいる全員が、私を見た。 池崎に至っては、身を乗り出している。 |
エリン | 12/28 10:10:58 | 2192cfBkVEKUKuVbY||324 | ||
「だって、マンション前にあった街灯は、明かりが点いていませんでしたし、マンション出入口の電気も消されていたから 現場は、真っ暗だったんですよ? 周りの街灯の光で何とか姿形は見とめられても、顔まではわからないと思うんですが。」 そう。私が事件を目撃したとき、マンション前の街灯はちょうど消えていた。 消えていた街灯と周りの街灯はけっこう離れているし、しかも道路側を向いていて、現場はかなり暗い状態になる。 私には、その状態で人の顔がはっきり見えるとは思えなかったのだ。 |
エリン | 12/28 10:11:33 | 2192cfBkVEKUKuVbY||700 | ||
今度は、近藤に視線が集まった。 近藤は少し間を置いて、目をそらしながら話し始めた。 「えぇ、それだったら・・・月の光のおかげで見えたんです。 それなら納得していただけますか?」 「いいえ」 私はきっぱり、さらっと答えた。近藤は、見るからに焦っている。 「なぜです、石崎さん?」 池崎が私に聞いた。 私は緊張しながらも、一度大きく息を吸い、言った。 「窓際に行ってみればわかります。」 |
エリン | 12/28 10:12:11 | 2192cfBkVEKUKuVbY||899 | ||
私は立ちあがり、窓際に行くと、黄色のカーテンをざっと開けた。 他の四人も立ちあがり、私についてきた。 全員が窓際に立つと、私は言った。 「上を見てください。」 |
エリン | 12/28 10:12:30 | 2192cfBkVEKUKuVbY||55 | ||
池崎と平宮と近藤と私は、窓の外の空を見た。 恭平だけが、天井を見ている。 「天井に・・・答えがあるんですか?」 「恭平・・・・・。」 「菅井君・・・君ってやつは・・・。」 私は正直に呆れた。池崎も同じだろう・・・。 |
エリン | 12/28 10:13:0 | 2192cfBkVEKUKuVbY||872 | ||
「今日はお天気悪いですよねぇ。今にも雨が降りそう。」 何も気付いていないらしい平宮が、空を眺めて言った。 近藤は額に汗を浮かべ、空を憎らしそうに睨んでいる。 「近藤さん。月、どこですか?」 |
エリン | 12/28 10:13:47 | 2192cfBkVEKUKuVbY||360 | ||
私は嫌味っぽい言い方で近藤に質問した。 近藤はというと、額の汗を流し、青いポロシャツの袖で顔をふいている。 汗を拭っているのだろうが、焦っているのがバレバレだ。 まあ、焦るのも無理はない。 月がどこに見えるかなんて、答えられるはずがない。 空は一面雨雲に覆われ、月もその雲に包まれているのだから。 |
エリン | 12/28 10:14:7 | 2192cfBkVEKUKuVbY||259 | ||
「どうしてウソを?」 私は情け容赦なく攻撃した。 近藤がウソをついた理由は、もう何となくわかっている。 ここで追い詰めようと思っていた。 しかし、近藤はこう言った。 「でもさぁ。よーく考えてみてくださいよ、刑事さんたち。 俺が理美の顔をはっきり見てなくて、それが何なんですか? 最終的、死んでたのは理美でしょ?理美がそこにいたのは間違いないんだから、そんなのどうでもいいんじゃねぇの?」 まさか・・・逃げる気か! |
エリン | 12/28 10:14:26 | 2192cfBkVEKUKuVbY||353 | ||
と言いたいところだが、証拠は確かに無い。 池崎も悩んだ挙句、今日の調査は終了となってしまった。 |
エリン | 12/28 10:14:33 | 2192cfBkVEKUKuVbY||8 | ||
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |
エリン | 12/28 10:19:19 | 2192cfBkVEKUKuVbY||518 | ||
ミスチェック機DX作動・・・ピーピーガーガーガーガー よし・・・・ない。多分。おそらく。うん。あはは。(ダマレ もし見つけたら幼き初心者のために教えてください(´∀`;) |
エリン | 12/28 10:19:51 | 2192cfBkVEKUKuVbY||87 | ||
では、感想をお願いいたしましあmsたます。(? |
☆桃☆ | 12/30 15:9:37 | 1255cfQ5dkjPmxSls||740 | ||
こんにちは。 いつ見ても、書き方がすごいですね。読みやすいです。 やっぱり憧れるなぁ・・・・・ ミスチェック機ww私もしようかしらwww 急いでいるのでこんな短い感想ですが・・・ 次もみますので〜 |
エリン | 12/31 11:42:40 | 2192cfBkVEKUKuVbY||230 | ||
☆桃☆さん こんちはヽ( ・ω・)ノ 読みやすいですか^0^それは何よりです。 そう言っていただけるとちょっと自信を持てます^^*ポッ ミスチェック機DXは、15000円で販売しておりまs(蹴(ぐはっ 短くてもいいです、感想がもらえるだけで・・・(´Д`) |
エリン | 12/31 12:34:41 | 2192cfBkVEKUKuVbY||414 | ||
まだ感想ありましたらどうぞ〜(次のスレ立てちゃったけど |
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