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9694EMERLDKNIGHT+PLUS++参拾苦キーア12/28 11:32:542191cf/cZWdmfTKcw
EMERLDKNIGHT_全1〜26唱『 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-8283.html 』
1〜26唱・28〜32〜35唱・特別編
第36唱『http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9609.html』
第37唱『http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9651.html』
第38唱『http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9673.html』

今年最後の投稿となるかもしれませんなー・・・・・。
新年もまだまだ続きます。
現在、折り返し地点を通過したところですが、この物語に終わりはありません(笑)

キーア12/28 11:35:342191cf/cZWdmfTKcw||778
人は皆、心に闇を持っている

それは 憎しみや怒りから出来た 黒い心だ

すべては自分が作り出しているのだ 

闇が心を支配する時 自分も支配されると同時に 全てをなくしてしまうことになる

この物語は、一人の少年“ソラ”とソラを支える仲間たち
“テン”“リナ”“ヴィラ”“ラコル”“光狼”“アルフィー”
達との勇敢な冒険の記録である

キーア12/28 14:20:392191cf/cZWdmfTKcw||705
第39唱 夢はでっかい方が良い 

 ・・・・・・。
ここは、どこだ?
ふと目を覚ました。あれから眠りに入ってしまっていたようだ。
あの、嫌な思い出のある頃の夢を見て―・・・

彗「どうだ?あの頃の夢を見て」
ソラ「お前があの夢を見させたのか」

水の精霊“彗”
時を動かす力を持つ者

キーア12/28 16:39:472191cf/cZWdmfTKcw||863
ソラ「思い出したくも無かった・・・。しばらくは忘れていたからな」

 そう、あの頃の俺。両親を亡くし、病院へ運ばれ意識が戻った頃にはもう、
記憶が無かった。
それから本当の事も知らないまま、大きくなり、実の母親でない人を
本当の母親だと信じていた・・・。
つい最近まで、その記憶をなくしていた。

彗「“過去を振り返るな”という事とショック状態からその記憶がとんだのだろう」

キーア12/28 16:43:132191cf/cZWdmfTKcw||246
彗「お前は、昔の・・過去のような思いをしたくないがために、仲間を守るのか?」

その言葉に俺は答える事ができなかった。
 言われて見ればそうかもしれない。
その頃の記憶が無くても、何故か辛い思いを感じていて、仲間を守ってきた。
それが・・・、過去を振り返ってしまっている。

ソラ「仲間を守る・・・俺は、過去を振り返ってしまっていたのか」
彗「お前の父親は・・・、憎しみを失くせと言いたかったのだろう」

キーア12/28 16:46:232191cf/cZWdmfTKcw||947
 過去を振り返れば、長髪のあの憎らしい顔の男が思い浮かんでくる。
憎い。一刻も早く奴を殺してやりたい。
だが、父が言いたかったのは、憎しみだけに捕らわれるなと言う事だった。
憎んでどうする?その先に何が見える?
 そんな事をすれば、勇者ではなく、敵と同じだ。
憎しみを持って悪を作り出す。

ソラ「憎しみを失くせ・・・か。何となく分かったかもな」
彗「そうか。今頃、奴(テン)はどうしているだろうな」

キーア12/28 16:48:392191cf/cZWdmfTKcw||391
ソラ「彗、俺行くよ・・・。過去を振り返らず、未来を・・・前だけを見て歩く」
彗「あぁ。・・・ソラ、これを持って行け」

 彗は俺に時のカードを手渡した。
“アクアガーデン”
水の守り神が住むと呼ばれる地。
そこにいる限り、水の守り神が守ってくれる・・・・。

そして、最後に何故テンを一人にしたのかを聞いた。

キーア12/28 16:52:162191cf/cZWdmfTKcw||772
 テンが・・・俺と一番深い絆を持っているからだ。
仲間の中でも、人一倍ソラを気にしている。
しかし、守りたい一身で本当の仲間の意味を忘れてしまっている。
その事を思い出して欲しかった。

ソラ「彗、有難う。俺絶対に世界を・・・守ってみせる」
彗「あぁ」

俺は、リナ達と合流した後、テンの場所へ向かった。
本当の仲間の意味。
それは・・・これから進んでいく物語の中で、分かる時が来るだろう。
そのときは・・・本当の悲しみも知る事になるかもしれないが

キーア12/28 16:53:272191cf/cZWdmfTKcw||315
だが、それはまだまだ先の話だ。
今は、今を楽しめば・・・それでいい。

つづく

キーア12/28 16:58:372191cf/cZWdmfTKcw||834
***ミニミニ小説SP***
  月夜の晩に・・・

 公園は静まり返っていた。
地面には大きなヒビ。そばには2人の少女が腰を抜かして座っている。
そばに1人の少女が驚いた顔で突っ立っていた。
2人の少女の正面には、手前に巨大ハンマーを持った少女、奥には驚いた表情を
見せる少年が立っていた。

「お前ら・・・、殺されたいのか?」
「・・・・・・・・・ッ」

キーア12/28 17:4:102191cf/cZWdmfTKcw||392
 2人の少女は怯えて声も出なかった。
2人しがみつき合うようにして、震えていた。

「とっとと行けよ」

2人は震えた足を何とか持ち上げ、逃げていった。
1人の少女は一礼した。

「あ・・・ありがとうございました」
「いや。別にいいよ」
「と、時音・・・。やりすぎだろ」

キーア12/28 17:5:432191cf/cZWdmfTKcw||241
時音と呼ばれた少女は、巨大ハンマーを背中に背負うと、後を向いた。
そして、軽く顔だけを振り向いていった。

「また、何かあったら言いなよ」

そして時音は歩いた。
その後に少年が着いていく。

***

「おい、時音。あの公園のヒビ、どうするつもりだよ」

キーア12/28 17:8:42191cf/cZWdmfTKcw||876
「何を心配する、光哉。時期に治る」

光哉と呼ばれた少年は、少し不安そうに時音の横を歩く。
 そのまましばらくして、家に戻ってきた。
時音と光哉は、時音の部屋へ入った。

「今日から1ヶ月間、【トリック】の持ち出し厳禁!」

【トリック】というのは、巨大ハンマーの事だ。
時音は少しイラッとした顔をして、聞いた。

「何故だ。何故、トリックを持ち出してはいけない」

キーア12/28 17:14:192191cf/cZWdmfTKcw||333
「さっきの事。あんな事したら危ないし、下手すりゃ死んでたかもしれない」
「あんなの2100年じゃ・・・」
ここは2006年だ!!」

その言葉に時音は目を大きくした。
そして、歯を噛み締め、拳を強く握り部屋を出た。
時音はそのまま階段を駆け下り、家を飛び出した。

(分かっている・・・。ここは私の居た世界とは違う、2006年だ。
 ここにはここのルールがある・・・。あんな事をしてはいけない・・・・・)

キーア12/28 17:17:292191cf/cZWdmfTKcw||302
 走っていた足もだんだんとゆっくりになり、ついには止まった。
下を向いている。
本当は、私はこの世界に来てはいけなかったのでは無いだろうか?
この世界の人々は、私を恐れる。見方など居ない・・・。
 あっちの世界であれば、私を必要とし、大切に思ってくれる人が沢山居る。
だが・・・この世界には・・・誰も私を必要としていない。

時音の目にかすかに涙が見えた。
その涙は零れはしなかったが、一瞬光って見えた。
 時音の背後から声がかかった。

キーア12/28 17:21:22191cf/cZWdmfTKcw||213
「天宮さん!!」

後を振り返ると、先ほどの少女が立っていた。

「さっきは有難う御座いました。私、隣のクラスの
 “伊村 楓”と言います。あの・・・お礼がしたいのですが・・・時間、大丈夫でしょうか」

楓は私を連れ、ある喫茶店へと入っていった。
 喫茶店に居る店員も、客も全員が私を見ていた。
しかし、私と楓は気にせず、外の席へと着いた。

キーア12/28 17:24:432191cf/cZWdmfTKcw||582
「こんな物しかお礼はできませんが・・・」

 そう言って、紅茶やケーキなどを注文した。
初めて見る食べ物と飲み物に、一瞬戸惑ったが、飲んだり食べた。

「何故、私にお礼を?恐れないのか」
「始めは・・・とてもビックリして、怖かったです。でも、この人は・・・、
人を・・・私を守るためにやってくれる人だと思ったから・・・御礼を」

その時私は思った。
 この人は、私にとって唯一の大切な人となるかもしれない・・・。

キーア12/28 17:25:232191cf/cZWdmfTKcw||468
そう、この世界にいつまで居られるか分からない。
いつもとの世界へ戻る事になるか分からない。

けど、この人と一緒なら・・・大丈夫だ。

つづく

キーア12/28 17:28:332191cf/cZWdmfTKcw||188
***キーアのコバナシ24 今年最後!!?の巻***
 コンニチワ(*´ω`*)
残すところ、あと3日で2006年も幕を閉じますね〜。
いや〜、月日どころが年月が経つのも早いものです・・・。
 このままいけば、あっという間におばあさんになってしまいそうです。

おそらく今回で、今年最後となる話・・・だと思います。
本来ならば、次回は【私と貴方の進む道】をお送りするはずなのですが、
新年SPという事で、読みきり小説orエメラルド番外編をお送り致します。

でわでわ、よいお年を! 

カイオーガ12/29 18:32:382031cfCHDD5b6eRdo||731
わ〜;久しぶりに感想かきます〜;

ソラ・・・。「記憶をなくす」の場面多いよ・・・。

母が来たのでここまでにさせてください;

すみれ☆12/29 18:37:522204cfnacloQpOVtw||912
こんばんは^^
後、1唱で40唱ですね♪

彗は、あえてテンを置いていって、仲間の大切さを知らせようと…?
いやいや…そんなことはないですよね☆(酷
一瞬見直しましたけど、やはり、悪い印象は忘れがたいです。
人間って、そんなものですよね?

次回も楽しみにしてますね^^

すみれ☆12/29 18:41:32204cfnacloQpOVtw||70
月夜の晩に・・・

時音チャン…こちらへ来て初めて怒られました!
光哉君、意外に怒りましたね〜;

楓サンが時音チャンのお友達になりそうな予感が…。

私と貴方の進む道も、読みきり小説orエメラルド番外編も、楽しみにしていますね^^

エリン12/30 12:14:52192cfBkVEKUKuVbY||363
こんにつは〜。
感想です〜。

彗さんには、何か目的があるような・・・ないような・・・うーむ(ダマレ
テンが一番の仲間・・・というより、友達?なのでしょうね(^−^)

月夜の晩御飯(違
は・・・時音様、2100年の人物だったのですか・・;
光哉くんに怒られちゃって・・・可哀想に(ぇ
楓ちゃん、時音様のお友達になるのでしょうか(><)

お正月SP楽しみにしております!

キーア12/30 20:19:142191cf/cZWdmfTKcw||581
>カイオーガさん
 お久しぶりです♪
最悪な思い出・何かの衝撃などで、ソラは記憶をなくしてしまうようで・・・。
これも作者のネタが詰って来た証拠です(笑)

キーア12/30 20:21:472191cf/cZWdmfTKcw||175
>>すみれ☆サン
 コンバンワ(*´▽`*)
おかげさまで40唱まで、残すところ後1唱となりました〜☆
彗の悪い印象は、強く残ってしまいますよねー・・・。
本当はテンと彗の戦闘シーンがあったのですが、作者はすっかりきっかり
忘れてしまっていましたノ_`。)

光哉も怒る時は怒りますよ。
意外と怖いのです(´Д`||)
次回もよろしくお願いします

キーア12/30 20:24:222191cf/cZWdmfTKcw||368
>エリンさん
 コンバンワ♪
テンとソラは仲のいい友達であり、仲間であるのですね(同じようなモノですが

はい〜。1話から見ていただいた方は分かるかとおもいますが、
時音は2100年からタイムスリップしてきた子なのです。
楓とは何とか友達になれる予感ですね。


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