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9705あたしはナポレオン。+第六話+Kozue12/29 17:17:232182cfzjx3BjE16BY
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何かテンション上がってきました!
一代みたくなりたいです(笑)

Kozue12/29 17:18:112182cfzjx3BjE16BY||340
【ニューメンバー―善良な妖精のはずが、ひねくれた妖精】

Kozue12/29 17:18:302182cfzjx3BjE16BY||95
ヴェール「さぁ!ブルッハムンに行くか!」

 ヴェールはやけに元気だ。

一代「ヴェ・ヴェール、何でそんなにはしゃいでるわけ?」
マルコス「やっぱり、親父と会うのが嬉しいんじゃねぇの?」
ヴェール「それはない。絶対無い。」

Kozue12/29 17:18:552182cfzjx3BjE16BY||760
 ヴェールはきっぱりといった。

マルコス「そ、そんなにきっぱり言うなよ…(゚∀゚;)」
一代「ところで、この道で合ってるんだろーねぇ?何か、砂漠じゃなくて、森が
    深くなってるけど…?」

マルコス「も、もちろんだ!俺は、何度もブルッハムンに行ったことがあるんだ
     ぞ!」
ヴェール「…その時って、この道通った?」

Kozue12/29 17:19:372182cfzjx3BjE16BY||224
マルコス「いーや、こんなヘンテコな道は通らなかったぜ。(゚∀゚)b」
一代「ダメじゃんッ!」
?「ちょっとあんたたち、これからどこ行くつもりなのよ。」

 突然、木の影から、小人のようなヒトが出てきた。羽が背中に生えているところを
見ると、妖精らしい。

一代「は?つーか誰だよ!」
?「あー、あたし?あのさぁ、人に名前聞く前に、まずは名乗ったらどうなの
   よ?常識無いわねー。」


Kozue12/29 17:20:502182cfzjx3BjE16BY||132
 妖精は、何とも可愛げが無い。しかし、シルバーのウェーブがかかった髪と、向こ
う側が透けそうなほど青い瞳はとても印象的で、フランス人形みたいだ。

一代「あんたに言われたくないよ…╬あたしは佐々木一代。ルーラ・マンティー
    から来たの。」

?「じゃあ偉大なる訪問者なの?!意外ねぇ。」

 妖精のイメージとかけ離れたこの妖精に、一代は呆れていた。

一代「どういう意味?!╬ていうか、あんた誰ッ?!」

Kozue12/29 17:21:162182cfzjx3BjE16BY||99
ルン「あたし?あたしは、妖精のルン。あんたたち、ブルッハムンに行くなら、
    この道全然違うわよ。」

マルコス「え…(゚∀゚;)」

 マルコスが凍る。

ヴェール「…マルコス?今からでも村にもどってもらってもいいんだけどな♡」
マルコス「(゚∀゚;)あ、アハハハハハッ!!」

Kozue12/29 17:21:562182cfzjx3BjE16BY||474
一代「笑ってる場合じゃないでしょ!何考えてんの?!足手まといになってるだ
    けじゃんッ!」

ルン「ねぇあのさ、こいつ役に立たなそうだから、あたし案内してあげよっか?」
一代「助かりますッ!!」

 こいつ意外にいい奴かもっ!(一代の心の声)

ルン「それはよかったわね。あたしはちっとも助からないわ。何であたしがこん
    な奴らを案内しなきゃいけないのかしらぁ〜…。」


Kozue12/29 17:22:272182cfzjx3BjE16BY||226
ヴェール(な・何なの、こいつは…。)
ルン「ちょっとあんた!今、あたしのこと何なんだって思ったでしょッ?!」
ヴェール「いやぁ、思ってない思ってない!!(゚∀゚;)≡(;゚∀゚)」
ルン「ふーん…(--メ)」
一代「…。」

 ―マルコスといい、ルンといい、なんでこう厄介なのばっかりオマケでついてきち
ゃうんだろう…。

Kozue12/29 17:22:542182cfzjx3BjE16BY||468
ルン「そこのあんた!あたしとこの男を一緒にしないでよ?!厄介だと思ってる
    でしょ?!」


 ―い・いやそんなことは決して思っていませ…ん…よ?はぁ…。
 妖精・ルンに連れられて、一行はブルッハムンへ向かう。

ルン「こっちこっち!ちょっとそこのタコ!もう少し早く歩きなさいよ!」
マルコス「タコって俺のことかよ?!」
ルン「そーそー。分かってるじゃないの。ほら、急がないと日が暮れるわよ!」

Kozue12/29 17:23:322182cfzjx3BjE16BY||709
一代「る・ルン…ちょっと休もうよぉっ!」
ルン「バカ言うんじゃないわよ!あたしだって忙しいのに、わざわざあんたたち
    を案内してやってんだから!休んでる暇なんてないわけ!」

ヴェール「つーか、何で案内してくれてるわけ?」
一代(核心に触れた!(゚д゚;))
ルン「あー、気分A。何か文句ある?」

 ルンは、ヴェールをギロっと睨んだ。

Kozue12/29 17:24:412182cfzjx3BjE16BY||989
ヴェール「ちょっと…。このあたしを睨んでくれるなんていい度胸してんじゃない…。あたしが誰だか分かって言ってるんでしょーねぇ?」
一代「ヴェール!ここは気を鎮めてっ!!」

 一代はヴェールに近づいた。

一代「マルコスのせいで道に迷っちゃったんだから、さっさとブルッハムン行っ
ちゃおうよ。その為には、あのこまっしゃくれた妖精が必要じゃん?(ボソボソ)」

ヴェール「でもさぁ、許せないんだよねぇー。何考えてんだろ。(ボソボソ)」

Kozue12/29 17:25:382182cfzjx3BjE16BY||586
ルン「ボソボソ言っても聞こえてるわよッ!」
マルコス「おい、早く行こーぜぇー。」

 マルコスがのんきに言った。

一代「元はと言えば誰のせいだと思ってるんだよッ!」
マルコス「え?誰のせいなんだ?」
ヴェール「こいつ…殺す…。」
ルン「ちょっと、早く行かないと置いてくわよぉ!感謝の気持ちはないわけ?!」
スア「おーい!ヴェールぅー、一代ぉー!」

Kozue12/29 17:27:142182cfzjx3BjE16BY||638
一代「スアッ?!」
ヴェール「スアぁー♡今までどこ行ってたのぉ〜!ホント大変だったんだからッ」
スア「何だよぉ、落ちたほうが悪いんじゃないかぁッ!まぁいいや、とりあえず
    乗ってよ!」

ルン「待ちなさいよ!ブルッハムンに行くんじゃなかったの?!」
マルコス「そうだよ!」
一代「あたしたち、スアと一緒に旅をすることになってたんだけど、スアから落
    ちちゃったの。で、とりあえずブルッハムンに行こうか、って話になってた
    わけ。」


Kozue12/29 17:27:442182cfzjx3BjE16BY||402
ルン「じゃあ、もうあたしは用なしってこと?!何それぇッ!」
マルコス「俺がいる意味ってねぇーじゃん!!」
ヴェール「まあそうだね。ってことでじゃあねー☆」
ルン「何なのよぉー!!あたしも連れて行きなさい!乗りかかった船よ!」
マルコス「俺ももちろん連れてけよ?!死んでもついていくからな!」
ルン「何よ、タコ。あんたはただ単に一代の事がすk―。」
マルコス「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」

Kozue12/29 17:28:92182cfzjx3BjE16BY||289
一代「は?何大騒ぎしてんの???(゚∀゚*)」
マルコス「いッいや、何でもないって!!(゚∀゚;)」
ルン「だから、このタコはかz―。」
マルコス「ぶわっちぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃ!!!!!」
ヴェール「…意味わかんないし。」

Kozue12/29 17:28:472182cfzjx3BjE16BY||843
スア「何だかよく分かんないけど…。んー、まぁいいや!ということで、乗って
    乗って!急がなきゃなんないよぉ!」

一代「じゃあ、マルコス、ルン、ここでさよならだネ♡今までありがとう♪」
マルコス「ちょっと待てよ!俺は行くぞ!どこまでも行くぞ!」
ルン「あたしも行くわよ!こんな奴らだけに、アルヘンティーは任せられないわ!」
ヴェール「いや、大丈夫大丈夫!あたしたちだけでなんとか頑張るからさ!
      ね?!ルンとマルコスはついて来なくていいよ!」


Kozue12/29 17:29:232182cfzjx3BjE16BY||193
スア「えーなんでだよぉー!人数は多いほうがいいじゃないかぁー!ルンもマル
    コスも、ついてきなよ」

一代(空気読めよー!!(゚∀゚;))ヴェール(空気読めよー(゚∀゚;))
マルコス「ホント?!いいの?!やったぁー!!ルン、行こう!」
ルン「良かったわぁー♡」

 ということで、一代たちは5人で、アルヘンティーを救うことになった。

Kozue12/29 17:30:512182cfzjx3BjE16BY||581
ヴェール「さて、インストラクターさん。あたしたちは、アルヘンティーを救う
      ために、何をすればいいわけ?」

スア「あー、それそれ!色んなところに散らばるグレートユニコーンのたてがみ
    を集めなきゃなんないんだよぉ。」

一代「やっぱりそれでいいんだ。よかったー…。」
ルン「んなモン集めてどーすんのよ。」
スア「モンデントさまのお力が強くなるんだよ。」
ルン「ふーん…。でも、何個散らばってるのか分からないんでしょ?」

Kozue12/29 17:31:212182cfzjx3BjE16BY||799
スア「いやぁ、僕は知ってるよ。」
ルン「知ってるの?!ねぇ、何個?」
スア「7個だよ。結構少ないよねぇ。」
一代「7個?確かに、意外に少ないね。」
マルコス「おい、何言ってんだよ!このアルヘンティーはすっげぇ広いんだぞ?!そ
     の中からたった7個を見つけ出すなんて、不可能に近けぇよぉ…。」

 マルコスが情けない声を出す。

Kozue12/29 17:31:522182cfzjx3BjE16BY||106
ヴェール「うーん…。おばさま(=ヴェーラ)は、そういう探し物の場所が分か
      る力を持ってるんだけど…。」

スア「じゃあ、ヴェーラ様のところに行けばいいんじゃないのぉ?」
一代「それは無理A。神様のお力は借りちゃいけないらしいよ。」
ルン「あー、あたし、たまーにそういうのできるわよ。」
一代「マジでッ?!つーか早く言え!(゚д゚;)」
ルン「たまに、よ!たまに!!そんなにアテにしないでよ?!」

Kozue12/29 17:32:242182cfzjx3BjE16BY||556
マルコス「2つ目のたてがみはどこにあるんだよ?!ルン、頑張れ!」
ルン「じゃぁ、ちょっとあんたたち静かにしなさい!精神統一するから!スア、
    あんたも止まりなさい!」

スア「りょーかいッ!」

 スアは、ゆっくりと停止した。

Kozue12/29 17:32:542182cfzjx3BjE16BY||126
ルン「我、大いなる女神の足元に跪かん者なり。汝の力を我に貸したもう。大い
    なる女神は我と共に。女神よ、我らの求めし物はいずこか、汝の力をもって
    答えたまえ。」


 ルンの声が違う。
 しばらくして、ルンが言った。

ルン「―分かったわ…。2つ目のたてがみは…ブルッハムンにある…そう…ヘ
    ラ・マキュアー…ヘラが持ってる!」


Kozue12/29 17:33:382182cfzjx3BjE16BY||448
ヴェール「げぇー…。ヘラさまが持ってんのぉ…?」
一代「そうか、ヴェーダさまはヘラ様と仲が悪いもんねぇ…。ルン、それホント
    なのぉ?」

ルン「ちょっと!何疑ってんのよ!今回は自信あるわよ!」
スア「よぉし、とりあえずヘラ様のところに行こうよぉ!時間無いんだよぉ?!」
一代「そうだそうだ!スア、飛ばしちゃって!」
マルコス「はぁー?!(゚д゚;)俺死ぬー!」

Kozue12/29 17:33:572182cfzjx3BjE16BY||78
マルコスは、まだスアのフライトに慣れていない。

スア「よぉし、行くよー!!」
マルコス「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」
ルン「断末魔じゃあるまいし…。」

 一行は、次なる土地、ブルッハムンへ。

Kozue12/29 17:37:152182cfzjx3BjE16BY||438
ちょっと休憩

ふい〜。
テンションが上がっていますっΣd(ゝω・o)
何でだ…?

今回は、ルンが登場ですー♪
自分的に好きなキャラです(笑)
スアのボケ加減も…

次回は、特別編を予定しています。
全作の登場人物が大集合です(自己満足。

感想お願いしますm(__*)m

すみれ☆12/29 18:28:552204cfnacloQpOVtw||602
こんばんは^^
何気に影からひっそりと見てたのよん♪

ルン…微妙に理不尽な気が…。
モテないでしょ?
性格で引いてるんだよ。うん。(ぁ;

マルコス…そっか、Kが好きなんだね。
ルン、弱みGETしたね!(ぇ
て言うか、君もう必要ない。(ぁっ

次回も見てるからね^^

Kozue12/30 9:23:52182cfzjx3BjE16BY||601
すみれ

感想ありがとね♪

ルンは、強烈キャラですね。
何でも2397歳らしいので、モテるとかモテないとかは
ないそうです。
ルン「まあ、大人の魅力ってヤツはあるけどね。」
マルコス「そんなのねーじゃん。」
ルン「殺す…。」

マルコスは…なんていうか、無鉄砲というか、おバカさんというか…。

次回もお楽しみに♪


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