9705 | あたしはナポレオン。+第六話+ | Kozue | 12/29 17:17:23 | 2182cfzjx3BjE16BY |
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9589.html 第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9612.html 第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9633.html 第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9656.html 第五話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9680.html シェリトリンド最終回 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9565.html 夢見草咲くころ最終話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9239.html あの時 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9474.html 何かテンション上がってきました! 一代みたくなりたいです(笑) |
Kozue | 12/29 17:18:11 | 2182cfzjx3BjE16BY||340 | ||
【ニューメンバー―善良な妖精のはずが、ひねくれた妖精】 |
Kozue | 12/29 17:18:30 | 2182cfzjx3BjE16BY||95 | ||
ヴェール「さぁ!ブルッハムンに行くか!」 ヴェールはやけに元気だ。 一代「ヴェ・ヴェール、何でそんなにはしゃいでるわけ?」 マルコス「やっぱり、親父と会うのが嬉しいんじゃねぇの?」 ヴェール「それはない。絶対無い。」 |
Kozue | 12/29 17:18:55 | 2182cfzjx3BjE16BY||760 | ||
ヴェールはきっぱりといった。 マルコス「そ、そんなにきっぱり言うなよ…(゚∀゚;)」 一代「ところで、この道で合ってるんだろーねぇ?何か、砂漠じゃなくて、森が 深くなってるけど…?」 マルコス「も、もちろんだ!俺は、何度もブルッハムンに行ったことがあるんだ ぞ!」 ヴェール「…その時って、この道通った?」 |
Kozue | 12/29 17:19:37 | 2182cfzjx3BjE16BY||224 | ||
マルコス「いーや、こんなヘンテコな道は通らなかったぜ。(゚∀゚)b」 一代「ダメじゃんッ!」 ?「ちょっとあんたたち、これからどこ行くつもりなのよ。」 突然、木の影から、小人のようなヒトが出てきた。羽が背中に生えているところを 見ると、妖精らしい。 一代「は?つーか誰だよ!」 ?「あー、あたし?あのさぁ、人に名前聞く前に、まずは名乗ったらどうなの よ?常識無いわねー。」 |
Kozue | 12/29 17:20:50 | 2182cfzjx3BjE16BY||132 | ||
妖精は、何とも可愛げが無い。しかし、シルバーのウェーブがかかった髪と、向こ う側が透けそうなほど青い瞳はとても印象的で、フランス人形みたいだ。 一代「あんたに言われたくないよ…╬あたしは佐々木一代。ルーラ・マンティー から来たの。」 ?「じゃあ偉大なる訪問者なの?!意外ねぇ。」 妖精のイメージとかけ離れたこの妖精に、一代は呆れていた。 一代「どういう意味?!╬ていうか、あんた誰ッ?!」 |
Kozue | 12/29 17:21:16 | 2182cfzjx3BjE16BY||99 | ||
ルン「あたし?あたしは、妖精のルン。あんたたち、ブルッハムンに行くなら、 この道全然違うわよ。」 マルコス「え…(゚∀゚;)」 マルコスが凍る。 ヴェール「…マルコス?今からでも村にもどってもらってもいいんだけどな♡」 マルコス「(゚∀゚;)あ、アハハハハハッ!!」 |
Kozue | 12/29 17:21:56 | 2182cfzjx3BjE16BY||474 | ||
一代「笑ってる場合じゃないでしょ!何考えてんの?!足手まといになってるだ けじゃんッ!」 ルン「ねぇあのさ、こいつ役に立たなそうだから、あたし案内してあげよっか?」 一代「助かりますッ!!」 こいつ意外にいい奴かもっ!(一代の心の声) ルン「それはよかったわね。あたしはちっとも助からないわ。何であたしがこん な奴らを案内しなきゃいけないのかしらぁ〜…。」 |
Kozue | 12/29 17:22:27 | 2182cfzjx3BjE16BY||226 | ||
ヴェール(な・何なの、こいつは…。) ルン「ちょっとあんた!今、あたしのこと何なんだって思ったでしょッ?!」 ヴェール「いやぁ、思ってない思ってない!!(゚∀゚;)≡(;゚∀゚)」 ルン「ふーん…(--メ)」 一代「…。」 ―マルコスといい、ルンといい、なんでこう厄介なのばっかりオマケでついてきち ゃうんだろう…。 |
Kozue | 12/29 17:22:54 | 2182cfzjx3BjE16BY||468 | ||
ルン「そこのあんた!あたしとこの男を一緒にしないでよ?!厄介だと思ってる でしょ?!」 ―い・いやそんなことは決して思っていませ…ん…よ?はぁ…。 妖精・ルンに連れられて、一行はブルッハムンへ向かう。 ルン「こっちこっち!ちょっとそこのタコ!もう少し早く歩きなさいよ!」 マルコス「タコって俺のことかよ?!」 ルン「そーそー。分かってるじゃないの。ほら、急がないと日が暮れるわよ!」 |
Kozue | 12/29 17:23:32 | 2182cfzjx3BjE16BY||709 | ||
一代「る・ルン…ちょっと休もうよぉっ!」 ルン「バカ言うんじゃないわよ!あたしだって忙しいのに、わざわざあんたたち を案内してやってんだから!休んでる暇なんてないわけ!」 ヴェール「つーか、何で案内してくれてるわけ?」 一代(核心に触れた!(゚д゚;)) ルン「あー、気分A。何か文句ある?」 ルンは、ヴェールをギロっと睨んだ。 |
Kozue | 12/29 17:24:41 | 2182cfzjx3BjE16BY||989 | ||
ヴェール「ちょっと…。このあたしを睨んでくれるなんていい度胸してんじゃない…。あたしが誰だか分かって言ってるんでしょーねぇ?」 一代「ヴェール!ここは気を鎮めてっ!!」 一代はヴェールに近づいた。 一代「マルコスのせいで道に迷っちゃったんだから、さっさとブルッハムン行っ ちゃおうよ。その為には、あのこまっしゃくれた妖精が必要じゃん?(ボソボソ)」 ヴェール「でもさぁ、許せないんだよねぇー。何考えてんだろ。(ボソボソ)」 |
Kozue | 12/29 17:25:38 | 2182cfzjx3BjE16BY||586 | ||
ルン「ボソボソ言っても聞こえてるわよッ!」 マルコス「おい、早く行こーぜぇー。」 マルコスがのんきに言った。 一代「元はと言えば誰のせいだと思ってるんだよッ!」 マルコス「え?誰のせいなんだ?」 ヴェール「こいつ…殺す…。」 ルン「ちょっと、早く行かないと置いてくわよぉ!感謝の気持ちはないわけ?!」 スア「おーい!ヴェールぅー、一代ぉー!」 |
Kozue | 12/29 17:27:14 | 2182cfzjx3BjE16BY||638 | ||
一代「スアッ?!」 ヴェール「スアぁー♡今までどこ行ってたのぉ〜!ホント大変だったんだからッ」 スア「何だよぉ、落ちたほうが悪いんじゃないかぁッ!まぁいいや、とりあえず 乗ってよ!」 ルン「待ちなさいよ!ブルッハムンに行くんじゃなかったの?!」 マルコス「そうだよ!」 一代「あたしたち、スアと一緒に旅をすることになってたんだけど、スアから落 ちちゃったの。で、とりあえずブルッハムンに行こうか、って話になってた わけ。」 |
Kozue | 12/29 17:27:44 | 2182cfzjx3BjE16BY||402 | ||
ルン「じゃあ、もうあたしは用なしってこと?!何それぇッ!」 マルコス「俺がいる意味ってねぇーじゃん!!」 ヴェール「まあそうだね。ってことでじゃあねー☆」 ルン「何なのよぉー!!あたしも連れて行きなさい!乗りかかった船よ!」 マルコス「俺ももちろん連れてけよ?!死んでもついていくからな!」 ルン「何よ、タコ。あんたはただ単に一代の事がすk―。」 マルコス「ぶわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」 |
Kozue | 12/29 17:28:9 | 2182cfzjx3BjE16BY||289 | ||
一代「は?何大騒ぎしてんの???(゚∀゚*)」 マルコス「いッいや、何でもないって!!(゚∀゚;)」 ルン「だから、このタコはかz―。」 マルコス「ぶわっちぃぃぃぃぃぃっぃぃぃぃ!!!!!」 ヴェール「…意味わかんないし。」 |
Kozue | 12/29 17:28:47 | 2182cfzjx3BjE16BY||843 | ||
スア「何だかよく分かんないけど…。んー、まぁいいや!ということで、乗って 乗って!急がなきゃなんないよぉ!」 一代「じゃあ、マルコス、ルン、ここでさよならだネ♡今までありがとう♪」 マルコス「ちょっと待てよ!俺は行くぞ!どこまでも行くぞ!」 ルン「あたしも行くわよ!こんな奴らだけに、アルヘンティーは任せられないわ!」 ヴェール「いや、大丈夫大丈夫!あたしたちだけでなんとか頑張るからさ! ね?!ルンとマルコスはついて来なくていいよ!」 |
Kozue | 12/29 17:29:23 | 2182cfzjx3BjE16BY||193 | ||
スア「えーなんでだよぉー!人数は多いほうがいいじゃないかぁー!ルンもマル コスも、ついてきなよ」 一代(空気読めよー!!(゚∀゚;))ヴェール(空気読めよー(゚∀゚;)) マルコス「ホント?!いいの?!やったぁー!!ルン、行こう!」 ルン「良かったわぁー♡」 ということで、一代たちは5人で、アルヘンティーを救うことになった。 |
Kozue | 12/29 17:30:51 | 2182cfzjx3BjE16BY||581 | ||
ヴェール「さて、インストラクターさん。あたしたちは、アルヘンティーを救う ために、何をすればいいわけ?」 スア「あー、それそれ!色んなところに散らばるグレートユニコーンのたてがみ を集めなきゃなんないんだよぉ。」 一代「やっぱりそれでいいんだ。よかったー…。」 ルン「んなモン集めてどーすんのよ。」 スア「モンデントさまのお力が強くなるんだよ。」 ルン「ふーん…。でも、何個散らばってるのか分からないんでしょ?」 |
Kozue | 12/29 17:31:21 | 2182cfzjx3BjE16BY||799 | ||
スア「いやぁ、僕は知ってるよ。」 ルン「知ってるの?!ねぇ、何個?」 スア「7個だよ。結構少ないよねぇ。」 一代「7個?確かに、意外に少ないね。」 マルコス「おい、何言ってんだよ!このアルヘンティーはすっげぇ広いんだぞ?!そ の中からたった7個を見つけ出すなんて、不可能に近けぇよぉ…。」 マルコスが情けない声を出す。 |
Kozue | 12/29 17:31:52 | 2182cfzjx3BjE16BY||106 | ||
ヴェール「うーん…。おばさま(=ヴェーラ)は、そういう探し物の場所が分か る力を持ってるんだけど…。」 スア「じゃあ、ヴェーラ様のところに行けばいいんじゃないのぉ?」 一代「それは無理A。神様のお力は借りちゃいけないらしいよ。」 ルン「あー、あたし、たまーにそういうのできるわよ。」 一代「マジでッ?!つーか早く言え!(゚д゚;)」 ルン「たまに、よ!たまに!!そんなにアテにしないでよ?!」 |
Kozue | 12/29 17:32:24 | 2182cfzjx3BjE16BY||556 | ||
マルコス「2つ目のたてがみはどこにあるんだよ?!ルン、頑張れ!」 ルン「じゃぁ、ちょっとあんたたち静かにしなさい!精神統一するから!スア、 あんたも止まりなさい!」 スア「りょーかいッ!」 スアは、ゆっくりと停止した。 |
Kozue | 12/29 17:32:54 | 2182cfzjx3BjE16BY||126 | ||
ルン「我、大いなる女神の足元に跪かん者なり。汝の力を我に貸したもう。大い なる女神は我と共に。女神よ、我らの求めし物はいずこか、汝の力をもって 答えたまえ。」 ルンの声が違う。 しばらくして、ルンが言った。 ルン「―分かったわ…。2つ目のたてがみは…ブルッハムンにある…そう…ヘ ラ・マキュアー…ヘラが持ってる!」 |
Kozue | 12/29 17:33:38 | 2182cfzjx3BjE16BY||448 | ||
ヴェール「げぇー…。ヘラさまが持ってんのぉ…?」 一代「そうか、ヴェーダさまはヘラ様と仲が悪いもんねぇ…。ルン、それホント なのぉ?」 ルン「ちょっと!何疑ってんのよ!今回は自信あるわよ!」 スア「よぉし、とりあえずヘラ様のところに行こうよぉ!時間無いんだよぉ?!」 一代「そうだそうだ!スア、飛ばしちゃって!」 マルコス「はぁー?!(゚д゚;)俺死ぬー!」 |
Kozue | 12/29 17:33:57 | 2182cfzjx3BjE16BY||78 | ||
マルコスは、まだスアのフライトに慣れていない。 スア「よぉし、行くよー!!」 マルコス「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」 ルン「断末魔じゃあるまいし…。」 一行は、次なる土地、ブルッハムンへ。 |
Kozue | 12/29 17:37:15 | 2182cfzjx3BjE16BY||438 | ||
□■ちょっと休憩■□ ふい〜。 テンションが上がっていますっΣd(ゝω・o) 何でだ…? 今回は、ルンが登場ですー♪ 自分的に好きなキャラです(笑) スアのボケ加減も… 次回は、特別編を予定しています。 全作の登場人物が大集合です(自己満足。 感想お願いしますm(__*)m |
すみれ☆ | 12/29 18:28:55 | 2204cfnacloQpOVtw||602 | ||
こんばんは^^ 何気に影からひっそりと見てたのよん♪ ルン…微妙に理不尽な気が…。 モテないでしょ? 性格で引いてるんだよ。うん。(ぁ; マルコス…そっか、Kが好きなんだね。 ルン、弱みGETしたね!(ぇ て言うか、君もう必要ない。(ぁっ 次回も見てるからね^^ |
Kozue | 12/30 9:23:5 | 2182cfzjx3BjE16BY||601 | ||
○●すみれ●○ 感想ありがとね♪ ルンは、強烈キャラですね。 何でも2397歳らしいので、モテるとかモテないとかは ないそうです。 ルン「まあ、大人の魅力ってヤツはあるけどね。」 マルコス「そんなのねーじゃん。」 ルン「殺す…。」 マルコスは…なんていうか、無鉄砲というか、おバカさんというか…。 次回もお楽しみに♪ |
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