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9746TEN第1章「偶然の不幸」第6話エリン1/6 12:2:372192cfBkVEKUKuVbY
第6話です。けど。何か・・・?(ナニモイッテナイ
今回、言っておきますけどかなり長いです。
覚悟して読んでください。(ァァァ
主人公O石崎 彩(イシザキ アヤ)22歳(名前を考えてくれた人・ゆうじい様)

刑事O菅井 恭平(スガイ キョウヘイ)23歳(ピマ様)

目撃者O平宮 琉依(ヒラミヤ ルイ)22歳(ピマ様)

目撃者O近藤 涼太(コンドウ リョウタ)30歳(Lucifer様)

被害者O村木 理美(ムラキ リミ)故人(作者)

容疑者O井上 綾(イノウエ アヤ)29歳(ねぎ様)

エリン1/6 12:2:572192cfBkVEKUKuVbY||240
第6話

「本当に大丈夫ですか?」

留置所を出てすぐ、恭平が私に言った。

「そんなのわからないわよ。あんただって、うなずいたんだから責任取ってね。」

「えぇ!?それはないですよ彩さん!」

「男でしょ!しかも警察でしょ!!」

私が強く言うと、恭平は首を引っ込めた。
こういうところは、昔と変わっていない。

エリン1/6 12:3:132192cfBkVEKUKuVbY||677
ああ、恭平の昔話を考えていたらダメだ!
今は情報のパーツを組み合せて、真実を探り出さなくては―まるでパズルだ。

でも、それにはまだ情報が足りない。欠けているパーツがあるのだ。
・・・恭平には悪いが・・・吐かせるしかない。

「恭平!」

「はいッ!?」

恭平はびっくりしたように返事をした。
思いの外大きな声が出てしまったためか、平宮まで反応した。
が、私は平宮を気にせず恭平に言った。

エリン1/6 12:3:412192cfBkVEKUKuVbY||423
「今のところ、わかっている情報を教えて。」

「え?あー。うー。」

「早く!」

「はいッ!!」

あっさり。警察としてやっていけるんだろうか、コイツは。

「えーと、まず容疑者・・・井上さんの当時の服装は長ズボン、そして靴の裏に被害者の血が付着していました。」

「えっ!?」

「黙ってなさい」

驚いて声を上げた平宮を、強気口調で黙らせた。
平宮は口をピタリと閉じた。

「恭平、続き。」

エリン1/6 12:3:562192cfBkVEKUKuVbY||628
「はい・・・えーと、凶器の果物ナイフには、これまた被害者の血が付いておりまして・・・あと、さっきも言ったように井上さんの指紋が付いていました。」

「うわーっ、そんなに証拠があるんじゃ決定じゃないですかぁ!
犯人、井上さんですよっ!」

確かに・・・証拠を見ただけではそう思わざるを得ない。
でも、考えるんだ・・・きっと答えは出るはず。
平宮の証言と私が見たことを組み合せると・・・・

「彩さんッ!!」

エリン1/6 12:4:172192cfBkVEKUKuVbY||612
集中しようとしていたところに恭平があまりに大きい声を出したため、真面目にビビった。

「な、何!?」

「まだ情報ありますよ!あの、被害者の傷についてなんですけど。」

そういえば、傷について触れたことはなかった。
恭平がこんな大きな声を出すくらいだから、何か重大なことなのだろうか。

「被害者は刃物・・・ま、果物ナイフですけど・・・で、脇腹と左胸を刺されていました。
ちなみに、直接の死因は心臓をグサッとやられ」
「何でそれを早く言わなかったのよ!!」

エリン1/6 12:4:362192cfBkVEKUKuVbY||446
「ふぇ・・・」

「ふぇーじゃないわよ!!滅茶苦茶重大じゃないのよそれ!」

「だ、だってまだ説明が終わってないのに彩さんが考えこんじゃうから・・・」

「ささっと早く言っちゃえば良かったのよ、もう・・・」

つまり、犯人は被害者・村木を二回刺したことになる。
ということは・・・どういうことだろうか?今度はそれを考えた。

エリン1/6 12:5:362192cfBkVEKUKuVbY||607
今のところ、証言は三つ。
私と平宮と綾の証言・・・組み合せてみよう。

まずわかることは、綾の証言は一番最後にくるということ。
村木と犯人は何かの理由で争っていて・・・犯人が現場から逃げた後、綾はたまたま現場に通りかかり・・・
何らかの理由で戻ってきた犯人が、綾さんを犯人に仕立て上げた。

問題は、私と平宮の証言、どっちが先にくるかということ、
被害者と犯人は何故争っていたのかということ、
綾は事件のどのくらい後に来たかということ、
犯人はどんな理由で現場から離れ、また戻ってきたのか・・・

エリン1/6 12:6:162192cfBkVEKUKuVbY||818
ああ、考えることが多すぎる!
仕方ない、またコイツの力を借りよう。

「恭平!!」

「はぅいっ!」

「はいでいいわよ。『う』は何なのよ『う』は!」

「す、すみません・・・」

「まあいいけど・・・ちょっと頭貸しなさい。」

「あ、私も頭、お貸ししますよっ!」

平宮が割り込んできた。推理なんて出きるのか、この人は。

エリン1/6 12:6:362192cfBkVEKUKuVbY||416
「まず一つ目。私の証言と平宮さんの証言、そして井上さんの証言を考える。」

「わー、彩さぁん!私の証言を頭に入れておいてくれたんですねっ!」

平宮が大きい目を輝かせて言った。いちいち騒がしいヤツ。
続いて恭平が言った。

「やっぱり、井上さんの証言は最後でしょうね。そして、彩さんの証言と平宮さんの証言は・・・
・・・・手を出したのは、どっちが先かってことですよね。」

「そうね・・・」

エリン1/6 12:7:32192cfBkVEKUKuVbY||996
「あれっ?近藤さんの証言はっ?長い髪の女性が、村木さんを刺してたってやつ。」

平宮はまだ気付いていないらしい。
近藤は・・・たまたま現場にいた綾を犯人にするために、ウソをついたんだということに。
その理由は一つしかない。

「平宮さん。近藤さんは・・・」

「あっ!もしかして、近藤さんが犯人!?」

台詞は最後まで言わせて欲しかった・・・。

エリン1/6 12:7:232192cfBkVEKUKuVbY||417
長髪の女性が村木さんを刺した。
私の推理の中では有り得ない話だ。近藤はウソをついているんだから、そんな場面は誰も見ていないはず。

・・・誰も見ていない場面・・・二つの傷・・・!!
そういうことか!

「平宮さん、ありがとう!あなたのおかげよ!」

「どういたしましてっ!」

む・・・こういう答えが返ってくるとは思わなかったが、それはまぁよしとして。

エリン1/6 12:7:442192cfBkVEKUKuVbY||673
「誰も見ていなかった場面があったのよ!
犯人は・・・近藤は多分、村木さんと恋愛関係の何かでケンカした。
それで、彼女が怒っただか何だかでマンションを飛び出して、近藤はそれを追って、ナイフで脇腹を刺した。
それを私が見たの。
その後、このままじゃ殺されるって思った村木さんは・・・」

「必死でナイフを抜いて、近藤さんに切りつけた!そこを平宮さんが見たんですね!」

「なるほどぉ!」

ご理解頂けたようだ。私は推理の説明を続けた。

エリン1/6 12:8:52192cfBkVEKUKuVbY||859
「でも、村木さんの攻撃は外れたか、かすめただけだった。
近藤は弱っていた村木さんからナイフを奪い、とどめに心臓を刺した!
この場面は、誰も見て・・・ないわよね、平宮さん。」

「はいっ!私、スカートの人がズボンの人に切りつけるのを見た時、見事にぶっ倒れましたんでその後は見てません!
もービックリしたんですよぉ!お風呂上りの優雅なひととき、ベランダで歯磨きをしていたらアレですもん!」

日常の最中に事件を目撃したというところは、私と同じだ。でも、見ている場面が違った。
平宮が目撃者でなかったら、ここまで真実はわからなかっただろう。

エリン1/6 12:8:272192cfBkVEKUKuVbY||126
「そして近藤は何かの理由で現場を離れ、その直後に井上さんが現場に来た。
―井上さんの靴の裏に血が付いていたっていうことは、血はまだ固まっていなかったってことだからね。
看護婦である井上さんが村木さんを診ていた時に、近藤は戻ってきて・・・自ら目撃者になろうと、ウソの証言をした。」

「井上さんを犯人に仕立て上げようとしたんですね。非常に悪質ですよ・・・」

これで、いくつかの問題は解決した。でも、あと二つ残っている。

一つ目は、近藤は何故、一度現場を離れたのかということ。
二つ目は、この推測に説得力を持たせる、決定的な証拠がないこと・・・。

二つを解決するものはないのだろうか・・・

エリン1/6 12:8:522192cfBkVEKUKuVbY||631
「恭平。」

「はい。」

今度は落ちついている。私のテンションによって返事の仕方が変わるようだ。

「何か、まだ言ってないことはない?小さいことでもいいから。」

「そうですねぇ・・・」

恭平は言いながら、胸ポケットの手帳を取りだし、メモを見た。

「えーっと・・・・・・凶器・果物ナイフの持ち手に、なぜか被害者の血が付着。」

「それだぁぁ!!!」

エリン1/6 12:9:322192cfBkVEKUKuVbY||101
声を上げたのは私・・・ではない。
私がこんな大声を上げるわけがない。

「何か思い当たることがあったんですか?平宮さん。」

「・・・・・。」

「・・・・・・。」

「・・・・・・・。ないんですね。」

正直私は、平宮に期待などしていなかった。
というか・・・期待しなくて良かった・・・。

エリン1/6 12:9:462192cfBkVEKUKuVbY||644
「あ。」

「今度は何ですか?」

「ピンと来ました。」

また平宮が言った。期待しない、期待しない。
どうせ大した情報じゃないだろう。

エリン1/6 12:9:582192cfBkVEKUKuVbY||160
「アレですよぉ、アレ。そのぉ〜・・・ソレ。
多分アレです、ハンカチか何かで血が取れちゃって、それを指紋が付かないように持ち手にぐるぐる巻きにして、
その時持ち手に血が付いちゃってそれでグサッってやって捨てに行ったんですよ。」

「恭平。」

「はい。」

「通訳。」

「無理です。」

「・・・。」

「ごめんなさい彩さん、ぼくにはできそうにありません。」

ガンを飛ばしたが、恭平にきっぱりと断わられた。
仕方ない・・・自分なりに通訳してみよう。

エリン1/6 12:10:222192cfBkVEKUKuVbY||437
ハンカチか何かに血が付いて、そのハンカチを凶器の持ち手に巻いて・・・
そして、村木さんを刺し、ハンカチを捨てに行って・・・戻ってきた・・・!

「あ・・・有り得る・・・!」

平宮が言ったことがもし当たっていたら・・・二つの問題は解決する!
・・・かもしれない。

エリン1/6 12:10:332192cfBkVEKUKuVbY||244
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エリン1/6 12:23:82192cfBkVEKUKuVbY||332
ミスチェック機・DX・作動・シマスガーガーガーガーピーピーガガー

うん・・・多分ないっす。あはっ。
最後のほう、わかり辛いと自分で読んでて思いました^−^

〜解説・彩さんの推理〜
1、近藤はマンションを飛び出した村木を追い、果物ナイフで村木の脇腹を刺した。
2、殺されると思った村木は、自分の脇腹に刺さったナイフを抜き、必死で抵抗した。
が、その攻撃は外れた又はかすめただけだった。
3、近藤は弱っていた村木からナイフを奪った。その時、凶器に自分の指紋があるとまずいと考え、
ハンカチか何かの布で持ち手の指紋を拭き取った。
だがこの時、ナイフに付いていた村木さんの血が布に付いてしまう。

エリン1/6 12:27:572192cfBkVEKUKuVbY||750
4、それに気付かず、指紋が凶器に付かないように、血の付いたハンカチを凶器の持ち手に巻いた。
その時、ハンカチの血の付いた部分が持ち手に触れ、持ち手に村木の血が付いてしまった。
5、そして村木を殺害。その時の返り血がハンカチに付いたため、ハンカチをどこかに捨てに行った。

とまあこんなところでしょう^−^;
こんなわかり辛い小説ですが・・・

エリン1/6 12:28:212192cfBkVEKUKuVbY||333
感想をお願いします〜ゥ(TΠT)だーっ

O-O1/6 13:18:102101cfiYanekxmKAI||349
こんにちは^^
前よりもっと推理っぽくなって面白いです!
よく読めば読むほど味がでてくる。
ってかんじです^^
次回楽しみに待っています!!!!

すみれ☆1/6 19:23:292204cfnacloQpOVtw||211
こんばんは^^

平宮の通訳して。と言う場面が笑えました(笑)
私も、何言ってるんだ…?この人。
と、ついつい…(汗

恭平の返事、なんなんでしょうね。「はぅいっ!」って。
日本語じゃないでしょう(ぇ

次回も楽しみにしてますね^^

エリン1/7 11:35:152192cfBkVEKUKuVbY||958
O−Oさん

そうですね、長かった分推理っぽく仕上げられました^^*
よく読めば読むほど味が出てくる・・・嬉しいですよ^^*
でも、裏を返すと「よく読まないと意味不明」(ぁぇー

次回もお願いします^^

エリン1/7 11:37:492192cfBkVEKUKuVbY||492
すみれ☆さん

はい、自分でも平宮さんの説明はよくわかりません(  ̄∀ ̄)bビシッ!
でもまあ、そうなったから「通訳して」との台詞が生まれたわけで・・・w

恭平くんは、彩さんには弱いんです(見ての通り
彩さんにいきなり話しかけられると、とてつもなく焦ってしまう体質(?)なんです。

次回、お楽しみに!(殴

エリン1/7 11:38:32192cfBkVEKUKuVbY||526
感想まだまだ来ないかな・・・ヽ( ・ω・)ノ

☆桃☆1/7 16:55:581255cfQ5dkjPmxSls||602
こんにちは―♪

今回はいつも以上に頑張ってますね^^;覚悟して読みました(ぁ
彩さん、推理すごすぎです^^;私は、てっきり他の人かと・・;
さすがに彩さんに勝つのは無理です。;

通訳。無理です。なんか響き好きだn(蹴

次回も楽しみにしてます―

バルトーク1/7 17:55:492212cfBcsmysAsVME||845
こんばんわ^^
いろいろ評判のお話、今まで読んでいなかったので第1話から読ませていただきました。

第1話から読み返させていただいたのですが過去ログが欲しかったです^^;
まだ第1話が落ちてませんからよいですが、落ちてから読むとなると少し面倒だな〜思いました。

恭平君と彩さんの掛け合いがいい感じですvが若い人ばかりではなく燻し銀の魅力、池崎警部にもっと活躍の場を!(オイ
僕はファンタジーを書いとりますが、実は一番好きなジャンルはミステリーなのです。
次回も楽しみにしています。頑張ってください。

エリン1/9 20:26:102192cfBkVEKUKuVbY||120
☆桃☆さん

頑張りました^^;
こんぐらい長くしないと、すんごい変なところで話が切れそうだったので・・・;
彩さんは、学校でろくに勉強してないくせに頭良いです。
彩「ふふっ・・・才能ですね。」
作者「ナルシストですね(゜◇゜)」

通訳のあたりは、ちょっと笑いをとってみようかと(ェェェ

楽しみにしちゃってください(  ̄∀ ̄)b

エリン1/9 20:30:212192cfBkVEKUKuVbY||253
バルトークさん

むひょっ!過去ログですかっ!
やったことないであります!ぬぉぉぉ(゚Д゚;)(?)
次回からやってみるとしますか・・・ちょっと面倒ですが(殴

池崎警部はですね、はっきり言って脇役です。(グハァァ
でもまぁ重要っちゃ重要な役なんで、ちょくちょく出演させるつもりです^−^;

次回も・・・できるとこまでなら・・・はい、がんばります・・・多分・・・・。(ははは…

エリン1/9 20:30:582192cfBkVEKUKuVbY||104
まだまだ受付中〜ヽ( ・ω・)ノ


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