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9762超人戦争バルトーク1/9 21:25:382212cfBcsmysAsVME
今回はみんなが大好き戦記ものですが、戦略もなにもあったもんじゃないです。
しかし前回応募していただいたキャラをいまいち活躍させれませんでしたorz
だけど、今回も見てくださいね。

第1話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9543.html
第2話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9582.html
第3話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9613.html
第4話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9693.html
第5話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9716.html
第6話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9737.html

バルトーク1/9 21:26:262212cfBcsmysAsVME||397
賢王暦24年、春
ウァール平野を巡る赤と金の戦闘は金の圧倒的な優勢化で推移しつつある。
赤15000
金18000
物量面ではきん差であるものの、兵の士気面においては圧倒的に金の軍勢が勝っていた。王を殺された事による指揮系統の乱れから未だに立ち直っていない赤の軍勢は、到達していない部隊に加えて、補給も満足に行き渡っていないという。
そんな状況下にあっても15000の兵を集められたのは、赤の筆頭将軍ガーク・ノイエの手腕があったからだろうか。
当初、金の将軍であるグリーツが予想していた赤の勢力は12000程度であった。
「……すこし赤を甘く見ていましたか。次回の教訓ですね」
しかし、戦場の流れは既に決定的であった。

バルトーク1/9 21:27:312212cfBcsmysAsVME||623
戦況は金の中で最強をうたわれる黄金近衛騎士団が一気呵成の突撃に出たことで決した。
左翼を迂回した黄金近衛騎士団は、陣形もへったくれも無い中でよく奮戦していた第八重装連隊に大打撃を与えたのだ。重い重鎧を着込んでいる重装兵団は正面からの攻撃には強いのだが、横からの突撃には動きが鈍いぶん反応が遅れ、めっぽう弱い。

バルトーク1/9 21:27:392212cfBcsmysAsVME||137
「我が眼前に出たことは、死を意味すると知れ!」
先陣を進むのは黄金近衛騎士団を率いるジーネロ将軍であった。頑丈な体躯を鎧で包み魔法剣を振るう。その働きたるやまさに鬼神の如しである。
能力の魔法剣の前では、重鎧もまったく役に立たず紙切れ同然に切り捨てられていく。
魔法剣が振られる度に鮮血が飛び、ジーネロ将軍の鎧を赤く汚していった。

バルトーク1/9 21:29:292212cfBcsmysAsVME||363
ここで忘れてはならないのが、戦の名手として知られるグリーツ将軍である。
理知そうな表情で下す策略によって幾度となく金に勝利をもたらしてきた。赤の王殺害から始まり、現在の状況は彼の策略の賜物であった。
戦場を静かに睥睨していた将軍であったが、すくっと立ち上がりよく通る声で命令を下す。
「今が勝機です!全軍突撃!!」
誰が言ったか天才のグリーツと天武のジーネロ、金の二大将軍がいれば金に負けはないと。
突撃に移った金の兵士たちの前に、赤の軍勢は敗走を始めている。金の大勝であった。

バルトーク1/9 21:30:312212cfBcsmysAsVME||393

戦場をジーネロはまさしく蹂躙していた。
次々と赤の兵士がジーネロの剣に倒れていく。
「むっ!」
ガキンと金属がぶつかり合う音。ジーネロが敵意を敏感に察知し、自らに迫る凶刃を魔法剣で弾き落としたのだ。
「何奴!」
ジーネロの問いに答えたのは、まだ若い女の声だった。
「待っていたよぉ……ジーネロぉぉ」
突如としてジーネロの目の前には赤の近衛騎士団のみが身に付けることを許されるという紅蓮の法衣を身につけた女が立っていた。しかもその雰囲気たるや尋常ではない。

バルトーク1/9 21:31:522212cfBcsmysAsVME||897
「生きていたのか……アーシェス」
アーシェスは、唇の端を持ち上げるとポケットからカードらしき物を取り出す。
「死んだ仲間が語りかけてくるんだ。あんたを殺せってさぁ!!ジィィネロォォォ!!」
アーシャスは態勢を低くしたかと思うと跳躍をした。
「カットォォエェェジ!」
空中で紅蓮の法衣をはためかせながら、アーシェスはジーネロへ向けてカードを投げつける。
彼女の能力は紙の材質変化であった。投げられたカードは、稀代の名刀の切れ味にも匹敵する。

バルトーク1/9 21:32:492212cfBcsmysAsVME||516
「その程度でやられる我ではないわ!」
しかしジーネロは軽々と迫るカードを弾き落とし、着地したアーシェス目掛けて剣を振り下ろした。
「生きていたのなら、もう一度殺すまでよ」
だがアーシェスもジーネロの剣戟を受け止める。断続的に金属同士がぶつかり合う甲高い音が響いた。
「ちぃっ!」
やや押され気味であったアーシェスがジーネロと距離をとった。
お互いが一足一刀の間合いで、下手に動く事も出来ずに睨み合う。

バルトーク1/9 21:34:422212cfBcsmysAsVME||372

「お前は私らを赤に売ったぁ。そのときの手柄であんたは将軍さまだ!私らを舐めるんじゃないよ!あんたに殺された仲間の恨み、いま晴らしてやる!!」
アーシェスがいくつものカードを投げる。当然目くらましだがアーシェスの狙いは的中した。
ジーネロはカードを弾く僅かな間にスキが生まれる。
「死んでヘイト達に詫びなぁぁ、リャールカッター!!」
それは一瞬の出来事だった。高速で迫るカードの旋風を切り返し、アーシェスを切り伏せる。
「魔法附加、朔撃!」
切られたアーシェスは信じられないというような目つきで自らの傷口を見つめている。

バルトーク1/9 21:37:452212cfBcsmysAsVME||94
「アーシェス、お前は強いが詰めが甘いな。昔からそうだった」
アーシャスは悔しそうに唇を噛む。かまれた唇は、傷口からの流血で血が既に回っていないのか真っ青だ。
歴戦の勇士らしいその顔は、今は憎悪に歪んでいた。
「あたしがどれだけ苦労したと思ってんだい、あたしはあんた殺す為に赤で出世したんだ!ふざけんじゃないよぉぉぉぉぉ!!!」

「せめてもの情けだ、楽に死なせてやる」
ジーネロは既に動く事もままならないアーシェスに剣を向ける。
「くそぉぉ、ジィネロォォォォォーーーー!!」
アーシェスが膝から地面に崩れ落ちる。その死に顔は最後まで憎しみに歪んでいた。

バルトーク1/9 21:39:12212cfBcsmysAsVME||156


「アーシェス。遅かったのね……」
アーシェスの遺体の脇に、突如として女性が現れた。
しっかりとした目鼻立ちに、身に纏っている紅蓮の法衣とも相まって高貴な雰囲気をもっている。
「貴様は、赤の右将軍『淡き鎖のジェンル』!」
ジーネロが驚きの声をあげる。目の前で悲しみにくれている美女こそが、赤の国でも一、二を争う能力者なのだ。

バルトーク1/9 21:39:512212cfBcsmysAsVME||982
「未到着であった赤の特殊戦騎隊、混合騎馬隊など3000増援として到着いたしました。これを相手に、まだ戦いを続けるおつもりですか」
ジェンルの言っている事は事実であった。
突如現れた3000の援軍によって、敗走に陥っていた赤の軍勢は陣形を立て直しつつあった。
敗走していた部隊も体制を立て直し、反撃に転ずる。
突撃を敢行した黄金近衛騎士団も勢いをなくし、被害が増大していた。

バルトーク1/9 21:40:352212cfBcsmysAsVME||994

その有様は金の本陣からでも見て取れる。
「なんてこった……」
金の総指揮官グリーツ将軍は苦々しげに呟いた。
あんな軍勢をどこから持ってきたというのか、その驚きよりも自らが赤を侮っていた事に憤っていた。
このままではこちらが大損害を受ける恐れもある。赤はまだどんな手を隠しているかも分からない。
グリーツはこの戦が始まって初めて恐怖していた。
「ドーラ平原まで撤退します。撤退の指示を!」

戦場には撤退を知らせるラッパが鳴り響く。

バルトーク1/9 21:41:262212cfBcsmysAsVME||184

その音を聞いたジーネロ将軍にも届いていた。
「撤退か、次こそは貴様の首を貰い受けるぞ!」
赤の大将軍を前に、その首を取れぬことは残念だがジーネロは内心ホッとしていた。
アーシェスとの闘いでジーネロは、かなり消耗していたのだ。
いや、本人が思っている以上に精神的な疲労は大きかった。

バルトーク1/9 21:45:522212cfBcsmysAsVME||254

「引いてくれたようね。アーシェス、ごめんなさい。私たちが不甲斐ないばっかりにあなたを死なせてしまって」
ジェンルは友の亡骸の横で涙した。
金を捨て赤に身を寄せざる得なかったアーシェスがこの地位まで登りとめる事が出来たのは、他ならぬジェンルの協力があったからだ。しかしそれだけではない。アーシェスは自ら進んで汚れ仕事を引き受けた。それが自らに課せられた罰でもにあるように……
「どうか、あなたにシェラクヘクナの加護がありますように」
死者へと捧げられる冥福の言葉。あなたに幸福がありますようにと


赤の軍勢は増援によって態勢を立て直したものの損害は甚大であり、金の追撃は不可能であった。

バルトーク1/9 21:54:512212cfBcsmysAsVME||852
後書き

金と赤の最初の戦いが一応終わりました。結果は引き分けというところでしょうか。
突如として現れた赤の右将軍ジェンルとは?そしてジーネロの隠された過去とは?……正直考えてなかったりしてw
最後のアーシェスをジェンルが弔うシーン、僕的にはイマイチでした。もっと上手く書けたんじゃなかったかなって思います。

次回は金の災難編とか言って、金の国最悪の日の予定です。
遂に始動した聖十字会の大望。それの犠牲となる前に金の国はどうするのか!

こんな作品を読んでくださった方、ありがとうございました。
気が向いたら、次回も読んでやってください(〃_ _)

バルトーク1/9 21:59:72212cfBcsmysAsVME||89
キャラ募集のお知らせ

このお話に、特殊能力をもった超人のアイデアを頂きたいです。
僕だけじゃパクリしか出てこないので皆さんのご助力をお願いします。

項目は最低限
名前
性別
能力

あと、気が向いたら
プロフィールと所属軍。

ご協力お願いしま〜す。
次回は白と金のお話になる予定ですが、現在キャラが正直で揃ってるかも。
すぐ次回登場というわけではなくて良い方は投稿お願いします。感想だけでも大歓迎ですんで^^
予定では金と白、それとこれからか絡んで来る予定の青だと嬉しいかもw
それと青なら中国系の名前がいいな〜なんて。わがままですいません。

O-O1/9 22:15:542101cf1fn4JUGO1X6||568
こんばんは^^
読ませていただきました。
金が予想と反して、攻め込めませんでしたね!
驚きです〜。

ジュンルはどんな能力なのでしょう?
期待しています^^

ゆうじい1/9 22:32:565893cfvYMZwK.dQck||236
こんばんは、読ませていただきました
金と赤の攻防、白熱しました^^

キャラ募集

名前 ぺネツ(中国系っぽいかな?
性別 男
能力 様々な魔物を召還できる
所属軍 青
プロフィール
楽天家で周囲を和ませる存在
しかしその実力は異常とも言えるほど強大
召還できる魔物はどれだけ強大でも100体は確実に召還できる
しかし本人は戦争好きでは無いので
能力を使うのは国のピンチ、もしくは一騎打ちの時のみである
過去にたった1人で1つの国を潰した事がある
能力を使わないときは2本の槍を使うが槍の腕も一流

凄く強い設定になりましたが
まぁこんなキャラもいていいだろう的な感じです(笑
次回も頑張って下さい

バルトーク1/9 22:44:412212cfBcsmysAsVME||74
O-Oさんこんばんわ^^
金が勢いに乗って攻め込めるかと思ったのですがやはりそう上手くはいかなかったようです。
それもこれも援軍のせいなのです。
攻め込み、掃討戦に移行しようかという絶妙のタイミングで現れた援軍。それに浮き足立った金の軍勢は一気に押し返されてしまいます。

前回いただいたウォロンですが次回で活躍してもらいますよ〜。
是非次回も期待に応えられるように頑張りますので、よろしくお願いします^^

バルトーク1/9 22:48:432212cfBcsmysAsVME||289
ゆうじいさんこんばんわ^^
白熱ですよね、やっぱりこういう戦記ものは!
といってもこれは、100分の1も魅力を出せていないっぽいですが;;

青のキャラありがとうございます。青は赤に変わり歴史の表舞台に上がっていく存在ですのでこれから大活躍な予定です。
活躍当分先になるかもしれませんけど^^;
是非次回もよろしくお願いします。

takuku1/10 9:54:462214cfsUjTnsvh896||56
おはようございます。今回も読ませていただきました。

とりあえず・・出して欲しいキャラを1つ。

名前・・・ウイリアム

性別・・・男
能力・・・両刃の大鎌を持ち、それに電流を通して戦う
所属・・・聖十字か青(お好きな方でどうぞ)
プロフ
常にマイペースかつ平和を、好む性格
第1話にでてきてたヴェンデの友人
という感じでお願いします。次回も頑張って下さい。^^

istint1/10 20:54:222191cfEX0kP36c9C.||428
あけましておめてとうございます。
ご無沙汰してましたが、一気にまとめて読ませていただきました。
続きが気になりますな!

バルトーク1/10 21:46:12212cfBcsmysAsVME||830
takukuさんこんばんわ^^
お久しぶりです。

いつもキャラありがとうございます。では聖十字会で使わしてもらいましょうかw
いや〜どう活躍させるか考えるとワクワクしてきます。
それよりもヴェンデさん覚えてくれたのですね!彼女も喜んでると思います。
是非次回もよろしくお願いします。

バルトーク1/10 21:52:562212cfBcsmysAsVME||420
istintさんあけましておめでとうございます。
だらだらと長いだけのような文章を一気に読んでくださったなんて感激です!

続きが気になるといえば僕は、istintさんの作品も気になってますよ。アップされた読みに参上しますんで、istintさんも忙しいでしょう頑張ってくださいねv
それと是非次回もよろしくお願いします。

1/11 2:12:136120cfD.kfXrtB0Og||935
こんばんは^^

改めてバルトークさんの小説の文体と
話のセンスに感服した武です。

今回は白熱のバトル!!ということで、とっても楽しく読むことができました。


キャラクターが多くなってきているので
まず、現在でているキャラたちをどうまとめるかが鍵なきもいたします^^*

ジェンルのかっこよさに感動しました
次はガークさんの話がいなあ…と少し期待していたり(笑

聖十字会の面々も見ものですね…!!

次回も楽しみにさせていただきます^^

バルトーク1/11 21:44:142212cfBcsmysAsVME||92
武さんこんばんわ^^
あわわ、感服なんて。滅相も無いですわ。

ジェンルさんはこれからも活躍の予感ですよ〜。一方でガーク将軍は今のところは名前だけの空気です。一話で大暴れしたぶん、大人しくしてもらってます。
そのうち、活躍の場があるとは思いますがいつになるやら^^;

聖十字会の内部事情とか目的とか次回書ければいいな〜と思っていますが大して期待しないでくださいね。
あ、でも次回も宜しくお願いしますv


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