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9806超人戦争バルトーク1/14 21:25:432212cfBcsmysAsVME
更新がやや遅れました。もともと書くのが速いほうでは無いのでご容赦ください。
しかし更新が早いってことはこの板に活気が出ていい事だと僕は思いますよ。ただ、いい作品全部に感想を書く時間が無いというのが悩みですが。

第1話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9543.html
第2話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9582.html
第3話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9613.html
第4話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9693.html
第5話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9716.html
第6話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9737.html
第7話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9762.html

バルトーク1/14 21:26:232212cfBcsmysAsVME||851
撤退する金の軍勢にその一報が入ったのは、ドーラ平原の宿営地が見えてきた頃だった。
「本国の南部より聖十字会の軍勢が侵攻を開始しています。すでに軍勢は王都ゴルドラの手前まで……」
必死で早馬を走らせて来たであろう伝令はジーネロやグリーツが集まる中、大声でそれを言い放った。
その言葉に、誰もが絶望を隠しきれないでいる。

バルトーク1/14 21:26:482212cfBcsmysAsVME||574
「あの男、とんだ喰わせものだったか」
ジーネロが誰ともなしにうめく。
「しかし王都にはまだ8千の兵力が残っているはずです、それはどうなっているのですか?」
若手の将軍がグリーツに言う。
確かにウァール平野の戦いに参加しなかった正規の兵力だけで8千は下らない筈だ。それを王都の防衛にまわせば多少はしのげるはずだと考えたのだろう。
しかし、それは既に不可能だった。

バルトーク1/14 21:27:152212cfBcsmysAsVME||418
「私の命令で南方の守りを固めていたはずです。聖十字会が王都に迫って来ているとなると、すでにそれは突破されたのですね?」

「は、はい!南方を守護していた部隊8000は半日と経たずに全滅した模様です。聖十字会の勢力は約1000と」

その報告に将軍たちの間からはざわめきがあがる。
不可能としか言いようが無かった。8倍以上の兵力を半日で全滅させるなど。
それだけ聖十字会の錬度が高いということか。いや、兵の錬度ではなく能力者の錬度かもしれないが。

バルトーク1/14 21:27:502212cfBcsmysAsVME||613
「では急ぎ救援に向わなければ!」
将軍たちの間からそのような声が上がる。
しかしグリーツはそれを否定した。
「兵達は敗走によってかなり疲労しています。これから王都までは急いでも半日、そんな距離を歩かせては反乱の起きる危険性が大きい」
確かにグリーツの言う通りではある。
騎馬隊はともかく、食料を詰め込んだ重い背嚢や武器を背負い半日も歩かされては比較的涼しい季節とはいえ、疲労困憊することは目に見えている。
今でさえ歩兵たちの間からは敗走によって疲労がにじみ出ているのだ。これから半日歩いてもう一戦やらかすなど、兵たちが逃げ出しかねない。

バルトーク1/14 21:28:132212cfBcsmysAsVME||730
「しかしそれでは王都はどうなるというのだ!」
「急いで軍を動かしてもろくに戦えません。兵たちの回復を待って、明朝に出発します」
グリーツも内心では自らの無力さに歯噛みしていた。
他の将軍から浴びせられる侮蔑の視線も痛いが、こういうことには慣れている。戦争は一部の能力者が決するのでは無い、大多数の名も無き兵が決するのだ。
兵たちのことを考えない軍隊など先が見えている……

バルトーク1/14 21:28:512212cfBcsmysAsVME||499
「ならば、騎馬隊100程度を集め先行隊を組織したいのだが、指揮は我がとる」
その提案にグリーツは頷いた。
どうなっているのかより詳しい状況を得る斥候に最適だ、という考えがあってのことだったのだが。
「では選抜は将軍にお任せします。速馬を用意しましょう。無理はなさらぬように」
「無理をしなければならない状況になれば無理はする。我々は国益の為の軍人だからな」
らしくないな……この男も戦場では平常心でいられない、ということなのだろうか。それが悪いように働かなければいいが。

バルトーク1/14 21:29:512212cfBcsmysAsVME||964
それから2時間後、先行隊を引き連れたジーネロはドーラー平原の宿営地を後にした。
速馬をとばせば6時間もかからないで王都ゴルドラに到着できるだろう。
しかしその段階でゴルドラの状況は、グリーツが想像した以上に悪化していた。

バルトーク1/14 21:30:122212cfBcsmysAsVME||467



南の関所を突破した聖十字会は王都ゴルドラを完全に包囲していた。
ゴルドラには四つの門があり、出入りはすべてその門で行われる。
聖十字会特務隊の司令官であるウェンデ賢士は部隊を四つに分け、それぞれの門を包囲させた。

バルトーク1/14 21:30:452212cfBcsmysAsVME||139
南門にはウェンデ率いる本隊に加え、ウィリアム準賢士を含む数名の特殊部隊。
西門には黒い影のミッドが率いる第二隊、東門には輝拳のガルドが率いる第三隊が包囲を担当した。
北門には強大な戦馬であるガルーン種を駆るロレン、カウト兄弟。
彼ら率いる白刃遊撃隊は聖十字会きっての突撃、突破能力を誇っていた。
ウェンデ賢士の戦略はこうである。
西、東より第二、第三隊が他よりも先行して進撃。敵が東西に二分されたところで本隊と特殊部隊を投入。その混戦状態の中を、北門を突破した白刃遊撃隊が一気に駆け抜け、本陣である黄金宮殿を陥落させる。

バルトーク1/14 21:31:242212cfBcsmysAsVME||754
「ウェンデ、君は今回参加しないのかい?」
ウェンデの隣にいる大きな鎌を担いだ男は、肩の紋章から特殊部隊の所属である事がわかる。彼は精鋭揃いの特殊部隊を束ねるウィリアム準賢士であった。
「私も参戦したいのはやまやまなのですが、私の能力は都市戦には向かなくって。ですがガルドさん達も合流してくれましたし、大丈夫ですよ」
彼女の能力は大量破壊には向いているものの、今回のような市街地戦にはまったく向かない。
ウェンデが参加しない事は聖十字会にとってかなりの痛手ではあるが、準賢士である輝拳のガルド、黒き影のミッドなどが参戦したのだ。今回の攻略戦も余裕だと聖十字会の将兵たちは考えていた。

バルトーク1/14 21:31:482212cfBcsmysAsVME||77
金の王都ゴルデオ。宮殿とその周囲を取り囲む堀、その周辺には名のある貴族たちが住まう豪奢な屋敷が立ち並ぶ。さらにその周辺を取り囲むように騎士や学者などが住まうそれなりの屋敷街がある。道は馬車が余裕を持って行き交いできるだけの幅があり、中央には銅像などが置かれている公園がある。
普段は老若男女で賑わう公園だが、そこには完全武装の兵士たちが集結していた。もともと、この広い公園は都攻めの際、兵士を集結するようにと広く作られていたのだが。
金の守備兵力は王宮付きの王都守護隊2000に加え、義勇兵1000を加えた3000である。
しかし義勇兵といってもそれなりに錬度は高く、ある程度は耐える事ができると予想された。

バルトーク1/14 21:32:212212cfBcsmysAsVME||871
「厳しいな……」
「そうでしょうか、恐らく本隊が帰還するまでの時間は16時間。それだけを耐える事が出来れば、聖十字会の奴らを追い払う事が出来ます」
公園中央に置かれた本陣では金の王アバドーンを筆頭とした王国首脳陣が集まっており、作戦会議を開いていた。
「非戦闘員の避難状況は?」
「現在74%まで完了していますが、労働者街の方が思うように進んでいなく、20%にも満たないでいます」
金の王アバドーンは黄金剣とよばれる魔剣を腰にさげ先ほどから考え込んでいる。
さすがにいつもは威風堂々としている王もこの状況には思うところもあるのだろうか?

バルトーク1/14 21:32:562212cfBcsmysAsVME||20
「……ベルネーツを使う、奴を覚醒させよ」
「なっ―――!!」
その場にいた将軍たち全員が絶句した。
ベルネーツ・ツァラトゥストラ、あの男は危険すぎる。しかし王は封印を解けと言った。いったい、なにを抑止力にするつもりなのだろうか……
「ベルネーツを労働者街の守備に回せ。北門にはウォロンの部隊を、東門には特務を、南門に本隊を集中せよ」
「それでは本陣が手薄になります!それに他が突破された場合、本隊が挟撃を受けることになってしまいますが」
しかしそれに王は頷いた、構うなということだろうか。既に各部隊には伝達が開始されている。

バルトーク1/14 21:33:592212cfBcsmysAsVME||967



「時間です。準賢士、お願いします」
「よし。下がっていろ、巻き込まれるぞ」
ミッドは自らの手を大きな門にかざす。4っの門に守護される王都を制圧すれば我々の大望が叶う。そのための犠牲と割り切れんな……しかしやらねばなるまい。
「この一撃が大いなる一歩にならん事を、壊!!」
影を操るミッドの能力によって物体は影を失う。影を失うということは崩壊であった。
影を操る能力の前に、崩壊を免れることの出来る物体は存在しない。
「一気に駆け抜けるぞ!俺に続け!!」
ミッドを先頭として聖十字会の兵士たちが門のなかへなだれ込む。

同時刻、南、東門からも聖十字会の兵が王都ゴルドラへなだれ込んだ。

バルトーク1/14 21:47:382212cfBcsmysAsVME||615
後書き

王都攻略編第一部と銘打っている今回、正直中途半端ーなところで終わってます。恐らくは三回程度で終わる予定。それと青が絡んでくるって言う話は忘れてくださいwいや、プロットもなにもあったもんでは無いので、先を考えると途端に書けなくなってしまいます。

今回は珍しく戦闘シーンが無かったっです。こういうような話の進め方も正直なところ苦手意識がバッチリで。
やっぱり、人と人の係わりとか書きたいけど書けません。物語にドラマが欲しい!
それと、親レスは少し思い上がってますかね。反省です。

こんな作品を読んでくださった方、ありがとうございました。
気が向いたら、次回も読んでやってください(〃_ _)

バルトーク1/14 21:49:292212cfBcsmysAsVME||909
キャラ募集のお知らせ

このお話に、特殊能力をもった超人のアイデアを頂きたいです。
僕だけじゃパクリしか出てこないので皆さんのご助力をお願いします。

項目は最低限
名前
性別
能力

あと、気が向いたら
プロフィールと所属軍。

ご協力お願いしま〜す。
すぐ次回登場というわけではなくて良い方は投稿お願いします。感想だけでも大歓迎ですんで^^

O-O1/14 22:1:222101cfsHt3OB1Ft3M||572
見させていただきました!
一人一人のドラマは頭にあるけど、
書けないってありますよね〜。

戦闘シーンなくても文が生きていて、
とても勉強になるところばっかりで、楽しく見ています。
次回も楽しみにしています^^

ゆうじい1/15 22:0:102201cfezlZyBu1M4o||48
こんばんは、読ませて頂きました
各地で様々なドラマが生まれているようですね
思わずパソコンにくぎ付けです^^
それにしても聖十字会の方々強いです〜

キャラ募集参加

名前 フィン
性別 男
能力 光の陣&闇の陣を作る事ができる
所属軍 青
プロフィール
青の軍の中で最も信頼を得ている天才軍師
フィンのお陰で国の危機が救われた事は数知れず
実はグリーツ将軍と親友関係にある

能力の光の陣&闇の陣の効果
光の陣に包まれると聖なる加護を受けられる
敵は加護を受けない

闇の陣に包まれると身体能力や超人能力が下がる
味方は下がらない

では続き頑張って下さい

バルトーク1/15 22:35:332212cfBcsmysAsVME||337
O-Oさんいつもありがとうございます^^
そうなんですよ〜、ドラマというか印象に残るシーンがなかなか文に出来なくて。

楽しく見ていただけているなんて、正直楽しんでくれている方がいるのかな〜て不安で。もう頑張る元気が沸いてきましたよ!
次回も頑張ります。是非見てくださいねv

バルトーク1/15 22:38:142212cfBcsmysAsVME||541
ゆうじいさんこんばんわ^^
いつもありがとうございます。

いろいろな所でいろいろな人が頑張ってます。このなかからドラマが生まれればってなかなか生まれないんですね。これが;;
聖十字会は確かに強い人ばかりですが、金の方も負けてはいませんよ。そこらへんは次回でw

またまたキャラありがとうございます。
近いうちにきちんと活躍してもらいますよ。もう諸葛亮みたいな感じで。
次回もよろしくお願いしますv

O-O1/16 22:35:442101cfsHt3OB1Ft3M||663
こんばんは!
横レスですが、「バルトーク」
って作曲者でしたよね?
スレ汚しすみません

バルトーク1/18 21:38:332212cfBcsmysAsVME||642
O-Oさん、こんばんわ!
作曲者に同名の方がいるようですが僕とは別人ですw
しかも、まったく面識も無いのでいつかは曲を聴いてみたいと思っているのですが、なかなかないモノです^^;

1/21 1:1:306120cfD.kfXrtB0Og||967
こんばんはです^^

とっても今回も面白くて、他に残せる言葉がありません;

さてさて、今までに名前と少しだけでてきた人間は

今何をしているのか   気になります(笑

では、頑張ってくださいね^^


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