| 9935 | ___昔の噺。 | 李亞 | 2/3 8:54:28 | 2182cfX1jgjTYluO2 |
| さあ、私の王子様はどこでしょう? | ||||
| 李亞 | 2/3 8:55:2 | 2182cfX1jgjTYluO2||130 | ||
過ぎた季節を数えきる事すらできないくらい、遠い遠い昔の話をしましょうか? いつ色褪せ、掻き消えてもおかしくないくらい、遠い遠い昔の話をしましょう。 | ||||
| 李亞 | 2/3 8:55:15 | 2182cfX1jgjTYluO2||668 | ||
私の隣には、笑窪がよく似合う、茶色い髪をした人が居ます。 私より頭一つ分上にある双眸は、とても優しい柔らかい色をしています。 その瞳に私が映る度、心臓が早鐘を打ったように、鼓動を速めるのです。 頬に手を添えて、愛を囁かれる度、背筋には悪寒にも似た、でも、それとは全く正反対の温かい何かが這いました。 その正体は分かりませんが、きっと、彼に触れられる度、私は身体全体で彼を受け入れようとしているんだと思いました。 そんな自分が愛おしい。でも、彼はもっと愛おしい。 愛おしくて愛おしくて、堪らなかったのです。 | ||||
| 李亞 | 2/3 8:55:26 | 2182cfX1jgjTYluO2||138 | ||
「愛してる。ずっと。愛してる」 | ||||
| 李亞 | 2/3 8:55:39 | 2182cfX1jgjTYluO2||405 | ||
ああ、何度囁き、囁かれたことでしょうか。 恒久を夢見、信じて疑わなかった私は、きっと世界一の愚か者。 でも、あの時に今の状態を予測できたとしても、私は彼の傍を離れなかったでしょう。 彼はそんな事しなかったけれど、例えどれだけ汚されたって、どれだけ虐げられたって、彼は私のprinceだったから。 表現が寒かったようです。英語で表記したからだわ、きっと。 | ||||
| 李亞 | 2/3 8:56:6 | 2182cfX1jgjTYluO2||109 | ||
さあ、これで昔話はお終い。 そろそろアップルパイが焼けるわ。 ん?彼がどうなったのか?……そうね。 敢えて言うのなら――― | ||||
| 李亞 | 2/3 8:56:20 | 2182cfX1jgjTYluO2||336 | ||
王子様は、泡になっちゃったの。 | ||||
| 李亞 | 2/3 8:59:3 | 2182cfX1jgjTYluO2||237 | ||
| −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 題名の「噺」っていう漢字が好き。 詩とも小説ともつかないくらい短いですが、一応これ小説です。 そして、悲恋系もどうしても短くなる。 完成日H19/01/30(火) 認めたくないけど、でも、何処を探したっていないの。 | ||||
| 李亞 | 2/3 9:1:9 | 2182cfX1jgjTYluO2||292 | ||
| 交互に執筆中。 melancholy 001:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9865.html 002:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9913.html alacarte(短編) ___安楽椅子を揺らして http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9891.html | ||||
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