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9950PIEROピマ2/4 17:7:32219cfzQXzY1fm16Y

*第1話 ただ、それだけのために。


ピマ2/4 17:18:112219cfzQXzY1fm16Y||317
未紅は今、走っていた。
森の中をかき分け、かき分け。
手には、1枚の薄っぺらい紙切れが、くしゃりと握られていた。

森は真冬なのにも関わらず生温い感触が肌を伝う。

また、人間の魂が抜かれてしまう、
未紅は、その恐怖と戦いながら、学校から山小屋までの距離、約8kmを走り抜こうとしていた。

ピマ2/4 17:27:242219cfzQXzY1fm16Y||883
見えた!

走ってから約2時間後、足取りも段々重くなってきた、
そんなときだった。

ばたり…、
大きな音を立てて、小屋に入った。

「未紅様、何事です?」
「トト!…れ、レッカルが、…また、表世界に、姿、現す…、て」

ピマ2/4 17:29:82219cfzQXzY1fm16Y||256

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ピマ2/9 19:59:332219cfzQXzY1fm16Y||173
深夜12時。
人通りがぱったり滞った、
東早山学園高等部に2人はいた。

サッ

何かの物音。
未紅もトトもこの音を聞き逃さなかった。

「今、人が通ったよね?」
「今は捕まえる方に集中しましょう、大丈夫、心配はいりません」

ピマ2/9 21:24:232219cfzQXzY1fm16Y||58
2人はそれから、西門へ向かった。
西門は、よく怪奇現象の起こる場で、皆は殆ど西門を利用していなかった。
掃除も全くと言っていいほど、
されていなくて、埃や錆が非道くて、全体的に黒ずんでいた。
そしてここは、
魂狩り、つまりレッカルの好む場でもあった。

ピマ2/9 21:27:542219cfzQXzY1fm16Y||887
トトは心配いらない、とは言ったものの、
さっきの物音が相当気になっている様子だった。
おどおどしていて、いつもは冷静なトトなのに焦っているのが未紅にも分かった。

ピマ2/9 21:28:302219cfzQXzY1fm16Y||170

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ピマ2/9 21:35:262219cfzQXzY1fm16Y||664
「あれ?今、なんか動いたよね、アルフェイ」
「さあねぇ、分からないわ。ってか、ソドス!…黙って」

アルフェイと呼ばれた女はソドスという少年にきつく返した。

「敵だと思う?」
「私の周りは皆、敵。油断すれば、殺される」
「…はーん。そりゃまた大変だね」
「だから、今は魂狩りを追うよ」

ピマ2/10 12:34:502219cfzQXzY1fm16Y||767

*ツヅク。



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