| 9959 | ___Please_tell_me. | 李亞 | 2/6 16:29:45 | 2182cfX1jgjTYluO2 |
どうしたらいいですか。 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:30:34 | 2182cfX1jgjTYluO2||810 | ||
The First part | ||||
| 李亞 | 2/6 16:30:54 | 2182cfX1jgjTYluO2||176 | ||
| 時間は夕刻を迎えただろうか。 場所はカーテンさえ締め切られた、薄暗い部屋の中、だ。 俺は目の前で艶やかな彩(いろ)を放つ黒髪を一房手に取り、口付けた。 暗闇の中に居ても見える、肌理の細かい肌の色は雪の様な純白で、癖のない長い髪は烏の羽根の様な漆黒。 まるで不純と清純を象徴するような対の色は、比奈にとてもよく似合っているのだ。 鮮やかな紅色で彩られた唇と、彼女の目を覆うように付けられた目隠しだけが色を持ち、この世界に白と黒以外の色が存在する事を主張する様。 幻想(ヴィジョン)の中でしか見られないような美しさが、現実(リアル)に存在しているという事実に、思わず溜め息を吐いた。 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:31:18 | 2182cfX1jgjTYluO2||593 | ||
「……帰してっ……」 「なんの事?」 唐突に耳をついた、主語を省いた彼女の言葉。 その意味を分かった上で聞き返せば、彼女は声を震わせて。 「家族が……尋が、待ってるの……だから、家に帰して……」 「嫌だよ」 「なんでっ……どうして!?目隠しまでして、貴方どういうつもりなのよ!」 後ろ手に拘束された手は、目隠しを取ろうとしているのか忙しなく動くけれど、手の拘束も、目隠しも、絶対に外したりしない。 そんな事したら、きっと比奈は壊れてしまうから。 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:31:31 | 2182cfX1jgjTYluO2||38 | ||
「理由なんてないよ」 自嘲気味に笑い、俺は比奈を残して部屋を出た。 帰して、帰してと廊下まで聞こえる大声は、俺の耳に突き刺さる。 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:31:52 | 2182cfX1jgjTYluO2||250 | ||
「…………俺に、どうしろってーの……」 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:32:1 | 2182cfX1jgjTYluO2||317 | ||
壁に背を預けたまま、ずるずると座り込んだ。 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:33:9 | 2182cfX1jgjTYluO2||329 | ||
| −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最初で最後かもしれない、アラカルトでの連載。 めらこりの方はキャラの設定画が書けるまで休止です。 いや、ラフなら書いてるんですが、ちゃんとした物は書いてないんですよね。 完成日H19/1/30 | ||||
| 李亞 | 2/6 16:34:29 | 2182cfX1jgjTYluO2||679 | ||
| 交互に執筆中。 melancholy 001:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9865.html 002:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9913.html alacarte(短編) ___安楽椅子を揺らして http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9891.html ___昔の噺。 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9935.html | ||||
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