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9971パーソナルビー玉コンピュータ3.私のためだった誇水2/8 21:4:322202cfxXzX4E8NrsM
「馬鹿だね。」

「なんで!?私はっ・・・」

「あんた、今死にそう。っていう海希に言ったの?」

「え・・・違うよ!!」

「じゃあなんで『何でもするよ!』って言うわけ?」

慈雨にこんなキツク言われるのははじめてだった。

何でか自分でも理解してなかったけど

今やっとどういう意味で慈雨が怒ったか見当がついた。

「・・・そうだよね。大動脈って大切だけど

 死ぬって扱われるとイヤだもんね・・・。」

「やっと気づいた?それでも海希は由宇の優しさを

 一番に考えて『ありがとう。』なんていったんだよ。」

「っ・・・。」

誇水2/8 21:7:12202cfxXzX4E8NrsM||289
********************過去の話********************
一話⇒http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9900.html
二話⇒http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-9924.html
************************************************
書くのを忘れててすみません・・・;;
最初っから見ていただければ光栄なのですが・・・;;

では、再スタートです!!

誇水2/8 21:9:102202cfxXzX4E8NrsM||527
私はその場を走り出す。

走っちゃいけない病棟も走りぬけ、

海希が静かにただただ窓の外を見ている姿があった。


盲目なのに・・・。


無理矢理にでも目がよくなれば・・・

無理矢理にでも目を開き、今の外の景色が見せれたら

どれだけ幸せなんだろうと思った。

お医者様に怒られながら病室に入る。

海希はいつ何があるか分からないから

ナースステーションに近い場所で

個室だった。


誇水2/8 21:10:322202cfxXzX4E8NrsM||16
その目には・・・

涙があった。さっきのこと?盲目のこと?

もしかして死ぬ間際だから・・・って意味?

よく理解できなくて海希に直接聞きたかった。

聞くと寂しがったり、余計泣いたり、

もっとキツイ状態になりそうだけど

友達ならいいじゃん。なんて軽い気持ちで

私の口は開き、問いかけ始める。

誇水2/8 21:13:92202cfxXzX4E8NrsM||144
「なんで泣いてるの?」

「だぁれ?」

そっか見えないんだった。声ぐらいじゃ

ナースさんかもしれないもんね。

「ゴメン、由宇だよ。」

「あはは。ただ盲目で今までの幸せを味わえないから・・・。」

「ありがとう。ちゃんと話してくれて。」

「由宇、慈雨呼んできてくれる?」

「・・・ぅん。」

最初の『うん。』の”う”が小さかった。

答えてないかって思えるぐらい。

また嫌気差しちゃったの?

また慈雨に怒られるの?怒られるのはいいけど

慈雨だとなんか直接心にきて痛む。

でも直接心にくるからこそちゃんと理解できる。

仕方なく慈雨を呼ぶことにした。

誇水2/8 21:18:362202cfxXzX4E8NrsM||673
やっぱり立ち聞きした。

すっごく気になるんだもん。

「慈雨・・・私、由宇の存在がウザいよ・・・。」


・・・ウザイ!?なんだとぉ!??

バンッ

「ちょっとあんた!!何がウザイの!?」

思い切って聞いた。

って言いたいところなんだけど

その前に慈雨が言った。

誇水2/8 21:26:272202cfxXzX4E8NrsM||616
「慈雨・・・?由宇・・・?」

「何がウザイの!?由宇は海希、あんたの
 
 ためを思って何もかも考えてるんだよ!!」

「でもウザイのはウザイの!!」

パシンッッ・・・

えっ?じ・・・慈雨!?

たたいた!?ビンタ!?

「うっ・・・何すんの!?病人たたいていいと思ってるの!?」

「病人も何もっ・・・あんたはねぇ

 気遣ってもらってるのに感謝のひとつもねぇのかよ!!」

「はぁ!?ウザイのはウザイっつったじゃん!!」

「ここはなぁ、病人が大切に扱われる場所じゃねぇんだ!!

 病気を治す場所なんだよ!!ゆったりする場所じゃねぇ!!」

「慈雨・・・あんたも最低。」

とそのとき。

誇水2/8 21:29:542202cfxXzX4E8NrsM||846
ナースさんが来た。

「そうよ。その・・慈雨さんの言うとおり。

 ここはゆったりまったりして病人が大切に扱われる場所じゃないの。

 ここは病気を順調に、不可解がないように
  
 みっちり病気を治す場所なの。
  
 海希ちゃん、ちょっと考え方が違うわ。」

「そうだ。」

医者が来る。

「慈雨さんの言うとおりでな、大切に扱われる場所じゃないのに

 由宇さんから大切に扱われてるんだし、

 慈雨さんを通して言うんじゃなくて
 
 由宇さん自身に言えばいいことじゃないのか?」

誇水2/8 21:33:382202cfxXzX4E8NrsM||274
「そ・・・それは・・・。」

そのとき、海希を心配してきた

『日和夜 心希』(ひよりや しんき)が

来て、海希にいう。

「あのねうち、つい最近スクールカウンセラーの資格とった。

 そんでスクールじゃないけどアドバイスはできる。

 ちょっと立ち聞きしてたけど
  
 慈雨を通して言うってことは海希は
 
 由宇が大切で傷つけたくないんでしょう?」

そうだったの!?

誇水2/8 21:36:02202cfxXzX4E8NrsM||114
「それは友情であってウザイとか考えにくいの。

 ただ海希が、自分のことでいろいろしてもらったり

 いろいろいわれたりするのがイヤなんでしょう?

 きちんと心にケジメ付けようよ。

 ・・・では!!失礼しました!!海希、自分の目にも嘘つかないでね!!」

そういった心希はここを出て行く。

すると先生が・・・

「やっぱりおかしいと思ったんだ。

 海希さん、あなた目見えるでしょう・・・?」

「は・・・はい。」

「やっぱりさっきからの目線が普通の人と同じだった。

 見えない人ならしゃべってる人のほうを見れないはず。」

そう・・・なの?

誇水2/8 21:36:432202cfxXzX4E8NrsM||52
「はい・・・みんなにこっちを向いてほしかった。
  
 自分のことを気にしてくれない友達が多くて・・・

 慈雨とか由宇とか気遣ってくれるのに他の友達は気遣ってくれないんです。」

そっか・・・。

海希はさみしかったんだ。 

慈雨や私みたいに友情に不器用で、

話しかけることが恥ずかしい海希は・・・。


誇水2/8 21:36:592202cfxXzX4E8NrsM||535
「今日の夕焼けは綺麗だね。」

海希がそういった。 

誇水2/8 21:39:72202cfxXzX4E8NrsM||467
       夕焼け

   この赤い月、この赤い夕焼けは

きっと私たちの友情のつながりを見せてくれる。

 この夕焼けはきっと温かい目で見てくれる。

   そしてきっと貴方は救われるよ。

そしてきっと貴方は目に”綺麗”を焼き付けるよ。

 大切な仲間、好きな人、友達、全てが全てを

     きっと貴方の目に映してくれる、
 
       小さな夕焼けだよ。

誇水2/8 21:40:342202cfxXzX4E8NrsM||173
**********   あとがき   **********

ふぅ・・・ちょいと長くなってしまいました・・・。

ていうか異常に長いっ!?

できたら最後ぉまで呼んでくださいね♪

(普通にコレ見た人はちゃんと最後まで見たよね)

では出来ればコメント残してくださいね!!



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