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4682ま、のんびりまったり行きましょうやナイト3/20 12:41:76033cfgWbdXqNMDCE
セラ「 前回のあらすじ?
    ・・・そうねぇ、この世界の宝である超絶可憐なる天才美少女のセラ様が、
    華麗なる技の数々で花畑を手中に収めていった。・・・ってトコロかしら?  」

サキ「・・・実際は、ぽよ一匹倒せずに一日中走り回ってただけだったじゃないか(ボソリ)」

セラ「う、うるさ〜い!!」

ナイト3/20 12:47:66033cfgWbdXqNMDCE||13
サキは一枚の写真を見つめていた。
それは、最初で最後の家族全員写っている写真だった。
もう二度と、家族全員が一つの写真に納まることなどない。
何故なら、大切な一員が永久に喪われてしまったのだから・・・・・。
「・・・・・母さん、行って来ます」
感情の見えない表情で、サキはポツリと呟いた。
「サキ〜?早く花畑行くわよ〜!?」
外からのん気なセラの声が聞こえてくる。
「・・・・・はいはい。分かってるよ姉さん」
ため息を一つつきながら、サキは壁に立てかけていた杖を片手に部屋を出て行った。

ナイト3/20 12:53:396033cfgWbdXqNMDCE||158
相変わらずセラがモンスターをしとめる事はなかった。
今日も奇声を上げながらぽよを追い掛け回す姿は、年頃の乙女であるとは思えない。
「・・・・・ゴーレム」
サキはセラをその場に残し、ゴーレムを花畑の奥のほうへと進ませた。
のっしのっしと振動で花畑は揺れる。
だが暴走するセラはその事に全く気付いていない。
注意力散漫である。
こんなのでは、父親が「冒険者になるな」と言った理由もわかる気がする。
「花人参だったよね、確か」
ゴーレムに肩車をされながら、サキは昨日ギルドの髭オヤジに言われたことを思い出していた。

ナイト3/20 13:1:16033cfgWbdXqNMDCE||306

「花人参・・・・・?」
聞きなれない名前にサキは首を傾げる。
「花畑でも奥の方にしか居ないモンスターさ。そいつだけが持っている『赤い花』ってのを持ってきな。そうすれば初めの通行証をやるよ」
サキは小さく眉根を寄せた。
不満そうな表情に、髭オヤジは苦笑する。
「そんな顔するんじゃねぇよ。ま、こりゃ単なる力試しさ。町の外は花畑よりも強い敵ばっかりだからな」
「・・・・・わかった。それを採ってくればいいんだね」
「ま、そういうこったな」
サキはそっと溜息を吐いたのだった。

ナイト3/20 13:42:286033cfgWbdXqNMDCE||433
「ここが一番奥だと思うんだけど・・・・・」
いくら辺りを見渡しても、それらしき影は見当たらない。
「ゴーレム、とりあえずこの辺りを探索してみてくれ」
指示を出し、ゴーレムに辺りを調べさせる。
見たら分かると言われていたが、これではもう少し掛かりそうだ。
『ほげらーっ!』
入り口の辺りから聞こえてくる奇声のおかげで、サキがいなくなったことにセラが気付いていないと教えてくれる。
「・・・・・冒険者って、面倒くさいなぁ」
肩をすくめた後、眼を凝らして辺りを見渡す。
今はいいが、さっさと済ませるに越したことはないだろう。

ナイト3/20 13:52:246033cfgWbdXqNMDCE||758
そうしている時、サキはふと気付いた。
「花人参ってことはもしかして・・・・・」
サキは自分の考えを証明するべく、あるものを探した。
「・・・・・ゴーレム、あれを引き抜け」
花畑の中で、その花だけは僅かに赤い根が見えていた。
それと同時に、こちらをこっそりと窺う目も。
ゴーレムが手を伸ばし引き抜こうとした次の瞬間、地中に隠れていた花人参は姿を現した!
「やっぱりこれだったか・・・・・」
サキはうんうんと頷きつつ、ゴーレムに指示を出す。
「殺れ」
そして、戦闘はあっさりと終了した。

ナイト3/20 14:9:166033cfgWbdXqNMDCE||830
「・・・・・」
「ほげ〜っ!」
赤い花を強奪し、入り口に戻ってみると、セラは中国拳法の構えをしながらぽよと対峙していた。
「ほわちゃ〜!」
そんなセラの姿を例えてみるならば、太りすぎて飛べずにもがいている鶴か、バランス感覚の悪いフラミンゴだろう。
「・・・・・」
胃が痛くなってきた。
ストレスからだろうか?
サキは胃の辺りを押さえながら、悟りを開こうとしていた。

ナイト3/20 14:17:46033cfgWbdXqNMDCE||280
「よぅ、やっぱお前らここにいたか」
朗らかな声。
振り返ると、侍風の女がへらへらと笑いながら近づいてきた。
近所に住んでいるウツメだ。
セラの親友、といえばどんな人物か理解していただけるだろう。
「・・・・・ウツメさん、コンニチワ」
事務的な口調でサキが挨拶をする。
セラはもちろんウツメが来た事に気付いていない。
「あっはっは!相変わらずの口調だなぁ」
大口を開けながら、ウツメは笑う。
(変人が増えた・・・・・)
サキがこっそりそう思った事は秘密である。

ナイト3/20 14:21:456033cfgWbdXqNMDCE||123
  終わってないけど今回はここまでって事でw(何
  書いてる本人が珍妙なためか、変人しか出てこないこの小説。
  一体いつまで続くのか!?それ以前にオチは付くのか!?
  そんな疑問の答えは、本人にも分かりません!(ぁ
  麦飯、トロロソバ、手打ちうどんetc.色々と募集中です
  今回募集してるのが食物だけだなんて気のせいです!えぇ、本当に!(大嘘

ナイト3/20 20:17:42201cfM2f6R3O1Cjs||613
失われる言葉 覚える言葉
いくつもあるそれらは
単なる記号でしかないけれど
それでも 確かにこの想いを伝える
音の集合体である声も
意味を孕むだけでこうも印象が変わってくる
好き 嫌い 好き ・・・・・
ねぇ、君はどんな言葉が好き?

ナイト3/20 20:42:372201cfM2f6R3O1Cjs||444
貴女の願いは何ですか?
お金持ちになりたい?
好きな人と両想いになりたい?
どんな願いでも叶えましょう
ただし、それ相応の代価は頂く事となりますが
どれほどの代価を払ったとしても叶えたい願いがある時はぜひ我々をお呼びください
ただし、願いを叶えた後の事までは責任は負いかねますのでご了承くださいますよう・・・・・

ナイト3/20 20:59:62201cfM2f6R3O1Cjs||307
紡ぎ出される願いを織り上げて
蒼穹なる空へと掛けましょう

輝く希望の欠片をグラスに沈め
乾いた喉を潤しましょう

傷付いた心から流れる紅い血を
新たな誓いへと変えましょう

幾度も巡る煌びやかな星々に
「さよなら」を込めた虹をかけましょう

Cherry3/21 5:32:272191cfQuGE8TqN1Cc||517
(ノ゚ー゚)ノ{おはようございます♪
セラ&サキのキャラだけで、いっぱいいっぱいだったのに、
またまた登場なのですね^^ これからの展開が楽しみなような・・・
怖いような(笑

美しい3編の詩・・・中でも、“貴女の願いは・・・”に惹かれました。
最後の科白がいかにも・・・と言う感じでいいですね。
願いが叶うには相応のものを差し出さなくてはならない。
それでも、後先を考えず殺到する人影が見えるようで・・・

とろろ蕎麦大好きです^^ 山芋は麦ご飯にかけても美味しいですよね♪
箱根のはつはなオススメです☆

marinoe3/21 10:20:32101cfoEDgrC0eUYw||872
おはようございます、Sirナイト
素敵な詩が3編もついた事で、サキとセラに加わる色んな音が交差し、
色を織りなして行く冒険談なんだろうなと
(あ、こんな事は皆様先刻ご承知置きの事でしたか)
トリオで依頼を受けたりしたら、またこれがはっちゃかめっちゃかな事柄続出で
お腹抱えて笑い転げれそうで、ワクワク^^
ご両親様はもう居ない・・・φ(.. )メモシテオコウ
花人参の狩るのにゴーレムとはまた、剛胆ですね
私はぽよ達と一緒でしたよ、何度も遺影を見たし・・・なんか時代も変わって行くんですね
私も麦とろ飯大好きですが、時期が時期なので、松花堂弁当もひとつ考えておいて下さい
花見のお誘いのメニューの事ですよね☆

ナイト3/21 16:21:112191cfL.Z4hyZyfW6||683
Cherryさんこんにちわw(にはちょっと遅いかな?
変人さんが更に一体ほど増えてしまいましたw
当初の予定じゃ姉弟の暴走記だけのはずだったんですが、どこをどう間違ったのか・・・
願いを叶えたいなら代償は必要だと思うのです
告白する勇気だったり、仕事をがんばったりとか・・・まぁ、それを代償と考えない方もいると思いますが^^;
箱根・・・行ってみたい!(ぁ
トロロご飯(麦飯)をいつか食べてみたいものの、未だに実現してなかったり;
いつか両方を食べてみたいなぁ、なんて思いますw

ナイト3/21 16:30:502191cfL.Z4hyZyfW6||48
marinoeさんこんにちわw・・・やっぱりsir失くしません?
トリオでの依頼・・・まだ分かりませんぜwふふふっ
二人の変人の世話に疲れ、サキが一人で傷心旅行に行ってしまうかも(ぇ
あ、親の片方はまだ生きてます。死んだのは母親だけなのです
分かりづらくてすみません^^;
サキの性格的に、自分で動くよりはペットにやらせてそうだなぁ、なんて思ったことからこんなんなりました
ですよねぇ。俺らが始めた頃なんて、強いペット=狼団などの団系でしたしねぇ・・・
皆でお花見行きたいっすよねwチビで花見マップ作ってくれないかなぁ
桜は散り始めが一番好きです。特に夜桜!これは欠かせません(何

銀月3/21 19:2:302182cfLMvpixotkc6||50
見落としてましたΣ(||´△`)
サキの「殺れ」に魅力を感じたのは私だけではないはず!(力説
新キャラにも大期待(*´▽`*)
手抜きうどんなら5分も待たずに出来ます!(力説
詩は三つ目が大好き…色文字のセレクト、素晴らしいです。
まとまりない感想ですが、これにて^^*

ナイト3/22 10:13:412201cfuAZxHlOwWWo||846
やったw見落とされたw(何
この時のサキの場合、絶対笑顔だろうなぁ、なんて思ってたのは秘密です
新キャラ・・・あんまり期待されちゃうと逃亡しちゃいますよw(謎
手抜きうどん・・・では今度作りに来てください♪
わ〜い、銀月さん手作り料理〜☆
色のイメージとしては、一つ目が「血文字風味」、二つ目が「ミステリー系?」、三つ目が「儚げ」となっておりやすw

銀月3/22 10:51:572182cfLMvpixotkc6||121
色のイメージぴったり(ノ´▽`*)
血文字風味は、鏡に書いて頂けたら素敵ですなぁ(夢
ほんと、サキにゾッコンLOVE☆(病
こんな弟が欲しい…憎たらしい…ゴフッ…可愛らしいうちの弟×2と等価交換は
無理ですか?
片方はチェーンソーとか扱えます。
片方は案外に料理が上手いです。実用性ばっちり☆

ナイト3/22 11:12:222201cfuAZxHlOwWWo||817
あっはっはwゴフッて部分がすっごい気になりますねw
鏡に・・・書くとしたら紅い口紅でってイメージがありますわ
多分、カラオケとかで流れる映像に、鏡に口紅で「さよなら」書くのがあったからかと
病まで行きましたかぁ、それもまた・・・b
料理はともかく、チェーンソー扱えるってどんな趣味っすか;
ある意味等価交換してみたい気もしますけど・・・

ナイト3/22 17:38:72201cfOtRiGtUYjqs||319
揺らいだ世界の襞に落ち
狂った魂に囚われた

静寂の中で己の感情を追うが
真に正しき答えは出ない

何故自分は囚われたのか?
自分は本当に狂っているのか?

答えを得られぬままに男は老いる

あぁ、神は自分を見捨てたというのか
恨みばかりが心に降り積む

ナイト3/22 17:42:432201cfOtRiGtUYjqs||905
突然その身に降りた解放に
男は歪んだ笑みを口元に

神を恨む狂った男
それは世界の破滅を望んだ

より多くの人々を狂わせ
より多くの恨みをつのらせる

願いはただ一つ
神を滅ぼすという願いだけ

玄き呪いをその眼に宿し
神を滅ぼさんと天の高みを目指す

ナイト3/22 17:45:302201cfOtRiGtUYjqs||446
神は滅ぼされたか?

それは誰にも分からない

今も尚高き天は聳え立ち
人々をその足元に見下ろしている

男は何処に行ったのか?

それは誰にも分からない

今も尚男の名は語り継がれ
神への怨嗟を強固なものとする

Cherry3/24 5:39:452191cfQuGE8TqN1Cc||739
| ^∀^)ノ{おはようございます♪

超人的な力の源は、幸福よりも不幸だと思う私としては
この“男”の無謀とも言える願いをかなえてあげたいと
思ってしまいます^^;
幸せな人は、それ以上を思いながらもやはり甘く
不幸せな人は、失うものの無い強みで必ずや
本懐を遂げる事でしょう・・・

小説のあらすじみたいで、続きが気になる詩です☆
あったら読んでみた〜い・・・ウズウズ・・・

ナイト3/24 10:3:332201cfKsEirxKgkuQ||604
ベルリンの壁跡|w-≧ノ おはようございます♪
自分でも、どんな理由でこんなになったか分からない詩だったりしますw(ぇ
幸せになりたいという欲望って、終わりないですよねぇ・・・
本懐・・・Cherryさんが言うと本当に遂げてそうっすわ^^;
続きはないのですよ、一応
書いた時、何故か出てきたのがここまでだったのです
もうちょっと続くかなぁ、なんて思ったのですけど
この物語の続きは、お読みになった方々一人一人の心にあるのですw
なんて格好つけてみたり☆


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